晴耕雨マンガ

6月は、トクサツガガガ

テラフォーマーズ 第15巻の感想




テラフォーマーズ第15巻の感想です。表紙は“夢を盗む天使”イワン・ペレペルキナです。


・第141話 PLAN α 七人の兵器
当初、アネックス乗組員が火星で作戦を展開する上で想定されていた、幹部が協力して戦う『プランα』が、このタイミングで実行されることに。兵器に匹敵する実力を持つ7人の戦いぶりが描かれる。なかでも、小吉のフラップジャックとミッシェルのブルドッキングヘッドロックの合体技が良かった。いっぽう、地球でゴキたちを待ち受ける黒服の中にいて『顧問』と呼ばれる老人は、やはり燈の育ての親(膝丸流の師範)か。そして、マーズランキング同様『アースランキング』(日本国内のみ)みたいなものもあるようで、白い服の女性が1位、火星に行っている3~6位は、小吉、燈、慶次、加奈子だろうから、病欠の2位が誰なのか気になる。
膝丸院長
この男性の正体は?

・第142話 FIGHTING MAN モンハナシャコ
脱出を目指す若手チームが奮闘するが、この中ではトップランカーの慶次(ニーナのランキングが18位と判明)が、シャコゴキのローキックによって両足をぶった切られてしまう。劉の回想で、モンハナシャコは本来、幹部に与えられるはずだった『最強生物』だということが明らかに。そのベースを得た慶次でも歯が立たないのか……というところで、専用“防具”のパワーリストを解除する。これで、現役時代同様速く鋭いパンチが打てるということか。アネックス突入時の「腕が太いから防護服を着られない」とウォルフは言っていたけど、この防具の存在を知らなかったのか。

Gonna Fly Now

・第143話 GONNA FLY NOW 羽化
専用防具を外した慶次は、本来のスピードを取り戻す。これまでは、シャコのパンチ力を生かして一撃必殺のイメージが強かったけど、第42話の回想シーンにあるように本来はアウトボクサーで、躱して打つスタイルだったわけか。鋭いコンビネーションでシャコゴキの片目をえぐり出し、右アッパーでフィニッシュする。しかし、慶次はこれで、クロカタ、ヤンマ、ラーテル(西と協力)に続いてバグズ・MOゴキ4体目の撃破。燈が3体(バッタ(ミッシェルと協力)、オケラ、マイマイ)、ミッシェルが4体(エメラルドゴキブリバチ(推定)、バッタ(燈と協力)、ニジイロクワガタ、パラポネラ)だから、成績で言えばトップクラスだな。それから、応援に行こうとして、アミリアの存在に気づいて引き返す西さんがイイ。

・第144話 PEREPELKINA 母親の姓
海を目指して走る若手チームの中で、体力に不安のあるマルコスと能力使用に血が必要なイワンが遅れ始める。そしてイワンは、アシモフらと初めて出会った時のことを思い出す。ここにきてのエレナ登場はズルい演出。イワンの対ロシア軍ゲリラ時代(もともとはザクリエフという父方の名字を名乗っていた。だから現在はペレルキナという女性姓を使っていたのか)が描かれて、読み切り1本目での伏線は全部回収した感じかな。しかし、チョウセンアサガオでドーピングしたイワンのキャラは、なんか不気味。人為変態薬との飲み合わせで、変な副作用が出なきゃいいけど。躊躇なくマルコスにも注入するし。
エレナ
エレナ再登場

・第145話 AVATAR OF MIGHT 進化の化身
披露の限界を越えながら、走り続けるマルコスたち。その前に立ちはだかるのは、4体目のハゲゴキ。ニーナが持ち前のコマンドサンボで対峙するが、あっというまに敗れてしまう。能力で適わないのは仕方ない。しかし、後の話で明らかになるけど、ハゲゴキが脚に装着しているプロテクターはイザベラの専用武器だし、直接の死因となる球体もフロンティア・スピリット号が落とした脱出ポッドというのが、なんともやるせない。脱出班の残りは慶次、加奈子、マルコス、セルゲイ、アナスタシア、イワン、アミリア、ウォルフ、エリカ、竜一、竜二、紅、西の13人。

・第146話 CARNAVAL 蹂躙の宴
まず、前話で散ったニーナの回想編が。しかし、アナスタシアさんはオーバークロックが趣味なのか(作者が二ノ宮智子の『87CLOCKERS』が好きなのか?)。初登場時のクール美少女っぷりから、だいぶイメージが変わってしまった印象。そして、セルゲイも4代目ハゲゴキにやられてしまう。コイツには紅の毒素も通じないことから、アネックス内で生まれた個体だと西は推測する。いっぽう凱将軍は自身の能力をフル稼働させ、上空からアリタケの胞子をばら撒きはじめる。いよいよ、火星の戦いも最終ラウンドという感じ。

Carnaval de Paris

・第147話 THE CREST 屋号
フロンティア・スピリットから落とされた脱出ポッド。アシモフは警戒するが『日本人』は、記された『紋』を見て助かることを確信する。数字の2に似たマークと、ラストに登場した明らかに蛭間の血を引く顔の人物からすると、一郎の弟が製作に携わっているのか? そして幹部チームは、燈、ミシェル、エヴァの3人を脱出ポッドに乗せる。残った小吉、アシモフ、劉は死を覚悟している様子。ジョセフも共に残って戦うが、まだ能力の全貌が明らかになっていないし(ミッシェルとのランチの約束もあるし)、ひとりだけ生き残る可能性もあるか。あと、脱出班から姿を消した西と紅はどこに行った?
蛭間弟
この男性の正体は?

