晴耕雨マンガ

4月は、六道の悪女たち、スピーシーズドメイン、ヴィンランド・サガ

ハルタ vol.37の感想



ハルタ第37号の感想です。入江亜季『群青学舎』の名場面ポストカード×4と、九井諒子先生がHPで公開していたイラスト・ラクガキ本が付録です。



・表紙&カバー・ストーリー
福田星良先生が担当。普段はだらしなくても、ステージではビシッとキメる男が描かれています。しかし、スーツのデザインがバブル期全開だな。

・昴とスーさん/高橋那津子
新連載。花屋で働く澪は、スーさんこと昴と同居している。しかし、昴の容姿は小学生そのものなのだった。昴は何らかの事情で体が子供になってしまい、そのことを澪だけが知っているという状況か。2人のもともとの関係は恋人なのか姉弟なのか? 元に戻れる可能性はあるのか? 隔号連載です。

・ダンジョン飯/九井諒子
第27話。マルシルの専門は爆破魔法ではなく、禁忌とされる古代魔術 = 黒魔法の研究だった。今回は、それを使って蘇生するためにファリンの骨(と魔狼の骨)を組み立てる。しかし、なんだって手首の部分はあんなに小さな骨が集まっているんだ? そして、見事にファリンが復活ッ! 次回は、祝いの宴。いよいよドラゴンを喰うッ!

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
第2話。今回は、特異課メンバーの紹介や関係性の説明という感じ。常田は新人というワケではなく主任として配属され、要の監督官となるとのこと。それから、前回はデクノボー的な印象だった遠藤がきつい性格だったのが意外だった。あと、メガネの庶務ちゃんは、いまだに名前すら判明していないけど、どういう役割があるんだろ?

・北北西に曇と往け/入江亜季
第6話。弟の三知嵩と連絡が取れず、いてもたってもいられなくなった慧は、ジャックとともに日本に向かうことに。三知嵩が暮らしていた叔父夫婦の家を訪ねるが、貸家となっていた。三知嵩は、何か事件に巻き込まれているのか? 自分の意志で姿を消しているのか?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第13話(通算32話目)。セポイヤが前線で戦いながら敵を引きつけ、待ち構えていたコロンが水中で仕留めていく。ルガルは敵軍の後方に回り込み攪乱。アールヴは治療と連絡に専念という戦況。ゴルモアの確保という役割を与えられたビビアンだが、それでも殺し合いを否定する言葉を口にする。実際に多くの血が流れている現場で、ビビアンに何ができるのか?

・時をかける大食い/二宮香乃
読み切り。世界最強のフードファイター・プリンス赤坂は、バナナパイの顔面食いの最中に江戸時代にタイムスリップしてしまう。が、そこでも大食い大会は開かれていた。赤坂は、おそねさんというライバルと出会い、蕎麦勝負に挑む。オチまで、まったく現代に帰ろうという気を起こさない赤坂が良かった。あと、いくら江戸時代だからって、その辺をトキが飛んでいることはないと思う。

・マシュマロメリケンサック/浜田咲良
新連載。暴力が支配する鬼胡桃高校。火野は、1年のトップを決めるためのクラスの代表の座をほぼ手中にするが、最後のひとり、薬島育人に手を焼くことに。成績の良さだけが取り柄の薬島だが、火野とのタイマンでは他人に屈することを嫌う鋼のメンタルと、異様なタフさを見せつける。背表紙にも抜擢されているし、編集部的には期待しているんだろうけど、ヤンキー物と絵柄があっていない気がする。隔号連載です。

・世界八番目の不思議/宇島葉
第21&22話。サキュバスから身を守るために、ホーイチ的な術で身を守ろうとする勇者。しかし、頼みの綱の僧侶(♀)は股間に対する免疫がないのだった。2本目は、様々なところが成長した僧侶が、魔王戦の前に勇者に告ろうとサキュバスにアドバイスを仰ぐ。っていうか2人だけで、よくLV.97まで戦ってこれたな。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第2話。アンナの家の醸造所でタンクをひとつ任された玖郎は、どんなビールを作るか悩む。とりあえず目標が、どこかの社長をしているという姉に「うまい」と言わせることだということがハッキリする。あと、2人がランチを取った店のリータは、他の作品に登場していた気がするが、思い出せない。

・乙嫁語り/森薫
第32話(通算58話目)。ウマルとパリヤさんに助けられたご婦人と旦那さんが、お礼を言いに来る。が、顔をあまり覚えておらず、2人のことを兄妹と思ってしまったために、人探しは難航することに。外で働いているウマルと、家の2階にいるパリヤさんの無言のコミュニケーションが良かった。

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第3話。天気予報士の神谷響子さんは、神出鬼没に出現し雨を降らせる鵺のせいで予報を外し続けていた。その鵺の動きを予報しようと追跡を始める。しかし、発見した農村では人々から稲を守る存在として慕われているのだった。神谷さんをはじめ、鵺に対する人々の反応が移り変わっていく様子が面白かった。ただ、自宅での稲栽培は始める時期もあわせて、いろいろ無理があるような。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第49回目。まず、太ももの部分に大量の石を詰め込んで、スピードスケートをしようとする(道で)トビラの破壊力が高すぎる。本編では、佐々木小次郎(高校生)のシリーズが良かった。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第37話。『スベリ屋敷』と呼ばれる廃屋が取り壊されることになり、イワシとハクメイが下見をすることに(ミコチも同行)。しかし、突然の大雨で帰れなくなってしまう。3人は即席で家を改造し、囲炉裏や寝床を作ったりする。たった一晩泊まるだけとはいえ、そこに愛着を持って接するイワシが良かった。

・燕のはさみ/松本水星
第2話。流行りの髪形の男性を街中で見つけた燕は、細かく観察するために後を追いかけてしまう。人の髪を切ることに夢中になってしまい、他のことが目に入らなくなるというのが、燕の長所でもあり欠点でもあるわけか。今回も創一郎が登場したけど、燕との関係はどうなっていくのか?

