晴耕雨マンガ

9月は、映像研には手を出すな!、 ジョジョリオン。

少年ラケット 第6巻の感想




少年ラケット第6巻の感想です。イチローが単独で表紙を飾るのは、これが初めて。


・SPIN.43 トゥルー・ブリット
9-9の時点で、ホームズがタイムアウトを取る。が、結果的にコレはイチローのアドバンテージとなる。ヒロから授かった『2本のサーブ』のアドバイスを生かし、イチローが第2ゲームを取る。卓球というスポーツは、いろんなシチュエーションで頭を使って作戦を考えないといけないんだな。しかし、これでビリーに火がつき、第3ゲームは一気に突き放しにかかる。ラストで「おちびちゃん」ではなく「イチローはん」と呼んでいるというのが、敵として認めた証ってことかな。

・SPIN.44 ダンス・ウィズ・ア・ボール
第3ゲームは、ビリーが取る。後が無くなった第4ゲーム前にヒロがしたアドバイスは『前に出て、ブロック中心で戦う』ことだった。さらなるスピード対応が必要になるだけに、やや無謀かと思われたこの作戦だったが、これがズバリとハマる。まさかここで、第1話でイチローが得意と言っていた『反復横跳び』が生きるとは(そのあと宮原さんが「大事なんだけどなー」と言っていたのもふくめて伏線だったわけか)。イチローは本来、前に出て戦うスタイルだったのか。

・SPIN.45 その手に握るは
イチローは、本来の戦型『前陣異質攻守型』でビリーと互角に渡り合う。そして、あえてバックサイドに誘っておいて、痛烈なカウンターを見せる。自慢の早さで上回られたことで、ビリーはどうでるか? イチローの居合抜き → 見開きカウンターの迫力がすごい。それにしても、ラケットのいわゆる“面”の部分を『ブレード』って言うのか。勉強になった。

・SPIN.46 モモニシの六人の仲間
第4ゲームは、イチローが取ってイーブンに。そして、最終ゲームに団体戦の勝敗の行方が委ねられることに。それぞれのチームメイトが、信頼の言葉をつなげる84~85ページの見開きが良かった。そしてビリーは回想パートで、卓球部と団体戦への愛着を語る。初登場時は、いけ好かない関西弁キャラのテンプレのような感じだったけど、この試合を通じてかなり人間味を増した印象。

・SPIN.47 荒野のラッキーナンバー
最終ゲームは、高速のラリーが飛び交う、激しい点の取り合いに。常にビリーが先行する形ながら、イチローも必死に喰らいついていく。そしてデュースになっても2人の点差は離れることはない。18-19のときにイチローがつぶやいた「51本目」の見開きにゾクリさせられる。ここで、イチローの集中力の高さが生かされるのか。そして『51』は、39話でビリーが言ったように勝負の数字。イチローは、前陣のさらに前に一歩踏み出す……ッ!

・SPIN.48 増える次元、最後の山
イチローはビリーのサーブを読みきり、通常の位置よりもさらに一歩前、台の横側で返す、しかし、ビリーもそれに反応してみせる。が、イチローはさらに予測の上を行く動きをする……ッ! 計4打ながらとてもアツい攻防だった。これで、練習試合団体戦は、決着ッ!

・SPIN.49 もう1つの戦い
団体戦が終わって、息抜きの話。ポイントとしては、イチローが自分のラケット『ハッドロウ・リボルバー』を手に入れたということかな。タダでくれるなんて、ホントにビリーはいいヤツ。あとは、まりんが料理キャラ化する。合宿があったりすると、西澤先生や女子部員を差し置いてキッチンを仕切りそう。そして、ヒロはホームズから情報を引き出そうとする。

・SPIN.50 名探偵vsホームズ
最近、卓球部に転部してきたイチローのことを、ホームズは調べることができていないのでは? と、ヒロが逆推理を披露する(練習試合が5月16日で、イチローが卓球部に入ったのは11日。この週、ホームズたちは修学旅行に行っているので、調査時間が足りない)。どうやらホームズ自身にも隠されたモノがある様子。自身の練習時間を削ってもに、相手の情報を調べる意味って何があるんだろう?

・SPIN.51 そらのめぐりのめあて
改めてイチローが、空の店で卓球用品を買いそろえる。ラバーも貼り替えたが、どんなものかは明言されず。これは今後の試合のために取っておくのか。そして、ヒロは『団体戦で紫王館を倒して全国に行く』ことが目標だと宣言する。ロッキー、ジョーとともに特訓に行くことになるが、ここに海も参加する様子。面子的に考えて、ジョーとダブルス結成か?