・第148話 HUMANE SOCIETY 熊たちの墓場
あらゆる社会と、外の世界とのつながりの説明。古来人間は動物の肉など、与えられた物を丁重に自然に送り返していた。火星におけるゴキ社会でも同様のことが行なわれていたようだが、もはやその必要もなくなったと4代目ハゲゴキは考える。慶次ですらタイマンで後れを取る上に、5巻のときに苦しめられた上空からの爆撃も受け(これで竜二が死亡)、かなりピンチな状況に。現実的に、ここから助っ人が現れるとは思えないだけに、脱出班は全滅の危険性が……。残り、12人。

・第149話 CALL OUT MY NAME 炎の男たち
ミッシェルたちが乗り込んだものとは別の脱出ポッドに、アミリア・ウォルフ・エリカが乗り込む。しかし、残されたメンバーはたちは大ピンチに。ゴキブリたちは闇雲に向かって来たわけではなく、上空からの爆撃によって一網打尽にするために陣形を組んでいた。追いつめられたマルコスたちの、それぞれの能力を生かし、名前を名乗りながら協力して反撃する流れが最高だった。しかし、プロフィールによって実年齢が29歳と明らかになったアナスタシアが、自分で「18よ」と言っているのを見ると、どう対応していいのか分からなくなる。

・第150話 BREAKING POINT 限界点
慶次の2発目のシャコパンチにカウンター(しかも発剄!)を合わせる4代目ハゲゴキ。しかし、改めて構えをとるその胸を、鉄球が貫く。アレックスの投球 → マルコスが打ち返す。は、テラフォ中最高のコンビネーション技。新たな燃料爆弾が投下されアレックスが撃ち落すが、その爆風がすぐ背後まで迫っていた。そんな状況のマルコスを助けたのは、加奈子。しかし、腰のあたりに破片が突き刺さってしまった……。実にシンプルな言葉に想いを込めて、倒れてしまう……。そして、ついに『フロンティア・スピリット号』が、火星に到着。そのフォルムは、かなりバグズ1、2号に近い印象。
加奈子大ダメージ
加奈子、大ダメージ

・第151話 A STAR OF NEXUS 人々の神
そもそも『フロンティア・スピリット号』を飛ばしたのは、どこの国なのか? アメリカの艦は中国の破壊工作によって使えず、他の国のモノも打ち上げられた形跡はない。しかし、国際情勢から逸脱した空白地帯からなら、それは可能になる。蛭間似の男が口にした『デザ共和国』(アシモフとイワンの祖国か)から打ち上げられたフロンティア・スピリット号は、多くの民間企業や資産家が協力して打ち上げたものだった。そして、その艦から降りてきたのは、謎の2人組。燈の知り合い……なのか? あと、ミッシェルの描写的に、加奈子と慶次の生存は大丈夫かな。あと、FS号の側面に描かれたマーズ君は、スピンオフ作『教えて!ミッシェル教官』に登場していたそうです。
FS号乗組員
この男性たちの正体は?



この巻の死亡者は2名(ニーナと竜二)。残り21名。だけど、慶次、加奈子、セルゲイが大ダメージを負ってしまう。

・現在の状況
テラフォ15巻まとめ_convert_20151121184345









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  1. 2015/11/21(土) 19:21:12|
  2. テラフォーマーズ
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テラフォーマーズ 第14巻の感想



テラフォーマーズ第14巻の感想です。表紙は“滅びを識らぬ巡礼者”エヴァ・フロストです。


・第130話 HATERS AGAIN 地獄の皇太子は二度死ぬ
ゴキブリたちが地球にやってきたのは、いまから16年ほど前のこと。ロシアがソレを撃墜したものの、気球程度の大きさの『繭』が太平洋に着水していた……。バグズ1号内で見つかったテラフォーマーの死体は、額のマーク的に一郎&ティンが倒した個体と一緒だけど、バグズ2号から1号に移動させる意味も、死体が腐食していないことにも、違和感がある。そして、初代ハゲゴキたちは、北海道の張君(夕張市?)、笠擦(三笠市?)あたりにいるとのこと。空知地方が危ない。

・第131話 HELL YEAH! 殺意の呼応
地上に姿を現したテラフォーマー達に対し、米軍が動く。しかし、空爆を狙った戦闘機はオニヤンマゴキに撃墜され、遠距離マイクロ波攻撃ができる特殊機も、カマキリ&バッタゴキの襲撃を受ける。さらに、住民の避難が間に合っていない中で一郎が決断した艦載ミサイルも、発射前に旅客機の特攻によって阻止されてしまう。やはり、一般の戦力ではTFを撃退するのは難しいということか。そして、最後のコマで第1巻ラストのシーンとつなげてくるとは。
ゴキブリ見つけた
この娘も、よくあれがゴキブリってわかったな。

