晴耕雨マンガ

8月は、少年ラケット、ダンジョン飯、ゴールデンカムイ。

ハルタ vol.12の感想


ハルタ 2014-MARCH volume 12 (ビームコミックス)ハルタ 2014-MARCH volume 12 (ビームコミックス)
(2014/03/15)
ハルタ編集部

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ハルタ第12号の感想です。


・表紙
染谷みのる先生が担当。カバーストーリーとつながる形で、マンガの中の世界に飛び込みます。

・想幻の都/梶谷志乃
新連載。22世紀のフランスは、移民の受け入れを拒否して低下した労働力を補うために『ビオロイド』という人造人間が、広く社会に普及していた。主人公のジル(彼女もビオロイド)は、研究施設に住む少女のニノンが拾ってきた使用期限切れの軍用ビオロイドの修理をすることになる。今回は、世界観の説明が主な内容。次回以降で、拾われた軍人が何をするのか? それにジルはどう対応するのかがポイントになるか。

・乙嫁語り/森薫
第10話(通算36話目)。気分が晴れないアニスは、使用人?のマーフとともに風呂屋へ行き、一生の親友である『姉妹妻』を探すことに。後半8ページは女性の裸しか出てこない。それを女の作者が楽しみながら描いているというのが、とてもよく伝わってくる。あと、元ネタを調べようと思って『イラン 風呂』で検索したら、泥だらけの爺さんがヒットしておののく。

・ダンジョン飯/九井諒子
第2話。ダンジョン地下2階で、人食い植物(人間を食べるわけではない)のタルトを作ります。前回のサソリ汁の残りを使ったり、今回も料理描写は細かいが『空間が歪んでいるので、背の高い木も地上に出ない』とか『死んだ冒険者を蘇生させることを生業にしている人もいる』という世界観の造りこみも見逃せない。あと、ヌルチャックがすっかり順応してしまったので、マルセルがリアクションを一手に引き受けているのが大変そう。

・白銀妃/睦月のぞみ
第5話。ベッドの上に本を広げて寝ているので、首を痛めてしまった国王のアルスラ。安眠のためのまくら役に、リリーニャが選ばれる。2人がまともな会話をしたのは初めてか。コレをキッカケに仲が深まっていくのかな。

・カプチーノ/菊池まりこ
第12話。ナナの家でパジャマパーティーをすることになる。そこで克美は『萩原さんは、どんなのが好きだろう?』と考えてしまう。会わなくても恋愛ポイントが溜まるエピソードだった。あとは、一条あかりのインパクトが強い。

・事件記者トトコ/丸山薫
第14話。桜の下には死体が埋まっている、ということで、上野公園で目撃されたゾンビの取材に来たトトコ。入谷先輩のライバル記者の葛城さんと共に真相を調べることに。でも、AKGBの自滅具合がハンパない。

・ある日森の中/高江洲弥
読み切り。森の中を歩く金髪少女が、土の中から現れた黒髪少女と出会う。その背中にはナイフが刺さっていて、金髪少女はそれを抜こうとする。でも簡単には抜かないで、もう一回刺したりクリッと回したりする。という内容。疑問点的なモノには全く触れずにナイフ描写に多く割かれているので、ラストの黒髪少女同様、置いてきぼりにされた印象。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第12話。九龍城的な集合住宅『蜂蜜館』でコンサートを行うことになったコンジュ。ハクメイとミコチは準備の手伝いに来るが、古参グループによってステージが壊されてしまう。住民同士の対立抗争が勃発か!?というところで、コンジュが拉致られ、後を追って道に迷った2人の前には『誰も見たことがない』蜂蜜館の2代目主人・館守ヒガキが現れる。コンジュはだいたいヒドイ目に合うので、このエピソードのラストでは、ちゃんとスポットライトを浴びてほしい。

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第9話(通算15話目)。ついにミテラに戻ってきたビビアンたち。そこで、外傷の無いウンバの死体を発見する。さらに、涙を流しながら絶命する個体も目撃する。一斉に人間を襲ったウンバが、一斉に死んだ理由はなんだ? あと壁に上るときの「セー ポイ ヤッ」の掛け声がナイス。

・坂本ですが?/佐野菜見
第13話。委員長の藤田さんの趣味は、坂本君を盗撮すること。しかし、写真に霊が写りこんでいることに気づいてしまう。何気に瀬良君が、ずっとパンイチで通しているのがツボ。

・でこぼこガーリッシュ/原鮎美
第12回(通算33回目)。2本立てで、1本目は通常の4コマ構成。ひなまつりがテーマと見せかけて、天野家の家族愛へと話がシフトしていく。2本目はショートストーリーで、ハムハムの妄想魔法少女物語。岬先輩がとばっちりで乳首を露出した形になっていて、なんかカワイそう。

・ヨメがコレなもんで。/宮田紘次
読み切り。ヨメの幼なじみのケリスとティオンベが遊びに来る。ショートストーリー3本立てだが、干潮時に現れる幻のビーチに遊びに行く1本は、なんだか最終回みたいな雰囲気があった。

・健全ロボ ダイミダラーOGS/なかま亜咲
第4話。一度は、量産型がHi-ERO粒子に耐えられずに爆発するものの、予備機に乗り換えた南風原&恭子が殺人ペンギンを仕留める。普通のロボット物ならエネルギーを渡すとか武器を貸すといったところが、このマンガの場合だとオッパイの揉み方と『ガリバーチンポ』だというのが、なんとも…。ハルタ初のアニメ化作品が、コレでいいんですかねぇ?

