晴耕雨マンガ

8月は、少年ラケット、ダンジョン飯、ゴールデンカムイ。

ハルタ vol.5の感想


ハルタ 2013-JUNE volume 5 (ビームコミックス)ハルタ 2013-JUNE volume 5 (ビームコミックス)
(2013/06/15)
笠井スイ、福島聡 他

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ハルタ第5号の感想です。

・表紙/碧風羽
とてもマンガ雑誌とは思えないほど渋すぎる。『名画コレクション』とかのタイトルのほうが違和感がないレベル。

・星屑ニーナ/福島聡
第5話(通算25話目)。宇宙雷魚の死体の解体処理を手伝いながら、好きな娘との距離の縮め方を星屑に相談するビリー。ちょっと前まではクライマックスな雰囲気だったけど、物語は2周目に突入したっていうことなのかな?

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第7話。別行動だったエグマとパイソンたちも、それぞれの働きをして洪門ファミリーを壊滅させる。ただ、それだけで終わらせず、ターキーの暴走にラパン姉さんが釘を刺しているのが良かった。しかし、暗殺計画の黒幕の正体は判明せず。

・瞼に咲く花/笠井スイ
ハルタ創刊記念特別読み切り企画『ゴールデン6』の第5弾。作者4年ぶりの新作。金策に苦しむ主人公の衿子は、金目の物を探して現在は廃屋になった実家を久しぶりに訪れる。そこにいたのは、辛い幼少期を乗り切るために生み出した幻の友だち『ディア』だった。ふたりで、家の中に隠した『宝物』を探していく流れが良かった。でも、最後に見つけた星型の石(?)が何なのか分からないのが気になった。

・鋼鉄奇士シュバリオン/嵐田佐和子
第10話。レッドを元の姿に戻すには、変身前に烈人が負ったダメージを5分の1ずつさくらたち4人が負担することが必要。そんなことはさせたくない烈人だったが、4人の意志は固く、その方法が実行される。でも結果は、ちょっと痩せただけ。なんで失敗したんだ?

・犬神姫にくちづけ/宮田紘次
第12話。名古屋に移動中の新幹線で“妖を喰う妖”悪喰鬼に襲われるかずらたち。寺山&リロイ → 殿山 → 御子神&加茂と、車両が切り離されて離脱していく流れが良かった。そして、弁天号を悪喰鬼に奪われたかずらの前に現れたのは、久しぶりの登場の御倉いつき(吉祥天号)と新キャラの犬塚晃一郎。恋心を自覚してしまった課長は、今回は主に見ている役目か。

・エニデヴィ/白浜鴎
第5話。2人が日本にやって来る。しかし、魂に接触しようとするだけで、八百万の神々がオリてきた超憑依体質の巫女さん・叶子の妨害を受けることに。萌えキャラになったデヴィと、勾玉から放たれたレーザーをマトリックス避けする2人が良かった。

・乙嫁語り/森薫
第3話(通算29話目)。アミルやアゼルの父親・ベルクワトは、遠縁のオル=タムスらと協力して、再びカルルクたちが暮らす街を攻める考えの様子。しかし、ロシアから武器を買ったり取り分を要求しなかったり、バダン側に何か思惑があるのは間違いない感じ。ここは、アゼルたちの行動がカギになるか。

少年の名は/渡邉紗代
第2話。今回は、夜ごとキースのベッドにもぐりこんでくる、寄宿学校最年少のエミールが相手。ホームシックになりかけの彼に、キースが『父親の臭いのするもの』を作ってあげるのが良かった。今回生かされた職業は、仕立て屋。

・でこぼこガーリッシュ/原鮎美
第5回(通算26回目)。ナッツンがバイトする文具店でのやり取り。ハムハム安定の妄想劇と、ナッツンの高校時代の恩師との再会が良かった。

・カプチーノ/菊池まりこ
第5話。まず、トビラの『一生懸命感』が素晴らしい。そして、萩原さんを探すために大学に行った克美だが、キャンパスの広さやコスプレに間違われたり、ひどい目に。ただ結果的に、これも萩原さんとの距離を近づけるひとつのイベントだったという感じ。しかし、300P1コマ目の克美は、右肩が外れているだろ。

・ヒナまつり/大武政夫
第27話。誘拐編が完結。出前のアンズまでやってきて、事態のカオス度は加速度的に高まっていく。特に「足の痛みが消えれば超能力が使えるはず」と考えた新田がバファリンを投げる → アンズに「ヒナの口に入れてくれ」と叫ぶ → 地面に転がる。というコンボは、さすが。しかしこれほど作中で「バファリン」と連呼したマンガも他にはないだろう。そして、ラストでは3人目の超能力少女が現れるが、今回はちょっと年上そうなのが気になる。