・ゲス、騎乗前/西公平
第15話。ミタマグレードの誇る圧倒的な力で、牧は初の重賞制覇。でも、勝利ジョッキーインタビューで髪形をイジられ、軽ギレしてしまう。次回以降も、短髪バージョンで行くのかな? イケメンすぎてゲス要素が薄れるような。

・碧いホルスの瞳/犬童千絵
第11話。シェプストは、隣国ミタンニとの関係を深めたり、そこの王子ワディと妹ネフェルの関係を取り持ったり、いろいろと策略をめぐらせる。が、ソティスの産んだ男の子がセティの知るところとなってしまい……。なんだか、いきなり血なまぐさい展開になってきたな。

・不死の猟犬/八十八良
第32話。奪還作戦がスタート。ほぼ全編に渡ってドンパチが行なわれる激しい内容。枳殻率いる本体とUNDOが放つ銃弾が、夜空に飛び交う。そして、剣崎らが最も恐れ撤退の目安として考えていた“椿”こと栗林が、予想よりも早く現場に到着する。襲撃に2度目はないだろうから、どういう判断をするか? それから、ママは戦闘には不参加か?

・ヒナまつり/大武政夫
第59話。新田の妹・美佳が帝辺高校空手部の顧問に就任。『人の顔面を殴りたい』という欲求を、生徒相手に満たす。新田がヒナの手を借りて、妹の暴走を止めようとする。ヒナの超能力が長時間に渡って使われたのが、すごい久しぶりな気がする。

・サーカスの娘オルガ/山本ルンルン
第4話。オルガはもう一度ユーリィと出会うことを目標に、綱渡りの腕前を向上させていく。サーカスのポスターにも起用されるようになり、踊り子3人娘は面白くない。オルガをいびる展開かと思われたが、ユーリィへの気持ちを汲み取り協力する展開が素晴らしい。団長からお小遣いをもらっていないとはいえ、サーカス内でオルガが認められるようになっている様子もイイ。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第25話。本当に家に来てしまったBちゃんに戸惑うA君。完璧な女性ながら、どうしても好きになれずA子と比べてしまう。あくまでもA子に対する操を貫き通したA君も良かったが、その裏でNYの女たちが反A君で結託しているのも面白かった。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第14話。バードさんの旅の協力者である、パークス公使とヘボン博士のところに、プラントハンターのチャールズ・マリーズが現れる。そして、再び蝦夷ヶ島に渡るために、通訳として伊藤を呼び戻してほしいとお願いする。今回は、バードさんが登場しない幕間的な話。今後は、バードさんとマリーズで伊藤をめぐった駆け引きが行なわれるのか?

・狼の口/久慈光久
最終幕 第20話(通算35話目)。追いつめたハプスブルグ軍に対し、森林三邦は攻撃の手を緩めない。さらに、合流したヴァルターが湖側から弩で追撃する。ここまで追い詰められて、レオポルトは逃走を決意。湖を泳いで渡ろうとする。それに気づいたヴァルターが追跡しようとするが、腹の傷は開いたまま……。次回、クライマックスッ!

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第39話。ルドルフはモモコに対し、ベッドの上で今までの“お返し”をしようとする。というわけで、これでルドルフはリベンジに向けて動き出したと考えていいか。とりあえずは、ペイル&ヴェオあたりと合流したいところ。

・モテ孝/緒方波子
第5話。独学では限界があるので、メイク教室に通うことにする波ちゃん。通常が省略された顔なので、メイクをすることで目鼻の場所がハッキリするのが面白かった。そして、メイクがハッキリすると服が、いい服を買うとボサボサの髪が……というように、次々と自分のダメなところが気になる無間地獄に陥ってしまう。貯金も底をつき、どうする波ちゃん!?

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第19話(通算56話目)。恋を求めるナッツンのために合コンが催されることになるが、急遽女性として二ノ宮先輩が参加することになったり、ただ事では終わらない。今回は『やっぱり織子がイチバン』オチだったけど、ボーっとしていても鋭い恵那君は再登場すると思う。

・想幻の都/梶谷志乃
最終回。ビオロイドが禁止され、ジルの体も限界が近づく。ニノンは、なんとか使える素体を見つけジルを延命させようとするが……。713~714ページあたりでジルが言っていることが、この作品全体のテーマということかな。

・まかろにスイッチ/川田大智
第13回。読者の指の位置を指定する1本目。コマ割りにキャラの名前が隠された2本目と、実験度の高いヤツが印象に残った。

・予告
合併号なので、次号は2ヶ月後の発売。ホルス、狼の口、昴とスーさん、ストラヴァガンツァ、ナッツン、燕のはさみが載るほか、嵐田佐和子の新連載がスタート。柴田康平、志岐佳衣子、大槻一翔の読み切りが載ります。










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  1. 2016/08/14(日) 16:06:47|
  2. ハルタ 31号~
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ハルタ vol.36の感想



ハルタ第36号の感想です。8823先輩の名場面を収めたポストカード×4が付録です。



・表紙&カバー・ストーリー
山本ルンルン先生が担当。ポップでホラーな、いかにも山本先生らしい内容。表紙左にいる狼男さん(?)がカバー・ストーリーに未登場だったのが残念。

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
新連載。『特異人種』と呼ばれる、いわゆる超能力者の犯罪を専門に取り締まる『公安部特異課生活安全推進室』を舞台にしたストーリー。まずは、この部署に異動になった常田(普通の人間)がいきなり捜査に出向くことになり、特異課メンバーたちのやり方にいろいろ戸惑う。という内容。今後は常田と憑依能力者の要、それからメガネの庶務さんが中心になっていくのかな? 毎号連載です。