・第132話 MARCHING OUT OF PAGANS 異邦人たちの進撃
バグズ1号が地球に堕ちてから16年。テラフォーマー達は廃村に住みついたり、引きこもりニートに成りすましたりして、地上に潜伏していた。そして前回、戦艦に突撃した旅客機をジャックしたのは、マイマイ&エメラルドゴキブリバチ(スーツ着用!)だったことも明らかになり、デンキウナギゴキも誕生した様子。ハゲゴキは『手術』できるのは分かるが、やはり火星から地球に到着した手段が気になる。少なくともアドルフ死亡後に火星を出発したわけで、地球到達までが速すぎるし地球側でチェックできていないのもおかしいと思う。そして近代兵器が通用しない人類側は、白兵戦を決断。その先頭に立つのは、七星、六嘉、染谷、日向。彼らも、MO手術を受けているのか? 後方に控えている白コートの女性や、刀を担いだ老人も気になる。このあたりで『U-NASAの副司令官が14人いる』という、七星の言葉が伏線になってくるのかな。
スーツゴキ
しかも、ハイジャックするのに最適な能力を持った2体なんだよな。

・第133話 KISS 息吹
舞台は、火星に戻る。中国軍に捕らえられても抵抗を続けていた燈だが、凱将軍に『ミッシェルがすでに死んでいる』ことを告げられ、心が折れる。自分が中国の実験に従うことを条件に、ミッシェルの遺体の保護とAEウイルスのワクチン製造を申し出るが……。 ここで、最愛にして最高の女性が復活ッ! 爆将軍、凱将軍とも戦闘力が高くない特性だし、燈の疲労度は高いが九頭龍を奪い取る可能性も高くなってきた。しかし、トビラの現状説明では、いまだに『ゴキブリのサンプル数』を記している。地球にTFがいると分かった今、必要な情報なんだろうか?
ミッシェル復活
ミッシェル・K・デイヴス復活ッ!

・第134話 SO LONG AND GOOD NIGHT さようなら、おやすみ
ミッシェルさんが目を覚まし、ここから2人で反撃だ! と思ったら、そうではない様子。“何か”の接近を聞き取ったミッシェルさんは、燈を空中に放り出し、自分が中国の実験台になることを申し出る。もう、こういう『自分が犠牲になって、誰かを助ける』展開はたくさん。ミッシェルなら素でもパラポネラの能力が使えるんだし、近くまで援軍が来ているのなら、最後まで抵抗してみせてほしいところ。あと、火星版三途の川でのデイヴス親子の会話が良かった。ミッシェルさんが、いつもとは違って『娘』の顔を見せているのが新鮮だった。

・第135話 ALL OF YOU IN MY MEMORY IS STILL SHINING IN MY HEART 涙
高度6000メートルの空中に放り出された燈を救ったのは、アレックス(第88話以来、約1年ぶりの復活ッ!)。忍者刀『膝丸』を上空に投げ、燈が糸を使って自分の身体に刺す。武器内に仕込まれていた変身薬によって能力を発動させ、エヴァの運転する小型機に糸を付着させて難を逃れる。いっぽう、中国の実験台になる覚悟を決めたはずのミッシェルさんだが、ここにきて燈との思い出が脳裏をよぎり、決意が揺らぐ。そこに、九頭龍に突っ込んでくる小型機が。乗っていたのは、アシモフ! ランキング上位メンバーの現状を考えると、最高の戦力が救出に来てくれたわけか。でも、エヴァが届かないといった高度まで、アシモフの小型機は何故到達できたのかということも気になる。運転技術の差?
アレックス復活
アレックス・K・スチュワート復活ッ!

・第136話 THE NORTHERN WAR GOD 北国の帝王
アシモフ無双。凱将軍がミッシェルさんを人質に取ろうとしても、周囲から銃撃を浴びそうになっても、ランキング3位の力でいとも容易く九頭龍内を制圧していく。特に指紋認証式の拳銃を、切断した中国兵の指を使って撃つという発想と行動力が、エグくてスゴイ。それから、ミッシェルさんに変身薬(昆虫型用)を「第三班では もう使わなくなった薬だ」と言って渡すけど、これはアレキサンダー先輩の分だったのかな。そして、凱将軍vsミッシェルさん、アシモフvs爆将軍というマッチアップに。寄生とネタが割れている凱将軍はともかく、心臓の位置を変えることができる?爆将軍のほうは、ちょっと不気味。
舌に刺すのがカッコイイ
舌に刺すのがカッコイイ。

・第137話 HERO ヒーロー
爆将軍は、十数年の訓練と慣れにより、臓器単位でチャツボボヤの『出芽』を行えるようになっていた。そのため心臓の位置をずらし、しかも複数持っていることが明らかに(他の臓器も同様)。そして、ゼロ距離射撃によって、自分の極小サイズのクローンをアシモフの体内に送り込むという、孫悟空ばりの戦法を使っていた。しかし、アシモフの覚悟はその上をいっている。娘と孫の無事を確認し、イワンに未来を託し、自分は『地球に還らない』という覚悟を固める。ここで、甲殻類型初のオーバードーズか。ところで、アシモフを止めようとする流れとはいえ、イワンはセルゲイにヒドイことを言ったな。モグラさんが残ったところで何ができるというのか?

