晴耕雨マンガ

10月は、トクサツガガガ、スピドメ、六道の悪女たち、少年ラケット。

ハルタ vol.6の感想


ハルタ 2013-JULY volume 6 (ビームコミックス)ハルタ 2013-JULY volume 6 (ビームコミックス)
(2013/07/13)
八十八 良、入江亜季 他

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ハルタ第6号の感想です。

・表紙/福島聡
ペンキを持って暴れまわる子供たちが、とても楽しそうなデザイン。誌名ロゴにも色がついているのが面白い。

・不死の猟犬/八十八良
新連載。不死は『しなず』と読みます。風邪をひいたり火傷したら、ピストルで撃って死んで即復活するのが当たり前の、人が死なない世界の話。そこで問題になっているのは、復活不全症(RDS)という病気と、その媒介者になるベクターという存在。妹の育美が、その媒介者と恋人関係になっていることを突き止めた刑事の剣崎真一だったが、寸でのところで彼らを匿う“逃がし屋”の二丁マシンガンメガネっ娘の反撃にあってしまう。基本的に死なない世界なので、今回のように派手でグロめなガンアクションが期待できそう。

・春駒/入江亜季
ハルタ創刊記念特別読み切り企画『ゴールデン6』の第6弾。国王一族がいがみ合い殺し合うなか、ひとり逃げてきた一人の姫。常に追っ手におびえる彼女の前に、醜い顔の僧侶が現れる。見た目と心のキレイさが比例しないということと、僧侶たちの歌声が教会の天井から降り注ぐ様子が良かった。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第8話。ハクメイは、イタチの鰯谷親方ともに大工の組合に行き、壊れた石垣の補習修理に参加することを申し出るが、会長のナライに無下に断られてしまう。それでも、イワシの道具の洗いや研ぎ役として現場に潜り込む。ちょっと空回りしながらも、認められていく様子が良かった。そしてナライは、初の男の小人か。

・ヒナまつり/大武政夫
第28話。前回現れたのは、ヒナたちの上司だった斑鳩景さんだった。普通の人間の彼女がヒナの素行を調査し、結果次第で以前いた研究所に連れ帰ろうとするが、サブタイトル「そしてヒナはいつも通り」の時点で内容は察することができる。またひとり、メンドクサイ人が増えた感じ。

・坂本ですが?/佐野菜見
第9話。夏休み、自分たちが堀った落とし穴に落ちてから姿を消した坂本君を、あっちゃんたちヤンキー3人が捜索する。街中を聞き込みすることで、坂本君の華麗な日常が浮かび上がってくるのが良かった。特に、ワニワニパニックでバッハを弾くところ。

・カプチーノ/菊池まりこ
第6話。萩原さんが風邪をひいたので、看病に行く克美。まぁ、おかゆを上手く作れないとかは予想の範囲内だけど、記憶障害が発生するほどの風邪を毎年ひいているっていう萩原さんの体調のほうが心配になる。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
40回目。山本姉妹が海とか山に行ったときに、しおりのツインテールが風でスゴイことになっているのが、好きです。

・みらくるどりーまー☆ルウ子/松本水星
新人9人のデビュー祭り、1人目。読み切り。国民が選ぶ魔法少女ランキングで常に1位のルウ子を、ドッキリ番組を装って陥れようと万年2位の かりん が企む。全体的な構成やブラックスワンネタとかは悪くないと思うけど、テレビNGのルウ子がカメラマンに煽られたからってカワイイポーズをとるのは、ちょっと違うんじゃないかと思った。

・彼女のほくろ/西島麗
新人9人のデビュー祭り、2人目。読み切り。気になる一恵先輩のホクロの場所を、細かく書き出している斉藤君。なんとかして、制服に包まれた“未開の地”を調べようとするが…。でも、結局は腕まくり&靴下脱ぎ止まりというのは消化不良。そう考えると、美術部という設定から考えるべきだったのかも。

・乙嫁語り/森薫
第4話(通算30話目)。まずトビラのアミルが、かなり大人っぽい。ジョルクがアミルに忠告するために街に潜入するものの、ハルガル家&バダン一族の砲撃が始まってしまう。圧倒的な武力差、高台に陣地を張られていることから考えても、カルルクらの不利は明白。どういう結末になってもアミルには不幸しか待っていないというのが辛い。

・狼の口/久慈光久
最終幕 第3話(通算17話目)。今回から3号連続掲載。関所内部を調べつくしたが、ヴォルフラムを見つけることはできず。そこでヴァルターは、この当時まだ普及していなかった煙突に注目して、ヒルダと内部を調べる。隠し部屋を発見してからヴォルフラムが姿を現してからの攻防は息をつく暇がない。これがラストバトルか。

・魔街の坂/中村哲也
第6話。イェーガーは、子供たちに脱出経路を用意して、怪物たちとのラストバトルに挑む。これまで教会の防御に徹してきた盾の斬月も装備して、フル装備の状態になった。でも、世界観に入り込めない状態は続いたまま。

・事件記者トトコ/丸山薫
第10話。トトコが良家の子女ばかりを狙った集団誘拐事件に巻き込まれてしまう。入谷先輩と桔梗さんがアジトを突き止めるが、桔梗さんが凶弾を浴びてしまう。でも、機能停止にはならないと思う。