・ハイブリッジピエロ/若生舞
読み切り。思い込みの激しい新人書店員の高橋君が、同僚の女性店員2人に好意を抱かれていると一方的に勘違いして盛り上がっていくという内容。店長の淡々としたツッコミが良かった。高(ハイ)橋(ブリッジ)っていうことね。

・小さくてマッチョな者たち/西公平
読み切り。都市伝説の『小さいオッサン』の話。しかし、このマンガに出てくるのは、やたらとマッチョでトレーニングを欠かさず、プロレスごっこをしたりするヤツらだった。オッサンを見つけるのが男性視点と女性視点の2本立てなんだけど、人間はどちらか1人で良かったと思う。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
39回目。今回は、ショートストーリー。家を追い出された山田一馬が、弟の馬七さんを訪ねてくる。ハイライトは、手裏剣マシュマロを投げてはしゃぐ大人たちを注意するミコちゃん(ネコ)。

・乱と灰色の世界/入江亜季
第32話。事前に珊瑚の魔法の紐を体に結んでいた日比は、骸虫に支配された凰太郎には見えない。乱の魔法の力で大人の姿になり、乱や陣の体から骸虫のトゲを抜いていく。しかし、すぐ横には戻ってきた凰太郎の姿が。このまま見つからずに、やり過ごすことはできるのか?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第4話(通算10話目)。兵糧が少なく長く籠城することができないので、巨人のいるセポイヤへの避難を決断するビビアン。ウンバが嫌う雨を待って出発するが、目の前に広がるのは瓦礫と化した街の姿。仮面の前の部分を上げて涙をぬぐうのが良かった。

・紅い実はじけた/高橋那津子
第2話。今回は、人生に何の張合いも感じないつまらない男・弓削が自殺しようとした瞬間に、全力応援組織『祝福プレゼンター』が現れる。当然、願いは死ぬことなのだが、叶えようとする方法が派手でバカバカしい。だいたい地上4000Mから落ちたら、後処理が大変って話じゃないだろう。

・お次にお待ちのお客様/畑田知里
読み切り。ドーナツ店を舞台にした8Pのショートストーリー。おそらく2号の『反抗のメモリー』が好評だったので、急遽ページが用意される → 前回ほどストーリーを練る時間がない。っていうパターンだと思う。お店のドタバタ感は良いけど。

・保健室の黒便り/夏本満
第6話。前回で味をしめた霊感少女の大島さんが、黒田先生のように黒猫を使って悩み解決をする。しかし、大量のツカレにまとわりつかれた体が、猫化しはじめる!? ということは黒猫も、元は人間だったということか。

・夢騒遊戯/衛藤誠
読み切り。主人公の龍がエロ本を盗んだ師父と、テーマパークではた迷惑なカンフーバトルを繰り広げる。アクションとお色気のバランスもいいが、建物が壊れる様子をもっと大きなコマで派手にやったほうが良かったと思う。

・補助隊モズクス/高田築
第12話。ビルの中での舞の戦いの様子。ポインターで狙いを定めて、式神が撃つという戦法。生き残りの機動隊員を誘導しながら、脱出のためにエレベーターに乗り込むが、逆に閉じ込められたような形に。ここは、やっぱり東海林の助けが必要か。

・瑪瑙之竜/長澤真
第23話。目的のネガを全て回収したニスは、イギリスに帰国することに。これをキッカケにマナは東ドイツに渡ることになり、アルの過去も明らかになる。しかし送別パーティーを開いているホテルに、テロ集団が現れる。これが瑪瑙之竜、最後の戦いか。あとトビラのマナとニスが腕を組んで歩くのが良かった。

・クロエ/稲田晃司
読み切り。母親が死んだことをキッカケに関係を断っていた、吸血鬼の父親と娘の再会の物語。デビュー作よりも絵柄が漫画っぽくなっていて、特に黒江が吸血欲をガマンするシーンはエロスがにじみ出ていて、とても良かった。

・予告
次号から八十八良の新連載がスタート。入江亜季の読み切り(G6)に加え、大道礼子、徳永智子、西島麗、和田隆志、土谷聡美、伊藤憲一、木村みなみ、染谷みのる、松本水星の新人9人が、一気にデビューします。



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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/06/18(火) 14:53:16|
  2. ハルタ 1~30号
  3. | コメント:0

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