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第2話。人工河川の埋め立て工事中に、カッパが出現。現場作業員の横木らが、水族館が迎えに来るまで面倒を見ることになるが、どんなことでもマネするカッパに手を焼くことに。登場する妖怪が毎回違うのは分かっていたけど、相手の人間も毎回別の人になる構成なんだな。

・人よんで8823/佐野菜見
アニメ放送終了を祝しての?読み切り。8823先輩が、あつしが襲われた借りを返すためにクラゲを殴る。しかし、そこに深瀬が現れたことで、事態は一変する……。「いざ&こざ」「…ちゃら へっちゃられす」みたいな、セリフのテキトー加減が最高。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第48回目。連載再開で、今号から毎号連載になるとのこと。本編では、難しい言葉を使って会話しようとしたり、斜井田さんとデートしたりします。個人的には、頭巾に触られるのを極度に嫌う赤ずきんのネタが良かったです。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
新連載。タイトルの王冠は『クローネ』と読みます。今回は玖郎とアンナの2人が、ドイツの空港で『マイボック』という銘柄のビールを探し求める様子が描かれる。玖郎は元々ドイツでビール造りの修行をしていたようだが、一度日本に戻り、何らかの理由で再びドイツに来た様子。そのあたりの事情と、タイトルの意味が気になるところ。毎号連載です。

・乙嫁語り/森薫
第31話(通算57話目)。帰り道の途中で、荷車の車軸が折れてしまう。その修理の最中の、パリヤさんのパワフルな活躍を見て、ウマルは惚れ直した様子。2人の絆がグッと強まった印象。

・まどか、田園に行く/山本和音
読み切り。元カレの成宮信二から「仕事を手伝ってほしい」という電話を受けたまどか。金融庁の官僚からの誘いに、まどかはヨリを戻す気満々で出向くが……。仕事が農作業だったり、成宮のカミングアウトがあったり、終始「思てたんとちがう!」状態のまどかが面白く、191Pのひと言が最高。前作ともども、レベルが高い。

・不死の猟犬/八十八良
第31話。ママとの交渉は決裂。バイクチェイスの末、捕まってしまった剣崎だが、リンへの“想い”を語り共闘の約束を取り付ける。あと気になるのは、重さんの狙撃があったときに枳殻がママを守ったこと。もしかしてママは不死じゃないのか?

・ゲス、騎乗前/西公平
第14話。重賞まちがいなしのミタマグレートに騎乗予定の玄さんを、レース中の事故を装って騎乗停止に追い込もうとする牧。しかし、ダシに使おうとしたテンちゃんが上手く動かずに……。牧は営業は上手いけど、かけ引きとかハッタリの類はそれほどでもないんだな。次回は、重賞レースかな。

・日々ビビリの日比里くん/山田果苗
読み切り。常日頃から、最悪の状況を想定して動いている日比里くん。しかし、それは度を超えており……。という、オムニバス・ショートコメディ。営業先で掃除のおばちゃんに始末されるヤツが面白かったけど、それ以外が『乗り物に乗った時』というテーマに偏ってしまったのが残念。

・世界八番目の不思議/宇島葉
第19&20話。織姫と彦星の現代版。スマホをゲットした織姫は、あっというまに中毒状態に。ラブポエムブログを作ったり、出会い系サイトに彦星が登録しているのを見つけたりする。基本的に恋に一直線の織姫だけど、常に作業着姿(織物会社勤務)なのが、地味に面白い。

・ヒナまつり/大武政夫
第58話。超能力少女の首には、反抗しないように首輪が埋め込まれている。という忘れられた設定が復活。タイムリミットが迫っているアンズとマオの首輪を外すため、断食合宿が行われることに。予想外に長引き、新田たちも断食につき合うことになるが、斑鳩さんとヒナが抜け駆けをする。ヒナが、ここまで後ろめたさを感じたのは初めてかな。あと、ヒナの服の『MAJIDE』という字のJが裏返って『MAしIDE』になっている。

・フェイトフル・デイ/窪中彩乃
読み切り。妻・みどりが産気づいているというのに、海外出張中の夫・幸夫。離れているときのメールのやり取り、それから日本に戻ってからの2人の会話の雰囲気が良かった。『華麗なる虚偽』終了からそんなに時間が経っていないけど、絵・話ともレベルアップしていると思う。あと、幸夫の先輩の斉藤さんが、みどりに強いあこがれを持っている描写も良い。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第5話。慧は、物探しの依頼をこなしながら、三知嵩という友人(それとも弟?)と連絡を取ろうとするが、あらゆるアドレス・電話番号が使用不能になっていた。どうやら次回は、慧が日本に戻り三知嵩を探す様子。大きな事件になりそう。

・モテ孝/緒方波子
第4話。もう人に会うことが面倒くさくなってしまった波ちゃんは、化粧を変えてみることに。ドラッグストアに行き、世の中の女の子は化粧品という課金アイテムで自分を着飾っていたことに気づく(ニューロンに電気が走る)描写が素晴らしかった。あと、あの鳥の羽根みたいな髪形は、くせっ毛だったのか。

・愛なき巣/百名哲
読み切り。百野哲が主人公の“モキュメンタリー・シリーズ第3弾。大学で演劇サークルに所属している百野。周囲の人間の乱れた性生活に嫌気がさしていたが、実際のところ同棲だけはしてみたい。そこで後輩の のりちゃんと『セックスレス同棲』をすることに。特に事件が起こったりせず大きな見せ場があるわけではないが、それでも長編をしっかりと読ませる構成力は、さすがのもの。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第24話。手持ちの仕事がすべて終わってしまい、ヒマになってしまったA君。家の中だけでなく、NYのいたるところにA子との思い出があり、イライラしてしまう。そんなときに知り合ったA子の友人の友人、ブリトニー(Bちゃん)から積極的なアプローチを受ける。今回は、NYレストランガイドとしても使えそう。