次巻では、イチローたちの特訓やヨルゲンのランキング戦など、新しい流れが描かれます。






テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/08/10(水) 20:22:01|
  2. 少年ラケット
  3. | コメント:0

少年ラケット 第5巻の感想



少年ラケット第5巻の感想です。表紙は“早撃ち”ビリー。ベルトのバックルに、チラリと映っているのは……?


・SPIN.34 星に願いを
ロッキーvsハリー 第4ゲーム。悪い流れを断ち切れないハリーは、自分自身に魔法をかける。ここまで使っていなかった回転を殺すラバーを使い、緩急を生かした打ち分けでマッチポイントのロッキーに1点差と迫る。しかし、ロッキーも全く集中を切らしていなかった。わずかなポイントをスマッシュで撃ち抜き、試合に勝利する。卓球ってネットの外側からボールを入れてもOKだったのか。

・SPIN.35 小さき肩に
ヒロとロッキーが勝利し、森原中が2-0とリード。次の2試合を観戦中にイチローは、城島から『すでにチームに必要な存在になっていること』を聞かされる。おそらく、記憶を失ってから初めて認められ、期待と責任をかけられたことに喜ぶ見開きの表情が良かった。そして、シングルス3とダブルスが負けてしまい、イチローに団体戦の勝敗が委ねられることに。キャプテンのシゲは、ドカベンでいうところの微笑のような役回りになってしまいそう。

・SPIN.36 ゆらめく星並び
シゲに勝った大和の戦い方の分析。ペンラケットでのドライブ型ということらしいが、その緩急を使った打ち分けがミソという感じか。本番の大会では、この大和がイチローの相手になりそう。そして、大和とヨルゲンの間に(一方的な)因縁があることも判明する。あとヒロが今回の団体戦のメンバーを☆で評価しているけど、ホームズ&ルパンのダブルスが四等星なのが気になる。ホームズって調査能力がすごいだけで卓球の実力は大したことないのかな?「エースはハリー」って言っているし。

・SPIN.37 クイック アンド…!?
イチローは、事前にビリーからプレースタイルなどの情報を聞き出そうとする。ビリーは、フランスのジャン=フィリップ・ガルシア選手に憧れており、スピードに特化した『音速卓球』とも呼べるプレースタイルを目指していた。練習ラリーにおいても、イチローが反応できないほどの打球スピードを垣間見せる。この試合はまず、スピード対策が課題か。そして、試合前にトイレに行ったイチローを、ホームズが待ち構えていた……。

・SPIN.38 51
トイレの中の話。イチローは、自分から過去のことをホームズに質問するものの、最も成長する期間(小学校高学年の3年)をムダにしてしまっているので、トップレベルに立つことはできないと切り捨てられてしまう。同じ理由で、ヨルゲンと同じステージにはたどり着けないとも言われてしまう。そのことにショックを受けたまま試合に入ってしまい、ビリーの速攻について行くことができない。そしてスコアが5-1になった時に、ビリーは数字の話をする。野球のイチローでなく、荻村伊智朗にちなんだ『51』とは?

・SPIN.39 5-1、決断の時 
49%のリスクがあっても51%の確率で得点できる戦い方をするという『51%理論』が、荻村伊智朗の『51』だった。ホームズによって落ち込まされたイチローのメンタルを、まさかビリーが回復させるとは。改めて戦う気持ちを取り戻したイチローだったが、それでもビリーは一筋縄の相手ではない。単なる打球の速さ以外の要素が隠されている様子。

・SPIN.40 40mm
ビリーの『音速卓球』の神髄は打球の速さではなく、リバウンドに打つタイミングの早さだった。それでもイチローは、回転をかけたり左右に揺さぶったりして対抗しようとするが、ハンドソウラケットのリーチの長さもあり、第1ゲームを取られてしまう。そこで打開策として思いついたのは『カーブドライブ』だった様子。しかし、ぶっつけ本番で習得できるものなのか?

