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テラフォーマーズ 第4巻の感想


テラフォーマーズ 4 (ヤングジャンプコミックス)テラフォーマーズ 4 (ヤングジャンプコミックス)
(2013/02/19)
橘 賢一

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テラフォーマーズの最新刊が発売されました。表紙は“赤き腕を持つ帝王”シルヴェスター・アシモフです。


・第20話 THE PRINCE OF ONI 鬼の子
第2班の前に現れた2体のバグズ型テラフォーマー。ミッシェルは水中に引きずり込まれ、アレックスを吹っ飛ばした足太ゴキは脱出機を奪って逃走を計ります。初見の乗り物を普通に運転している姿が、ちょっと笑える。
操縦ゴキ
そして、救出に来た燈のMO能力が『大蓑蛾』=ミノムシであることが明らかに。しかも、マーズランキングは6位! 少なくとも幹部1人よりは上の順位ということに。しかし、ミノムシが絶滅危惧種になっていたというのは知らなかった。

・第21話 BLACK BEETLE 死者と蟲
まず、緊急脱出装置を使って仲間を空中に放り出す燈(後でアレックスが回収)。八重子の「多少イケメンでも無理!!」というセリフは、おそらくテラフォ史上に残る名言になりそう。八重子は、ここからチョイチョイ癒し的な行動をとってくれて、いつ誰が死ぬか分からない状況下において、一服の清涼剤的な存在に。そして、ミッシェルの相手が『ゲンゴロウ』のバグズ能力を奪ったTFだと明らかに。第1巻で能力を使わずに死んでいったバグズ2号のクルーが4名いましたが、そのときは「なぜ変身しないんだ?」と思ったものですが、それも当然。陸上でゲンゴウロウに変身したところで意味がないからだったんですね。(もともとの持ち主はオマケページでジョーン・ウェルソークだと明らかに)

・第22話 2 MINUTES 2分間
それぞれ「2分以内に倒す!」と宣言したミッシェルと燈。水中で分の悪いミッシェルは、『2分間我慢すると骨折する』と言われる『フィギュア4レッグロック』でゲンゴウロウゴキを捕獲。昆虫のウンチク漫画から、まさかのプロレスウンチク漫画に。ただ、呼吸の限界と戦いながら足4の字をかけるなら、他にもっといい関節技があったんじゃないかと思う。アキレス腱固めは無理だろうけど。

・第23話 SHINING 叡智
いっぽう、脱出機上の燈vsバッタゴキ。いい一発をもらったものの「『バグズ2号の』の飛蝗だったやつの方が強い」というセリフからの、近距離での上段回し蹴りがカッコ良すぎる。
燈名言
そして、ミノムシの糸によってミッシェルを引き上げつつ、脱出機にブレーキをかけるように細工していたとは、意外と燈は頭もイイのかもしれない。さらに飛んで逃げようとするゴキに対して、鳥(詳細は不明)に変身したアレックスの追撃の投擲攻撃もナイス。鳥だからといって空中戦をするわけではなく目の良さと翼をはばたかせる力を、アレックスの得意な投球に生かすというのが良かった。

・第24話 WIZARD 力
水中から引き上げられ意識を取り戻したミッシェル。まるで朝のストレッチのように、ゲンゴロウゴキの手足を折る様子が面白い。そして、ダメージを負ったバッタゴキにシャイニング・ウィザード → 燈の糸でグルグル巻きというコンボが最高。いっぽう地球では七星が本多に昆虫の生態の『ファイター』と『スニーカー』と、U-NASAには副司令官が14人いるということを話し始めますが、この巻では地球側の描写はこれだけなので、ハッキリとしたことは分からず。でも副司令官が14人もいるというのは明らかに多すぎる。司令官のアメリカ人(おそらくニュートンがまだ生きている)を入れると、バグズ2号のクルーと同じ人数になるというのがポイントか。

