晴耕雨マンガ

9月は、映像研には手を出すな!、 ジョジョリオン。

シャッフル学園 第4巻の感想



殺し合い学園生活『シャッフル学園』第4巻の感想です。エロマンガのような表紙だけど、グロマンガだよ。


・第16話 火中の栗たち
イタちゃんネヅリー救出へ向かう、静馬カブたち。途中で、口の中を鉄骨が貫くという痛々しい負傷をしたナトリンと合流し、演劇部部室へ。あらかじめ罠だと分かっていたヤチホヒソミンは(裸なのに)背中に隠していた鎌を殺人マスクへ向けて投げるが、なぜかイタちゃんネヅリーが身を挺してかばうのだった。後半で真犯人が明かされてから、この話の冒頭部分を読み直すと『どういう状態だったのか?』とか、いろいろ考えさせられる。

・第17話 インフレー死ョン
ヤチホヒソミンと救援に駆けつけたチョップ残月が、殺人マスクと相討ちに。アジトに残っているカモトトキーとシカマリがマンガ雑誌を読みながら『殺人鬼がマスクをしているのは正体を隠したいから=いままで一緒に行動していた誰か』ということに気づくのと、ヤチホヒソミンが最後の力を振り絞ってマスクをはがすのがオーバーラップする演出が良かった。そして、ユッキーの皮で作った仮面の下から出てきた顔は……ショーエイッ! さらに、センター長の中の精神が残月だということも明らかになる。

・第18話 スリープ
アジトに戻った静馬カブ&ナトリンは、シカマリ&カモトトキーと現状の確認をする。殺人鬼の体が空っぽなことから、ショーエイの体にヒソミンと殺人鬼の2人の精神が入った『二重人格』なのではと、ナトリンが仮説を唱える。が、シャッフル空間で目覚めた時同じ場所にいたシカマリが疑問を呈する。さらに、残ったセンター長の体に誰の精神が入っているかでも、揉めてしまう。ここで静馬カブは眠りに落ちてしまうが、そのとき更なる殺戮が行なわれていた……ッ!

・第19話 ラスボス
カモトトキーとシカマリが、無残にも殺されてしまう。その犯人は……まさかのナトリンッ!!! 正体を現す、見開きの笑顔の不気味さったらない。ナトリンは、静馬カブ(というかカブちゃんの体)を最後に残すと言い、その他のメンバーの殺害に向かう。その途中に『人格回収』という行動を行っているのだが、この詳細が分からない。死んだ体に入っていた精神を自分の物にできるっていう感じなんだろうけど、なぜ殺人鬼がその方法を知っているのか? 

・第20話 キャットファイト
ナトリンは、隠れていたカブ静馬&ルミアリス&殺人鬼ボディのところへ。もう無事だとウソをついて誘いだし殺そうとするが、それを姿を消していたかなでニャンが妨害する。残月センター長の言葉を、ネコなので理解できていたワケか。しかし戦闘力の差は圧倒的で、大ダメージを受けてしまう。カブ静馬も負傷してしまい絶体絶命。静馬カブには睡眠薬の影響が残っているので、まともに戦えそうなのはアリスアレンくらいしかいないが……。



この巻で6人死んだので、残り8人(殺人鬼の体は動かないので、実質7人)。気になるの、殺人鬼だけが知っているという、シャッフル空間内の『ルール』が何なのか?ということ。『人格回収』とも深くかかわってきそうだけど、詳細は次巻で明かされるか。小池やヤチホら、序盤で未登場だったキャラが何か関わっているらしいが……。
それから、脱出できる2人はかなでちゃんでも静馬でもないのだという。いちばん平和なのはルミアリス&残月センター長。いちばん危険なのはナトリン&アリスアレンという組み合わせかな。

・入れ替わりのグループ(暫定)
シャッフル学園 4巻グループ
センター長の中に残月の精神が入っていたことで、ピンクグループは6人で玉突き状態になっている可能性が。とすると、かなでちゃんはイクちゃんの体に入っていたことになるが……。

・入れ替わり表
シャッフル学園 4巻











テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/09/10(土) 07:34:46|
  2. シャッフル学園
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THE TOWN~復讐者~ 第2巻の感想




