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それでも町は廻っている 第13巻の感想


それでも町は廻っている (13) (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている (13) (ヤングキングコミックス)
(2014/09/30)
石黒正数

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『それでも町は廻っている』第13巻が発売されました。表紙は、短髪歩鳥の背後にUFOが飛んでいます。感想のほうは、サクッといきます。


・第99話 張り込み
マンションにいる『郵便物放置犯』を捕まえるべく、張り込みをするエビちゃん&タケル。顔の見えない2人の「うん」「よし」のやり取りが最高。もはや、この2人がメインの話には、絶対的な安定感がある。気になるのは、15ページの歩鳥の「世の中にはトリックじゃど~にもならない事もある とくに男と女の問題は」というセリフ。これは、なんらかの経験を踏まえたものなのか? あと嵐山家にパソコン等はないはずだけど、どうやってニセチラシを作った?

・第100話 犬事件
単行本での100話目。“3歳くらいの女の子”がいなくなってしまう事案が発生。ジョセフィーヌが歩鳥&タッツン&真田を引き連れて行方を捜すことに。ジョセフィーヌがたどる臭いのビジュアル表現が素晴らしいと思った。足跡っぽいモノとか、料理の匂い、クサそうなモノなど見た目で臭いを想像できるのがスゴイ。そういえば、昔のアニメなんかだと『プ~ン』と匂いが漂ってきて「美味しそうでヤンス~(フラフラ)」みたいなシーンがよくあったけど、見かけなくなったな。

・第101話 モテない紳士
学園祭(1年生のとき)の話。『なぜ海老州舞は自分に触ってくるのか?』という疑問を浅井が、モテないブラザーズの2人(真田&鈴木)に相談する。70ページで男らしさを見せてからの、ラストの顔の落差がひど過ぎた。この話のヒロインである海老洲さんはもちろんギャルコンビの森&白崎とか、出番が少ないのにキャラが立っているのは見事。あと第21話と見比べて、同じ場所や変わっているところ探すのも面白い。

・第102話 廃村
3ヶ月に渡ってアワーズに掲載された長編。歩鳥&紺先輩&静さんというめずらしい顔ぶれで『幽霊の目撃情報がある廃村』の探索に出かける(静さんの小説の取材だけど、2人は本当の理由を知らない)。「もしかして……!?」と思わせてからのガッカリオチは、やっぱりソレミテの影響だろうか。歩鳥と紺先輩のやり取りを、一歩引いた目線で観察している静さんが良かった。あと「はい!! そん(う)です!!」を一度使ってみたいけど、そのチャンスが全く見つからない。

・第103話 闇の中の消失
メイド長の誕生パーティーとして、闇鍋が行われることに。ヒドイ出来を覚悟したものの、予想外に美味しい鍋になってしまい、その答えあわせをすることに。荒井さんが遅れてきてからの、テイク2のオチが良かった。そして、あとがきでの『闇鍋論』の勢いが圧倒的。「具」じゃない「愚」を持ち寄ってはいけないというのを肝に銘じておきたい。

・第104話 暗黒卓球少女
紺先輩が卓球を始めた衝撃の理由が明らかに! という虚実入り混じった思い出話。でも、話のポイントは紺先輩に強いあこがれを抱き、自分が近寄ることのできなかった距離をあっという間に飛び越えて、紺先輩との仲を深めた歩鳥への針原さんの嫉妬心かな。だからってドロドロした感情を抱かないのが、針原さんのいいところ。そして、ラストで登場した座成の衝撃。となると、第71話の回想場面もそのまま素直に信じてみてもいいものか……。

・第105話 呪いのビデオ
福沢さんからの依頼で、過去の映研部員が残した謎のビデオの真相を探ることになった歩鳥。3年夏なので歩鳥の推理力が上がっているのはもちろん、スマホで(いつ機種変更した?)情報を調べたり、タッツンの助手力も上がっている。それから芹沢先生は、18歳+26年前で現在44歳ということか。思っていたより歳をとっていた感じ。


この巻では、ピンナップもカラーページもなかったのが、すこしさびしかったです。あと『ハリウッドTシャツ』を商品化するなら、順番を入れかえて『歩鳥撃沈』を収録すればよかったのに。







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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/10/02(木) 17:35:05|
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