・第25話 CARAPACE 防衛するもの
見開きのトビラが素晴らしい。バトル物らしく両陣営が向かい合っている構図だが、片側がゴキブリだらけなのが笑える。中央にある生物が描かれたエンブレムは人間側が上からスズメバチ・ミノムシ・アシダカグモ・パラポネラ・(今回明らかになる)カニ。TF側が下からゲンゴロウ・バッタ・ミイデラゴミムシ・メダカハネカクシ、そして一番上はエメラルドゴキブリバチか。だとすると、アネックス内で襲ってきたヤツがソレということになるはず。そして、舞台は第3班のほうへ。最大のカニ『タスマニア・キング・クラブ』の能力(ランキング3位)を持つアシモフが語る『なぜゴキブリが突然進化したのか?』という仮説が、かなり興味深い。見た目のインパクトに気を取られていたが、人間のような姿に進化するだけじゃなく骨や歯まであるのは、確かにおかしい。このあたりのことが明らかになるのは、物語の後半になってからか。
仮説ゴキ

・第26話 CRAB 猛士
戦闘員しかいないロシア班は、ノーマルゴキなら問題なし。サソリ娘やカミキリムシ(?)のハゲグラサンが活躍。圧倒的な防御力を誇るアシモフも、余裕で拳を振るっていきます。いっぽうイワンはというと…
イワン首だけ

・第27話 EVIL PLANT 怪奇植物
イワンの能力は、幻覚性物質を持つ『チョウセンアサガオ』。↑の画像は、イワンが見せた幻覚でした。ただ、バンテージを巻いていることから能力を使うには血(?)が必要な様子。このあたりが弱点にもなりそう。でも、この回でテラフォーマーがハッキリと『恐怖』の感情を示したのは、ちょっと残念(ゲンゴロウゴキも逃げようとしているけど)。もっと、理解不能の存在でいてほしかった。

・第28話 DEMON'S NIGHT 夜と暗雲
つなぎのエピソード。第3班は、ピラミッドの入り口を探し、第2班は脱出機を修理してSOSを出している第1班の救出へ。そして中国第4班は、全員焼死体に。これは、①裏切り者にやられた ②ゴキブリにやられた ③中国が裏切っていてダミーの死体 のどれかということか。そしてドイツ第5班に迫る超マッチョゴキ率いるTFの大群。今までのゴキブリ側の攻撃は偵察程度のもので夜に本格的な攻撃がはじまるという、ミッシェルの予想が当たってしまった。

・第29話 STORMY RADAR 嵐の予感
ここからは第5班、そしてアドルフが中心のエピソード。ただ時間帯が前後したりアドルフの地球時代の回想が入るので、ちょっと分かりにくい構成。ミッシェルからアネックス本艦の奪還を指示されたアドルフは脱出機を走らせますが、ゴキの運転する脱出機(第4班のもの)にブツけられて、ゴキブリたちが待ち受ける窪地に落下。褐色野生系女子のイザベラと2人で対抗しようとしますが、「イッヒ・リーベ・ディッヒ」と言っていた奥さんが浮気をしているというのはツラすぎる。

・第30話 DER ZITTERAAL 電撃生物
アドルフの能力は『電気ウナギ』。クナイ風の手裏剣を利用して複数のゴキブリたちに電撃をさく裂させていく様がカッコ良すぎる。口元が裂け、電撃から身を守る安全装置が付けられた顔も、ダークヒーローっぽくてイイ。しかし、マッチョゴキを「ゴキブリ野郎じゃなきゃタイプ」と言ってしまう、イザベラから漂ってくるカマセ臭が半端ない。


次巻では、アドルフの死闘が描かれます。
第4巻で死んだのは(死体が本物だとすると)中国班17名。残り75名。



・バグズ手術を奪ったテラフォーマー
パラポネラ → 未登場
オオスズメバチ → 未登場
サバクトビバッタ → 第2班を襲撃。燈とミッシェルに捕獲される。
カマキリ → 未登場
メダカハネカクシ → 第3班を襲撃。イワンに捕獲される。
ミイデラゴミムシ → 第1班を襲撃。マルコスに倒される
ニジイロクワガタ → 未登場
クロカタゾウムシ → 未登場
エメラルドゴキブリバチ → アネックス1号を襲撃したと思われる。ミッシェルに倒される。
カイコガ → 未登場(能力を奪わず、他の使われ方をしている?)
ゲンゴロウ → 第2班を襲撃。ミッシェルに捕獲される。

不明の能力が3人分。バグズ持ちのTFは、あと9体?


あと、今月末に発売されるミラクルジャンプに外伝が掲載されます。

ミラクルジャンプ No.13 2013年 4/10号 [雑誌]ミラクルジャンプ No.13 2013年 4/10号 [雑誌]
(2013/02/26)
不明

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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/02/21(木) 17:48:12|
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