刺し違えてでも この男を殺す!『THE TOWN~復讐者~』第2巻の感想です。



・第4話 追跡
“復讐者”雨木は“ターゲット”北裏の家宅に侵入。徹底的に証拠を探し出そうとする。そこで出会ったのは、北浦に恨みを持つトンボの集合体の化物。異能力者同士の戦いなのに、ガスコンロの火をキッカケに決着するというご家庭感が素晴らしい(ちゃんと消火器で火の始末もする)。

・第5話 HEAT 前編
雨木は、一匹だけ残ったトンボのサポートを得て、北裏の隠れ家を見つける。そこに、第3話で拉致られた冴島志鶴が捕らえれていたことから、屋外での直接対決を決意する。今回は目の描き方とかが、他の話と違ってよりマンガ的になっていた印象。「確信は行動に推進力を生み出すしな」というセリフが印象に残った。

・第6話 HEAT 後編
頭にダメージを受け、自分の命が残り少ないことを悟った雨木は、最後の力を振り絞って戦いを続ける。追い込まれた北裏(やっぱり、1話のキタロウだった)の、自己正当化しようとベラベラしゃべる様子が、小物っぽくて良かった。ラストの「これが青葉の痛みだぁぁー!!」ラッシュの前の一撃が、けたぐりというのもこの作品らしい。

・最終話 町の中へ
左腕をフッ飛ばされた北浦は、格子状エネルギーが暴走。身体が崩壊してしまう。雨木は最後の力を振り絞り、妹の墓前に復讐を果たした報告に向かう。雨木の最期の言葉は、復讐に捕らわれた自分へ向けてのものだったのか? それとも、キッチリ墓前にたどり着く前に諦めようとしたことに対するものなのか?

・エピローグ 町の中から
ザ・タウンの秘密が記録されたデータを持ち出した森田を、友人の刑事・神海が追う。物語は側溝の蓋から始まり、側溝の蓋に終わるというワケか。この話でも「ソルジャーは従う」「友情はこの世で一番美しい」「蛹から! 蝶へええええええ――――!!」など、セリフがキレッキレ。

・チェスターの冒険
『こどもフェローズ』に収録された読み切り作品。チェスター少年が父親と一緒にロンドンの市場へ行き、商売を手伝うことに。ほぼ全編にわたって、大人の目が白く光ったように描かれる異様な描写から、ラストで父親の笑顔が描かれるのが良かった。


第1巻もページの外側は黒く処理されているんですけど、この巻では断ち切りのコマが無いので完全に黒く囲われていて、インクの匂いが鼻に残った。


THE TOWN~復讐者~ 第1巻の感想






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  1. 2016/08/14(日) 17:44:45|
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世界八番目の不思議 第2巻の感想



すべてのものには裏がある。『世界八番目の不思議』第2巻の感想です。カバー下が第14話に登場するアイドルユニットAMD48のグッズ紹介だったり、帯の裏がAMD48と第12話に登場する『狸谷わくわく動物園』のチケットになっていたり、小ネタが効いています。



・第8話 Part A ワラシベロンダリング
『プリカツ』というアイドルのゲームにハマっている みかちゃんだが、いかんせん子供なので注ぎ込める資金には限界があった。そこで『わらしべ長者作戦』を実行するが、なぜか姉・ひみこのパンツを売り一万円を手にすることに。そこから、あこがれのキャラクター・みるきの言葉に従い汚い金には手をつけまいとする、みかちゃんのプライドの高さが良かった。

・第8話 Part B ワンダーオブアンダー
姉・ひみこの彼氏もまた、プリカツ信者だった。しかも、いかなる媒体においても描かれることのない、みるきちゃんのパンツを見たいと願うパンツ求道者だった。ゲーセンでの、みかちゃんに対する不審者行動から再会してのパンツ問答も良かったが、ひみこは全てのことをパンツで解決しようとし過ぎだと思う。あと、この話の勝者は、結局パンツを買ったタケシ君なのではないだろうか?

・第9話 Part A 帆立女房
衝撃作。波打ち際で、ヒトデに襲われているホタテブラの女性を助けたら、本当のホタテで、お礼として貝柱を味わったらお前が生まれた。ということを父親から聞かされる和帆さん。23ページの3つの貝柱を味わうシーンとか、26ページの味噌汁調理シーンとか、それなりのエロ描写があるものの、それほど気にならないのは絵柄のせいか。愛の形は様々だと思うし、マンガはまだまだ奥深いなと思う。