・第138話 FALLING OF HYDRA 落城
アシモフ無双その2。右手がハサミ状になり一撃で爆将軍の首を落とすという、体内がミニ爆に犯されているのを感じさせない暴れっぷりを披露する。九頭龍の床をはがし、そのまま雑兵を押しつぶす。さらに制御盤を攻撃したところで、凱将軍は小悪党らしく『床をパカッと開ける』装置を作動させる。が、そのままミシェルさんにも脱出を許してしまう。なんというマヌケっぷり。爆将軍をはじめ人的被害は大きく、九頭龍も地球帰還が困難に思えるほどの損害を受ける。これって劉より凱将軍の方が、よっぽど粛正対象なんじゃないの? そして、アシモフがロシア語でつぶやいた言葉を翻訳してみると「ということは、モザの村……」という結果になったけど、どういう意味だろう?
落ちるアシモフ
この2コマは、ちょっとシュール。

・第139話 THE GLOW OF SUNSET 血戦の日
アシモフは、ミッシェルがパラシュートを持ってくると思っていた。しかし、そんな余裕はなく落下する2人。エヴァの電位の力で位置を特定した燈が、なんとか糸の力を使って無事?に着地させる。その場所は、なんと小吉たちがいる地点だった。ここで幹部が勢ぞろいしたということは、最終的な情報のすり合わせが行なわれるのか? でも、脱皮して落下の衝撃を分散したアシモフは、一時的に全裸になったということか。いっぽう海を目指していたマルコスら脱出班は、寸前のところでシャコゴキや新ハゲゴキ(通算4体目)らを擁する大軍に取り囲まれてしまう。薬の残量も少ないなか、笑顔を見せる若手男性メンバーたち。勝機はあるのか?

・第140話 DROP-DEAD SPRINTERS 地獄にて人間
まずは、脱出班が作戦会議。相手はハゲゴキ4代目、シャコゴキのほかに大量のTF。ほかにテッポウウオゴキや、カニゴキ、未登場のMOゴキもいると考えられるので、かなり不利な状況。それでも慶次らは真っ向勝負を挑む。こうなると、8、9、10位とトップテンが3人もいるのは心強いな。あとは、いまだランキング不明のロシアの3人の力量次第か。そして、期せずして集合した幹部たちは『対九頭龍』という点で、団結する。202~203ページの見開きは、かなりカッコイイ。ただ、この状況で一番危険なのって、孤立しているアレックスと八重子なんじゃないか? 
主力勢揃い
燈13巻、ミシェル3巻、エヴァ14巻、アシモフ4巻、ジョセフ9巻、劉8巻、小吉10巻と同じポーズ。


この巻では、死亡者はナシ(爆将軍とか中国軍はノーカウント)。あと、ストーリーの展開上、爆が再登場するとも思えないので、残り23人(幹部&エヴァ&燈で7人。脱出班が14人。それからアレックスと八重子)。あと、凱将軍と爆将軍の卓球の戦型なんか、別に知りたくないよ。


マーズランキングも、あまり関係なくなってきたので、現在の状況をまとめてみました。
テラフォまとめ 14巻







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  1. 2015/08/21(金) 17:29:52|
  2. テラフォーマーズ
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テラフォーマーズ 第13巻の感想


テラフォーマーズ第13巻の感想です。表紙は、覚醒した“国産戦闘鬼”膝丸燈です。



・第119話 THE SHARPEST LIVE 刃
ミンミンと奈々緒。どちらが本当の母親なのか分からないが、燈はカイコガの糸にカマキリの刃を乗せた攻撃で、中国兵士たちをなぎ倒していく。しかし『シュアラオ』の乱れ撃ちで拘束されてしまうが、そこから助け出したのは……。新リーダーゴキの腕が切り落とされていること、そしてアドルフのような電撃を操っていることから考えられるのは、彼女しかいない…ッ!

・第120話 REGENERAICION 再生
前話ラストの後姿から、彼女だということは予想できた。第3話でエレナが「ドイツの手術リストに非常に難度の高いベースが」と言っているのは、彼女のことだということは分かっていた。きっとマーズ・ランキングは100位なんだろうと思っていた。モザイク・オーガンが明らかになった時にプラナリアは、いつか登場すると推測できた。だから、アドルフの爆発に巻き込まれても生きていてくれると信じていた。それでも、燈が絶対的なピンチに陥ったこの状況で、アドルフの電撃を使えるようになっての再登場には、興奮せざるをえない。エヴァ・フロスト復活ッ!!
エヴァ復活
エヴァ・フロスト復活ッ!

・第121話 PLANARIA 虐待動物
プラナリアこと波渦虫の生態と、いくつもの奇跡と偶然が重なりエヴァが復活した様子が解説される。このあたりは、小説版の『月の記憶』と密接にリンクしているので、未読の方はぜひ。そして、九頭龍の追跡を振り切ったところで、エヴァからミッシェル生存の可能性が告げられる。ここにきて、一気に希望が見えてきた。


・第122話 LINE OF LIFE 生命線
まず、凱将軍は燈、ミッシェル、エヴァ、一郎のことを『バグズ手術の次の可能性を示す4人』と言う。時の権力者たちが欲した『不死』の能力を持っているのが一郎とエヴァで、その可能性を高めてくれるのが燈とミッシェルというワケか。そして燈は、カイコガの糸とカマキリの刃を組み合わせて、緊急外科手術を始める。これで、ミシェルの生存は確定か? いっぽう、絶望的な戦いを続けていた小吉の背後にカマキリゴキが……ッ! というところで助っ人に駆けつけてきたのは、ジョセフと劉! さすがに九頭龍の爆撃で死んでいるとは思わなかったが、予想以上にボロボロの姿は意外とショッキング。ジョセフはカマキリゴキを喰いながら異常な再生力を見せる。エヴァの「何か大事な事を……忘れている気がする……」というセリフもあいまって、ちょっと不気味な感じ。
ショッキングな2人
別の意味で衝撃的な姿の2人

