晴耕雨マンガ

6月は、トクサツガガガ

ハルタ vol.39の感想



ハルタ第39号の感想です。近藤聡乃『A子さんの恋人』の名場面ポストカード×4が付録です。



・表紙など
川田大智先生が担当。透視能力を持つ『第3の眼』がオデコにある女性の、デートの様子。目3つともにメイクをしているのが良い。

・ヒナまつり/大武政夫
第61話。業績が順調な超人拳法日本支部の行く末を案じたマオは、自分が超能力少女だということを打ち明けるが、病院に連れて行かれてしまう。そこから、マオの話し相手の人形が動くのを目撃したツルツルも病院行きという、天丼展開が最高。最終的には理解が得られたけど、だからといって半分サギのような道場経営は変わらないんだよな。

・モテ孝/緒方波子
第7話。前回、友人に生き方そのものを否定されてしまった波ちゃんは、婚活パーティーに参加することを決意。しかし、エントリーシートに『漫画家』と書いてしまったがために、漫画家の仕事内容を説明することに終始してしまう。どこか、プロレス団体が主催している婚活パーティーがあればいいのにね。

・ダンジョン飯/九井諒子
第29話。前回までの平和な空気が一変する。ライオスたちの前に姿を現した“狂乱の魔術師”の攻撃によって、階下に落とされ『壁が迫ってペシャンコ』トラップにかかってしまう。なんとか脱出した先には、ゴーストの群れが。ライオスとマルシルが力尽き、チルチャック&センシの2人でどう切り抜けるのか? そしてマルシルは、炎竜の影響からか狂乱の魔術師に操られてしまうことに。『第2章』は、風雲急を告げる幕開けに。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第8話。ひさしぶりに愛車の整備をした慧は、その流れでドライブへ。道中たまたま立ち寄った滝で水浴びする女性を発見。彼女は、カトラの姪・リリヤだと、後に明らかになる。彼女は、第1話から不思議な登場をしていた謎の女性か。慧と、どういう関わり方をしていくのか。 っていうか、三知嵩はアイスランドに来ているんじゃなかったの?

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
第4話。美月の予知、そして要のアドバイスで、常田は犯人に精神を操られたドライバーが運転するタクシーを見つける。要&愛ちゃんの活躍で車を停止させることに成功。ここから常田がどうやって逮捕するのか? 犯人は普通にシートに座っているのか?トランクに隠れているのか?

・HEXENHAMMER/大上明久利
デビュー読み切り。戦時中の某国。軍人のローレンスは戦闘機の設計依頼をするために、魔女ウルスラを訪ねる。絵のレベルは高く世界観は悪くないものの、これといった見せ場がなくストーリーが進められた印象。何も始まらず、何にもケリがつかなかったという感じ。

・不死の猟犬/八十八良
第34話。剣崎は雁金を復活させ、椿の迎撃に向かわせる。雁金が椿に対して「不死の猟犬」と言ったことが、かなり衝撃的。UNDO側が本流で、ママたちが分派ということなのか? そして、針魚と魚鷹の関係がギクシャクしているのも気になるところ。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第4話。ビール製造ラインの一部が故障。そこで、醸造所従業員総出で手動でビールの栓を取り付けていくことに。今回は、醸造所メンバーのチームワークなどが垣間見れたのが良かった。この人たちも、重要なキャストになっていきそう。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第27話。動物園でのクロッキー大会の監督役をしたくないU子さんと、締め切り間際のアシスタントを探していたA子さんの利害が一致。でも、そこにヒロ君から『きりたんぽ鍋』のお誘いが……。今回のサブタイトルが『大人たち(前日)』なので、次回(当日)に何が起こるのか?

・乙嫁語り/森薫
第34話(通算60話目)。パリヤさんがウマルに渡したいものは、刺繍を施した帽子だった。そして、パリヤさんの実家の建て直しも終了し、宴会から抜け出した2人は将来の仕事のことを語り合う。というところで、パリヤ編は終了。そして、一時休載が発表されました。中央アジア方面の勉強をして、4月発売の43号から再開です。

・マリーのダイナー/長野香子
読み切り。往年の女優マリーが、田舎町のダイナー店主とのあいだに設けた息子のノアのところに、離婚後フランスに渡ってから出産した娘のクロエが訪ねてくる。2人のビミョーな距離感と、それぞれの親との思い出が重なる切ないストーリーは、さすがという感じ。もっと定期的に登場していただきたい。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第39話。大雨により食料の備蓄が底をつき、道が水没しているので外に出ることもできないハクメイ&ミコチ。そこでイカダを作り、飯屋を目指すことに。途中で出会ったネズミらの商魂たくましさが面白かったが、いつもと違う服装髪形の2人が見れたのも良かった。

・世界八番目の不思議/宇島葉
最終話。今回はいつもの2本立て形式ではなく、第17&18話に登場した巨娘いさなと夕の恋模様を描く1本構成。甘酸っぱさ満点なのだが、これで終了というのは残念。

・マシュマロメリケンサック/浜田咲良
第2話。どうやら、クラスをしめたヤツら6人で何らかのケンカをして、各クラスの序列を極めるというのが、鬼胡桃高のシステムの様子。ただ、クラスをシメることができていない火野は、薬島を『マスコット』として連れて行くが、当然認めてもらえない。そこからの流れで、火野と薬島が手を組み他クラスとの抗争に入る様子。状況が整うまでに、少し時間がかかりそう。

・野宿の墓/百名哲
読み切り。モキュメンタリー第4弾。アパートを追い出されてドン底状態の百野哲。高校時代の友人ドミグロの勧めから、バングラデシュに『自分探し』の旅に出ることに。中盤が、ほぼ漁村での生活の様子に割かれ、百野の気づきも「エウレーカ!」的なブレイクスルーではなく「そーゆーことだったんじゃ?」みたいな感じなので、驚きとか爽快感みたいなものは無い。読む側の年齢とか、状況によって印象が変わってきそうな作品。

・しらまり/高橋拡那
読み切り。約4年ぶりの登場。スタッフからのお願いもむなしく、全ての観客を失神させてしまう、スーパーアイドルしらまり。衣装的に、本当はハロウィン時期の掲載を目指していたのか?