・SPIN.41 馬鹿と呼ばれた男
普通に打つだけでは左右の揺さぶりが足りないのなら、もっと振り幅を広く。それが、イチローがカーブドライブを使おうと思った理由だった。しかし、ぶっつけ本番では上手くいくはずがなく、失点を重ねてしまう。それでもイチローは、試合の中でくり返しカーブドライブに挑戦する。ビリーは、その姿勢を高く評価する。初登場時は悪役面だったけど、結構いい人なんだな。そして、イチローの狙い通りの一打が決まる。相変わらず、ココっていう一打が決まった見開きの爽快度が高い。あとヒロは「逆の作戦を勧めたかった」と言っているけど、これはビリーの体の正面に打球を集中させるってことなのかな? ピストルラケットだと処理しにくいとか?

・SPIN.42 そこに向かって撃て!
『カーブドライブが打てる』という条件がひとつ加わっただけで、かけ引きの幅がグッと広がりイチローがジワジワと点差を詰める。両者が色々と考えながらプレーし、細かくポイントが動く中盤の展開が面白かった。実際の試合も、こんな感じなんだろうな。そして、カーブドライブを打った本当の狙い → ハンドソウラケットが得意とするカーブドライブをビリーから誘い出すこと。に成功し、ロッキーと同じようにネットの外からスマッシュを決めてみせる。この巻の最初の話と最後の話で、ともに『横入れ』を決めるとはニクイ構成。




次巻は8月の発売。イチローvsビリーが決着します。それからオマケ前の初出ページのように、宮原さんにはドヤ顔が似合うと思うのです。




テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/06/11(土) 05:55:11|
  2. 少年ラケット
  3. | コメント:0

少年ラケット 第4巻の感想




少年ラケット4巻の感想です。表紙は、ロッキーとハリー。このマッチアップが、この巻の主な内容になっています。



・SPIN.25 ◯◯が静かにやって来る
練習試合の相手、桃田西中に行く森原中卓球部。まず、そこで出会ったのは、ロッキーと因縁のあるらしいビリー。彼が相棒と称する『ハンドソウラケット』のフォルムは、かなり衝撃的。イチローの『回転式ペン』も知らなかったし、意外と卓球のラケットって種類があるんだな。そして、不気味なのはキャプテンの『ホームズ』と呼ばれる男。対戦相手の情報を、犯罪スレスレのレベルで調べ上げるという。ということは、イチローが知らないイチローを知っている可能性もあるワケか。

・SPIN.26 対決!桃色六人衆!!
桃田西の個性あふれる選手たちの紹介。みんな○○かぶれなのね。シャーロック・ホームズやハリー・ポッターなど有名作が名前の由来なのに、退部したというジョンとパンチは元ネタ(白バイ野郎ジョン&パンチ)がマニアックすぎやしませんかね? あと、西澤先生が部活に顔を出さないヒロに対し、キッパリと自身のスタンスを説明したのが良かった。そして、前半戦はロッキーと“魔法使いかぶれ”のハリーとの戦いがメインになる様子。地区では必ず優勝するという実力はいかほどのものか? それから、女装して森原中に紛れ込んでいたというルパンは、既刊を探せばどこかにいるのかな?

・SPIN.27 スマッシュ!!!
初心者の“忍者かぶれ”ふうま相手に、ヒロは圧勝ペースで試合を進める。そしてハリーは、複雑なフェイントを織り交ぜ、様々な回転をかけたサーブを打ち分けることで相手が対応できにくくなる = 魔法を使う選手だということが明らかに。対するロッキーは、幼少期から培ってきたボクシングの技術を生かして、強烈なスマッシュで対抗する。相変わらず「ここ!」という場面での必殺の一撃は、かめはめ波的な迫力がある。タイトルの出し方も、そこに合わせていてカッコイイ。あと、ホームズと話しているメガネの男性が、桃田西の監督ということなのかな?

・SPIN.28 回転力
シゲからイチローへの説明という形で、ロッキーが使っている表ソフトのラバーの特性を説明する。『回転を殺す』という相手のラケットに対しハリーは、ロッキーにレシーブさせないほど複雑な回転をかけたサーブを打つ。ボールに触れればロッキー、触れなければハリーという展開は、まさにボクサーvs魔法使いという感じ。しかし、ホームズの説明にあるように、ボクシングと卓球の共通点って結構あるんだな。

・SPIN.29 魔法の杖
ハリーの回転をつけた打球の対応に、苦戦するロッキー。自分がサーブするときでも、回転をかけられないことを見抜かれていた。ハリーは、本来の『一本差しグリップ』に持ち替え“攻撃魔法”のドライブを打つ。義手でのサーブをどうするのか気になっていたけど、割と普通にこなしていた感じ。劣勢のロッキーだが、ホームズが分析済みでイチローが気づきかけた何かが、残されている様子。スマッシュのときのフックとはちがう、別のパンチの打ちかたか?