・ダンジョン飯/九井諒子
第26話。炎竜を解体し、ファリンを探すライオスたち。しかし、胃も腸も空っぽだった。すでに消化されてしまったかと思われたが……。炎竜が火を吐く仕組みをここでも生かしてくるとは。とりあえず、次回はドラゴンステーキかな。あと、回復魔法が下手なマルシルが、後遺症的な痛みを全部「回復痛」で済ませようとしているのが良かった。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第13話。阿賀野川編。新潟へ向けて川下りをするバードさん。しかし、船頭の半次は迷信深く軽薄で、ちょっと嫌な奴だった。バードさんは気にせず川鵜などに目を輝かせるが……。バードさんは新潟について早々妹に手紙を送っていたけど、伊藤の筆の弁償もどうにかしないといけないよな。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第36話。「都会的な生活がしたい」という、ご近所のコハルちゃん(コクワガタ・メス)の願いをかなえるべく、家具選びにつき合うことになったハクメイとミコチ。無事に理想通りの家具を購入することができたが……。なんていうか、はじめからハクメイにそれっぽいものを作ってもらったほううが良かった気がする。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第38話。モモコは、いまだ回復しないルドルフの世話をしながら、バニーガールとして働いていた。そして店では盗難騒ぎが続いていた。その犯人は? これでルドルフは、精神的には復活できたかな。反撃の前に、モモコにどういうお返しをするのか?

・想幻の都/梶谷志乃
第14話。ギャバンらは人身売買の現場を押さえるが、関係者全員の頭部が爆発。さらにトレーラーなども爆破され、徹底的に証拠隠滅がはかられる。なんとか、ジルたちに証拠を見つけ出してもらおうとするが、そこにジェロームが持ってきた資料は、ヴィクター社(ジルたちの会社)が人身売買に手を染めていたという事実だった。そして、ビオロイドは廃止されることに。最終回となる次回で、どんな結末が待ち受けているのか。マダム&ニセジルあたりは、からんでくるのが難しそう。

・夏の花/黒川裕美
読み切り。ある旅館の常連客である高須賀華は、ワガママで従業員をコキ使うことで有名だった。今年は葉介という丁稚奉公の少年がターゲットに。案の定散々振り回されるが、絶好のスポットで2人で花火を楽しむことになる。オチまでにもうひとつ何か欲しかったのと、デレというか素直さを見せる段階をもうちょっと踏んでほしかった。

・ほらあなの海/中河星良
ショート読み切り。彼氏に誘われて海に来たアマネだが、砂浜で遊ぶのではなく洞窟を探検することに。その奥にあったものは? 太古から紡がれる海の音っていうテーマは、8ページで処理するには壮大過ぎたか。

・まかろにスイッチ/川田大智
第12回。1本目はさえちゃん&美代子のクラスにいる田中君が登場。彼が背負っている剣が抜かれる時は来るのか? 2本目は読者をオチに巻き込んだ意欲作。これ、老眼鏡をかけると読めるようになっていたらスゴイな。3本目は、まさかの感動作。こういうタイプの話も時にはイイ。

・予告
次号は連載陣が全員集合。高橋那津子と浜田咲良の新連載が始まり、二宮香乃の読み切りも載ります。







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  1. 2016/07/16(土) 09:08:37|
  2. ハルタ 31号~
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ハルタ vol.35の感想





ハルタ第35号の感想です。



・世界八番目の不思議/宇島葉
第17&18話。今号は『宇島葉特集号』ということで、いつもの裏表紙の『ハルタカルタ』だけでなく表紙も担当。本編も、そこに描かれている“巨大少女”いさな が登場。幼なじみの夕くんとの甘酸っぱいやり取りがくり広げられる。帯裏連載のときは巨大構造物とセットで描かれていただけだったので、巨大少女の日常生活が描かれたのは新鮮だった。

・ヒナまつり/大武政夫
第57話。フロント企業の業績が芳しくない新田は、ある企業のコンペに参加することになるが、そこで瞳と競合することに。圧倒的なプレゼンテーション能力の差を見せつけられ心が折れそうになるものの、大人気ない金の使い方をして逆転してみせる。ラストが“パーフェクトビジネスマン”新田をほめたたえる宴会だったけど、これ次回で全部ひっくり返るってことか!? ヒナは、シャンパンタワー製造機としてのみの登場。

・ダンジョン飯/九井諒子
第25話。炎竜戦クライマックス。センシの勇気とチルチャックの献身性、そしてマルシルの魔法に支えられ、ライオスが捨て身の一撃を決めて見事に勝利ッ! 次回は、ドラゴンステーキじゃぁ~! と思ったけど、ファリンの蘇生のほうが先か。しかし、これほどまでに大きなダメージを負うことになるとは。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第4話。慧は、カトラと祖父のジャックを会わせる。2人のやり取りを見るに、ジャックは鳥と会話する能力でも持っているのか? そしてカトラも同居することに。前半の回想シーンに登場する慧の弟がキーパーソンになる気がしないでもない。

・サーカスの娘オルガ/山本ルンルン
第3話。オルガは開演前に、興行主の息子ユーリィとケンカしてしまう。その流れで初舞台を踏むことになるのだが、緊張をほぐしてくれたのもユーリィだった。オルガは、いつのまにか綱渡りの技を身につけているし、段々と成長しているんだな。

・燕のはさみ/松本水星
新連載。貴族の父親が亡くなったことで、息子の創一郎は様々なプレッシャーにさらされることに。父親が通っていたという床屋で、女理髪師の燕に髪を切ってもらい緊張が和らぐ。こうやって、燕が訪れる客の心のコリをほぐしていくみたいな内容になるのか。毎回、登場人物の髪形が変わるというのは、ちょっと大変そう。

・モテ孝/緒方波子
第3話。今回は、新婚の友人・小堺さんにアドバイスを仰ぐ。『優しさを周囲にばらまく』というアドバイスを早速実践してみる波ちゃんだが、なぜかオバちゃん扱いされることに。あとは『ケチはモテないよ』というのは、メモしておく。

・不死の猟犬/八十八良
第30話。呆けたママに見切りをつけたお付きのひとり・柊木の頭がおかしくなり、自分が新しいママになると宣言。剣崎と会うことになるが、その器でないことをあっさりと見抜かれてしまう。そこに復活した本物のママが現れる。実質的に、このマンガの最強2人がリン奪還のために手を組むのか?

