晴耕雨マンガ

7月は、六道の悪女たち、ジョジョリオン、スペシャル。

ハルタ vol.23の感想


ハルタ 2015-APRIL volume 23 (ビームコミックス)ハルタ 2015-APRIL volume 23 (ビームコミックス)
(2015/04/15)
入江 亜季、九井 諒子 他

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ハルタ第23号の感想です。


・表紙&カバーストーリー
高橋那津子先生が担当。フラスコの中に住む妖精と、その観察日記をつけようとする男の話。目次コメントでも言っているように、4月発売らしからぬ夏の雰囲気。

・ふしぎの国のバード【日光編Ⅱ】/佐々大河
シリーズ連載第7弾。ノミがいなくて清潔な民宿に泊まることになったバードさんは、そこの娘のお春ちゃんに街の案内を頼む。駄菓子屋などを堪能したところで、彼女の大人への成長を見届けることになる。文化的に戸惑いを感じるバードさんとは対照的に、キリッと覚悟を決めた表情のお春ちゃんが良かった。単行本が5月に発売決定です。

・ダンジョン飯/九井諒子
第13話。ミミックに何度も痛い目に合っているチルチャックは、宿営地の近くに不審な宝箱を見つけるもののスルーする(報告すると食べたがる人がいるので)。しかし水汲みの帰りに、うっかりミミックのいる部屋に足を踏み入れてしまう。トラップ部屋からの脱出はRPG的な謎解きで良かった。ただ、ここでミミックを食べたとなると、予告編にいたネコ耳ちゃんの登場はなくなったと考えたほうがいいのかな。

・ゲス、騎乗前/西公平
新連載。才能が乏しいために、強い馬に乗るべく様々な調教師に営業をかけまくる、ジョッキーの牧誠一。将来のダービー馬と目されるネオテキーラの背中を射止めるために、調教師の娘に狙いを定める。牧はゲスはゲスなんだけど、ちゃんと計算を立てて動いているのが良かった。しかし、ギャグなのに毎回馬を描かなきゃいけないのって、大変そう。

・ローカルワンダーランド/福島聡
第4話。組の金を持ち逃げした男を捕まえた、殺し屋の常滑。いよいよというところで、元恋人のお嬢が心変わりをする。常滑は、終始依頼を黙々と遂行するだけ。お嬢らが全員死んだあとの、セックス占い師のビワコと出会って、最後には猟師になって熊を撃つという展開がよく分からなかった。

・乱と灰色の世界/入江亜季
最終話。時は流れて、乱は高校生(たぶん)に。灰町に落ちる隕石を、仁央らと協力して受け止める。その様子を、陣と珊瑚の息子である嶺の目線で描く。フェローズ創刊当時からの連載なので、終了するとさびしくなるな。

・乙嫁語り/森薫
第19話(通算45話目)。アゼルらが主人公の、番外編的な内容。あの戦闘後、彼らがどうなったかが描かれる。たぶんパリヤさんの結婚には関係してこないと思う。

・カプチーノ/菊池まりこ
第23話。文化祭当日。実行委員の仕事をこなしながらも、やっぱりトラブルに巻き込まれる克美。やっと仕事から解放され、遊びに来た萩原さんと2人きりの教室でいい雰囲気になる。それを目撃した星野君の心境に変化が? 相沢さんと田辺の急接近?といい、新たな流れが始まっている感じ。ただ、克美の目が大きくなりすぎているような。

・どつかれて茶室/高田築
読み切り。美人の茶道部部長・大野さん目当てで茶室に来た男子3名だが、あっさりと目論見を見抜かれドSな仕打ちで追い返される。しかし、そのうちの1人は、次の日も茶室に姿を現す。やっぱり、SMってのは主従関係が成り立っていないとダメなんだな。