・第123話 CHASER 追跡者
燈の手術が終わっても、ミッシェルは意識を取り戻さない。エヴァが電気ショックによる蘇生を試みているという最悪のタイミングで、ここまでナリを潜めていたジェットとドルヂバーキが姿を現す。ただの衝撃波マンと思っていたジェットだが『相手の『武器を』奪って戦う格闘術』を体得しているらしく、燈と対峙する。同じく、エヴァはバーキとマッチアップする。そして、ジョセフは「事情が……変わっちまった…」とか、口調とか目つきが変わってしまっている。

・第124話 KRABI-KRABONG 剣と棒
サブタイトルの『カビー・カボーン』とは、タイに古くから伝わる武器格闘術のこと。それを駆使して燈と戦うジェットの貧しい生い立ちや、エヴァ相手でも手加減をしないバーキなど、2人の強い覚悟が感じられる内容。「殺す」と連呼していることから、劉の意向をくみ取り、燈を始末しようとしているのか。

・第125話 ANOTHER ONE BITES THE DUST 護る者と勝ち取る者
捕獲対象『ザ・セカンド』のことを熟知していたジェットに対し、燈は相手のことを全く知らなかった。ジェットの特性・衝撃波が生み出す『キャビテーション』によって大ダメージを受け、ノド元に膝丸の刃を受けてしまう。勝敗を分けたのはサブタイトル通り、何かを護って戦う燈と、失うものが何もないジェットの違いということか。後半のジェットのモノローグが切ない。しかし、燈って主人公の割には苦戦しすぎだな。バッタゴキとマイマイゴキは大ダメージを受けての逆転勝利だし、オケラゴキは暴走の末のリングアウト勝ち。完勝といえるのは、最初のノーマルTF3体と九頭龍兵相手ぐらいか。
燈のノド元に
燈、首元に『膝丸』が

・第126話 TOO EMPTY TO LIVE TOO YOUNG TO KILL 2つの命
七星と燈の回想で、忍者刀『膝丸』には12の特殊機能が搭載されていたことが明らかに。細かい説明はよく分からなかったものの、その機能のひとつによって『膝丸』は燈を斬ることがないように設定されていた。首への一撃を皮一枚で回避したところから、暴走カマキリ状態になり逆転勝利。ジェットを機外に追放する。あと、燈の親が『4人』と七星が言っていたけど、これはここまでの流れを考えるに(小吉×奈々緒)+(劉×ミンミン)という組み合わせなのかな? 

・第127話 BOERTE CHINUA 蒼白の狼
バーキの能力は『灰色狼』。その異常に発達した嗅覚で動きを察知し、燈を追いつめる。しかし、戦いの場である脱出機には、バーキの『天敵』である八重子が乗っていた。覚悟を決めた軍人であるバーキなら、クサイ臭いを耐えることはできる。しかし、燈の糸を伝い鼻の粘膜に臭いの成分が付着した場合は、話が別。くさやの16000倍の刺激と、復活エヴァの電撃を受けて機外に吹っ飛ばされてしまう。しかし「でぇえいッ!!!!」という掛け声とともに、尻から液体を飛ばすヒロイン(?)が、かつていただろうか? 「手も足も出なかったけど出してやったぜ!」というところか。
その結果
顔面爆発

・第128話 THE SELFISH GENE 延長された表現型
なんとかジェット&バーキに勝利した燈たちだが、そこに今度は“ゾンビ蟻キノコ”と呼ばれる『アリタケ』に操られたゴキの一団が襲ってくる。この能力の持ち主は、凱将軍。エメラルドゴキブリバチよりも高度な命令が可能で、燈たちを捕獲させているあいだに劉らを殺害しようとするが、中国首脳は火星での生き残りを地球に帰還させるように指示を飛ばす。ここにきて食い違ってしまった中国上層部の考えが、どういう影響を及ぼすのか? そして、地球では何が起こっているのか!?
アリタケゴキ
凱将軍の能力に操られたゾンビゴキ

・第129話 TERRA FOR MARS 誰が為に
前回の中国首脳、そして今回の謎の通信は、火星で戦っている戦力たちを地球に呼び戻そうとする。その理由は、初代ハゲゴキをはじめとする14体のテラフォーマーが地球に降り立ったからッ! どうやら、バグズ1号を改造して地球まで来たようだが、それにしては移動が速すぎないか? そして、地球側の監視網は何をしていたのか? バグズゴキがズラッと並ぶラストの見開きを見るに、こいつらだけで地球征服できてしまいそうな雰囲気があるし、ゲンゴロウやパラポが魚を食べているように、コケとカイコ以外の栄養分を摂取することで新たな成長を見せるかもしれない。そして、初代ハゲゴキはスズメバチの能力を得ているか。あと、このタイミングでタイトルと同じ『テラ フォー マーズ』というサブタイトルを持ってくるのが、ニクイ。
聖人ゴキ
神々しさすらある、初代ハゲゴキ