・狼の口/久慈光久
最終幕 第19話(通算34話目)。山道で渋滞するハプスブルグ軍の背後を、シュヴァイツ農民軍の本体が急襲。騎馬隊は道が狭いので反転ができず、横の湖に落ちれば鎧の重さと水の冷たさで沈んでしまう。さらに防塁で行く手をふさがれた先頭には、ウーリ&ウンターヴァルデンから来た援軍の投石攻撃が襲い掛かる。しかし、ヴォルフラムの死体が、こういう形で再登場するとはな。

・乙嫁語り/森薫
第30話(通算56話目)。前々回倒れていたご婦人を村まで運んだパリヤさんとウマルは、そのまま一晩ご厄介になることに。そして帰り道、念願の水車を見る。そこでの2人のやり取りが良かった。正式な結婚はまだ先でも、これでパリヤ編はひと区切りかな。

・碧いホルスの瞳/犬童千絵
第10話。前話から3年が経過。政治に邁進するシェプストだが、様々な悩みを抱えていた。そのひとつが子供がいないことなのだが、かつてハレム宮で好き勝手していたソティスを自分の傘下に引き入れることで解決しようとする。しかし、逆に乳母のシトレの反発を買うことに。いちばん考えを理解しているのが、ハプスネブっていうのが苦しい状況を現している。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第23話。先生の告別式から帰ったA子とA太郎が見た夢の話。それをキッカケに、それぞれが2人の関係をのことを考える。ロールキャベツとカルピスで、上手く気持ちを例えたな。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第35話。『樹鎮の夕べ』という、ハロウィン的なお祭りの驚かし役をやることになった、ハクメイたち。しかし、怖がらせるどころかミコチが用意したケーキが美味しすぎたために、逆に子供たちに追いかけられることに。木を守る悪魔に扮した様子が、いつもの服装と違って良かった。目の周りは何かを塗っているのか。

・百年後のアポロ/福田星良
デビュー読み切り。主人公・アキラと、父の形見の絵の中から突如現れた謎の人物・アポロのちょっと変わった友情ストーリー。380ページくらいからの夜の公園でのやり取りがハイライトなんだけど、全体的にストーリーの起伏を欠いていた印象。絵のタッチが昭和の少女マンガっぽいのも気になった。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第37話。ギルゴートが、入院中のターキー市長に、改めて自分の計画を語る。病院で顔を合わせたベンジャミンとジェニーが手を組んだりしないモノだろうか? そして。ルドルフはどこにいるのか?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第12話(通算31話目)。ビビアンは国民を山坑国に亡命させ、人間から参戦するのは近衛兵をふくめた13人のみ。そんな状態でオルグ軍との戦争が始まる。先陣を切るのは、セポイヤ。リザードマンなどの一般兵はともかく、ハク、ゴルモアあたりは特殊能力がありそう。

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第18話(通算55話目)。温泉合宿に来た、古典芸能研究サークルの面々。そこで、罰ゲーム『アーレー』をかけたまくら投げ合戦が行なわれることに。なんか、岬先輩が脱ぎ担当みたいになっているのはどうなんだろうな? と思ったけど他に相応しい人もいないし、仕方ないのか。

・よみ草子/中西星良
デビュー読み切り。平安時代。周囲から気味悪がられている灯という姫のところで、舎人として働くことになった少年の小丸。中盤で灯が小丸にお浄めを強制するあたりから、最終的には鬼を払う、バトル展開になるのかと思いきや、そうはならず。それっぽい雰囲気が終始漂っていただけに、ちょっともったいなかったような。

・今日のちょーか!/戎島実里
短期連載最終話。今回は、川でウナギを釣ろうとする。潮香が川に流されながら、問題を出し続けるヤツが良かった。再登場に期待したいです。

・ゲス、騎乗前/西公平
第13話。玉野さんに有力馬主を紹介してもらった牧だが、与えられた仕事は調教のみ。しかし、その馬のポテンシャルにほれ込んでしまい、なんとか自分が重賞レースで乗れないものかと画策。鞍上予定の騎手を次々排除していく。あと、牧が来ているロンTのマークがどこかの自治体のものだと思うけど、分からない。

・健全ロボ ダイミダラーOGS/なかま亜咲
最終回。勝利の宴の最中に、転送装置によってリッツが飛ばされてしまう。連れ戻そうとするものの、なぜか考一や将馬たちに光線が当たって上手くいかない。しかし、ラストのリッツのお別れの言葉は、サイテー(褒め言葉)すぎる。

・日陰日和/松本結樹
ショート読み切り。霊力が強く呪い代行をする谷本さんに、好きな相手ができる。が、誕生日にどんなプレゼントを送ったらよいのか分からず……。これは、キャラが素晴らしいので、増量しての再登場を期待したい。

・THE TOWN~復讐者~/加藤清志
最終話。ザ・タウンの秘密が記録されたデータを持ち出した森田を、友人の刑事・神海が追う。側溝の蓋から始まり側溝の蓋に終わるというワケか。今回も「ソルジャーは従う」「友情はこの世で一番美しい」「蛹から! 蝶へええええええ――――!!」など、セリフがキレッキレ。

