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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/10月は、六道の悪女たち、ジョジョリオン、ヴィンランド・サガ。

木曜日のフルット 第3巻の感想


木曜日のフルット(3) (少年チャンピオン・コミックス)木曜日のフルット(3) (少年チャンピオン・コミックス)
(2013/07/08)
石黒正数

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何回読んでも癒される、ダメかわいい猫マンガ『木曜日のフルット』の最新刊が発売されました。この巻から『別冊少年チャンピオン』掲載分も収録されているので、1巻から2巻が発売されるまでの期間(18ヶ月)より、ちょっと早く(15ヶ月)なっています。

・この巻では、カラーページで紹介されている沢田さんをはじめ、頼子と同じアパートに住む佐藤君、常に弱いほうの味方をするかっこいい猫など多くの新キャラが登場しました。なかでも特筆すべき存在感を放っているのは、カッパです。
フルットのカッパ
カッパ少女という黄桜酒造のCMから綿々と受け継がれる萌えキャラというだけでは説明できない、妙なエロスを放っています。たぶん、猫背気味なのと突き出した口がカワイイんだと思う。

・この巻の、個人的なベストエピソードは『サンタじゃない!の巻』です。最初に読んだときは、鯨井先輩の選曲が『トロイカ』で渋いなと思った程度だったんですが、セリフのほとんどが「~じゃない」で構成されているということに気づいたときは、驚きました。ひとつの語尾で、疑問、推測、断定、否定と様々な意味を表現しているのがスゴイと思います。それから『フルットの巻48』でタマからエリザベスカラーをもらった後のフルットの妙なテンションの高さも見逃せません。あとは、口絵(5ページ)の『無職』の紙を持って裁判所から走ってくる鯨井先輩。

・この巻で収録を見送られたのは、掲載時期的に12本、フルカラーの1本、そして民主党政権時代の消費税政策を揶揄した『サナちゃんの巻』。あとは、伝説のリアル鯨井先輩の話を合わせて計15本。だいだい1巻あたり75本くらい収録されるとして、残りは60本。ひと月5本掲載されるので、あと1年+αで第4巻が発売できる計算になりますね。

・いちばんいいと思ったタイトル下のイラストは、妙にアンニュイな表所の鯨井先輩。
アンニュイな鯨井先輩



テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/07/09(火) 18:23:45|
  2. フルット 感想
  3. | コメント:0

木曜日のフルット 第2巻の感想

木曜日のフルット(2) (少年チャンピオン・コミックス)木曜日のフルット(2) (少年チャンピオン・コミックス)
(2012/04/06)
石黒正数

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週刊少年チャンピオンの巻末をゆる~く彩る『木曜日のフルット』の第2巻が発売されました。感想のほうは、サクッと。

・今巻では、フルカラーの温泉回、フルットの最大の闘いが描かれた4ページの長編『魔犬の巻』、月刊チャンピオンとエレガンスイブ(の付録)に掲載された出張版、小原愼司、トニーたけざき、中村佑介、あらいけいゐち各氏によるタイトルとイラストの提供、そして第1巻で収録が見送られた幻の『多面人』の回が収録されています。第1巻にくらべて鯨井先輩、フルットともキャラとしての魅力が深まり、より内容が充実していると思います。どこからでも読み始められて、どこでやめることもできる。まさに枕元に置いておくのに最適な一冊と言えるでしょう。

・この巻だけでなく、フルット全体で個人的にベストエピソードだと思っているのが『宇宙要塞の巻』。鯨井先輩が白川先生におごってもらった「思わず『宇宙要塞』ってつけたくなる名前のタイ料理」を思い出そうとするというエピソード。頼子があげる料理名に鯨井先輩が的確な言葉をつけていくのが(ラープムーに怪鳥とか)イチイチ的確すぎて、最高に面白いです。

・また、この巻で収録を見送られたのは前巻に引き続き、リアル鯨井先輩の話と、フルットたちが合体してデンに挑む話、宝くじの話の3本です。他2本はともかく、リアル鯨井先輩の話はお蔵入りと考えていいのかも。それか、最終巻の最後に収録するとか。