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第41話。ゴンドランドに戻ることを決意したルドルフは、機内でペイル&ヴェオと出会った幼少期のことを回想する。そして、投獄中だった2人を無事に?脱獄させる。次回は、ラパン姉さんの所在確認かな?

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第15話。“開港地”新潟に到着したバードさんは、宣教師のファイソンさんの家にお世話になることに。そこの娘さんであるルースちゃんと仲良くなり、キリスト教や宣教師に対する偏見に苦しむ父親を助けるためのアドバイスをする。しかし、ルースちゃんは作中最カワだな。

・んねこん/柴田康平
読み切り。下校中、カバンの上からどかないノラ猫と、持ち主の少女の仁義なき戦い。スマホの電池残量の少なさが、カウントダウンのような役割をしていて面白かったが、もう少し劇的な取り返し方をしてほしかった。

・ゲス、騎乗前/西公平
第17話。ショボい馬に乗ってショボいレースばかりに出場している牧は、ふたたびミタマグレートに乗るため、アクションを起こす。牧、馬主の三田、お花畑の厩務員・玉野ちゃんのクサい寸劇のようなやり取りは面白かったが、結果として鞍上を逃してしまう。牧の営業力に気づいた?渋谷騎手のエージェントは、これからも何か行動を起こすのか?

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第4話。魚をさばくのが苦手な板前の東くん。当然店にも閑古鳥が鳴いている。そこで逆転の秘策として、人魚を店に出そうとするのだが……。『美しく食べられたい』という、人魚(魚のボディに人間の(おかめ)の顔)のポリシーと、東くんの心の成長が良かった。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第51回目。前回からの続き。衣装作りも順調に進み? コンサートには鳳さん、斜井田さん、馬七さんも観に来ることに。今回は絵が荒れ気味だったけど、600ページで鳳さんの後頭部が細かく描きこまれているのが気になった。

・心の山/設楽清人
読み切り。漫画を描くことに疲れ果てた設楽先生(クマ)は、高尾山に登り様々な『嬉しい』を体験することでリフレッシュする。リュックから常にロープがはみ出していて、いつ首を吊るのかとヒヤヒヤしてしまった。

・予告
次号は連載陣大集合。井上きぬ、進美知子、山本和音の新連載がスタートするほか、西公平の読み切りも載ります。








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  1. 2016/11/15(火) 10:18:06|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0

ハルタ vol.38の感想



ハルタ第38号の感想です。樫木祐人『ハクメイとミコチ』の名場面ポストカード×4が付録です。



・青武高校あおぞら弓道部/嵐田佐和子
新連載。ある女性教師は、授業中の態度にどこか違和感を持った生徒、天草和馬が弓の構えをしていたところを目撃。興味を持ち、弓道場に連れて行く。そこで和馬は驚異的な集中力を見せる。とりあえずは、この2人で弓道部を発足させる流れかな? あと『ハルタ初のスポーツもの』とうたっているけど、福島聡の『蜂谷乙女の魔球』はフェローズ時代だから、ノーカウントなのか。

・煙と蜜/長蔵ヒロコ
読み切り。表紙を飾っている、歳の差許嫁カップルの2人がアイスクリームを作ったりしてイチャイチャする。『こどもフェローズ』にも同名の作品が掲載されているので、よほど好評だったんだろうな。

・昴とスーさん/高橋那津子
第2話。昴は、造花を作る内職を始める。澪も手伝ったりしてイチャイチャする。「手が小さいのがやりやすい」という感想が、面白い。身体が小さくなった理由は、不明のまま。

・乙嫁語り/森薫
第33話(通算59話目)。カモーラさんの友人たちと一緒に、布支度しながら女子トークに花を咲かせるパリヤさん。ただ、結婚へのプレッシャーがたまって、ウマルに何か伝える決意をした様子。どんなことを話すのか?

・ヒナまつり/大武政夫
第60話。新田の先輩・内藤の息子、仁志とヒナの仲が急接近。オヤジの号令で、組総出で行方を見守ることに。仁志は、イケメンだけど、恋愛ごとに苦労するタイプなんだな。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第38話。大工組合の会長ナライさんが、奥さんのハクヨさんとケンカしてしまい、家に帰れない事態に。イワシらが知恵を絞りあって、仲直りの方法を考えるが……。結局、的がズレていた男たちのやり取りよりも、ハクメイたち女性たちのトークのほうが面白かった。しかし、ハクヨさんは体の倍はある長さの包丁を使いこなすのか。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第26話。ネーム作業に苦戦するA子さん。A太郎に別れを告げようとする回想パートで、A子の顔が黒くなる181Pからの展開は、独特の切なさというか妙な迫力があって印象的だった。

・きみのみかた/志岐佳衣子
読み切り。写真を撮るのは好きだが、自分が写るのは嫌いな きみちゃんと、彼女のことを撮りたい文太君の話。写真を撮りたい撮らせないで、イチャイチャする。きみちゃんが、あらゆる手段を講じて自分の顔を隠す様子が面白かったので、終盤まで徹底して顔を描かないでほしかった。

・モテ孝/緒方波子
第6話。大学時代の友人・沢浦さんに連れられて、野球観戦に来た波ちゃん。そこで、基本的にひとりで行動することばかりを考えていることに、人生全体を踏まえたダメ出しをされてしまう。あと、いろいろとハルタ読者を巻き込まないでいただきたい。

・ダンジョン飯/九井諒子
第28話。センシは炎竜のそばで料理の準備をしようとするが、燃料袋に引火しドラゴンの体にも燃え移ってしまう。しょうがないので竜の体を竈代わりにして、ピザ、スープ、ローストドラゴンを作る。ファリンとマルシルがイチャイチャしているシーンも良かったが、ドラゴン討伐現場にダークエルフの姿が……。物語は、まだまだ続きそう。ファリンは、炎竜の体を使って復活したので、魔力がアップしたのだろうか?

