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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/10月はトクサツガガガ、スピドメ、天国大魔境、フルット。

それでも町は廻っている 第15巻の感想




『それでも町は廻っている』第15巻の感想です。 kindleで買ったので、ちょっと更新が早いです。


・第114話 修学旅行
歩鳥たちが修学旅行で北海道に上陸。ただ、話の中心は浅井の海老洲への告白。さまざまな観光スポットや、グルメを満喫した前半部からは全く想像できない展開、そして、結果に意表を突かれた。歩鳥のムックリ芸とヒグマにデレるところは面白かったが、これで真田は恋愛的に動かざるを得なくなったわけか。

・第115話 飛ぶ鳥
紺先輩が、迷い九官鳥を保護。しかし、夜中に謎の言葉をつぶやいたことをキッカケに、自ら飼い主を探すことを決意する。できるだけ歩鳥には頼らず、自分の力だけで何とかしようとする姿が新鮮だった。そして、第22話『ワン・オア・エイト』で登場した2人組の正体が、こんな形で明らかになるとは。

・第116話 メガネ行方不明事件の全貌
水泳の補習中のタッツンがなくしたと思っていたメガネが、何者かの指紋ベトベトの状態でゲタ箱から見つかるという事案が発生。歩鳥が、その真相を回想する。ここまでピンチにたじろぎ、うろたえるタッツンも珍しいけど、校内でほぼ全裸になって用を足しているというのが、ちょっと衝撃的だった。そうしないといけないんだけど。

・第117話 虚
歩鳥&涼ちんの話。テーマとしては『見えていても意識しないものが、意識したとたんに意味を持ってくる』みたいな感じ。たぶん涼ちん関連の話は、なにか大きな話につながっていると思うので、今回の要素もどうやって生かされるのか楽しみ。あと、ひとりでシーサイドにいるメイド長が、時期的なことも考えるとちょっと切ない。

・第118話 牡丹灯籠
ユキコが、携帯ゲーム機を学校に持っていって注意を受けるが、翌日も同じことをくり返してしまう。その理由は、なんなのか? 歩鳥が真実を聞き出す。『ユキコの初恋話』というのも新鮮な切り口だったが、近い→早いのコンボとか『底』と『視る』の覚え方とか、全体的な構成のレベルが高かったと思う。24ページもあったし。

・第119話不猟少年不良少女群像劇
クラスで浮きがちな漫研部員にも声をかけるほど、周りに気配りができる“いい人”の城嶋先輩。『他人との距離感、つき合い方』みたいなテーマの内容だったけど、紺先輩と仲良くなるハードルはかなり高そう。第34話で年賀状を出したのも、精一杯の行動だったんだろうな。

・第120話 辰野俊子のお友達
初期とは性格というか、他人との接し方が変わってきたタッツンがメインの話。涼ちんとユキコ、涼ちんとタッツンという初顔合わせの対比が面白かった。しかしキャラ配置的に仕方ないとはいえ、タッツンにとって歩鳥はオタ活にもつき合ってもらうほど仲のいい相手なのに、歩鳥には他に紺先輩とか涼ちんとかいるというのが、ちょっとカワイそう。

・第121話 立つ鳥
ついに、紺先輩の進路が明らかになる。冒頭で合格発表のシーンが描かれているのに、自分もまんまと歩鳥と同じ勘違いをしてしまった。引っ越しの荷物をはさんでの歩鳥と紺先輩の会話、そして見つめ合う193Pの2人が最高だった。第71話『歩く鳥』とならぶ、それ町史上に残る名エピソード。





ストックは、今月のアワーズの分もあわせて3本あるので、なんとか今年中にもう1冊発売されないものか。









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  1. 2016/04/30(土) 13:32:04|
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木曜日のフルット 第5巻の感想



ネコと人間の、ゆる~い日常『木曜日のフルット』第5巻の感想です。前巻から1年3ヶ月のインターバルをおいての発売となります。


・この巻では、カラーページでフルットたち野良ネコグループの勢力図が明らかに。フルットたちが2番手派閥で、しかも『アウトローズ』というカッコいい名前を持っていたことが意外だった。名前をつけたのは誰だ? 