・第9話 Part B 帆立祖母
時が流れ、和帆に娘が生まれる(ホタテの孫)。しかし、その真子ちゃんは、自分の祖母がホタテだということを信じられない。なので、お盆で帰省した真子の枕元にホタテさん(という呼び名でいいのかどうか?)が立つ。その後、和帆 → 旦那 → 父親と連続して、ホタテさんと再会するところのテンポが良い。

・第10話 Part A 棒井春男、職に就く
満月の日に自殺者が増える。といった風評被害を是正することを目的とした『満月地位向上委員会』(略して満向会)のかぐやさんは、金も仕事もない中年男性・棒井春男さんはが自殺しようとするのを言葉巧みに?阻止する。オチの「生きてれば そのうちツキも回ってきますよ」というセリフが、月とかかっているのも、地味に上手い。

・第10話 Part B 棒井春男、月を見る
かぐやさんがお店(バニーガールのバー)を辞めて、地元に戻ることに。連絡先を交換しようとした棒井さんは、そこで再び満向会の実態を垣間見ることに。オチのつけ耳うんぬんの設定、満向会のことをカルト宗教と勘違いしたときの注釈、クリーンを必ず『クリィーン』と言うなど、小ネタが印象に残ったエピソード。

・第11話 Part A ユニットバスの花子さん
ユニットバスのトイレに地縛霊 = 現代版花子さんが出現。部屋の持ち主の女子大生に、世界のトイレ事情などを聞かせる。半径1キロ以内のトイレにワープできるという設定や、次の話で旅行していることから、いろいろと話が広がりそうなので、シリーズ化してほしいところ。

・第11話 Part B 花子放浪記 屋久島編
女子大生が背負うリュックの中の携帯トイレに入った花子さんは、屋久島へ。雄大な自然と縄文杉を堪能する。一回成仏しかかったり、温泉に入って「生き返るっ」と言ったり、幽霊ジョークもキレている。外国のトイレ霊も登場したし、このメンバーで世界各地の遺跡や名所を旅しても面白いかも。

・第12話 Part A 狸谷わくわく動物園
すべての動物を、狸が変身してまかなっている動物園の話。業績回復のために、ゾウ導入を提案するマネージャーの吉津さん(この人だけキツネ)だったが、5.7メートルの体をタヌキ1匹で再現するのには無理があった。営業成績が悪化しているということを「はい右肩下がり」のひと言で済ませるコマが素晴らしい。

・第12話 Part B ニャンダルシア町田店
動物園は園長(人間)がトンズラしたので閉園。そこで働いていた1匹は、ネコカフェのネコに転職する。天職かと思われたその場所に、吉津さんがお客としてやって来る。 Part Aのときのクールなビジネスウーマン姿とは180度ちがう、デレデレ具合が最高だった。でも、ネコのふぐりをイジッでいたら、お店から止められるんじゃないの?

・第13話 Part A うちのかみさん 前編
哲二は、家の神棚に手を合わせてみる。すると、産土神(うぶすながみの すなちゃん)が顕現。縁結びに縁があり惚れっぽいすなちゃんに告白する = 徳を積むことで、哲二は見事宝くじに当選。3億円をゲットする。すなちゃんのおかげで、哲二に小さなラッキーが連続するところが面白い。

・第13話 Part B うちのかみさん 後編
高額当選した哲二は、連日遊びまわってドンチャン騒ぎ。放置状態のすなちゃんは、実家に帰ってしまう。仲直りから即結婚の流れもイイのだが、哲二が第1話の主人公と分かったり、神事部(人事部)や神族(親族)といった神ギャグみたいな細かい部分も良かった。

・第14話 Part A 仏アイドル
あみたそ(阿弥陀如来)、のん(観音菩薩)、せっちゃん(勢至菩薩)の3人による仏アイドルユニット・AMD48のライブの様子が、ほぼ全編に渡って描かれる。第1巻では脱衣婆が音楽シーンでトップに上り詰めたし、阿弥陀如来も第7話に登場している。作者の得意な要素を上手くあわせた感じ。あと、ほとんどすべての作詞・作曲を勢至菩薩が担当しているけど、別に音楽に関係した仏というワケではないんだな。

・第14話 Part B 地獄アイドル
閻魔大王(♀)も、アイドルを夢見ていた(身長が10メートルあるので挫折)。経営するスナックに来た脱衣婆ちゃんが『歌ってみた動画』をあげていることを知ったので、自分も挑戦してみるが思いっきりディスられてしまう。しかし、通常業務中にファンの男性がやって来て……。アイドルは無理があるとしても、それこそデスメタルバンドのボーカルとかやればいいんじゃないだろうか?