・どぼん/柴田康平
デビュー読み切り。古い潜水ヘルメットや空気入れを使って、海に潜ろうとする少女。その目的は? その様子を見ていた別の少女が助けた理由は? と言う話。基本的な雰囲気は悪くないものの、ひと味足りない感じ。オチも、ちょっと唐突な感じがする。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第7話。ピッキングして家の中に入った慧は、モノと会話できる能力、そしてレシートの山から三知嵩の行動を推理する。しかし、まさか国際的なスレ違いとはな。次回は、アイスランドで再会できるのかな?

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
第3話。特異人種の犯人が逃走。特異課が捜索に向かう。そして、美月が見た予知では常田が逮捕するということだが……。今回は、能力の分類の説明が主な内容かな。たぶん、例外的なD群というのもあるんだろう。

・燕のはさみ/松本水星
第3話。常連客に「不勉強」と言われてしまった燕は、人気のテノール歌手(の髪形)を観に帝劇へ行く。リベンジの散髪シーンは迫力があって良かった。創一郎が燕の仕事ぶりを外から見るという設定も良かった。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第50回目。今回は4コマではなく、通常のコマ割り。ドラム代わりにして叩きまくってゴミ箱を壊してしまったので、新しい物を買いに行くことに。街中で往年の歌手と出会い、彼女のステージ衣装を作ることになってしまう。このまま続くの?

・おそうじおじさん/大槻一翔
読み切り。極度の潔癖症から、周囲の住人が部屋を汚していることも我慢できない男。新しく引っ越してきた女性はズバ抜けて片付けられない性格だった。居ても立ってもいられなくなり、相手が入浴中にもかかわらず、部屋に侵入し掃除を始めてしまう。主人公はサイコ野郎だけど痛い目に遭うわけでもなく、掃除ウンチクが豊富なわけでもなく、ちょっとどっちつかずだったような印象。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第3話。アンナがどうやって玖郎にアプローチすべきか? 家族がアドバイスする。最終的には玖郎の方から告白し、見事にカップル成立。次回以降は、2人でビール造りに邁進するのかな?

・碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-/犬童千絵
第12話。今回から副題がつく形に。シトレが情報を流したことにより、セティはネフェルと結婚しようとする。妹を守るために、シェプストは自らの身体を差し出すことに……。重苦しい展開。ウセルと名前を変えたセンムトが、やっぱりカギになってくるのかな?

・不死の猟犬/八十八良
第33話。剣崎ら、別働隊の様子。助けるのは風鈴や雁金だけでなく、切子もだと力説する針魚が良かった。そして、冷凍監獄の前で待ち構えていた兄弟を4人で協力して倒すが、そのとき椿が到着してしまう。枳殻は、即時撤退を決断。残された別働隊の運命は……?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第14話(通算33話目)。ついにビビアンたちが戦闘に参入。目標は、戦いを扇動したゴルモアただ一人。ジュドがハクの足止めをしマヌエラが深手を負ってしまうが、ビビアンはゴルモアを捕らえることに成功する。が「戦いを止めることはできない」と言われてしまう。このまま、ただ戦闘の行方を見守ることしかできないのか?

・世界八番目の不思議/宇島葉
第23&24話。就活中に不慮の死をとげた三鴨さんが、霊ならではの仕事を探す1本目。死亡と志望、自己と事故といった言葉遊びが面白かった。2本目は、姉の喪中なのに結婚を決めた三鴨妹の話。まさか、この人が第1話の人型USBのモデルだとは。作中のリンクが複雑になってきている。

・ゲス、騎乗前/西公平
第16話。受賞を制覇したあと勢いに乗る牧に、兄・慎一からパーティーの誘いが届く。当然、お祝いするのが目的ではなく、凱旋門賞を制した世界的なジョッキーと同席させて恥をかかせることが狙いだった。でも、いまの牧はコレすらも糧にしてしまうバイタリティがあった。今度の目標はGⅠ制覇。髪は短いので固定なんだな。

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第20話(通算57話目)。暫が茅島先生の家に迷い込んでしまう。汚れてしまったことから、探しに来たナッツンたちに素直に教えることができずに、ズルズルと匿うような形になってしまう。途中、訪ねてきたハムハムの目が、メガネをかけていても美少女バージョンだったのが気になるところ。茅島先生のファンだから?

・ネーム散歩/設楽清人
読み切り。ネームに苦戦した設楽先生(クマ)は、夜の街を散歩し、アイデアを探す。そして、ハプニングから1本思いつく。次号にも読み切りが載るんだけど、どうせならこのネタを描けば良かったと思うけど、予告だと違うんだよな。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第40話。これまでルドルフとモモコを匿っていたのが、グリヴ・ブランシュという古美術商だと明らかに。これからも資金提供する資格があるのか?ルドルフがテストに挑むことに。段々と、ルドルフも全盛期の勘を取り戻しつつある様子。あとは、戦力を整えたいところだけど、ペイルやヴェオはどうしているのか?

・転校生 右山/福田星良
読み切り。転校生の右山君は、学校の中庭の木の陰に『見た人は3日以内に死ぬ』という髪の長い生徒の幽霊を見てしまう。生徒会の葉山君は、あの手この手で右山君を守ろうとするのだが、段々とその行為がエスカレートしていく。右山君にとっては災難だったけど、楽しそうな学校でなにより。

・狼の口/久慈光久
最終話(通算36話目)。湖を泳いで逃げるレオポルトを追撃するヴァルター。寸でのところで取り逃がしてしまうものの、心を折るには十分だった。そして『モルガルテン同盟』が結成され、森林三邦のひとつシュヴァイツからスイスという国名がつけられた経緯などが語られる。連載おつかれさまでした。

・まかろにスイッチ/川田大智
最終回。メガ澤にコンタクトレンズをつけさせ、美人状態で固定することに成功した中西君。しかし、心のどこかに物足りなさが……。でも、最終回というのは意外だった。ネタ切れだったのかな?