・今回は、ダ・ヴィンチやプリンセスGOLDに出張掲載されたモノも含め、収録を飛ばされたエピソードはナシ。なんとなく、風刺系・詐欺系の話が減ってオカルト系の話が増えた印象。

・個人的なお気に入りは、心霊写真に鯨井先輩がツッコむ『頼子の巻22』。フルットとクロの高度な心理戦『フルットの巻73』。いったい何をするお祭りなのか、いまだに分からない『ハロウィンの巻』。フルットの努力が徒労に終わる『硬い石の巻』。古本屋を支えていた一冊の本『鯨井先輩の巻57』。デンの花粉症対策『マスクの巻』。メガネっ娘の新キャラ登場『霊能者の巻』。これから本当に起こりそうな詐欺『お葬式の巻』。といったところでしょうか。ベストは『頼子の巻26』。映画『ミリオンダラー・ベイビー』を下敷きにした、頼子の懸命の努力が報われるエピソードです。
頼子 MDB

・MVK(最優秀鯨井先輩)も、同じ話からマウスピース間違いをする鯨井先輩。
鯨井先輩 マウスピース





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  1. 2015/12/10(木) 17:03:12|
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それでも町は廻っている 第14巻の感想



それ町14巻の感想です。

・第106話 図書館の回し者
歩鳥による図書館講座。第52話の秋まつり、第71話のスケートに続いて、紺先輩に歩鳥が新しい世界を教えるというシリーズ。結果的には、紺先輩のオカルト好きをいい具合に刺激したが、問題はコレを受験生相手にやっているということか。だから、第一志望に落ちたのかな。あと、ラストで歩鳥が『司書』を目指す可能性が急浮上。針原さんに言われた『保育士』『介護』より向いている気がする。

・第107話 歩鳥撃沈
眠れない歩鳥が、深夜のコンビニで真田と遭遇。その流れで小学校に忍び込むことに。プールのそばで歩鳥の悩みを聞いたり月がキレイだったり、真田が告白するのに絶好の雰囲気になったものの、そこから一気にオカルト方面へと展開していく。5巻の小ネタを生かしたオチもニクイ演出なのだが、なぜ前巻発売時にこの『手形付きハリウッドTシャツ』を読者ご存じ!みたいな形で発売してしまったのか?

・第108話 続・夢現小説
単行本ではサブタイトル表記が『夢現小説』となっていますが、それは第39話のもの。『続』がつくほうが正解です。高校生の静さんが、ある男子生徒との出会いから、ミステリ小説家を志すキッカケが明らかになる。その特徴であるウニ頭と飛行船がデビュー作のタイトルに使われ、腕時計を第102話で静さんがつけていることを考えると、北村早希は今後の重要人物になってくる可能性があるわけか。

・第109話 ドッペルゲンガー
唯一、歩鳥の推理力を信頼している福沢さんが、彼氏の浮気調査を依頼してくる。この話は真相の解明が終わったあとに、親が本当の息子を見抜けるか?という実験 → 福沢さんがタッツンの話をパクる。というふうに続いて、やや展開にまとまりを欠いた印象。ミュージカル研究会が歩鳥に脚本の依頼に来ていたり、男女の問題に関わるのを躊躇したり、今後の伏線的な部分のほうが気になった。

・第110話 お姉さんといっしょ
小学生の間で流行っている『ゴルゴンの迷宮』というという食玩を求めて、タケル&マッキーと歩鳥&山本君が街中を駆け回る。やっと見つけたラス1の『ゴルゴンの迷宮』を賭けたジャンケンで、必勝法を知っているマッキー相手にタケルが(おそらくワザと)負けたことと、歩鳥がタケルのために1個確保しているという、それぞれを思いやって行動しているのが良かった。