・鹿瀬母子/山田果苗
読み切り。タイトルは『かのせおやこ』です。ほとんど家にいないで、いつも出歩いてばかりの母親。そのフォローをして家事をこなしている息子の春樹は、ついに不満をためてプチ家出をする。母子の絆みたいなものは感じられたが、もうちょっと母親の言動に説得力がほしかった。

・忍者は職業でござるか?/安住だいち
読み切り前後編(?)。オンボロ忍者テーマパークで働く主人公の石川君は、時代についていけない先輩(ほおむぺえじの更新等)や、忍者バカの新人の対応にイライラをためる。迷子の再会シーンの無駄なドラマティック感と、見開きが良かった。次号にも載るようです。

・乱と灰色の世界/入江亜季
第36話。乱が36日ぶりに目を覚ます。そして、仁央から凰太郎が死んだことを知らされる。いまはまだ信じてはいないものの、この事実を受け入れた時に乱はどうするのか?

・ヒナまつり/大武政夫
第34話。斑鳩さんが、ひさしぶりの登場。これまでの数話を裏から見ていた様子が、レポートでつづられる。まあ、アンズもホームレスから家と仕事が見つかったんだから、なんとかなると思う。がんばれ。

・不死の猟犬/八十八良
第7話。ペットの死因の上位に肺炎があることから、剣崎らは薬(抗生物質)の出所を探ろうとする。その報告を受けたママは、リンに対して剣崎をRDSにする(=愛される)ことを命令する。それに対するリンのリアクションの激しさが意外だった。どうやって、逃がし屋になったのかは謎のまま。

・小さくてマッチョな者たち/西公平
短期連載最終回。今回は、お風呂で小さいおじさんがトレーニングしたり、シャンプーボトルに人工呼吸したりします。もはや妖精的なポジションじゃなくて、ちょっとした同居人感覚。

・ふしぎの国のバード【二荒山温泉編】/佐々大河
シリーズ連載第3弾。今回は、日光の温泉にバードさんが挑戦する。この時代は混浴当たり前ということにも驚いたが、石を使ってムダ毛を処理するというのが(絵面もふくめて)ショッキングだった。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第14話。日本編4話目。ルドルフとの丁半博打から、甲羅組が本性を現す。エグマとルドルフの出会いも描かれるが、隠されていた左目は想像以上にグロイな。

・レベッカ/加藤清志
読み切り。ネコのネコ太郎の視点を通して、釣竿を武器にする暗殺者レベッカの活躍を描く。「プニプニプーニン」「肉球ニャンニャン」からの「暗殺者にはスイッチがある!!」という、テンションの急上昇っぷりが良かった。この人、ジョジョが好きだな。

・補助隊モズクス/高田築
第20話。倫虫人が拠点を作りつつある温泉町に、奇襲をかける式神使いたち。しかし、実際は法制局長官の救出が目的だった。逃げ遅れた民間人を見捨てる作戦に東海林は異を唱えるが、遊佐や他のメンバーとは溝を深めることに。

・キュウキュウシャ/戎島実里
読み切り。ホラーシリーズ第3弾。学校帰りの少女の前に姿を現す、謎の救急車。前回のクリーチャーにくらべれば人型なだけマシだが、636~637Pはやっぱり不気味。あと、モズクスと並べるのはやめてください。

・かささぎ卿と骨/大窪晶与
シリーズ連載第4弾。捨てられた傷病記録用の蝋人形『ムラージュ』を偶然見つけたオーウェン。その出来栄えに惚れて、さっそく製作者のミシェルを訪ねるが、彼女は蝋細工製作を辞めるという。今回は謎解き要素も、ヒューゴ君の活躍もバランスが良かったと思います。

・鴨の水かき/空木哲生
第10話。前回の流れから、道祖神商店街の様々な店のリニューアルを、デザインプラスが請け負うことになる。が、閉店してしまう店も少なくない。その原因は、郊外型ショッピングセンターの『テラポート未来』。圧倒的な物量と24時間営業に、どう立ち向かっていくのか? 今回の前原さんは、同世代の加納さんとワイナリーに取材にいったせいか、笑顔が多かったと思う。

・押忍!武美ちゃん!!/犬童千絵
読み切り。空手道場の娘・茉莉は、チンピラに目つぶしをしてしまったので退学して、ヤンキーの溜まり場の鬼瓦女子高に転校することに。心配した兄が門下生の睦月武美(たけよし)君を女装させて護衛につける。1P1ネタで構成されているので、テンポよく読める。空手部再興編も読んでみたい




・予告
次号は、シュヴァリオン、ジゼル、狼の口、エニデヴィ、保健室、犬神姫、少年の名はが掲載。紅い実はじけたが連載再開で、設楽清人、近藤聡乃の新連載がスタート。設楽のはヤンキー物らしいが、手に持っているのがアメと魔法少女のステッキなのが気になる。窪中彩乃、木村みなみ、進美知子の読み切りも載ります。








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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/03/18(火) 17:49:17|
  2. ハルタ 1~30号
  3. | コメント:0

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