・予告
次号は、バードさn、マシュマロメリケンサック、百鬼夜行が掲載。大上明久利、柴田康平、長野香子、設楽清人、百名哲の読み切りが載ります。




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  1. 2016/10/16(日) 19:25:29|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0

ハルタ vol.37の感想



ハルタ第37号の感想です。入江亜季『群青学舎』の名場面ポストカード×4と、九井諒子先生がHPで公開していたイラスト・ラクガキ本が付録です。



・表紙&カバー・ストーリー
福田星良先生が担当。普段はだらしなくても、ステージではビシッとキメる男が描かれています。しかし、スーツのデザインがバブル期全開だな。

・昴とスーさん/高橋那津子
新連載。花屋で働く澪は、スーさんこと昴と同居している。しかし、昴の容姿は小学生そのものなのだった。昴は何らかの事情で体が子供になってしまい、そのことを澪だけが知っているという状況か。2人のもともとの関係は恋人なのか姉弟なのか? 元に戻れる可能性はあるのか? 隔号連載です。

・ダンジョン飯/九井諒子
第27話。マルシルの専門は爆破魔法ではなく、禁忌とされる古代魔術 = 黒魔法の研究だった。今回は、それを使って蘇生するためにファリンの骨(と魔狼の骨)を組み立てる。しかし、なんだって手首の部分はあんなに小さな骨が集まっているんだ? そして、見事にファリンが復活ッ! 次回は、祝いの宴。いよいよドラゴンを喰うッ!

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
第2話。今回は、特異課メンバーの紹介や関係性の説明という感じ。常田は新人というワケではなく主任として配属され、要の監督官となるとのこと。それから、前回はデクノボー的な印象だった遠藤がきつい性格だったのが意外だった。あと、メガネの庶務ちゃんは、いまだに名前すら判明していないけど、どういう役割があるんだろ?

・北北西に曇と往け/入江亜季
第6話。弟の三知嵩と連絡が取れず、いてもたってもいられなくなった慧は、ジャックとともに日本に向かうことに。三知嵩が暮らしていた叔父夫婦の家を訪ねるが、貸家となっていた。三知嵩は、何か事件に巻き込まれているのか? 自分の意志で姿を消しているのか?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第13話(通算32話目)。セポイヤが前線で戦いながら敵を引きつけ、待ち構えていたコロンが水中で仕留めていく。ルガルは敵軍の後方に回り込み攪乱。アールヴは治療と連絡に専念という戦況。ゴルモアの確保という役割を与えられたビビアンだが、それでも殺し合いを否定する言葉を口にする。実際に多くの血が流れている現場で、ビビアンに何ができるのか?

・時をかける大食い/二宮香乃
読み切り。世界最強のフードファイター・プリンス赤坂は、バナナパイの顔面食いの最中に江戸時代にタイムスリップしてしまう。が、そこでも大食い大会は開かれていた。赤坂は、おそねさんというライバルと出会い、蕎麦勝負に挑む。オチまで、まったく現代に帰ろうという気を起こさない赤坂が良かった。あと、いくら江戸時代だからって、その辺をトキが飛んでいることはないと思う。

・マシュマロメリケンサック/浜田咲良
新連載。暴力が支配する鬼胡桃高校。火野は、1年のトップを決めるためのクラスの代表の座をほぼ手中にするが、最後のひとり、薬島育人に手を焼くことに。成績の良さだけが取り柄の薬島だが、火野とのタイマンでは他人に屈することを嫌う鋼のメンタルと、異様なタフさを見せつける。背表紙にも抜擢されているし、編集部的には期待しているんだろうけど、ヤンキー物と絵柄があっていない気がする。隔号連載です。

・世界八番目の不思議/宇島葉
第21&22話。サキュバスから身を守るために、ホーイチ的な術で身を守ろうとする勇者。しかし、頼みの綱の僧侶(♀)は股間に対する免疫がないのだった。2本目は、様々なところが成長した僧侶が、魔王戦の前に勇者に告ろうとサキュバスにアドバイスを仰ぐ。っていうか2人だけで、よくLV.97まで戦ってこれたな。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第2話。アンナの家の醸造所でタンクをひとつ任された玖郎は、どんなビールを作るか悩む。とりあえず目標が、どこかの社長をしているという姉に「うまい」と言わせることだということがハッキリする。あと、2人がランチを取った店のリータは、他の作品に登場していた気がするが、思い出せない。

・乙嫁語り/森薫
第32話(通算58話目)。ウマルとパリヤさんに助けられたご婦人と旦那さんが、お礼を言いに来る。が、顔をあまり覚えておらず、2人のことを兄妹と思ってしまったために、人探しは難航することに。外で働いているウマルと、家の2階にいるパリヤさんの無言のコミュニケーションが良かった。

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第3話。天気予報士の神谷響子さんは、神出鬼没に出現し雨を降らせる鵺のせいで予報を外し続けていた。その鵺の動きを予報しようと追跡を始める。しかし、発見した農村では人々から稲を守る存在として慕われているのだった。神谷さんをはじめ、鵺に対する人々の反応が移り変わっていく様子が面白かった。ただ、自宅での稲栽培は始める時期もあわせて、いろいろ無理があるような。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第49回目。まず、太ももの部分に大量の石を詰め込んで、スピードスケートをしようとする(道で)トビラの破壊力が高すぎる。本編では、佐々木小次郎(高校生)のシリーズが良かった。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第37話。『スベリ屋敷』と呼ばれる廃屋が取り壊されることになり、イワシとハクメイが下見をすることに(ミコチも同行)。しかし、突然の大雨で帰れなくなってしまう。3人は即席で家を改造し、囲炉裏や寝床を作ったりする。たった一晩泊まるだけとはいえ、そこに愛着を持って接するイワシが良かった。

・燕のはさみ/松本水星
第2話。流行りの髪形の男性を街中で見つけた燕は、細かく観察するために後を追いかけてしまう。人の髪を切ることに夢中になってしまい、他のことが目に入らなくなるというのが、燕の長所でもあり欠点でもあるわけか。今回も創一郎が登場したけど、燕との関係はどうなっていくのか?