この巻で死亡したのは、ジェットとバーキ(ハッキリとした死亡描写はないが、救護する人もいないし、ストーリー的に死亡かと)。エヴァが復活したので、残りは、24人。
あと、YJ掲載時とサブタイトルが変わったりしているんだな。


・マーズランキングおよび生存者のまとめ
マーズランキング 13

・バグズ手術、MO手術を奪ったテラフォーマー
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  1. 2015/05/21(木) 19:00:14|
  2. テラフォーマーズ
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テラフォーマーズ 第12巻の感想


テラフォーマーズ 12 (ヤングジャンプコミックス)テラフォーマーズ 12 (ヤングジャンプコミックス)
(2015/02/19)
橘 賢一

商品詳細を見る



テラフォーマーズの最新刊が発売されました。表紙は、2度目の登場“怒れる大天使”ミッシェル・K・デイヴスさんです。カバー下に父親の写真があるのも、良い演出。


・映画化
ヤングジャンプ11号にて、三池崇史監督による映画化が発表されました。おそらく、バグズ2号編がベースになると思われるので、個人的にはティン役でトニー・ジャーを起用してほしいところ。あと、前売り特典とかに0巻が出るかどうかも気になります。出せる分の読み切りはあるんだよな。

・第108話 THE 12SECONDS 12秒の革命
生死不明だった慶次やアミリアら突入班は、防護服(艦外の爆から奪った?)を着たマルコス&ジャレッドによって救助される。紅&西も拘束し(爆は放置の模様)、血清を手に入れたことによって生命の危機は去った様子。そして、地球と通信できたわずかな時間にミッシェルがドイツに連絡を取り、中国の裏切りを暴くことに成功する。さらに劉&爆の前にはジョセフの姿が。マッチョゴキや、テッポウウオゴキによってアネックスが除染、解体されていくが、ノーマルゴキが布で口を覆って突入してきたのには違和感が。慶次たちの様子を見てマネしたにしても、情報の伝達が速すぎる。
腹の立つ顔
腹の立つ顔だよ

・第109話 METEOR DART 標的と流星
いきなりジャレッドがテッポウウオゴキの狙撃を受ける。八重子や爆を狙撃した場所から、すぐにアネックス付近に現れていたのでやけに移動が速いなと思っていたけど、まさか同じ能力を持つゴキが複数いたとは。さらに『ハリモグラ』の能力を持つ複数のTFも襲撃してくる。ほかにカニゴキの姿も見えるので、第68話あたりで奪われたクワガタ、イカ、ムカデ、サソリあたりも、すでに誕生していると考えた方がよさそう。この進化スピードの加速の原因はなんだ? そして、ジョセフは爆×3+劉という厳しい戦いに。

・第110話 THE MAXIMUM OF THE WILD 究極の身体
ジョセフが第四班に立ち向かう手段は、ゲート・コントロール理論やカカト重心走法。そして劉の発剄を爆に受け流すなど、あくまでも人間としての技能を生かしたもの(ということは、第89話の描写もフラッシュ睡眠みたいなもの?)。となると、MO能力は回復専門に使っているということか。そして、はじめてゴキの手術シーンも明らかになったが、中国班のフェイク死体も材料に使われていたんだな。
これもできるの?
これも頑張ればできるようになるの?

・第111話 X DAY-1 タイムリミット 
小吉やミッシェルらは火星脱出のために、北半球に広がる海を目指す。そこに最初に到着するのは、どこの国の艦なのか? ジョセフと対峙する劉からは、とても力強い覚悟が感じ取れる。回想シーンでミンミンと会話する様子から、かなり貧しい境遇から現在の地位まで登りつめたということがうかがえる。そして、ゴキたちには新しい王が誕生。ここから、火星の戦いがクライマックスに向けて加速していく。

・第112話 REVOLUTION HAS COME 神来る
火星脱出に向けての戦いが始まる。中国首脳は、アミリアの命がけの通信後もシラを切りとおしていたことが明らかになり、ドイツと対立。そして、火星に最初に到着した艦も中国のモノ。それを『来訪神』として迎えるゴキたちの「じょうじ」の大合唱が不気味すぎる。でも、中国語での通信に対し「一日早い」とこぼしているし、どうあがいても劉たちには切り捨てられる運命しか待っていないように思える。

・第113話 FROM HELL WITH LOVE 地獄より愛を込めて
中国が飛ばした宇宙艦『九頭龍』に、無人偵察機づたいに乗り込もうとするゴキたち。アネックス1号内にゴキブリが侵入したのは、単純にこういう方法というワケか(4班は、監視カメラを切っただけ?)。そして、ミッシェルと結婚する(と本人が思っている)ジョセフに、劉は燈を託すような言葉を残す。ということは、燈の母親はミンミンなのか? そして、九頭龍に乗り込んでいた爆将軍は、劉とジョセフに向かって一切の躊躇なくレーザーを撃つ。彼が爆のオリジナルなのか? それとも爆の父親? とにかく、一気に展開が加速している。
凱将軍と爆将軍
九頭龍に乗ってきた凱将軍(右)と爆将軍(左)