・第111話 夢幻小説
連載時は2話構成だった長編。歩鳥が、自分の存在を誰も知らないパラレルワールドのような夢の中のような、不思議な世界に迷い込んでしまう。歩鳥が『自分のことを誰も知らず誰も必要としていない』ことに恐怖を感じているのとは対照的に、真田とタッツンがつき合っていたり、紺先輩の性格が明るくなっていたり、嵐山家がリフォームしていたり、全体的に上手く廻っているのが、なんだか切ない。ただ、静さんがキーワードを打ち込んでから歩鳥が現実世界に戻ってくる演出の、スピード感は素晴らしい。

・第112話 エビの恩返し
安定のタケル×エビちゃん回。北陸の母方の実家から、嵐山家に伊勢エビが届く。しかしタケルは食べるのがカワイそうになり、調理することを強烈に拒む。そこで、歩鳥といっしょに海に逃がすことになるが……。2人の背後を歩く真田の不審者面もなかなかのものだが、冒頭のエビちゃんとタケルは、電車に乗って2人だけでどこに行こうというのか?

・第113話 赤
歩鳥が、第96話で出会った室伏涼ちんと再会。そこから、森秋邸に残された赤一色に塗られた絵の謎を、2人で推理することになる。185ページで車の後部座席に並んで座っているとこととか、193ページの最後のコマとか、この2人には、紺先輩やタッツンの時とは違う、妙な『最強のコンビ』感がある。しかし、森秋祖父の残した『赤い絵』の謎は解けずじまい。これは、今後の伏線ということかな?



あとがきを読んで『似たもの』『似て非なるもの』がテーマだから、表紙に歩鳥が2人描かれているんだと、納得。







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  1. 2015/06/01(月) 16:41:11|
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それでも町は廻っている 第13巻の感想


それでも町は廻っている (13) (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている (13) (ヤングキングコミックス)
(2014/09/30)
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『それでも町は廻っている』第13巻が発売されました。表紙は、短髪歩鳥の背後にUFOが飛んでいます。感想のほうは、サクッといきます。


・第99話 張り込み
マンションにいる『郵便物放置犯』を捕まえるべく、張り込みをするエビちゃん&タケル。顔の見えない2人の「うん」「よし」のやり取りが最高。もはや、この2人がメインの話には、絶対的な安定感がある。気になるのは、15ページの歩鳥の「世の中にはトリックじゃど~にもならない事もある とくに男と女の問題は」というセリフ。これは、なんらかの経験を踏まえたものなのか? あと嵐山家にパソコン等はないはずだけど、どうやってニセチラシを作った?

・第100話 犬事件
単行本での100話目。“3歳くらいの女の子”がいなくなってしまう事案が発生。ジョセフィーヌが歩鳥&タッツン&真田を引き連れて行方を捜すことに。ジョセフィーヌがたどる臭いのビジュアル表現が素晴らしいと思った。足跡っぽいモノとか、料理の匂い、クサそうなモノなど見た目で臭いを想像できるのがスゴイ。そういえば、昔のアニメなんかだと『プ~ン』と匂いが漂ってきて「美味しそうでヤンス~(フラフラ)」みたいなシーンがよくあったけど、見かけなくなったな。

・第101話 モテない紳士
学園祭(1年生のとき)の話。『なぜ海老州舞は自分に触ってくるのか?』という疑問を浅井が、モテないブラザーズの2人(真田&鈴木)に相談する。70ページで男らしさを見せてからの、ラストの顔の落差がひど過ぎた。この話のヒロインである海老洲さんはもちろんギャルコンビの森&白崎とか、出番が少ないのにキャラが立っているのは見事。あと第21話と見比べて、同じ場所や変わっているところ探すのも面白い。