『教えて!ハル太郎 ハルタってどんなん?』という、二宮香乃先生が描くハルタ紹介マンガペーパーが、挟み込まれていました。これ、ハルタ系のマンガには全部入っているのかな? そしてvol.2につづくということで、来月以降の単行本にも付いてくるということか。


世界八番目の不思議 第1巻の感想






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  1. 2016/07/18(月) 07:57:31|
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ハナヨメ未満 第2巻の感想




『ハナヨメ未満』第2巻の感想です。


・第6話 アコ、ノリにノる
島おこしのためのグルメコンテストが、アコ主催で開かれる。まいちゃんの『ハワイアンパンケーキ』をはじめ様々な料理が出品されるが、島に関係なかったり力が入りすぎているものばかりだった。そこに靖の母親が出品したのは、普通の『海苔の佃煮』。島民にはいわくつきの一品だが、一口食べたアコにとっては塩島の魅力がつまった逸品だった。アコの料理漫画風リアクション → 靖の切ない思い出 → 実は泣き落としという、テンションの上下動の激しさも良かった。そして、パッケージを工夫し『おかあさんの佃煮』として商品化に着手。少しずつだが注文が入り、上手く事が運ぶのかと思われたが……。

・第7話 アコ、気づかない
夏休みがスタート! 観光シーズン到来ということで万全の準備でお出迎えをしようとするアコたちだが、島を訪れる観光客は数えるほどしかいないのだった。くわえて佃煮もクレームや返品が相次ぎ(原因は、まいちゃんがオマケとして入れたチョコがほとんど)、島民たちの士気は一気に下がり、アコも周囲に負担をかけていたことに気づく。靖もお盆の帰省を決意するが、運悪く台風にぶつかり交通網がマヒ。さらにメールの返信を間違えて塩島HPのほうに送ってしまったり、ちょっとしたスレ違いが重なり2人の仲が険悪になってしまう……。冒頭で、靖がアコを好きになる経緯が明らかになったのが良かった。

・第8話 アコ、孤立する
アコは、1人でも島おこし活動を頑張ろうとするものの、あきらめ気味の島民たちはのんびりモードに。まいちゃんとアコそれぞれの不満が爆発し、激しい言い合いに。校長先生が「これまでも観光に力を入れていなかったわけではない」と語る話の内容が、なんだか切ない。しかし、ふらりと現れた観光客の夫婦が、そんな不穏な空気を一変させる。この夫婦からの口コミ、そしてその場の思いつきで誕生した?ゆるキャラ『きまいちゃん』が、塩島観光の突破口になるのか? そして、アコは掲示板の匿名さんに、まいちゃんは靖に電話で報告することで、ちょっとした四角関係になるというオチが面白い。

・第9話 アコ、恋をする
夏休みが終わり、塩島は通常営業に。佃煮などのお土産品も、観光案内所から撤去されてしまうことに。ひさしぶりに島を巡ったアコが、ダメなところを見てもなお、塩島のことを素敵と感じる流れが良かった。そして『バーバーさかい』に集まった奥様方との会話の中で、自分が靖のことを好きだということに気づき、一時的な帰京を決意する。第1話で結婚を決めるまでのシーンが、ものすごくスピーディーで事務的だったので、120~121Pの見開きのアコは初めて恋する顔が描かれたということかな。そして、フェリーに乗るときに、謎のビジネスマンとすれ違う。この男の正体は……?

・第10話 アコ、すれ違う
塩島にやって来た謎のビジネスマン・黒原は、巧みなセールストークで校長先生、島のご婦人たちばかりか、靖の姉のひとり翠まで虜にしてしまう。黒原は、単に佃煮販売の利権を手にしようという考えではないだろうし、いったい何を企んでいるのか? いっぽう東京に戻ったアコは、靖との結婚式の打ち合わせの最中でも、塩島のことが頭から離れない。そのせいで靖とケンカになってしまい、結婚を取りやめる言葉を口にしてしまう。島でイチバン商売っ気がありながら、黒原に相手にされていないっぽいまいちゃんが、やっぱりキーパーソンになるのかな。



巻末の予告を見ると、次巻で完結なのかな? 黒原の企みを暴き、靖と無事に結婚、塩島観光を軌道に乗せるって、けっこうやることが多そうだけど、大丈夫なのか?