・第114話 PRAY FOR ME 九頭龍の呼び声
燈らは、ゴキたちの手に渡っていた第2班の脱出機によって、窪地に落とされてしまう。周囲にはアドルフの時以上のTFの大軍。頭上には九頭龍。ミッシェルがあきらめてしまうほどの、絶望的な戦力差。それでも燈は、桜人との約束を守るため立ち上がる。仮に小吉、アシモフらが合流しジョセフや劉たちも戦線に加わったとしても、この戦況を引っくり返せるとは思えない。残り2機の宇宙艦が間に合うしか、助かる道はないのか。

・第115話 TOO FIRST TO DIE 生きるべき日
燈は糸を張り簡易的にミッシェルたちを守ったうえで、テラフォーマーの大軍にひとりで立ち向かっていく。何十、何百、何千のゴキブリどもを切り捨てたところで、戦況は厳しくなるばかり。この状況を離れた場所から見ていた小吉が手に持っている物は、集合フェロモン。もう『誰が犠牲になって誰を助けるか』という展開になっている。そして、劉は燈を“殺そうとした”ことが命令違反だとのこと。その真意は、どこにあるのか?

・第116話 THE HOLLY LAND 聖地
燈は雨が窪地に流れ込んでくることを予測していた。ゴキたちを蛾の紐で縛って固定し防波堤にすることで、脱出路の確保に成功する。しかし、集合フェロモンをまき散らし薬を過剰摂取しながら戦う小吉の姿は、アキちゃんからの手紙もあいまって燃えざるを得ない。これで、燈の両親は小吉と奈々緒で確定か?(遺伝子的な操作を本人が知っていたかは別にして) そして、小吉のランキングは同率3位と明らかに。
小吉の戦う場所
小吉の戦っている場所は……

・第117話 FAMOUS LAST WORDS 希望の糸と悪意の鉤
薬をオーバードーズして、聖書の引用が語られるなか戦うのは、テラフォ最大の死亡フラグ。片目が複眼になり、いつも以上に触覚やアゴが飛び出た姿は、改めてスズメバチのカッコよさを認識させられる。そして燈を守るために、中国が放った『シュアラオ』と呼ばれる拘束兵器がミッシェルの身体を貫く。そりゃぁ燈がやられるのはマズイが、自分も同じくらい捕まったり死んだりしたらマズイだろうに……。もう主要キャラとか関係なしに、深刻なダメージを受けていく。
ミッシェルさんが
ミッシェルさんが……

・第118話 WHERE IS YOUR HEART 魂の存り処
いつのまにか燈が『生きていて欲しい人』になっていたミッシェルは、意外なほどあっけなく力尽きる。ブチ切れた燈は、強烈な斬撃を九頭龍に放つ。怒りのあまり暴走した姿と、凱将軍の言葉からカマキリの能力が入っているのは間違いないが、小吉も燈のことを「お前(アキちゃん)の子供」と言っている。女性2人から造られた子供ということなのか? そんなことができるの?
燈、暴走
燈が暴走状態に…ッ!


この巻で死亡したのは、ジャレッド1人(ミッシェルは生死不明)。なので、残りは25名。3/4が死亡したことになるのか。あと、今後の流れ的に14位が判明することはなさそう。

・マーズランキングおよび生存者のまとめ
※ネタバレっぽいところがあります。
マーズランキング 12巻

・バグズ手術、MO手術を奪ったテラフォーマー
※ネタバレっぽいところがあります。
能力ゴキ 12巻修正_convert_20161129143137







テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/02/21(土) 17:43:23|
  2. テラフォーマーズ
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テラフォーマーズ 第11巻の感想


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テラフォーマーズの最新刊が発売されました。表紙は“神眼の拳闘家”鬼塚慶次です。



・第97話 ELEMENTS 持ち場と要素
ヤンマゴキとの戦闘で防護壁が故障してしまったので、慶次は別行動を取り直接、爆と紅ちゃんのいる『通信コントロール室』を目指すことに。マルコスや爆から、さんざん「人を殺せない」と言われた突入班だけど、それは紅ちゃんも同じ。毒素放出を戸惑ってしまう。そこにヤンマゴキの館内放送が響く。爆が増殖している食糧庫から現れたのは、防護服を着た2体のTF!
最近のゴキは絵を描く
最近のゴキは絵も描く。

・第98話 THE SHELL 敵意の殻
まず、ヤンマゴキは突入班を倒すため追って来たのではなく、紅ちゃんを見つけ出し殺すための仲間を、アネックス内に運び込むことが目的だったことが判明。増殖中の爆を殺し防護服を破壊したTF2体は、ウォルフたちには目もくれずコントロール室へと直行する。あと、ゴキたちに情報を流したのは裏切り者の中国。と思いがちだけど、結果的に紅ちゃんが襲われているので第三者ということも考えられるのか。

・第99話 SECRET OBJECT 要衝の番
防護服ゴキ二匹の棒術攻撃を制するものの、内一体は『アンボイナガイ』のMOゴキだと判明し、爆は強力な神経毒のダメージを受けてしまう。そこへの援軍として紅 → 慶次 → 西と順に駆けつけて来るのが良かった。そして、次は慶次vs西の様子。ここまでの人間同士の対決(小吉vs劉、アシモフvs劉、ジョセフvs爆、マルコスvs爆’s)より、はるかに期待度が高い。
紅ちゃんの活躍
紅ちゃんは、やればできる子。

