晴耕雨マンガ

8月は、少年ラケット、ダンジョン飯、ゴールデンカムイ。

ハルタ vol.20の感想


ハルタ 2014-DECEMBER volume 20 (ビームコミックス)ハルタ 2014-DECEMBER volume 20 (ビームコミックス)
(2014/12/15)
福島 聡、森 薫 他

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ハルタ第20号の感想です。付録に森薫先生のラフスケッチ集があります。


・表紙
長蔵ヒロコ先生が担当。今回読み切りが掲載された、ひつじちゃんたちが描かれています。

・アンドロイドHALちゃん/松本水星
いつもは巻末付近にある告知漫画が、巻頭へ。この号と、対象単行本(坂本ですが?3巻とか、ダンジョン飯1巻とか)を購入することで、フルカラー画集『ハルタ・アラモード』に応募できます。

・ローカルワンダーランド/福島聡
新連載。クラスの人気者である深作慧を特別視することで、自分もまた彼女にとって特別な存在であろうとした雨宮。20年ぶりの同窓会で再会したことから、その時の感情が吹き出してしまう。『八福神』や『星屑ニーナ』にくらべて、現実的で大人向けのストーリーという感じ。ただ、読み切りオムニバス形式での連載ということなので、次回以降はどういう内容になっていくのか?

・ダンジョン飯/九井諒子
第10話。今回は、金貨や宝飾品に擬態している『宝虫』を食べる。作者の短編集『竜の学校は山の上』に収録されている『金食い虫くん』という短編と、同じような着想なのかな。マルシルがネックレスを食べるのを嫌がったけど、虫・モンスターを口にするのにあまり抵抗を見せなかったのが意外だった。

・乙嫁語り/森薫
第16話(通算42話目)。姉妹妻編最終回。シーリーンは第2夫人になることができ、前夫の両親も、敷地内に住むことができるようになる。旦那さんの「誰かを助けるだけの力がありながらそれを使わないのは よくないと思いませんか」というセリフと、アニスの「あなたみたいなひとと結婚できて本当に幸せなんだわ」というセリフが印象的だった。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第20話。雨宿りしていたウサギの写真家ミミを家に招き入れた、ハクメイとミコチ。自分たちも“自然な”写真を撮ってもらおうとする。ラストの笑顔もよかったが、写真の中に登場した緑尾老みたいな巨大生物と2人のやり取りを久しぶりに見てみたいと思った。初期の夕焼けトンビみたいな。

・坂本ですが?/佐野菜見
第18話。今回は校庭で昼食を食べながら、坂本君とのファーストコンタクトを思い出す女子たちという構成。こうなってくると、坂本君は産声からスタイリッシュだったんじゃないだろうか?

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第45回目。連載再開。今回は鳳さんと海に行ったり、ダチョウについて考えたりします。ブランクの割に、絵のクオリティも落ちていないし、話のキレもそのまま。ただ、完全復活までは不定期掲載扱いになるそうです。

・ヒナまつり/大武政夫
第42話。出前に来たことで学校に興味を持ち、なんやかんやで体験授業を受けることになるアンズ。でも、すでに社会に出て働いているアンズにとって、中学校の授業はまるで役に立たないものだった。ラストの瞳ちゃんらの表情が何とも言えない。

・THE TOWN/加藤清志
新連載。イジメられっ子のキタロウがランドセル持ちをさせられている下校中に、何気なく踏んだ用水路のフタによってバラバラに切断され、そのまま川に流されてしまう。イジメている側である田中ら3人が、なんだかんだ言いながらも必死に助け出そうとするのが良かった。タイトルからすると、街中にある不思議スポットを中心としたオムニバスになりそう。

・不死の猟犬/八十八良
第15話。前回現れたベクター少女『白雪姫』は、いわゆるオタサーの姫になって、これまで39人もRDSにしている要注意人物だった。今後は、UNDOとの合同捜査ということになるが『愛すれば感染する』という定義自体が、曖昧なモノになりそう。

・碧いホルスの瞳/犬童千絵
新連載。主人公であるシェプストは、異母兄であるセティ(トトメス2世)との結婚式に臨んでいた。しかし、幼いころは男勝りの剣の腕を誇りながらも、女性であるがゆえの様々な制限に悩んでいた。作者の絵柄と古代エジプトの雰囲気はマッチしていると思うので、今後に期待したいです。