・まかろにスイッチ/川田大智
第11回。今回は、てしゅ河原君とメガ澤さんという、2大キャラが登場。てしゅ河原君の復活も、メガ澤さんの部活動も良かった。けど、コショウは読めてしまった。

・予告
次号から、菊池まりこと中村哲也の新連載がスタート。想幻の街、バード、百鬼夜行、ふうらい姉妹のほか、窪中彩乃、黒川裕美、佐野菜見、百名哲、山田香苗、山本和音の読み切りが載ります。





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  1. 2016/06/16(木) 17:35:56|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0

ハルタ vol.34の感想



ハルタ第34号の感想です。今号でも『こどもフェローズ』に応募することができます。



・表紙とカバーストーリー
和田隆志先生が担当。さまざまなスポーツの応援を頼まれる女の子。でも、本当に応援したかったのは……。読み切りと違って爽やかな内容。

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
新連載。山から人里に下りてきたサルの妖怪『サトリ』。鳥獣保護センターの事務・シノを中心に捕獲しようと試みるが、サトリは人の心を読むことができるので上手くいかない。読み切りのときの『くだん』のように、妖怪や幻獣と人間の関わり合いみたいな話になっていくのか。サトリがスマホを生き物と勘違いする一連の流れが良かった。隔号連載です。

・ダンジョン飯/九井諒子
第24話。いよいよ炎竜戦がスタート。しかし、前回たてた作戦はことごとく上手くいかない。ケン助にも逃げられ、残る武器はセンシのミスリル製の包丁のみ。これをどうやって逆鱗の部分に突き立てるかだが……。竜が火を噴く原理だとか、チルチャックがハーフフット語でライオスを罵るのとか、相変わらずファンタジー世界の常識に現実的な理屈をあたえるのが上手い。

・ヒナまつり/大武政夫
第56話。ヒナの担任・横山霞先生の目線で送る、帝辺高校の底辺ぶり。殺マスクこと山中の暴れっぷりもなかなかのものだが、ケンカのとばっちりで気絶してしまい、力が暴走しそうになったヒナを見て、いち早く非難するケンゴと貴志の熟練ぶりとか、マミがぼっちになっていたりするほうの印象が強い。

・不死の猟犬/八十八良
第29話。いきなり若林と池上さんがラブホテルのベッドにいて、ド肝を抜かれる。さらにその後の2回戦の描写は、作者の本領発揮といったところか。そして、剣崎の調べで『被疑者不詳』の案件が多数あることが判明する。つまり、麻理恵さんのケースは特殊なものでないということらしい。そして、リン奪還のため若林は逃がし屋と手を組むことを提案。かつて切子から受け取った携帯にメールを送る。しかし、現在それを持っているのは香田。どういう展開になるのか?

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第34話。ゴンドラを使い、頂上の岩の上で夜が明けるのを待つハクメイとミコチ。しかし、暗らさのせいで見張る方角を間違えてしまい、けっきょく緑尾狼のお尻しか見ることができなかった。でも、それぞれの心はちゃんと再会できた感じ。回想パートの、髪の長いハクメイがカワイイ。

・モテ孝/緒方波子
新連載2本立て。1話目は、30歳なのに孤独で社会性もなくてモテない緒方波子=波ちゃんが、今後おしゃれでアーバンな恋愛漫画を描くときに困らないようにモテを目指すことを決意する。2話目は、そもそもハウツー本が要求するレベルに自分が達していないことから、どうすればいいのか友人にアドバイスをあおぐ。自分なりの『モテ』を考えるということなので、最終的にはとんちのようなオチが待っていそう。毎号連載です。

・今日のちょーか!/戎島実里
短期連載2話目。今回はほとんど埠頭で釣りをしている。三日月先生が、ときどき『G組のG』っぽくなるところが面白い。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第3話。女優のカトラから人探しの依頼を受けた慧は、話を聞いただけでターゲットが自分の祖父だと直感する。でも、次回は祖父を追うのではなく、カトラの過去の話になる様子。追い出した恋人というのがポイントなのか?

・乙嫁語り/森薫
第29話(通算55話目)。前回パリヤさんは病人と出くわしてしまったが、そのころスミスやアゼルも、上手くいかないことにブチ当たっていた。そしてカルルクとアミルも……と思いきや、この2人は相変わらず。で、パリヤさんは?

・夏を知らない子供たち/山本和音
読み切り。2150年。地球の平均気温は50℃越え。夏場はスノードームという寒冷施設での生活が義務づけられているが、そこを脱走する者がいた。警官の茂木は酷暑の中なんとか探し出そうと奔走する。脱走者が回想する野球シーンは、陰影のメリハリが効いていてとても良かった。でも、茂木がここまで職務に熱心な理由みたいなものが欲しかった。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第12話。津川編。新潟への舟が出る川湊の街で宿をとることになったバードさん。しかし、素足で蕎麦を踏んだり、たくあんの強烈な匂いに不満が爆発してしまう。今回は、序盤のお菓子屋食べ歩きに始まり、伊藤大活躍の回だった。これまでそこまで焦点が当たらなかった、食文化の違いというテーマも面白い。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第22話。告別式当日。オールスターメンバーが揃う。チクリとしたひと言から口ゲンカに → K子「不謹慎よ!」の流れが何度も繰り返されて面白かった。そしてA太郎は、ついにA君のイメージをつかむ。ここから反撃のターンが始まるのか?