この巻で、まいちゃんがやった仕事は……
観光案内所の受付/スナック/民宿のおかみさん
 







テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/07/09(土) 17:05:17|
  2. ウラモトユウコ
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木根さんの1人でキネマ 第2巻の感想




映画好き“ウザ”コメディ『木根さんの1人でキネマ』第2巻の感想です。


・7本目 ジブリ映画
木根さんの表(?)の顔は立派なビジネス・ウーマンであり、複数の部下を持つ課長。そんなカワイイ部下たちと行った飲みの席で『ジブリ映画』を観たことがないという事実が発覚してしまう。そこから佐藤さんも参戦し(前話のリベンジ)、ジブリ映画おすすめ地獄が開幕してしまう。それを静めるための“滅びの言葉”を口にする前の木根さんの「魂がハゲる」は、名言だと思う。あと、すでにジブリの制作部門が解散されていて、もうジブリ映画は作られないということを、どれくらいの人が知っているんだろう?

・8本目 ラブ・アクチュアリー
クリスマス回。ゾンビやアクション物だけでなく、実はロマコメも好きな木根さんと、元夫とのことをいろいろと思いだしダウナー気味の佐藤さんが『ラブ・アクチュアリー』を観る。2人の会話は主にアラサー女子の出会い・結婚うんぬんに割かれる。45ページの木根さんの「面倒くせぇえええええ」までの流れ、48ページの佐藤さんが語る『アラサーが陥りがちな穴』の話は、胸に刺さりまくって痛すぎる。あと、この巻でもケツメインのコマはあるんだけど、それに加えてこの話では脚が強調されているような……。


・9本目 洋画タレント吹き替え問題
アリス・ガードナーは、女優を夢見て田舎からハリウッドに。レッスン、バイト、オーディションの毎日に気持ちが折れかけていたころ、ついにひとつの役をつかむ。しかし、直後に悲劇が待っていた……。顔に大きな傷が残ってしまったアリスは、女優になることができずに荒れた生活を送っていたが、妹から渡されたぬいぐるみの中に隠されたメッセージを見つけ、再び夢に向かって歩き出す……。っていう映画の吹き替えをポンコツ新人タレントがやるということに、木根さんがブチギレる。『話題の超大作』と『声優初挑戦』は、ひとつの文の中に同居できないと早く気づいてほしい。

・10本目 タイタニック
木根さんが同窓会に参加する。高校時代の擬態は完璧なものではなく、思春期の自我が災いし『評価の高い映画を評価する私カッコイイ』という状態になってしまっていた。そのため、対外的には(本当は好きな)ハリウッド大作をディスるようになっており、隠れて観に行った『タイタニック』の劇場で、友人3人と鉢合わせしてしまう……。10年以上の時を経て真実を告白しあい、和解する流れは素晴らしいものの、友人3人の左手薬指にそれぞれ光る物があるということに気づくと、一気に切なさが逆転する。


・11本目 マッドマックス 怒りのデス・ロード
2015年。『マッドマック 怒りのデスロード』を観るためにくり返し劇場に足を運ぶ木根さんに、佐藤さんは呆れ顔。熱が冷めたと思ったころに届いたブルーレイを佐藤さんも観ることになるが、そこで見事にV8教に入信してしまう。128~129ページの見開きは、木根さんはもちろん、いつもは無表情だったり暗い表情が多い佐藤さんも笑顔なので、とても楽しい気持ちにさせられる。それから、特に内容の説明や感想がないにもかかわらず『映画ビリギャル』は、すごいディスられた感がある。


・12本目 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
10本目で和解した友人3人、キョーコ、ネネ、トッシーを自宅に招待し、鍋パーティーすることになる。そこで木根さんは、主賓としてどんな映画を上映すればいいのか悩むが、皆そんなに興味はないのだった。それでも『ハングオーバー!』に上手く誘導してから『木根さんの みんなでキネマ』が開幕する流れは面白かったが、152~153ページの見開きの中で結婚未経験なのが木根さんだけというのが、なんとも……。あと、冒頭の死屍累々の見開きで、段ボールの中にクリーチャーが潜んでいるのがとても気になる。誰が持ち込んだんだ?



次巻、木根さんと佐藤さんのシビル・ウォーが幕を開ける……ッ!



木根さんの1人でキネマ 第1巻の感想

木根さんの1人でキネマ 第3巻の感想





テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/07/01(金) 18:42:05|
  2. そのほかの漫画
  3. | コメント:0
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