・ゲス、騎乗前/西公平
第15話。ミタマグレードの誇る圧倒的な力で、牧は初の重賞制覇。でも、勝利ジョッキーインタビューで髪形をイジられ、軽ギレしてしまう。次回以降も、短髪バージョンで行くのかな? イケメンすぎてゲス要素が薄れるような。

・碧いホルスの瞳/犬童千絵
第11話。シェプストは、隣国ミタンニとの関係を深めたり、そこの王子ワディと妹ネフェルの関係を取り持ったり、いろいろと策略をめぐらせる。が、ソティスの産んだ男の子がセティの知るところとなってしまい……。なんだか、いきなり血なまぐさい展開になってきたな。

・不死の猟犬/八十八良
第32話。奪還作戦がスタート。ほぼ全編に渡ってドンパチが行なわれる激しい内容。枳殻率いる本体とUNDOが放つ銃弾が、夜空に飛び交う。そして、剣崎らが最も恐れ撤退の目安として考えていた“椿”こと栗林が、予想よりも早く現場に到着する。襲撃に2度目はないだろうから、どういう判断をするか? それから、ママは戦闘には不参加か?

・ヒナまつり/大武政夫
第59話。新田の妹・美佳が帝辺高校空手部の顧問に就任。『人の顔面を殴りたい』という欲求を、生徒相手に満たす。新田がヒナの手を借りて、妹の暴走を止めようとする。ヒナの超能力が長時間に渡って使われたのが、すごい久しぶりな気がする。

・サーカスの娘オルガ/山本ルンルン
第4話。オルガはもう一度ユーリィと出会うことを目標に、綱渡りの腕前を向上させていく。サーカスのポスターにも起用されるようになり、踊り子3人娘は面白くない。オルガをいびる展開かと思われたが、ユーリィへの気持ちを汲み取り協力する展開が素晴らしい。団長からお小遣いをもらっていないとはいえ、サーカス内でオルガが認められるようになっている様子もイイ。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第25話。本当に家に来てしまったBちゃんに戸惑うA君。完璧な女性ながら、どうしても好きになれずA子と比べてしまう。あくまでもA子に対する操を貫き通したA君も良かったが、その裏でNYの女たちが反A君で結託しているのも面白かった。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第14話。バードさんの旅の協力者である、パークス公使とヘボン博士のところに、プラントハンターのチャールズ・マリーズが現れる。そして、再び蝦夷ヶ島に渡るために、通訳として伊藤を呼び戻してほしいとお願いする。今回は、バードさんが登場しない幕間的な話。今後は、バードさんとマリーズで伊藤をめぐった駆け引きが行なわれるのか?

・狼の口/久慈光久
最終幕 第20話(通算35話目)。追いつめたハプスブルグ軍に対し、森林三邦は攻撃の手を緩めない。さらに、合流したヴァルターが湖側から弩で追撃する。ここまで追い詰められて、レオポルトは逃走を決意。湖を泳いで渡ろうとする。それに気づいたヴァルターが追跡しようとするが、腹の傷は開いたまま……。次回、クライマックスッ!

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第39話。ルドルフはモモコに対し、ベッドの上で今までの“お返し”をしようとする。というわけで、これでルドルフはリベンジに向けて動き出したと考えていいか。とりあえずは、ペイル&ヴェオあたりと合流したいところ。

・モテ孝/緒方波子
第5話。独学では限界があるので、メイク教室に通うことにする波ちゃん。通常が省略された顔なので、メイクをすることで目鼻の場所がハッキリするのが面白かった。そして、メイクがハッキリすると服が、いい服を買うとボサボサの髪が……というように、次々と自分のダメなところが気になる無間地獄に陥ってしまう。貯金も底をつき、どうする波ちゃん!?

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第19話(通算56話目)。恋を求めるナッツンのために合コンが催されることになるが、急遽女性として二ノ宮先輩が参加することになったり、ただ事では終わらない。今回は『やっぱり織子がイチバン』オチだったけど、ボーっとしていても鋭い恵那君は再登場すると思う。

・想幻の都/梶谷志乃
最終回。ビオロイドが禁止され、ジルの体も限界が近づく。ニノンは、なんとか使える素体を見つけジルを延命させようとするが……。713~714ページあたりでジルが言っていることが、この作品全体のテーマということかな。

・まかろにスイッチ/川田大智
第13回。読者の指の位置を指定する1本目。コマ割りにキャラの名前が隠された2本目と、実験度の高いヤツが印象に残った。

・予告
合併号なので、次号は2ヶ月後の発売。ホルス、狼の口、昴とスーさん、ストラヴァガンツァ、ナッツン、燕のはさみが載るほか、嵐田佐和子の新連載がスタート。柴田康平、志岐佳衣子、大槻一翔の読み切りが載ります。










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  1. 2016/08/14(日) 16:06:47|
  2. ハルタ 31号~
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ハルタ vol.36の感想



ハルタ第36号の感想です。8823先輩の名場面を収めたポストカード×4が付録です。



・表紙&カバー・ストーリー
山本ルンルン先生が担当。ポップでホラーな、いかにも山本先生らしい内容。表紙左にいる狼男さん(?)がカバー・ストーリーに未登場だったのが残念。

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
新連載。『特異人種』と呼ばれる、いわゆる超能力者の犯罪を専門に取り締まる『公安部特異課生活安全推進室』を舞台にしたストーリー。まずは、この部署に異動になった常田(普通の人間)がいきなり捜査に出向くことになり、特異課メンバーたちのやり方にいろいろ戸惑う。という内容。今後は常田と憑依能力者の要、それからメガネの庶務さんが中心になっていくのかな? 毎号連載です。