・極楽蜻蛉/紗久楽さわ
読み切り。女博徒の蜻蛉丸は、不慮の事故から閻魔大王の前に。唯一心を許した相手との約束のために『極楽』に行かなければならない。その手形を奪うために、大バクチを打つ。独特な世界観のある絵柄もいいし、死ぬキッカケとなった『凍った湖の上の雁』が、二重三重の意味を持っているという構成が素晴らしかった。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第36話。ルドルフのいない感謝祭。キューピッドクラブにルドルフゆかりの人物が集まるが、当人の所在は不明のまま……。街の雰囲気も悪くなっている。元恋人のジェニーの動きが、カギになる気がする。

・走れ、メロス/百名哲
読み切り。60Pの長編。TVディレクター(バイト)をしている百野は、アイドルのライブ会場まで歩いて移動しているオーストラリア人の密着取材をすることに。途中で女性のアイドルオタも合流し、様々な事件が起こり感情が入り乱れる。何気ないコマやセリフで、不意に感動してしまった箇所がいくつもあった。なんとなくドキュメンタリーっぽい雰囲気があるんだけど、作者は本当に『YOUは何しに日本へ?』の取材とかしてたのかな?

・健全ロボ ダイミダラーOGS/なかま亜咲
第26話。勝者の特権として、ペンギン帝国が『美容室プリンス女子にすけべーなことをする』権利を行使する。正直ペンギンローションから先は、ハルタではアウトだと思う。次回が最終回です。

・ゲス、騎乗前/西公平
第12話。前回登場した玉野さんは、年上の馬主たちに人気があることが発覚。さっそく牧が営業をかけるが、彼女は物を「この子」と言ったりする、甘やかされて育った『脳内ハッピー系』だった。それを見極めてからの、牧の路線変更が見事だった。次回、この営業の成果がどういう形で出るのか?

・想幻の都/梶谷志乃
第13話。警察は、ビオロイド素体用の人身売買が行われているという事実をつかむ。そこから、ビオロイドが誕生したことによる功罪が語られる。そして、デュランたちは、取引現場に潜入捜査することに。でも、この流れだと、取引相手としてジルが出てくるんじゃないかな。

・春の宵、密かの杜/渡邉紗代
読み切り。北欧の山村に住むソフィアは、森で死にそうになっている鳥を見つけて保護する。真剣に祈る姿を見た、聖ルチアが冬の支配者に魂返還の交渉をする。ソフィアのおばあさんが実は……という部分はともかく、ソフィアがたまたま拾った鳥に、あそこまで執着する理由がわかりにくいのが、なんかもどかしい。

・事件記者トトコ/丸山薫
最終回。スクーターに乗り、街中を走るトトコ&入谷。その姿を見た人たちが、いろいろな騒動に巻き込まれていく。この作品らしく、ドタバタした楽しいエンディングだった。でも、ラストページのオマケコーナーで語られてたことは、どのくらい信じていいものなのか?

・まかろにスイッチ/川田大智
第10回。耳たぶの長い男・田渕純が、ハムスターとの抜群の相性の良さを発揮する。もう1本の『前髪をキッチリそろえる床屋』の話で、口から息をふーふーすることで前髪を切らせない作戦の時の絵が、のむらしんぼテイストが強くて昭和みたいだった。

・予告
次号は、ホルス、タウン、狼の口、ストラヴァガンツァ、ナッツン、八番目の不思議が掲載。松本水星の新連載が始まるほか、中河星良、福田星良の読み切りが載ります。デビュー読み切りの作者の名前がどっちも『星良』ってスゴイな。





テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/05/16(月) 15:36:55|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0

ハルタ vol.33の感想



ハルタ第33号の感想です。



・表紙とカバーストーリー
進美知子先生が担当。本を読もうとするけど、春の陽気で眠気に誘われる女性が描かれています。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第2話。高校生探偵・御山慧は、ターゲットの車に追いつく。依頼されていたのは、別れた夫から飼い犬を取り戻すことだった。解決の手際も見事だが、気になるのは車と会話した能力。無機物全般とイケるのか、車限定なのか?

・乙嫁語り/森薫
第28話(通算54話目)。せっかくウマルと2人きりになれたのに、ろくな会話もできないままお使いの目的を達成してしまい、帰路につくことになるパリヤさん。すれ違った娘さんたちの歌にウマルが興味を持ったことをキッカケに良い雰囲気になりかけるが、道端で倒れているご婦人に出くわしてしまう。ここで、パリヤさんの隠された介抱スキルが発揮されるのか?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第11話(通算30話目)。王室会議が開かれるが、各種族の意見の対立や責任のなすりつけ合いばかり。しかし、黒尾人がゴルモアの軍勢に敗北したという報せが入り、対決姿勢を固めることに。ポックルは不参加で、会議で一言もしゃべらなかった天使っぽい種族も戦力にならなそう。セポイヤ、ルガル、人間あたりが主戦力か。

・世界八番目の不思議/宇島葉
第15&16話。1本目は、阿弥陀如来がアイドルユニットを結成する。ハシラのアイドル解説や、ほぼすべての曲の作詞作曲を勢至菩薩が担当しているのが面白い。2本目は、閻魔大王(♀)がアイドルを目指して歌ってみた動画をネットに上げる。脱衣婆ちゃんが登場したり、いろいろと豪華な内容。

・狼の口/久慈光久
最終幕 第18話(通算33話目)。逃走するシュヴァイツ農民兵の残党は、残り200名。ハプスブルグ軍は、圧倒的な戦力差で蹂躙していく。レオポルト公は圧勝ムードに快感を感じているが、見通しの悪いカーブの先でシュヴァイツ兵たちが反撃に出る。いよいよクライマックスが近いか。

・ヒナまつり/大武政夫
第55話。新田をはじめとする芦川組は、系列団体の中でも一目置かれる存在となっていた。それが気に入らない別の組の若頭・郷田は、あらゆる手を使い嫌がらせをしようとするが、ことごとくヒナに阻止されてしまう。引っ込みがつかなくなり、ついには大型トラックまで持ち出すが……。横断歩道を、斑鳩さん家族が渡っているのが笑える。

・不死の猟犬/八十八良
第28話。重さんの娘の麻理恵さんの感染経路は、分からずじまい。剣崎は捜査を打ち切ることを宣言する。そして、UNDOの施設からリンを引き上げて、RDSに関する情報を聞き出すことを決意する。かなり無茶な作戦だけど、どうやって実行しようというのか? あと、愛で感染するってことだけど、親子感染はないんだな。

