晴耕雨マンガ

8月は、少年ラケット、ダンジョン飯、ゴールデンカムイ。

Fellows! vol.26の感想

Fellows! 2012-DECEMBER volume 26 (ビームコミックス)Fellows! 2012-DECEMBER volume 26 (ビームコミックス)
(2012/12/15)
森 薫、福島聡 他

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最後となる、フェローズ26号の感想です。

・表紙/碧風羽
新雑誌の準備のために(?)地下で冬ごもりする様々な生き物たち。ウサギやカメに混じって、しっかりフェローズ君がいるのも見逃せません。

・乙嫁語り/森薫
27話目。ヤギ狩り(山側に先回りして仕留める)の帰りにアミルが見つけた、羽に傷を負った鷹。連れ帰って手当てをすることに。カルルクが焼きもちを妬いたり、鷹を上手く回復させることができなかったことをアミルが悔いたり、2人の心のやり取りがとても良かった。あと、現代なら飛べなくなってもテレケのペットとして飼う所だろうけど、それを許さないというのもこの時代ならではと思った。新雑誌でも、この『新アミル編』が続くようです。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
2回目。今回は、ルドルフの持つ銀行に、強盗から犯行予告が届く。普通に捕まえればいいのに、なぜかルドルフ側と銀行側で『どちらが先に犯人を捕まえられるか』という、対決をすることに。ジープで銀行の入り口をブチ壊したりヘリコプターまで登場したりと派手なアクション満載だが、結局捕まえたのはカジノでスッたチンピラ2人というのが、なんとも…。あと、銀行職員で2回もビキニを吹っ飛ばされたメガネっ娘さんと、チラッと登場したラパン姉さんが気になりました。

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
4~6話目。一気に3本立てだが、内容が、侍女に仮面を被らせて『誰が本物のビビアンでしょう~か?』クイズ。仮面を新調(頭のトンガリ部分から花が飛び出すギミックが組み込まれた)して上機嫌のビビアン。舞踏会で謎の仮面の人物と踊るビビアン。という、よく言えばコメディたっぷりな、悪く言えばストーリーの本筋とは全く関係ない内容。

・保健室の黒便り/夏本満
3話目。極度のあがり症のために、人前では般若の仮面を被っている生徒会長の小田君。とうぜん大きなツカレがついているわけで、黒田先生の出番になる。水野さんだけでなく前回登場した大島さんも出てきたので、今回の小田君も準レギュラー化していくか。

・オハナサン/戎島実里
読み切り。まさかのガチホラー。幽霊の女の子が正体を現すときの不気味さ、主人公チヨちゃんのラストページでの行動と、なにもこんな年の瀬に背筋を凍らせなくても、というぐらい不気味ゾクゾクさせられた。

・犬神姫にくちづけ/宮田紘次
9話目。かずらが憑依できなくなった原因が、弁天号が要石のかけらを飲み込んでいたからだということが明らかに。清掃課全員で原因を取り除き、妖怪を退治して元通りになって一件落着。ただ、かずらは大阪に飛ばされたようなので、もうひとりの憑依体質の御倉いつきさんがチラリとでも登場してほしかった。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
35回目。まずトビラで、れい子がドラキュラの全然似ていないモノマネをしているのはともかく、アオリで『それらしい服まで作ったのに・・・!』と言っているが実際着ているのは、ただのズタボロなところ。あと最後に、れい子が髪を切ったけど、コレは次回以降も引き継がれるのかな?

・坂本ですが?/佐野菜見
5話目。久保田君の母親が、坂本君に恋をしてしまうッ! 久保田君がいないあいだ、家の中でちょっとホラーな追いかけっこをする2人。干してある洗濯物に坂本君が紛れ込んでいるのは、さすがにガマンできなかった。あと数学の問題の『時速120キロメートルで移動するたかし君』って、何に乗っているんだよ!?

・乱と灰色の世界/入江亜季
27話目。魔法使いたちと骸虫との戦いが始まる。キツネの白狛衆たちがどんどん骸虫を食べていくが、結界が破れて凰太郎が姿を現す。そして全は、灰町の役所を訪ねて市長の三門扇と面会。戦いの舞台は灰町にも及ぶのか?