・SPIN.30 悪魔の証明
ハリーの戦略に対応しきれず、ロッキーは1ゲーム目を落としてしまう。対抗するためには、やはりイチローが疑問を持っていることが、カギとなるか。そしてハリーとホームズから、さらにメンタル的な揺さぶりをかけられたところで、ロッキーの少年時代の回想へ。ボクシングを教えてもらっていた父親との間に、どんな出来事があったのか? それから、魔法について語るハリーのイメージカットの小さいコマを見るに、幼いころホームズに救われた過去があるのかな?

・SPIN.31 拳の記憶
轟木幼少編。元ボクサーの父親と二人三脚で、ボクシングに取り組んできたロッキー少年。そのなかで交わしたひとつの約束は『リングの外では絶対に拳を使わないこと』だった。しかし、城島(小4)らに因縁をつけられケンカをくり返してしまう。そのことをとがめられ一度はスレ違いを見せる親子だったが、母親のフォローもありロッキーは城島らと会ってケジメをつける。しかし、その帰りに鉄骨の落下に巻き込まれてしまう……。あと、チラッと描かれているけど、副キャプテンの埋金と女子副キャプテンの橋立とは同じ小学校なんだな。

・SPIN.32 夢の続き~SWITCH~
ロッキー少年は退院するが、父親はボクシングジムを畳んでしまい、それ以来父子のスレ違いが続いていることが明かされる。そして、イチローが違和感を抱いていたことが、轟木は『なぜスマッシュばかりを狙っているのか?』だったことも判明。これには、ヒロやシゲの伝達ミスなど、それぞれの思いこみも関係していた様子。右利きの左構えという本来のスタイルを解禁したロッキーは、得意の右ジャブを生かしたバックハンドの一撃を決める。ここから、逆襲開始か。

・SPIN.33 風穴?抜け穴?落とし穴?
第2ゲームは、ロッキーが制する。そして、ヒロがイチローに伝えたかった卓球の基本とは『戦型』のことだった。どう戦うかが決まれば、それに応じて必要な技術も決まってくるとのこと。イチローの戦型が定まっていないのはともかく(現状は、トリッキー型とのこと)、ロッキーはゴリゴリの『前陣速攻』だと思っていただけに、まだ決まっていなかったというのが意外だった。ロッキーは勢いに乗り、3ゲーム目も連取する。このまま、一気に逆転勝利なるか!?

・オマケまんが
この巻では、まったく出番のない女子部員たちの練習風景。愛と買い物に行くまで、卓球部の球拾いを手伝っているわっこ。部長の春菜は、熱い視線(卓球的な意味で)を向ける。いつかは、わっこと幽霊部員の深見を加えて女子部も団体戦をやるのかな?


次巻では、ロッキーvsハリーが決着。そしてイチローvsビリーがスタートします。






テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/04/10(日) 16:33:27|
  2. 少年ラケット
  3. | コメント:0

少年ラケット 第3巻の感想



少年ラケット第3巻の感想です。表紙は、ヨルゲン。背後のチリチリ頭の人物は……!?

・SPIN.16 レギュラーの壁
イチローvsジョーの、レギュラー決定戦、最終局面。ジョーのドライブに反応したイチローだったが、体力切れからヒザが崩れてしまいラケットは届かず。しかし、打球も台を外してしまった。ということで、試合はイチローの勝利。ただ、試合への起用は体力面も考慮して決定されるとのこと。まぁ、これでジョーの出番がなくなるのはもったいないしね。いっぽうヨルゲンは、紫王館の合宿でレギュラー取りを目指す。実際、強豪校のこっちのほうが、試合に出るのが大変なんだろうな。

・SPIN.17 男女のエース
紫王館の合宿がスタート。通常よりも濃い練習メニューをこなした後に、昨年全中を制覇したエース選手(世界ランク30位。SPIN.7で登場している)と対戦することに。ここで勝てれば一気にSランク入り、レギュラー確定という感じだが……。そして『卓球王国』の記者や、花巻べるなをはじめとする紫王館女子選手など、新キャラ紹介の要素が濃い内容。