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第2話。人工河川の埋め立て工事中に、カッパが出現。現場作業員の横木らが、水族館が迎えに来るまで面倒を見ることになるが、どんなことでもマネするカッパに手を焼くことに。登場する妖怪が毎回違うのは分かっていたけど、相手の人間も毎回別の人になる構成なんだな。

・人よんで8823/佐野菜見
アニメ放送終了を祝しての?読み切り。8823先輩が、あつしが襲われた借りを返すためにクラゲを殴る。しかし、そこに深瀬が現れたことで、事態は一変する……。「いざ&こざ」「…ちゃら へっちゃられす」みたいな、セリフのテキトー加減が最高。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第48回目。連載再開で、今号から毎号連載になるとのこと。本編では、難しい言葉を使って会話しようとしたり、斜井田さんとデートしたりします。個人的には、頭巾に触られるのを極度に嫌う赤ずきんのネタが良かったです。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
新連載。タイトルの王冠は『クローネ』と読みます。今回は玖郎とアンナの2人が、ドイツの空港で『マイボック』という銘柄のビールを探し求める様子が描かれる。玖郎は元々ドイツでビール造りの修行をしていたようだが、一度日本に戻り、何らかの理由で再びドイツに来た様子。そのあたりの事情と、タイトルの意味が気になるところ。毎号連載です。

・乙嫁語り/森薫
第31話(通算57話目)。帰り道の途中で、荷車の車軸が折れてしまう。その修理の最中の、パリヤさんのパワフルな活躍を見て、ウマルは惚れ直した様子。2人の絆がグッと強まった印象。

・まどか、田園に行く/山本和音
読み切り。元カレの成宮信二から「仕事を手伝ってほしい」という電話を受けたまどか。金融庁の官僚からの誘いに、まどかはヨリを戻す気満々で出向くが……。仕事が農作業だったり、成宮のカミングアウトがあったり、終始「思てたんとちがう!」状態のまどかが面白く、191Pのひと言が最高。前作ともども、レベルが高い。

・不死の猟犬/八十八良
第31話。ママとの交渉は決裂。バイクチェイスの末、捕まってしまった剣崎だが、リンへの“想い”を語り共闘の約束を取り付ける。あと気になるのは、重さんの狙撃があったときに枳殻がママを守ったこと。もしかしてママは不死じゃないのか?

・ゲス、騎乗前/西公平
第14話。重賞まちがいなしのミタマグレートに騎乗予定の玄さんを、レース中の事故を装って騎乗停止に追い込もうとする牧。しかし、ダシに使おうとしたテンちゃんが上手く動かずに……。牧は営業は上手いけど、かけ引きとかハッタリの類はそれほどでもないんだな。次回は、重賞レースかな。

・日々ビビリの日比里くん/山田果苗
読み切り。常日頃から、最悪の状況を想定して動いている日比里くん。しかし、それは度を超えており……。という、オムニバス・ショートコメディ。営業先で掃除のおばちゃんに始末されるヤツが面白かったけど、それ以外が『乗り物に乗った時』というテーマに偏ってしまったのが残念。

・世界八番目の不思議/宇島葉
第19&20話。織姫と彦星の現代版。スマホをゲットした織姫は、あっというまに中毒状態に。ラブポエムブログを作ったり、出会い系サイトに彦星が登録しているのを見つけたりする。基本的に恋に一直線の織姫だけど、常に作業着姿(織物会社勤務)なのが、地味に面白い。

・ヒナまつり/大武政夫
第58話。超能力少女の首には、反抗しないように首輪が埋め込まれている。という忘れられた設定が復活。タイムリミットが迫っているアンズとマオの首輪を外すため、断食合宿が行われることに。予想外に長引き、新田たちも断食につき合うことになるが、斑鳩さんとヒナが抜け駆けをする。ヒナが、ここまで後ろめたさを感じたのは初めてかな。あと、ヒナの服の『MAJIDE』という字のJが裏返って『MAしIDE』になっている。

・フェイトフル・デイ/窪中彩乃
読み切り。妻・みどりが産気づいているというのに、海外出張中の夫・幸夫。離れているときのメールのやり取り、それから日本に戻ってからの2人の会話の雰囲気が良かった。『華麗なる虚偽』終了からそんなに時間が経っていないけど、絵・話ともレベルアップしていると思う。あと、幸夫の先輩の斉藤さんが、みどりに強いあこがれを持っている描写も良い。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第5話。慧は、物探しの依頼をこなしながら、三知嵩という友人(それとも弟?)と連絡を取ろうとするが、あらゆるアドレス・電話番号が使用不能になっていた。どうやら次回は、慧が日本に戻り三知嵩を探す様子。大きな事件になりそう。

・モテ孝/緒方波子
第4話。もう人に会うことが面倒くさくなってしまった波ちゃんは、化粧を変えてみることに。ドラッグストアに行き、世の中の女の子は化粧品という課金アイテムで自分を着飾っていたことに気づく(ニューロンに電気が走る)描写が素晴らしかった。あと、あの鳥の羽根みたいな髪形は、くせっ毛だったのか。

・愛なき巣/百名哲
読み切り。百野哲が主人公の“モキュメンタリー・シリーズ第3弾。大学で演劇サークルに所属している百野。周囲の人間の乱れた性生活に嫌気がさしていたが、実際のところ同棲だけはしてみたい。そこで後輩の のりちゃんと『セックスレス同棲』をすることに。特に事件が起こったりせず大きな見せ場があるわけではないが、それでも長編をしっかりと読ませる構成力は、さすがのもの。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第24話。手持ちの仕事がすべて終わってしまい、ヒマになってしまったA君。家の中だけでなく、NYのいたるところにA子との思い出があり、イライラしてしまう。そんなときに知り合ったA子の友人の友人、ブリトニー(Bちゃん)から積極的なアプローチを受ける。今回は、NYレストランガイドとしても使えそう。