・ダンジョン飯/九井諒子
第23話。ライオスたちは、ついに地下5階に到達。かつて城下町だったそこかしこに、炎竜の痕跡を見つける。さて『どうやって倒すか?』という話になるが、前回対戦時より戦闘員2人と魔術師1人が減り、戦闘員が1人が増えたという状況。まともにぶつかっては勝ち目がない。そこでライオスが、狭い地形を利用した作戦を提案する。今回食べるのは、大ガエルの肉を使ったカツ。縁起を担ぐ。

・今日のちょーか!/戎島実里
短期連載1話目。釣り部として活動する潮香。廃部を免れるために、友だちの渚ちゃんを強引に勧誘する。これまでホラーシリーズを描いていただけに、日常4コマというのは意外だった。『釣り女子』は、個人的に流行るテーマと思っているので、期待したい。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第33話。ハクメイがミコチの家に転がり込む前にお世話になっていた、緑尾狼率いる隊商キャラバンの姿を見るために、2人はちょっと遠出することに。道中様々な障害にぶつかるが、行きずりのタヌキに助けてもらう。次回、再会はかなうのか?

・さすらいの魔女ニコラ/宮永麻也
読み切り。人間(魔女)ながら魔界で暮らすニコラは、底辺魔族のポペをかばおうとして自分も捕まってしまう。全体的なストーリーや雰囲気はイイものの、やや画力が物足りないという印象。特に、相方魔族のサイモンの顔が不安定かな。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第21話。大学時代の恩師が亡くなった。ということが、I子 → K子 → U子 → A子と伝達される。問題はA太郎含め、お通夜に行くか告別式に行くか。U子の巧みな話術により、全員が告別式に参加することに。次回は、波乱必至か。

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第17話(通算54話目)。ナッツンが九条君とばかり遊んでいることにイラッときた織子は、天性のプレイボーイっぷりをいかんなく発揮。3人ほどお持ち帰りする。誤解だと分かって、ゆるやかに土下座する流れが面白い。今後は隔号掲載になるそうなので、次回は2ヶ月後です。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第35話。ギル・ゴートから、エグマリヌを送り込んだ10年前から計画が始まっていたことが明かされる。ブチ切れルドルフは怒りの一発をお見舞いするものの、何発もの銃弾を喰らってしまう。ペイルとヴェオの助けで、モモコが何とか連れ出すことができたが……。ルドルフは、ゴンドランドに戻ってくることができるのか?

・ちえちゃん/木村みなみ
読み切り。丸いメガネをかけていてショートカットな女の子、みなみちゃんのことが好きな相田君の話。ショートストーリーなので、相田君がそこまでハマッている理由が分からないが、それでも甘酸っぱい雰囲気は十分楽しめた。

・ゲス、騎乗前/西公平
第11話。重賞レースに実力馬で出ることができた牧。しかし、休み明けなので本調子ではない。どうやって高順位を狙うか?という、レース中の駆け引きが面白い回だった。そして今回初登場した厩務員の玉野さんは、牧とどう関わっていくのか?

・健全ロボ ダイミダラーOGS/なかま亜咲
第25話。時間が戻って、大将戦前の南風原&ほづみとフンボルトのやり取り。ほづみが南風原で◯ナッていたり、南風原はそんなにほづみのことを好きじゃないということが、フンボルトによって白日の下にさらされてしまう。そもそも、性能差のあるこの2体が対決することになった時点で、人間側の負けは決まっていたようなものだよな。

・碧いホルスの瞳/犬童千絵
第9話。シェプストとセンムトの関係は、王宮全体の知るところとなる。妊娠をしているかどうかを確かめられたり、書記官の任を解かれたりしてしまう。そして、2人に別れの時が。王家の谷での会話が、出会ったころとの対比となっていて良かった。そして、セティは正式にファラオとなる。

・平静酒乱日記/サワミソノ
読み切り。ゴミを出し忘れたことをキッカケに、だんだんと自堕落な生活を送るようになっていく主人公の男性。酒に溺れる日々を送っていくなかで気になったのは、アパートのベランダに放置されているらしき犬の存在。なんとなく世話をするなかで、自分の気持ちも変わっていく。ハルタっぽくない作風だけど、かなり面白かった。ラストも前向きなものだったし。

・THE TOWN~復讐者~/加藤清志
第9話。左腕をフッ飛ばされた北浦は、格子状エネルギーが暴走。身体が崩壊してしまう。雨木は最後の力を振り絞り、妹の墓前に復讐を果たした報告に向かう。次で最終回かな? タウンの謎が明かされることはなさそう。

・あかすり/大槻一翔
読み切り。あかすりタオルがボロボロになってしまったので、新品を買ってくる。前使っていたモノはそのまま捨てられるのかと思いきや……。こういう再利用法もあるのね。

・華麗なる虚偽/窪中彩乃
最終回。精神的に追いつめられたミランダは、疲労が蓄積し倒れてしまう。そして舞台を下りることに……。旧友たちの話で、自分の知らなかったリズの一面を知ったミランダは、リズの存在を天に返そうと自殺をはかる……。ラストで、ミランダも愛されていたんだということが分かるのが良かった。

・まかろにスイッチ/川田大智
第9回。今回は、さえちゃん&美代子が大活躍したけど、個人的にはやっぱりメガ澤のヤツが好き。メガネを外した時に顔だけでなく体型も変化しているんだな。

・予告
次号は、バード、想幻の都、トトコが掲載。比嘉史果と緒方波子の新連載が始まるほか、紗久楽さわ、百名哲、山本和音、渡邉紗代の読み切りが載ります。




テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/04/17(日) 05:51:06|
  2. ハルタ 31号~
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