・乱と灰色の世界/入江亜季
第45話。乱と日々の別れ。行かなきゃならないのに離れたくないというのは、甘酸っぱすぎて良かったが、そこから先はイチャイチャしすぎだろ。小学生なのに。

・首花は咲きゆく/高江洲弥
第2話。父親とドーソンさんといっしょに、ピクニックに誘われたリラ。しかし、憎き再婚相手と会いたくないので中止を願いベルタにも相変わらず冷たくあたる。話は悪くないけど、物語の根幹にはノータッチで進行してしまった。

・カプチーノ/菊池まりこ
第20話。前回のことを受けて、恋人の親バレ問題を考えている克美の前に、海外単身赴任中の父親(巨漢の強面)が現れる。今回は、スーパーでの親子のやり取りがメインでギャグ要素が強かったが、ラストで萩原さんとバッタリ。これは、家までお招きしてしまう流れではないのか?

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第22話。今回は、ラパン姉さんが主役の特別編。最近ルドルフが店に来なくなってしまったことから、曜日の感覚がくるってしまう。気づかないうちに、生活の一部になっていたんだな。

・ふしぎの国のバード【粕壁編】/佐々大河
シリーズ連載第6弾。江戸を出発したバードさんとイトは、粕壁(現・春日部)に宿を取る。これまでは日本の文化風習に積極的だったバードさんだったが、ここでは蚊や蚤の大群、そして覗いたり騒いだりが平気な宿泊客たちに面食らってしまう。しかし、それを優しき車夫のヤヘーさんがくれた木苺が和らげてくれる。これまでは単発のストーリーだったが、今回は旅行全体の構成を意識したエピソードという感じ。

・華麗なる虚偽/窪中彩乃
新連載。フランスのある劇団でダンサーをしているミランダは、そこの花形スター・リズに強いあこがれをいだいていた。ミランダは、千秋楽後に衣装係に勧められて、リズの衣装を着てみる。もともと顔が似ていた上に背格好も近いことを知った支配人は、次の演目で2人を双子役で起用することを思いつく。今回、はやくも仲間から嫉妬を買ったように、問題の火種は内部に燻っていそう。

・狼の口/久慈光久
最終幕 第10話(通算25話目)。レオポルト率いるハプスブルグ軍が、森林三邦に迫る。対するハインツは、着々と籠城の準備を進める。これまでの代官所に、亡き妻の名前をつけて戦いの覚悟を固める。次回から、いよいよ戦争か。

・転職坊主/浜田咲良
第2話。今回、坊主男は混み合ったカフェで、頭痛を抱えながらパソコン仕事をする女性に、姿勢改善などのアドバイスをする。ラストで『整体クラブ』で領収書をもらっているし、毎回違う職業の坊主男が、不気味に仕事をする。という内容なのか。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第8話。A子とA太郎、K子とI子の2元中継で、お正月の過ごし方を見てみる。意外と仲が良い?ことが発覚したK子とI子の関係が良かった。それにしても、2人は神経衰弱をやりすぎ。

・犬神姫にくちづけ/宮田紘次
第21話。課長が、かずらを仕事から外した理由は、封印が解けかかっている『鬼穴』を封印するために、自分が新たな人柱になることだった。そのことを千眼院さんから聞かされた特処課メンバー。これが、最後の戦いということになるのか。

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第2話(通算21話目)。東へ進んできたクラリアは、今度は山沿いに北へ進路を取る。しかし、その近くの川にエシンの樽を投げ込む鬼(?)の一団が。そして指揮を執っているハクの姿も明らかになる。おそらく魔族であろうその風貌は、とてもクラリア一人では太刀打ちできなさそう。仲間を集める必要があるかな。

・噂話/大槻一翔
読み切り。周囲の何気ない会話を聞きもらさず、その他愛もない内容を自ら確かめている主人公の男。かわいいバイトの子とか、怖い教頭先生とか、内容がポンポンと移り変わる序盤のテンポの良さと、主人公の男の行動が周囲からはあまり受け入れてもらっていないことがわかる終盤の対比が良かった。上手く整理すると、連載もいけるレベルだと思う。