・ヒナまつり/大武政夫
第45話。ヒナはスキー教室へ。中華屋の夫婦は温泉へ。ということで、アンズを新田があずかることに。大人にとって“できすぎた子供”であるアンズの本性を暴こうとするものの、その天使っぷりに新田の氷の心も溶かされることに。次回は、ヒナの冬山遭難編かな。

・THE TOWN/加藤清志
第3話。妹を殺した仇の化物を追っている主人公の男。同族の男を問い詰めようとするが、バトルになってしまう。全体的なジョジョっぽさは気になるものの、要所要所のセリフ回しは熱量が高く面白い。特に「嵐の中を来たのは誰だ!!」のコマは、いま日本でいちばんカッコイイかもしれない。あと仇が『物体を格子状に切断できる』って、第1話の排水溝のフタとつながっているのか?

・不死の猟犬/八十八良
第18話。UNDOのコマンドーたちに包囲されたリンは、白雪姫をとなりのビルの屋上に放り投げて逃がそうとする。が、剣崎はその行動を予測していた。ヘリで先回りし、白雪姫を確保する。ただ『不死』を手に入れていた白雪姫だが、それはこの世界のあたり前である『復活』ではなく、痛みも時間もかかるものだった。これは『死なない』んじゃなくて『死ねない』んだな。

・碧いホルスの瞳/犬童千絵
第3話。シェプストの行動を快く思わないトトメス2世は、さっそく第2王妃を娶ろうとする、無力感を感じていたシェプストだが、ハトホルの神官・イメレトの言葉により、自らの『美しさ』を武器に王宮内で戦うことを心に誓う。前半が停滞ムードなだけに、370Pの女子会シーンが良かった。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第23話。川の底で動かなくなってしまった、フグのサイモン。センは「自分が調子に乗って深く潜りすぎた」ことが原因と話す。そこから、4人全員で歌をうたって、おびえたサイモンを励まして浮上させようとする。そんなに言葉のやり取りはないものの、コンジュとセンのあいだにも友情が生まれたと分かるラストが良い感じ。

・でこぼこガーリッシュ/原鮎美
ストーリー編第7話(通算44話目)。深刻な資金難に襲われたナッツン&織子。商店街主催のミニ運動会に、ナッツンを小学生として送り込んで限定オモチャをゲットし、ネットで転売しようと画策する。しかし、ナッツンはあんなに食べていて、その栄養はどこにいっているんだ?

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第11話。K子が白い服を着ているのは、恋をした証。ということで、U子とA子がその詳細を聞く。しかし、バレンタインにフラれた様子を1ページで匂わせるだけというのが、逆に切ない。そしてA子は、すっかり忘れていたバレンタインを、フェデックスの力によって何とか乗り切ることに成功する。ただ、これがバレンタイン編の前編ということは、後編はA太郎方面か。

・首花は咲きゆく/高江洲弥
第4話。前回のことを受けてベルタと仲良くしようとするリラだが、コミュ障っぷりが災いしてなかなか上手くいかない。父親のアドバイスを受けて紳士的に振る舞い、髪を結ってあげる。今回は、いいことだらけだったけど、その反動がありそうで怖い。

・狼の口/久慈光久
最終幕 第12話(通算27話目)。はじめは狙いを定められなかった巨大投石器だが、その破壊力は抜群。カタリーナ城の塔や城壁を破壊していく。ハインツは、ほぼ丸裸の状態でレオポルトの軍勢を迎え撃たなくてはならなくなってしまった。仲間の応援は来ないのかな?