・裸が見れる3つの方法/土谷聡美
新人9人のデビュー祭り、3人目。読み切り。大好きな花野さんの裸がどうしても見たい林くんが、ある啓発書にしたがい突拍子もない行動をしていく。全体的な勢いと、服を脱ぐ2ページが素晴らしかった。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第8話。ラパン姉さん誘拐編のエピローグのような話。デカい男たちが料理を作る様子と、ラパン姉さんに対してもモモコに対しても、ルドルフ株の上がり下がりが良かった。でも、まだ『暗殺計画』が終わったわけじゃないんだよな。

・星屑ニーナ/福島聡
第6話(通算26話目)。ビリーと彼女のデートについていく星屑。そこで恋愛を学ぶことによって、ニーナに告白しようとしているらしい。そして、巻末のマトリックスを見ると、あと2回の様子。今回は、タイへ―が出てきたのが良かった。

・でこぼこガーリッシュ/原鮎美
第6回(通算27回目)。福引で当てた魔法少女の衣装を着て、ナッツンが変身する。新登場しためのんちゃんの夢を守ろうとする3本が良かった。

・補助隊モズクス/高田築
第14話。エレベーター内での白い児童との攻防で、式神が1体やられてしまう。これで舞の寿命は1/3に(30歳ぐらい)。このピンチに駆けつけたのは東海林、ではなくヘリコプターでやって来た二郎! 反撃は、ここからだ。

・いけにえ館/和田隆志
新人9人のデビュー祭り、4人目。読み切り。ドライブ中に尿意をもよおしたので、トイレを借りようと立ち寄った施設は、謎の巨大な赤ちゃん“ヒデミ様”のために人肉ミンチを与える場所だった。作中では4人が死に、かといってなにも解決できていないという状況が、より残酷さを際立たせている。絵柄はポップなのに。

・ベルチャイルドの鐘/高田健一
第7話。ザックとダイムが、巨乳で有名な女保安官とひと悶着。特にザックは「おっぱいでかいなー」「すごいなー」しか言っていない印象。あと、ハシラに『次号は伝説のふたりが帰ってくる』って書いてあるのに、すぐ下に『次号は「アフィーマ」が載るよ!』って答えを書かなくてもいいだろうに。

・偲べ!村田君/徳永智子
新人9人のデビュー祭り、5人目。読み切り。ふだん使われていない教室から女子のプールをのぞき見ているときに突然死してしまった村田君。死んでからも辱しめを受け続ける流れと、成仏する理由が良かった。

・3年C組の事情/木村みなみ
新人9人のデビュー祭り、6人目。読み切り。ゴリと呼ばれて生徒から慕われている?後藤先生。派手な見た目の男子生徒に指摘されて、淡い想いを寄せる地味な女子生徒の高倉に卒業式に告白することを考えるが…。割と淡々とした構成ながら、最後の2ページでそれをひっくり返すのが見事だと思った。

・鴨の水かき/空木哲生
第6話。今回は、実際に北欧フェアが開かれる南急プラザに行って、様々な採寸をする。そのなかで予定や設計図とは違う条件に、その場で対応していくのが良かった。しかし、嵐(亀本局長)は、すぐそこまで来ていた…。あと、今回は前原さんが美人になっていたと思う。

・石精綺譚/原鮎美
第6話。ノラさんからの依頼で、宝石を盗む小型の石精を捕まえることになったフィーカとサーシャ。ふたりの長所を組み合わせて、目的を達成するのが良かった。マトリックスを見ると、次回で最終回の様子。

・ランナーズ/伊藤憲一
新人9人のデビュー祭り、7人目。読み切り。IHに出場したものの、ケガをしたことから部活から離れていた陸上部部長の咲と、走ることは好きながらまるでタイムが伸びない後藤が、最初は反発しあいながらもやがて協力していく。長距離走にナンバ走りを採用したり、なんとなくサンデーぽいと思った。

・ケロケロパニック/大道礼子
新人9人のデビュー祭り、8人目。読み切り。大きなカエルが移動手段の島で、ひとり泳いで通学している『カエル恐怖症』の陸助。そのトラウマ克服の話。突拍子もない設定をすんなり読ませる構成と、バリエーション豊かなカエルのデザインが良かった。

・穴あき袋は忘れがち/染谷みのる
新人9人のデビュー祭り、9人目。読み切り。とにかく忘れ物が多い富雄。彼女とも連絡が取れなくなり、仕事もうまくいかなくなる。そして自殺を考えガケに行くが…。忘れたモノの中には、プラスのモノもあるという後半の流れが良かった。今回デビューした9人の中では、イチバンだと思います。

・主人不在のティータイム/中川きれえ
今回は読者ページのオマケとして4コマ×4本が収録。これは、ぜひともレギュラー化していただきたい。しかし、リコッタのメイド服は、あの露出度でいいんだろうか?

・祝!合併号だよ全員集合/九井諒子
次号は、ハルタ初の合併号ということもあり、九井諒子の予告漫画が掲載。お小遣いが足りなくて次号を買うことができない朋子ちゃんが、マンガ誌を自作する。小学生女子らしく「きみが好きだ!」と告白している作品が5本くらいあるのはともかく、モズクスだけ強引な夢オチになっているのはどうなんだ? あと、最後のページの落差が大きすぎる。

・予告
次号は合併号なので、連載作品は全部掲載。ほかにも『青とグランドワーカー』『ロメ夫シリーズ』が掲載。設楽清人、高田健一、徳永龍人、松本結樹の読み切りも載ります。ブ厚くなりそうです。





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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/07/16(火) 19:25:00|
  2. ハルタ 1~30号
  3. | コメント:0

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