・第100話 CRIMSON RED 百鬼の瞳
記念すべき100話目だが、どちらかというと慶次vs西の前のつなぎの回という感じ。ただ、西と紅の関係性が掘り下げられたのが良かった。出来の悪い妹と、世話焼きの姉というような感じ。慶次は、女性への免疫の無さとポリシーを見せてしまう(ある意味見せられてしまう)。
フラグに
このセリフがフラグになってほしいところ。

・第101話 SILENCE OR VIORENCE 不言の拳
『女は殴らない』『仲間を守る』 『両方』やらなくちゃあならないってのが『戦闘員』のつらいところ。慶次が西らを足止めしている間に、他のメンバーはエリカのヤモリの能力を使って下の階から通信コントロール室に侵入成功する。それから、優しい父親との思い出がある慶次と、厳しい訓練ばかりを受けてきた西の幼少期の対比が良かった。
玉ヒュン発剄
玉ヒュン発剄。

・第102話 DEVOTED LIFE WORK 技師と呪縛
電波塔のハッキング作業に入った、ウォルフの回想。MO手術を受ける前の、ブラック企業でSEをやっていたときのことが明かされる。そのころよりもはるかに難しい仕事を、地球時代にはいなかった仲間たちとやり遂げようとしたときに、背後からもう一体の防護服ゴキが忍び寄る。積み上げたコンテナの上に乗せたショベルカーのアームを伸ばして通信コントロール室まで登ってきたということは、かなりのパワータイプの予感。
背後から忍び寄るもの
背後から忍び寄るもの。

・第103話 FOOTSTEP OF THE NIGHT 闇の足音
侵入してきた防護服ゴキを止めようと奮闘するウォルフたち。そこに、異変に気づいた慶次と西が飛び込んでくる。慶次のパンチが決まるものの、防護服ゴキは立ちあがってくる。そして西は、紅に手を上げようとしたゴキにブチ切れる。
 
・第104話 THE MOST FEARLESS ANIMAL 無敗の珍獣
西と慶次とTFの3すくみ。誰かが誰かを攻撃すれば、もうひとりにやられてしまう。紅の毒素による、残り時間も少なっている。一瞬の判断から慶次が出した答えは、階下への撤退。エンジニア組の中にいた竜一&竜二(兄弟? ともに何らかのクモの能力)の活躍で無事に着地できたが、そこにはライオンのキバもコブラの毒もモノともしない“怖いもの知らず”の無敵の珍獣『ラーテル』のMOを持つ防護服ゴキも共に落下していた。西の発剄も、慶次のパンチも通じない異常な防御力を見せつける。誰だよ、こんなに強力なベースを持ちながら奪われた人は。

・第105話 SQ PENETRATION 剄と業
それまで敵対していた2人が共通の敵を目前にして、一時的に共闘する。王道だけど激しく燃える展開。慶次の左ストレートと西の発剄が、ラーテルゴキの食道下神経節を前後から挟み撃ち!
合体攻撃
なんとか強敵を退けることに成功する。ただ、簡易防護で毒素を防ぐことのできる時間は経過してしまい、ハッキング作戦は失敗。に思われたが、コントロール室には“イッカクさん”こと、アミリアがひとり残っていた。西は倒れ、爆もアンボイナゴキの毒で動けない。阻止できる人は、いない!

・第106話 HMP 最後の通信
アミリアは鯨が深い海に潜るときの特性を使い、プログラムに必要な脳と指先以外の機能を停止させて、決死のハッキングに挑む。こういう、命を懸けて自分の持ちうる以上の力を発揮するというのは、素直にグッとくるものがある。175ページからのモノローグ、特に「あたしが掴みとるから みんなの“あと少し” そしたら……そしたらさ― 今までの過程に意味はあったって言えるだろ?」という言葉が素晴らしい。そして、通信が回復したことによって火星で、地球で動きが……!
この通信機を持っているのは?
この通信機を持っているのは誰だ?

・第107話 MESSAGE 悲響
中国班に抜かりはなし。ハッキングされたときに起動するプログラムによって、データの上書きが行なわれ、再び地球との通信を遮断してしまう。なんとかアミリアが現状を地球に伝えようとするものの『じょうじ』という言葉にかき消されてしまうが、それでも「助けて」という言葉を受け取った地球側が動き出す。しかし、すでに飛ばされている中国の(兵器を積んだ)救助艦の他に、2隻の艦が火星を目指しているとのこと。日本側が驚いているので、飛ばしたのはロシアとドイツ&ローマか?

・アニメ感想
なんとなく、前編よりも全体的に演出が良かった気がします。特に、一郎の回想シーンと最古の害虫のシーン。それから、ラストの小吉と一郎が鍋を食べるところが良かったです。そのぶん小吉vsハゲゴキあたりが、あっさりと処理されていた印象。

この巻で死亡したのは0人。なので、生存者は31人(推定)なんだけど、現状で死亡が確定していない26名以外で(たぶん6班の)5名がウロウロしているとも思えないので、残りは26名と考えていいか。
次巻からは『火星脱出』へ向けての戦いが加速していきます。


・バグズ手術、MO手術を奪ったテラフォーマー
能力ゴキ 11巻_convert_20141121161558

・マーズランキングおよび生存者のまとめ
マーズランキング 11巻_convert_20141121161513







テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/11/21(金) 15:43:36|
  2. テラフォーマーズ
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