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ソレミテ それでも霊が見てみたい 第3巻の感想


ソレミテ それでも霊が見てみたい 3巻 (ヤングキングコミックス)ソレミテ それでも霊が見てみたい 3巻 (ヤングキングコミックス)
(2015/02/28)
小野寺浩二、総合プロデューサー・石黒正数 他

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旅情ホラーエッセイ『ソレミテ それでも霊が見てみたい』最終第3巻の感想です。『霊を見たら連載終了』という条件で始まった、このマンガ。最終巻ということは……。

・帯
恒例の巨大帯。今回は、第26夜のロケに参加した、オカルト誌『ムー』のロゴがデカデカと。一気にいかがわしさが増しますね。

・第20夜 こっくりさん
新年会からの流れで、画報社ビルで『こっくりさん』をやることに。たしかに、こういうアプローチは考えつかなかった。参加者は、ウニさん(師匠シリーズ)、鈴木小波先生(読み切りシリーズ)、水上悟志先生(スピリットサークル)。万全の体制が整ったかに思われたが、まさかの不発という結果に。そもそも、外壁を塗り直したら窓が開かなくなったって、会社としてどうなんだよ!? そして、オチでは“うっかり天使”宮原先生が、まさかの降臨。

・第21夜 戸山公園
新宿区の戸山公園を探訪。旧陸軍学校跡地であり、百体以上の人骨が発見されたといういわくつきの場所ながら、見つけたのがカエルやウ●コというのは……。『ソレミテ卒業宣言』をした安達さんの「なんでおめーらの心霊童貞卒業のために私がビチャビチャにならなきゃならないんじゃ――!!」という、魂の叫びが最高。ラストでは、自分が新たな怪談の発祥になってしまう悲しみの結末に……。

・第22夜 観音埼灯台
横須賀にある、日本初の洋式灯台・観音埼灯台周辺をめぐる。アワーズで横須賀戸言えば『蒼き鋼のアルペジオ』ということで、ゲスト参戦のヤングコミック編集・深澤さんにヨタロウのぬいぐるみを持たせたり、ホッシーがパーカーを着たりと勝手にコラボする。心霊スポット探訪からの、デートスポットを発見し、釣りスポットでもあった。という、話の構成が素晴らしいと思う。霊は出なかったけど。

・第23夜 秩父湖の吊り橋
秩父湖の吊り橋へ行くソレミテ一行。霊感の強いデザイナーの萩原さんが、2回目の参加をする。しかし、吊り橋を渡る順番待ちをするハメになったり、やっぱり空振りか……と思いきや、デラさんは異変を感じていた? 『3』にまつわるミステリーもあったというのに、石黒Pは派手なデザインのジャージを着て「妖怪ぴゅーい」とか言っている場合ではない。

・第24夜 等々力渓谷・鈴ヶ森刑場跡
第20夜の、こっくりさんのリベンジを心に誓う水上先生と編集の須見さんが参戦し、等々力渓谷&鈴ヶ森刑場跡に行く。が、水上先生が持ってきたダウジングロッドは歩く振動でグリングリンしてしまい、ハイライトが利き酒師なみのスキルが要求される酒の飲みくらべ(刑場跡に1日置いておいたものと新品)なので、空振り感が強かった。肝心の石黒Pは、酒が飲めないし。

・第25夜 ひとりかくれんぼ
霊を見に行っても見れないなら、呼び出せばいいじゃない。というわけで、降霊術の一種である『ひとりかくれんぼ』をやってみる。が、結果はいつも通り、いや、いつも以上の空振り。まさか、物音ひとつしないとは。ネットにあれだけある体験談は、いったいなんだというのか? 本当は、引きずってでも当日いたという宮原先生を参加させるべきだったんだな。あと使用した人形のテツオは言わずもがなだが、ハワードは餓狼伝説のなのかな?

・第26夜 ムーpresents 心霊ツアー
帯も飾っているオカルト誌『ムー』とのコラボ企画。実際にあったバラバラ殺人事件に関する現場をめぐります。さすがに“本職”の人が選んだスポットだけにオバめき度が高かったが、注目は、やはり代々木公園。ロケが行われたのは、代々木公園にいる蚊が『デング熱』を媒介しているというニュースで持ちきりだったころ。結果誰も病気にはならなくて何よりなのだが、1人くらい蚊に刺されていた方が、作品の売上アップにはなったんだろうなと思う。

・第27夜 八甲田山
初の東北遠征に赴くソレミテ一行。霧に包まれた後藤伍長の銅像がハイライトで、その後に迷い込んだ一般墓地程度では、もはや恐怖心を感じることがなくなってしまったデラさんと石黒P。2人は、次の場所に全てを賭けるッ! あと、地味に筆谷編集長(ドリフターズのアロハ着用)が車を離れて現場まで同行しているというのが、レアだと思う。

・第28夜 恐山
青森編第2夜。日本三大霊場のひとつ・恐山に向かう。深夜に回る風車 → 立ち込める硫黄のにおい → 地面に横たわる石黒Pと流れは完璧。結界的に謎の音声の収録にも成功するが、オチは石黒Pが撮った『心霊写真ぽいもの』。ただ、幽霊がうごめく場所ではなく巨大な無の空間というのは、なんとなく分かる気がする。あと、あとがきで石黒Pが描いたデラさんは、本編よりも老けて見える。

・第29夜 青木ヶ原樹海
恐山に続き今回は青木ヶ原樹海と、メジャーなスポットを攻める。しかし、いちばんコワイ目にあったのは、愛車を守るために残った編集長だったとは……。樹海探索も、最初の“木の老人”の写真は怖かったけど、その後は心霊的というよりも『樹海の危なさ』という方向に。あと、今回はPとデラさんが来ているのは、ギャングキングのパーカーか。

・最終夜 少年画報社ビル再び
最終回。メジャーな心霊スポットでも霊に出会えなかったデラさんと石黒Pは、初心に帰って画報社ビルを探訪することに。ホッシーすら排除して、2人だけで「出る」と言われている場所を探るが……。マンガ探偵・石黒Pによるオチのつけ方は、強引ながらも納得させられた。これまでに行った場所にはいないというだけで、他の場所にはいるかもしれない。いつか、シーズン2が始まるのを期待したいです。

・番外編 石黒P v.s. 生霊
石黒Pのツイッター上で話題になった生霊騒動。その真相が、ココに今明らかに! なんか、ソレミテよりそれ町の方のネタっぽい。
生霊騒動の詳しい流れはコチラに。

・エピローグ
『安全宣言』は、負け惜しみだとクダを巻くデラさん。そこに、石黒Pからある音声データが送られてくる……。いつか、続編があることを期待したいです。





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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/03/02(月) 14:01:40|
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