・ダンジョン飯/九井諒子
第26話。炎竜を解体し、ファリンを探すライオスたち。しかし、胃も腸も空っぽだった。すでに消化されてしまったかと思われたが……。炎竜が火を吐く仕組みをここでも生かしてくるとは。とりあえず、次回はドラゴンステーキかな。あと、回復魔法が下手なマルシルが、後遺症的な痛みを全部「回復痛」で済ませようとしているのが良かった。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第13話。阿賀野川編。新潟へ向けて川下りをするバードさん。しかし、船頭の半次は迷信深く軽薄で、ちょっと嫌な奴だった。バードさんは気にせず川鵜などに目を輝かせるが……。バードさんは新潟について早々妹に手紙を送っていたけど、伊藤の筆の弁償もどうにかしないといけないよな。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第36話。「都会的な生活がしたい」という、ご近所のコハルちゃん(コクワガタ・メス)の願いをかなえるべく、家具選びにつき合うことになったハクメイとミコチ。無事に理想通りの家具を購入することができたが……。なんていうか、はじめからハクメイにそれっぽいものを作ってもらったほううが良かった気がする。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第38話。モモコは、いまだ回復しないルドルフの世話をしながら、バニーガールとして働いていた。そして店では盗難騒ぎが続いていた。その犯人は? これでルドルフは、精神的には復活できたかな。反撃の前に、モモコにどういうお返しをするのか?

・想幻の都/梶谷志乃
第14話。ギャバンらは人身売買の現場を押さえるが、関係者全員の頭部が爆発。さらにトレーラーなども爆破され、徹底的に証拠隠滅がはかられる。なんとか、ジルたちに証拠を見つけ出してもらおうとするが、そこにジェロームが持ってきた資料は、ヴィクター社(ジルたちの会社)が人身売買に手を染めていたという事実だった。そして、ビオロイドは廃止されることに。最終回となる次回で、どんな結末が待ち受けているのか。マダム&ニセジルあたりは、からんでくるのが難しそう。

・夏の花/黒川裕美
読み切り。ある旅館の常連客である高須賀華は、ワガママで従業員をコキ使うことで有名だった。今年は葉介という丁稚奉公の少年がターゲットに。案の定散々振り回されるが、絶好のスポットで2人で花火を楽しむことになる。オチまでにもうひとつ何か欲しかったのと、デレというか素直さを見せる段階をもうちょっと踏んでほしかった。

・ほらあなの海/中河星良
ショート読み切り。彼氏に誘われて海に来たアマネだが、砂浜で遊ぶのではなく洞窟を探検することに。その奥にあったものは? 太古から紡がれる海の音っていうテーマは、8ページで処理するには壮大過ぎたか。

・まかろにスイッチ/川田大智
第12回。1本目はさえちゃん&美代子のクラスにいる田中君が登場。彼が背負っている剣が抜かれる時は来るのか? 2本目は読者をオチに巻き込んだ意欲作。これ、老眼鏡をかけると読めるようになっていたらスゴイな。3本目は、まさかの感動作。こういうタイプの話も時にはイイ。

・予告
次号は連載陣が全員集合。高橋那津子と浜田咲良の新連載が始まり、二宮香乃の読み切りも載ります。







テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/07/16(土) 09:08:37|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0

ハルタ vol.35の感想





ハルタ第35号の感想です。



・世界八番目の不思議/宇島葉
第17&18話。今号は『宇島葉特集号』ということで、いつもの裏表紙の『ハルタカルタ』だけでなく表紙も担当。本編も、そこに描かれている“巨大少女”いさな が登場。幼なじみの夕くんとの甘酸っぱいやり取りがくり広げられる。帯裏連載のときは巨大構造物とセットで描かれていただけだったので、巨大少女の日常生活が描かれたのは新鮮だった。

・ヒナまつり/大武政夫
第57話。フロント企業の業績が芳しくない新田は、ある企業のコンペに参加することになるが、そこで瞳と競合することに。圧倒的なプレゼンテーション能力の差を見せつけられ心が折れそうになるものの、大人気ない金の使い方をして逆転してみせる。ラストが“パーフェクトビジネスマン”新田をほめたたえる宴会だったけど、これ次回で全部ひっくり返るってことか!? ヒナは、シャンパンタワー製造機としてのみの登場。

・ダンジョン飯/九井諒子
第25話。炎竜戦クライマックス。センシの勇気とチルチャックの献身性、そしてマルシルの魔法に支えられ、ライオスが捨て身の一撃を決めて見事に勝利ッ! 次回は、ドラゴンステーキじゃぁ~! と思ったけど、ファリンの蘇生のほうが先か。しかし、これほどまでに大きなダメージを負うことになるとは。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第4話。慧は、カトラと祖父のジャックを会わせる。2人のやり取りを見るに、ジャックは鳥と会話する能力でも持っているのか? そしてカトラも同居することに。前半の回想シーンに登場する慧の弟がキーパーソンになる気がしないでもない。

・サーカスの娘オルガ/山本ルンルン
第3話。オルガは開演前に、興行主の息子ユーリィとケンカしてしまう。その流れで初舞台を踏むことになるのだが、緊張をほぐしてくれたのもユーリィだった。オルガは、いつのまにか綱渡りの技を身につけているし、段々と成長しているんだな。

・燕のはさみ/松本水星
新連載。貴族の父親が亡くなったことで、息子の創一郎は様々なプレッシャーにさらされることに。父親が通っていたという床屋で、女理髪師の燕に髪を切ってもらい緊張が和らぐ。こうやって、燕が訪れる客の心のコリをほぐしていくみたいな内容になるのか。毎回、登場人物の髪形が変わるというのは、ちょっと大変そう。

・モテ孝/緒方波子
第3話。今回は、新婚の友人・小堺さんにアドバイスを仰ぐ。『優しさを周囲にばらまく』というアドバイスを早速実践してみる波ちゃんだが、なぜかオバちゃん扱いされることに。あとは『ケチはモテないよ』というのは、メモしておく。

・不死の猟犬/八十八良
第30話。呆けたママに見切りをつけたお付きのひとり・柊木の頭がおかしくなり、自分が新しいママになると宣言。剣崎と会うことになるが、その器でないことをあっさりと見抜かれてしまう。そこに復活した本物のママが現れる。実質的に、このマンガの最強2人がリン奪還のために手を組むのか?