・帯でフルットが「おひさしぶりすぎ!」と言っているように、第1巻が発売されたのが2010年10月のことなので、実に1年半ぶりの新刊ということになります。このペースでいくと第3巻が発売されるのは、2014年末ということになります。ブラジルで、サッカーのワールドカップが開催される年ですよ。

鯨井先輩カラス
いちばんイイと思ったタイトル下のイラストは、カラスコスプレの鯨井先輩。









テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2012/04/08(日) 21:28:07|
  2. フルット 感想
  3. | コメント:2

木曜日のフルット 第1巻の感想

木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2010/10/08)
石黒 正数

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木曜日のフルットの第1巻が発売されました!
週刊少年チャンピオンの巻末に2ページの連載が始まって、はや2年弱。ついに単行本発売となりました。帯に『TVアニメ化「それでも町は廻っている」の石黒正数が贈る~』と書いてあるように、それ町アニメ化に便乗しての発売ということなのでしょう。来月にずらせば、上旬フルット、中旬短編集2、下旬それ町と、石黒月間を作ることができ3社合同のキャンペーンを企画することも可能だったと思うんですけど、そうそう上手くはいかないみたいですね。第2巻が発売される保障はまったくないところがチャンピオンの怖いところですが、それでも今は単行本が発売されたことを素直に喜びたいと思います。

・表紙
かなり完成度の高い表紙と言えるでしょう。予備知識がなくてもひと目でネコが主人公のゆる~いマンガだということが分かるし、絵の雰囲気でジャケ買いも期待できると思います。しかも、カバーを外した下の本自体と絵が微妙に違っていて間違い探しになっているという、作者らしいギミックが盛り込まれています。

・登場ネコ&人物紹介
豪華にカラー3ページ。しかもちょっと固い良い紙が使われている。デンの色が赤っぽいのと、ブロンがマイナイフを持っていることに驚いた。いつもどこに隠し持っているんだ。

・本編
初期のエピソードには描き直されているものが。「フルットの巻」と「鯨井先輩の巻」は主にキャラの表情が。「初めてウニを食べた男の話の巻」は登場キャラを原始人から鯨井先輩、頼子、白川先生に変更されています。
2ページに一度、必ずオチがあるので、本の薄さの割には読みごたえがあって読後の満足感はたっぷり。どこからでも読み始められるしどこででもやめることもできるので、まくら元にでも置いておいて寝る前に2、3話読むのとかがぴったりだと思います。
個人的には「頼子の巻」「鯨井先輩の巻④」「鯨井先輩の巻⑤」「頼子の巻②」「頼子の巻③」「ヌルットの巻」「フルットの巻⑩」「フルットの巻⑭」「Sの悲劇の巻」「鯨井先輩の巻⑩」「携帯電話の巻」「鯨井先輩の巻⑯」あたりがお気に入り。
あと、毎回変わる手書きのタイトルの下のキャラクターの衣装やポーズなどがカワイイのですが、最強は「フルットの巻⑫」の猫耳鯨井先輩で決まりでしょう。
kujirai1.jpg


あと、作中に『それ町』のキャラっぽい人たちが出てきますが、同じ世界観ではなくスターシステムでしょう。雑誌掲載時と順番が違うのも時系列シャッフルではなく、読みやすさや話のつながりを考慮して並びを変えただけだと思います。

(追記)
単行本収録が飛ばされたというか、見送られたものが2本あります。子どもがレゴブロックの頭の部分をたくさん繋げて『多面人』という妖怪を作る話は、初期の非フルット&鯨井先輩路線でありウニの話のように現在のキャラたちに置き換えることも難しいので、まあ仕方ないかなという気がしますが、もう1本の連載15回記念リアル鯨井先輩&リアルフルットの話は、リアルフルットのインパクトが凄いだけに収録してほしかったところ。でも、リアル鯨井先輩がほぼ紺先輩だから、やめておいたということですかね。それ町のほうにもフルットが登場しなくなったし。

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/10/11(月) 18:28:05|
  2. フルット 感想
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