・タイマンズ/設楽清人
第5話。リュウに負けたマサルは、山籠もりの特訓をする。そこで、第1話の敵ヒロシに再会し、再び敗北の恐怖に襲われる。が、ここからの復活の流れがアツかった。しかし、ノリオは毎回毎回殴られて歯がボロボロだな。

・エニデヴィ/白浜鴎
第13話。ドノヴァンに名前を知られてしまったデヴィは、世界中のエクソシストが集う会議に潜入。マーク・バローズから自分のシジルを回収することに成功するものの、またドノヴァンに迫られてしまう。その様子を見ていたエニエル。なにか、とてつもない勘違いをしていそう……。

・事件記者トトコ/丸山薫
第19話。トトコが虫歯になる事案が発生。歯医者での治療中に逃亡してしまう。その流れで、葛城記者が次々と漁夫の利を得る流れが良かった。しかし、6本も乳歯があるって、トトコは何才なんだよ。

・レイチェル創々/高橋拡那
第4話。達馬の学校に、特別講師として来たレイチェル。そこで『繊維だけを溶かす薬品』の実験をする。というわけで、お約束のエロハプニングが発生する。なんとなく、早くも達馬の耐電体質設定が、忘れられているような。

・でこぼこガーリッシュ/原鮎美
ストーリー編第4話(通算41話目)。二ノ宮&岬先輩のラブラブ回。2人が歌舞伎デートをすることになるが、どんな服装(着物)で行くかで大いに悩む。そして、正式に2人はつき合うことに。考えてみれば、これが作中最初のカップルか。

・鴨の水かき/空木哲生
第15話。前原さん指揮のもと、どうぞ君の子供向け披露と『テラポートごと稼ぐ』という方針が示される。ただ、それに納得できないのは、宝来軒の山田さん。次回のゆるキャラトーナメントで、どういう行動をするのか?

・鋼鉄奇士シュヴァリオン/嵐田佐和子
第20話。覚醒したノルドシュトルムは、街を破壊する。しかし、破壊のために必要な魔方陣は、最後の一枚が貼れていなかった。その危険な任務を買って出るレッド。『レッドサイクロン・マークⅡ』に乗って、ノルドシュトルム内部に侵入成功する。もう、ボロボロだな。

・健全ロボ ダイミダラーOGS/なかま亜咲
第12話。リッツが発情期を迎えてしまう。そこに運悪く、志良堂に連れられた南風原が通りかかる。が、それとは関係なく、対殺人ペンギンで美容室プリンスとペンギン帝国が手を組むことに。歴史的な和解だ。

・想幻の都/梶谷志乃
第5話。潜入捜査に気づいたマダムによって、ジルが連れ去られる。と同時に、ビオロイドたちがナノマシンで破壊されていく。後を追跡したデュランもナノマシンを埋め込まれ、さらにジルは人格を書き換えられてしまった様子。かなり大がかりな話になって来たな。

・紅い実はじけた/高橋那津子
最終話。野球場で、ビールの売り子をしている岸本さん。バイトの最終日に、秘かに憧れていたお客の双見さんに告白しようと決意するが……。甘酸っぱくていい話だったが、これでおしまいというのは残念。なにか新しい連載でも準備しているんだろうか?

・闇とひつじと約束と/長蔵ヒロコ
読み切り。来月に『闇に恋したひつじちゃん』上下巻が復刊されることを記念しての特別読み切り。草原ひつじちゃんは『未来の旦那さんを見る』おまじないをして眠りに入る。夢の中の世界で出会ったのは、異形の化物だった。『ルドルフターキー』とは違う、ファンタジーあふれる内容で、コマ割りなどページの使い方も大胆に変えてきた印象。

・モーゲンハルタ
総じてコスプレネタが多かったけど、エニデヴィの教師8パターンが良かった。

・予告
今回が合併号だったので、次は2月の発売。シュヴァリオン、ホルス、TOWN、狼の口、華麗なる虚偽、タイマンズ、エニデヴィ、首花、ストラヴァガンツァ、犬神姫が載るほか、川田大智、木村みなみ、水沢あゆむの読み切りと秋津も掲載されます。







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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/12/16(火) 10:27:14|
  2. ハルタ 1~30号
  3. | コメント:0

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