・狼の口/久慈光久
最終幕 第19話(通算34話目)。山道で渋滞するハプスブルグ軍の背後を、シュヴァイツ農民軍の本体が急襲。騎馬隊は道が狭いので反転ができず、横の湖に落ちれば鎧の重さと水の冷たさで沈んでしまう。さらに防塁で行く手をふさがれた先頭には、ウーリ&ウンターヴァルデンから来た援軍の投石攻撃が襲い掛かる。しかし、ヴォルフラムの死体が、こういう形で再登場するとはな。

・乙嫁語り/森薫
第30話(通算56話目)。前々回倒れていたご婦人を村まで運んだパリヤさんとウマルは、そのまま一晩ご厄介になることに。そして帰り道、念願の水車を見る。そこでの2人のやり取りが良かった。正式な結婚はまだ先でも、これでパリヤ編はひと区切りかな。

・碧いホルスの瞳/犬童千絵
第10話。前話から3年が経過。政治に邁進するシェプストだが、様々な悩みを抱えていた。そのひとつが子供がいないことなのだが、かつてハレム宮で好き勝手していたソティスを自分の傘下に引き入れることで解決しようとする。しかし、逆に乳母のシトレの反発を買うことに。いちばん考えを理解しているのが、ハプスネブっていうのが苦しい状況を現している。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第23話。先生の告別式から帰ったA子とA太郎が見た夢の話。それをキッカケに、それぞれが2人の関係をのことを考える。ロールキャベツとカルピスで、上手く気持ちを例えたな。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第35話。『樹鎮の夕べ』という、ハロウィン的なお祭りの驚かし役をやることになった、ハクメイたち。しかし、怖がらせるどころかミコチが用意したケーキが美味しすぎたために、逆に子供たちに追いかけられることに。木を守る悪魔に扮した様子が、いつもの服装と違って良かった。目の周りは何かを塗っているのか。

・百年後のアポロ/福田星良
デビュー読み切り。主人公・アキラと、父の形見の絵の中から突如現れた謎の人物・アポロのちょっと変わった友情ストーリー。380ページくらいからの夜の公園でのやり取りがハイライトなんだけど、全体的にストーリーの起伏を欠いていた印象。絵のタッチが昭和の少女マンガっぽいのも気になった。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第37話。ギルゴートが、入院中のターキー市長に、改めて自分の計画を語る。病院で顔を合わせたベンジャミンとジェニーが手を組んだりしないモノだろうか? そして。ルドルフはどこにいるのか?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第12話(通算31話目)。ビビアンは国民を山坑国に亡命させ、人間から参戦するのは近衛兵をふくめた13人のみ。そんな状態でオルグ軍との戦争が始まる。先陣を切るのは、セポイヤ。リザードマンなどの一般兵はともかく、ハク、ゴルモアあたりは特殊能力がありそう。

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第18話(通算55話目)。温泉合宿に来た、古典芸能研究サークルの面々。そこで、罰ゲーム『アーレー』をかけたまくら投げ合戦が行なわれることに。なんか、岬先輩が脱ぎ担当みたいになっているのはどうなんだろうな? と思ったけど他に相応しい人もいないし、仕方ないのか。

・よみ草子/中西星良
デビュー読み切り。平安時代。周囲から気味悪がられている灯という姫のところで、舎人として働くことになった少年の小丸。中盤で灯が小丸にお浄めを強制するあたりから、最終的には鬼を払う、バトル展開になるのかと思いきや、そうはならず。それっぽい雰囲気が終始漂っていただけに、ちょっともったいなかったような。

・今日のちょーか!/戎島実里
短期連載最終話。今回は、川でウナギを釣ろうとする。潮香が川に流されながら、問題を出し続けるヤツが良かった。再登場に期待したいです。

・ゲス、騎乗前/西公平
第13話。玉野さんに有力馬主を紹介してもらった牧だが、与えられた仕事は調教のみ。しかし、その馬のポテンシャルにほれ込んでしまい、なんとか自分が重賞レースで乗れないものかと画策。鞍上予定の騎手を次々排除していく。あと、牧が来ているロンTのマークがどこかの自治体のものだと思うけど、分からない。

・健全ロボ ダイミダラーOGS/なかま亜咲
最終回。勝利の宴の最中に、転送装置によってリッツが飛ばされてしまう。連れ戻そうとするものの、なぜか考一や将馬たちに光線が当たって上手くいかない。しかし、ラストのリッツのお別れの言葉は、サイテー(褒め言葉)すぎる。

・日陰日和/松本結樹
ショート読み切り。霊力が強く呪い代行をする谷本さんに、好きな相手ができる。が、誕生日にどんなプレゼントを送ったらよいのか分からず……。これは、キャラが素晴らしいので、増量しての再登場を期待したい。

・THE TOWN~復讐者~/加藤清志
最終話。ザ・タウンの秘密が記録されたデータを持ち出した森田を、友人の刑事・神海が追う。側溝の蓋から始まり側溝の蓋に終わるというワケか。今回も「ソルジャーは従う」「友情はこの世で一番美しい」「蛹から! 蝶へええええええ――――!!」など、セリフがキレッキレ。

・まかろにスイッチ/川田大智
第11回。今回は、てしゅ河原君とメガ澤さんという、2大キャラが登場。てしゅ河原君の復活も、メガ澤さんの部活動も良かった。けど、コショウは読めてしまった。

・予告
次号から、菊池まりこと中村哲也の新連載がスタート。想幻の街、バード、百鬼夜行、ふうらい姉妹のほか、窪中彩乃、黒川裕美、佐野菜見、百名哲、山田香苗、山本和音の読み切りが載ります。





テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/06/16(木) 17:35:56|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0
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