・第102話 廃村
3ヶ月に渡ってアワーズに掲載された長編。歩鳥&紺先輩&静さんというめずらしい顔ぶれで『幽霊の目撃情報がある廃村』の探索に出かける(静さんの小説の取材だけど、2人は本当の理由を知らない)。「もしかして……!?」と思わせてからのガッカリオチは、やっぱりソレミテの影響だろうか。歩鳥と紺先輩のやり取りを、一歩引いた目線で観察している静さんが良かった。あと「はい!! そん(う)です!!」を一度使ってみたいけど、そのチャンスが全く見つからない。

・第103話 闇の中の消失
メイド長の誕生パーティーとして、闇鍋が行われることに。ヒドイ出来を覚悟したものの、予想外に美味しい鍋になってしまい、その答えあわせをすることに。荒井さんが遅れてきてからの、テイク2のオチが良かった。そして、あとがきでの『闇鍋論』の勢いが圧倒的。「具」じゃない「愚」を持ち寄ってはいけないというのを肝に銘じておきたい。

・第104話 暗黒卓球少女
紺先輩が卓球を始めた衝撃の理由が明らかに! という虚実入り混じった思い出話。でも、話のポイントは紺先輩に強いあこがれを抱き、自分が近寄ることのできなかった距離をあっという間に飛び越えて、紺先輩との仲を深めた歩鳥への針原さんの嫉妬心かな。だからってドロドロした感情を抱かないのが、針原さんのいいところ。そして、ラストで登場した座成の衝撃。となると、第71話の回想場面もそのまま素直に信じてみてもいいものか……。

・第105話 呪いのビデオ
福沢さんからの依頼で、過去の映研部員が残した謎のビデオの真相を探ることになった歩鳥。3年夏なので歩鳥の推理力が上がっているのはもちろん、スマホで(いつ機種変更した?)情報を調べたり、タッツンの助手力も上がっている。それから芹沢先生は、18歳+26年前で現在44歳ということか。思っていたより歳をとっていた感じ。


この巻では、ピンナップもカラーページもなかったのが、すこしさびしかったです。あと『ハリウッドTシャツ』を商品化するなら、順番を入れかえて『歩鳥撃沈』を収録すればよかったのに。







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  1. 2014/10/02(木) 17:35:05|
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木曜日のフルット 第4巻の感想


木曜日のフルット(4) (少年チャンピオン・コミックス)木曜日のフルット(4) (少年チャンピオン・コミックス)
(2014/09/08)
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ネコとニンゲンのダメかわいい日々『木曜日のフルット』の第4巻が発売されました。第3巻の発売から1年2ヶ月、刊行ペースが速くなっていますね。


・フルットでは、よく世相を反映したり皮肉った内容のモノがあります。この巻では『2020年東京オリンピック開催決定』『佐○河内氏、小保○氏の問題』『セクハラ野次問題』や諸々の詐欺ネタなど、読み返すだけでココ1年の出来事をかるく振り返ることもできます。ただ、民主党政権時の消費税を上げないというマニフェスト破りを扱った『サナちゃんの巻』が、3巻に続いて収録見送りに。これはリアル鯨井先輩に続いて、お蔵入りと考えていいのかも。
フルット お蔵入り?

・この巻の個人的なお気に入りは、フルットの男らしさが光る『かっこいい猫の巻②』。編集の沢村さんに白川先生が翻弄される『ハシラの男の巻』。圧倒的存在感『カッパの巻』。白川先生の才能の一端が明かされる『白川先生の巻⑧』。鯨井先輩のツッコミが冴えわたる『4コマの巻②』。トラの復讐の戦いとフルットの優しさが光る『トラの巻』。フルットの前に最凶(?)の存在が現れる『ジェンドの巻』。白川先生の大失態『白川先生の巻⑨』。といったところでしょうか。ベストは『ビデオの巻』です。夜中にフルットと鯨井先輩の寝る場所が入れかわってしまう謎を、フルットだから許される2ページだからできる力業で解決する反則級の一作です。
イリュージョニスト

・MVK(最優秀鯨井先輩)は「たすかりマックス」。
たすかりマックス




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  1. 2014/09/10(水) 12:15:20|
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