・SPIN.18 もう1人のイチロー
ヨルゲンは“時計仕掛けの鬼”こと、紫王館のエース・最上一郎に完敗を喫してしまう。親の教育から、ただの一流選手ではなく『超一流』を目指す彼は、ヨルゲンが合宿所を抜け出したことを責める。その情報は、弟でイチローのクラスメイトの最上一男から寄せられた様子。SPIN.1で「絵がうまい」と言われていた最上君は雑誌にも投稿しており、こちらも『超一流』の漫画家を目指しているという。ヨルゲンの方はともかく、イチローのほうは意外なところから敵(?)が出現した感じ。

・SPIN.19 その一字、示すは最上
トップを1回獲るだけではなく、トップに立ち続け時代を変える存在になってこそ『超一流』。それが最上兄弟の『大いなる目標』だった。一郎の日本を卓球王国にというのは、マンガのテーマ的にも分からなくはないが、一男の「少年チャンピオンに いつの日か――“王者”の名を取り戻す」っていうセリフは、掛丸先生自身の『大いなる目標』という感じなのかな? そして、ヨルゲンのほうもスウェーデンの名プレーヤー『ヨルゲン・パーソン』から名前が取られていたことが明らかになる。
ヨルゲン・パーソンのwiki

・SPIN.20 星の輝きに照らされて
最上に敗れたヨルゲンだが、トップランクの選手との実力差をハッキリと認識する。そして、最上がライバル視しているミヤハラが、SPIN.4~5で出会った人物であることに気づく。そのヒロは部活には顔を出さずに個人練習を重ねているが、そこに現れたのは元紫王館&日本代表の東條星也だった。あと、ヨルゲンの金髪碧眼は劣性遺伝らしく、ハーフでそうなる可能性は低いということだが、このへんのことは、今後にどう影響してくるのか?

・SPIN.21 小さくも大いなるもの
ヒロは、東條星也(セイさん)から過酷な個人練習を受けていた(だから、部活にはあまり顔を出していなかった)。そして、この練習にイチローも参加させようと考えている様子。打倒紫王館は確かに大きな目標だけど、世界30位の最上一郎に勝ったヒロならもっと上を狙えるはず。ここまで『日本一』にこだわる理由は何なんだろうか? そして、なぜセイさんは協力しているのか?

・SPIN.22 教えて先生!?
前半部分は、轟木先生による1年生への用語説明。および、紫王館と森原中の差や、現状の確認。1年生の中では、海&空は経験者だけど陸は初心者とのこと。あと、埋金&鳥飼はロッキー・ジョーにくらべると実力が劣る感じか。簡単にランク付けすると……
A 宮原
B 岩元 轟木 城島
C 埋金 鳥飼
D 獅子内 御子柴
E 障子田
という感じなのかな。イチローは状況によってB~Dをウロウロという状態?。
そして、西澤先生はイチロー宅を家庭訪問で訪れるが、そこで応対に出たおばさんのことを「恵美先生」と呼ぶ。どんな関係?

・SPIN.23 清らかな雪のように
イチローのおばさんの恵美先生は、卓球部の顧問でイチローの担任の西澤先生の学生時代の家庭教師(国語専門)だった。昔を懐かしむ2人だが、そこで『記憶喪失になったイチローは感情のコントロールが上手く出来ないのでは!?』という心配が提示される。自分から動いて手に入れた『卓球』で挫折してしまったとき、どうなってしまうのか……? そして練習試合の相手は、ヒロが『センスのあるイロモノ揃い』と評し、西澤先生が警戒する選手がいる桃田西。プレー的にどうこうではなく、メンタルから揺さぶってこようというワケか。

・SPIN.24 休息、そして…
まずは、合宿中の紫王館の入浴シーンが。女子だけでなく、男子のほう(ヨルゲンは3段ブチ抜き)も描いたというのは、読者層を意識してのことか? いっぽうのイチローは、部長・シゲのカットにもある程度対応できるほど成長をとげていた。スタミナと集中力の持続は、今後の大きな課題か。そして、桃田西との練習試合が近づく。全員に個人戦があるとのこと。イチローの“初陣”は、どんな試合になるのか?