・瑪瑙之竜/長澤真
20話目。マナの家に居候することになったコネットとアレックス。今回は日常編という感じで、3人(後にニスとジニーも合流)のやり取りがメイン。マナは、2人を仲間にするつもりらしいが、どうなるか? あと、マナの指のアタッチメントに泡立て器があるのが、いちばん面白かった。

・星屑ニーナ/福島聡
20話目。現代(?)に戻ってきたピッピと星屑。ただ、この時代のお金を持っていないので、順調にはいかない。そして、最初の宇宙雷魚に餌付けしたのがニーナだと判明。新雑誌早々クライマックスか。

・エニデヴィ/白浜鴎
2話目。エニエルが服をダメにしてしまったので(羽を出してボロボロに)、パリにショッピングに来た2人。今回も細かなキリスト教ウンチクと、美術っぽいモチーフのコマが良かった。それからエクソシストのアダムが登場したことで、バトル要素(?)が追加されていくかも。あと、バイクに憑依させられたガアプがカッコ良かったです。

・でこぼこガーリッシュ/原鮎美
21回目。レポート提出後の冬休み。2人は雪まつり&温泉旅行に行くことに。旅行の許しをもらうためにスカート姿になる織子が良かったです。あと、ずっと勘違いしっぱなしのナッツンの両親。

・ヒナまつり/大武政夫
22話目。今回は、まさかのシリアス回。アンズが住んでいる公園が区画整理されることになりホームレスたちは退去することに。アンズは詩子さんの計らいで、中華料理屋を営む林さん夫婦に引き取られることに。暖かい夕食を食べては涙し、ホームレス仲間との想い出が自分の中にあることを確かめてグチャグチャになるアンズの顔には胸を締め付けられる。ヒナと新田が出ないだけで、こんなにも感動ストーリーになるとは。

・鋼鉄奇士シュバリオン/嵐田佐和子
8話目。烈人を中心に、シュバリオン本部を再建築(弥生式建築)。そして、最後のシュバリオン、グリーンのときわ君の所在が明らかになるものの、烈人を元の姿に戻すのは反対だという。次回は説得編か。

・梅小路さん喜怒哀楽/緒方波子
読み切り。告知マンガなどで登場した梅小路さんを主人公に、インコ先生、書店員の笛田南と、早くも始まった緒方波子版アベンジャーズな一作。鳥が怖い梅小路さんが、大好きなマンガの作者が巨大インコと知って戸惑うが…という内容。このままシリーズ化してほしい。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
5話目。今回からタイトルがリニューアル。大雪で帰れなくなってしまった2人が、ハクメイ行きつけの呑み屋で暖を取る。そしてツケのあるハクメイは、なんやかんやで店主のシナト(&妹のミマリ)と賭け勝負をすることに。箸と輪っかを使った遊びは、賭けを抜きにしても純粋にゲームとしても面白そうだと思った。

・鴨の水かき/空木哲生
3話目。前原さんが進めてきたデパートでの北欧フェアが、突如現れたクライアントの局長のツルのひと言で沖君の対案にシフトチェンジさせられてしまう。次回で、どういう決着をするのか? あと前原さんは、毎回精神的なダメージを喰らって、フラフラする係りなの?

・おそれ貸家の女郎蜘蛛/長谷川舞里絵
読み切り。女郎蜘蛛(上半身が人間)が大家をしているアパートの、ただひとつの規則は『蜘蛛殺す勿れ』。それを破ってしまった男は、どうなってしまうのか―。という、ショートストーリー。前回の読み切りのときもそうだったけど、世界観の説明が足りなさすぎると思う。なぜ、主人公の男はこんな場所に住むことになったのか?とか、大家さんが最初から蜘蛛丸出しで問題はないのか?とか。

・補助隊モズクス/高田築
8話目。まず、虫が『倫虫』。虫に取り憑かれた人は『倫虫人』と呼ばれることが定義される。さらに、前回登場した人を攻撃しない倫虫人は『ヒーラー』と呼ばれるタイプで、人間のことを調査しに来たということが明らかになる。決着は次回に持ち越し。

・事件記者トトコ/丸山薫
7話目。今回は、大暗黒仮面の部下であるアレニェが主人公。彼の献身的で見事すぎるサポートぶりと、なぜそうなったのかという理由が描かれます。確かにアレニェの株は上がったが、代わりに大暗黒仮面の株が爆下げになってしまった気がする。