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第25話。モモコ編。ただ与えられた仕事をこなすのではなく、秘書としての様々なスキルを磨いていく。次回は、久しぶりに全員が再集結とのことだが、エグマの修行が1ページ半で処理されたのが残念。

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第4話(通算23話目)。クラリアは、エシンの影響を受けたクムクムと遭遇。身軽でシッポも使う戦い方に苦戦するものの、なんとか暴走を止める。しかし、黒尾人は騒ぎの原因が、クラリアにあると考えた様子。仮面を被っていなければ、身元不明の旅人でしかないということか。

・暴走サプライズム/水沢あゆむ
読み切り4コマ。サプライズを仕掛けるのが大好きな彼氏の玲と、それに振り回される彼女の咲の話。でも、咲がサプライズ返しをしようとするパターンのほうが面白い。時計をシチューで煮込むのとか。

・犬神姫にくちづけ/宮田紘次
第23話。サカサバハキの応援、そして弁天号と吉祥天号の犠牲によって、鬼穴は完全に封じられる。そして、かずらと課長の関係が大きく進展したところで、次回が最終回との事。幸せなエピローグのような感じかな。

・華麗なる虚偽/窪中彩乃
第3話。順調にリズとの仲を深めていくミランダ。しかし、幼なじみのジルと話しているところを見たことから、一気に負の感情が湧き上がってくる。これは、ミランダの方が壊れていくパターンか。

・タイマンズ/設楽清人
最終話。リュウを助けるために、マサルが立ちあがる。ヒロシら、これまでのライバルたちが総登場しての『集団タイマン』が良かった。リュウとユキオも“敵”として和解し、ハッピーエンド。654Pの見開きとか決めゴマが良かった分、他のコマで鼻が前に出た犬顔になっているのが残念。

・健全ロボ ダイミダラーOGS/なかま亜咲
第15話。今回は、ダイミダラーの機体を解説する特別編。最強かどうかはともかく、霧子の乗っている6型がバランスがいいという決論ではダメなのか?

・田辺さん/夏本満
読み切り。どんな物にでも、自分の名前を書いてしまう田辺さん。それは、コップやボールペンなどでは止まらず、恋人の身体にも……。『女性はマーキングする』という話から、田辺さんが女の顔をのぞかせる流れが良かった。たぶんだけど森薫先生は、田辺さんのことが大好きなんじゃないかな?

・鋼鉄奇士シュヴァリオン/嵐田佐和子
第22話。嵐ヶ原に落ちたレッドの行方を探す蒼汰たち。あきらめかけたところで、さくらが地中から伸びた腕を見つける。そして4人全員で力を合わせて引き抜き、生身の結城烈人が姿を現す。次回が、最終回です。

・秋津/室井大資
最終話。家を出ていた奥さんが戻ってくることに。秋津はどうしていいか分からない。見開きで、主要キャラと順番にお別れするような構成が良かった。また、こんな話を描いてもらいたいです。

・予告
次号は、鴨の水かき、想幻の都、坂本、レイチェル、転職坊主、トトコ、四ノ宮家が掲載。高田築の新連載が始まり、松本水星、百名哲、渡邊紗代の読み切りも載ります。






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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/04/15(水) 20:15:50|
  2. ハルタ 1~30号
  3. | コメント:2

コメント

毎回興味深く読ませて頂いております
>ダンジョン飯
猫忍回でミミックを食べた際に前食べたのよりおいしかったと
か言っていたのでむしろ猫忍の登場イベントを1つ消化したと
思ったのですがどうなんでしょうか?
  1. 2015/04/17(金) 06:58:58 |
  2. URL |
  3. ななし #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> 毎回興味深く読ませて頂いております
ありがとうございます。

> >ダンジョン飯
> 猫忍回でミミックを食べた際に前食べたのよりおいしかったと
> か言っていたのでむしろ猫忍の登場イベントを1つ消化したと
> 思ったのですがどうなんでしょうか?

保存してあるのを読み返してみると、確かにチルチャックが言ってますね。
しかも、ライオスはピッキングツールらしき物を使って身をホジホジしているので、
今回の経験を踏まえての食事ということですね。
あの猫忍ちゃんには、早く登場してほしいものです。


ななしさん、コメントありがとうございました。







  1. 2015/04/17(金) 10:39:25 |
  2. URL |
  3. 管理人 #-
  4. [ 編集 ]

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