この巻では、登場人物の紹介とか、オマケページで卓球のルール解説などがあって、とても参考になった。次巻は、桃田西との練習試合の様子が描かれます。






テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/02/10(水) 11:56:57|
  2. 少年ラケット
  3. | コメント:0

少年ラケット 第2巻の感想



TV BROS.コミックアワード2015 スポーツ部門1位の、少年ラケット2巻の感想です。表紙は、ヒロ、ジョー、ロッキーの、森原中卓球部主力3人です。また、週チャンに掲載された平野美宇選手へのインタビューも再録されています。


・SPIN.7 チは○○○のチ
宮内兄(ヒロ)の言葉は、イチローが打ち返すことに重点を置いたプレーをしていることに対してだった。ただ、そのことを指摘されると、すぐさま理解しヨルゲン戦、ヒロ戦で自分はどうプレーすべきだったのか?ということをシミュレーションする。イチローには、驚異的な記憶力もあるのか。あと、サブタイトルの○の中に入るのは『チェス』ですからね。

・SPIN.8 3つの星
ヨルゲンはイチローと再会できたことで、改めて紫王館での練習に集中を見せる。そしてイチローは、記憶を失った後の友人・内田に卓球を始めることを伝えようとするが、その時にヤンキーに絡まれる卓球部の主力・轟木(ロッキー)の姿を目撃する。ヒロいわくイチローが『3つ目の星』になれるかどうかなので、ロッキーが全国レベルでも勝てる『2つ目の星』ということなのか。

・SPIN.9 はじめの一歩
まずロッキーは、右パンチのみでチンピラを撃退。そして、左手が義手だと判明する。ラリーはともかく、サーブでボールを上げる時はどうするんだろう? イチローは内田に、野球部を辞め卓球部に入ることを告げる。ラジオ番組への手紙とオーバーラップする流れが良かった。そして、なにより終盤の、イチローが卓球部の練習場の扉を開けるシーンを見開きにして、そこにサブタイトルを乗せる演出がスゴイ。鳥肌が立った。

・SPIN.10 森原中学校卓球部
入部の挨拶をするイチローだが、ヒロの発言から現レギュラーの“西の狂犬”城島(ジョー)とレギュラーを賭けた試合をすることになってしまう。この回は、主に森原中卓球部員のメンバー紹介という感じ。女子部員の中にひとりいる幽霊部員が、気になる。

・SPIN.11 勝利への執念
イチローvsジョー。ロッキーからのアドバイスで低く短い『つっつき』を多用し、イチローがリードを奪う。いっぽうジョーもあえてスキを作り、得意のドライブで勝負に出て第1セットを取る。ドライブ対策に必要なのは、これまで使っていなかったラケットの『裏面』の様子。反転式ペンの真価が発揮されるのか?

・SPIN.12 回転・反転・時計回り
ジョーのドライブ対策として、ロッキーからラケットの裏面を使うことをアドバイスされたイチローだが、試合中に上手く回転させることができない。しかし、タイムアウトでの再アドバイス(このシーンの縦長コマが続く見開きが良かった)をキッカケに、思い出せない記憶に頼るのをやめ、現在持つ技術で逆転してみせる。イチローvsジョーだけでなく、アドバイザーのロッキーvs副キャプテン・岩元(シゲ)という構図にもなっているのが面白い。

・SPIN.13 砂上に笑う
ジョー&シゲの作戦は、ブランクのあるイチローのスタミナを削り取ることだった。ゲームカウント2-2となって最終ゲームを迎えるが、すでにイチローの体力は限界。だが、ここであきらめずに、ヒロ戦のときに教わった事を生かして『自分が動かず相手を動かす』という、チェス作戦を実行する様子。疲れていても、頭のキレは落ちていないのか。

・SPIN.14 向かうは智の果て
イチローは、ここまでのゲーム内容を思い返し『自分は動かず相手を動かす』戦い方でジョーを追いつめ、マッチポイントに。部員全員が、イチローがレギュラーの器であることを感じる。しかしジョーには、まだ見せていない隠し技がある様子。ここから逆転できるのか?

・SPIN.15 チャレンジ
ジョーが家族や周囲の人間に恵まれず、団体競技になじめなかった過去が明らかに。そこから卓球部に引き入れてくれたヒロに、恩義を感じていたジョーが秘かに練習していたのは、しゃがみ込みサーブからのカーブドライブというヒロの得意技だった。しかし、イチローは前日にヒロのカーブドライブを多く受けていたので、コースを読み切る。が、ここにきて体力がつきてしまう……。あと、落としたピンポン玉を「隕石」に例えるヒロのコズミックトークが、だんだんとクセになってきた。



次巻は、イチローvsジョーの決着、それから紫王館の特訓風景が描かれます。







テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/12/10(木) 13:23:40|
  2. 少年ラケット
  3. | コメント:0
前のページ 次のページ

FC2Ad