・ジゼル・アラン/笠井スイ
今回は作者が体調不良ということで、番外編。ジゼルが飼っているネコのアルセーヌが主人公。1コマ目で猫の肛門とキン○マを描いたことを評価したい。次号でサーカス編が決着です。

・石精綺譚/原鮎美
3話目。今回は石精が登場しない日常編。フィーカは基盤の紋様を掘るのが得意。いっぽうサーシャは、紋様のデザインやアレンジが得意。親方が不在の時に受けたランプ製作の依頼を、2人が意地を張り合いながらも協力して作り上げていく様子が良かった。こういう日常が長く続けばいいが、そういう展開にはならないんだろうな。

・青とグランドワーカー/犬童千絵
読み切り。Qに掲載された『120Kgの純情』に登場した、大地とセレナが『解体業者』(正確には大手建設会社の解体部門)としてリニューアル登場。街の住民や、役所も頭を悩ませるギャング団が寝ぐらにしている木造校舎を解体する。作者の重機マニアぶりもうかがえて、なかなか面白かった。ただ、ギャング団の正体が戦災孤児の集まりとか、授業中に爆撃を受けることが珍しくないという時代背景がよく分からない。

・ベルチャイルドの鐘/高田健一
4話目。今回、初めてザック&ダイムと、前回登場した女賞金稼ぎのマヤが出会う。ウェンディ―という、男の手配書を見せて「似ている」という理由だけで、連れて行こうとするザックと抵抗するマヤ。これまでよりは、ややコメディ色が強い内容だった。これからは、隔月ペースでの掲載になる模様です。

・魔街の坂/中村哲也
3話目。たしか、3話構成という紹介だと思ったが、今後も隔月ペースで掲載される様子。今回は、モンスターが襲ってこず、イェーガーが塔の修理と設備を増やしていく。そのなかで、孤児たちのお姉さん的存在のロゼとのやり取りが良かった。

・最愛の隣の悪夢/安住だいち
12話目。ヒロのミスは、建設業者さんたちのガンバリで、なんとかリカバーできた。そのなかで改めて設計士としての喜びをみつける。そして雪乃は、マキと会って別れた理由を聞く。そこで、マキが現在かかえている仕事 = 森山純を中心に、雪乃の過去とヒロがひとつにまとまっていきそう。

・赤の魔女/武井夏恵
デビュー読み切り。ダメな父親のためにスリをしようとする少女・ニア。いざ実行しようとすると、大きな犬に邪魔されてしまう。それは自分の祖母・マーサの使い魔で、自分の家系は代々魔女の家系だと知る。『家族は離れ離れではいけない』というテーマと、動物を使役する魔女という要素が、いまいちまとまりきれていないように思うが、それでも今後に期待できそう。ニアの使い魔=ネコの口調とかがカワイイ。

・兎の角/睦月のぞみ
最終回。アヤが天沢さんに告白。その返事を聞くのにいろいろな邪魔(シズルとサヤと公園のバカップルとバカップル)が入るが、天沢さんも無事に返事ができてハッピーエンド。巻末を見ると、すでに新連載を準備しているようです。

blue blueの喜劇/渡邉紗代
読み切り。筋肉バカの兄・千雪と病弱な弟・垂氷の2人が主人公のコメディ。ダメなのは兄だけかと思ったら、弟も相当なモノ。特に縁日で千雪がかき氷に魔法の薬(プロテイン)をかけてテンションが上がる → 逮捕という流れが最高だった。

・ましまろ文學ガール/天乃タカ
最終回。清兄さんが文学を嫌っていた理由が明らかに。百音が書いた文學の内容も清兄さんへのメッセージになっていて、結局2人は互いのことを思いやっていた。葡萄の会のメンバーにも正体を明かしてハッピーエンド。新雑誌では『魔女マリーシリーズ』のほうを展開していきそう。



・新雑誌名
来年2月に発売される新雑誌の名前は『ハルタ』。インドネシア語で『宝』という意味だそうです。第1号では現行連載陣のほか、大武政夫をはじめ、窪中彩乃、設楽清人、浜田咲楽の読み切りが掲載されます。それから、菊池るち改め菊池まり子の新連載もスタートします。



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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2012/12/19(水) 14:37:25|
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