それでも町は廻っている 第10巻の感想

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それでも町は廻っている 10 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 10 (ヤングキングコミックス)
(2012/07/30)
石黒 正数

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それでも町は廻っているの最新刊が発売されました。前巻の発売から随分と間が開けられたので、待ちに待ったという感じがします。

・ピンナップ
歩鳥のクラスの女子生徒の顔と名前が判明。輪島さんや白崎のフルネームが判明したり、里香子やアジャ、見沢など短編で使われたキャラがクラスにいることも明らかになりました。11巻では、男子バージョンもやっていただきたい。


・第74話 アネの日記
ユキコが、歩鳥の観察日記をつける。最近、自分の中でユキコ株が急上昇中なので、とても面白かった。歩鳥が知らない場所(図書館)に入ってしまったら、どうしていいか分からず立ち尽くすところとかカワイイ。あと、埋蔵金探しのとき嵐山家でコバンをあずかっていたとか、第1巻で書き始めた真田の日記が2冊目になっているとか、こういう細かいところはさすがだと思う。

・第75話 フタバ デッドエンド
真夏のドッキリ大会。タッツンと紺先輩が中心となって、みんなで歩鳥にドッキリを仕掛けようという出だしから、二重三重のヒネリがある見事な構成。でも、最近はサスペンス調の前フリから実は~みたいなパターンが多い気がする。

・第76話 嵐山家 家事担う
両親が法事に行ったので歩鳥が母親を代行する。歩鳥も3年だし立派に(?)家事をこなしていくが、今回もタケルとエビちゃんのことを勘違い。気になるのは、剣道着が洗濯されていて竹刀が家の中にあること。未単行本化の話を考えると、ユキコが剣道を始めたっぽいけど、どんないきさつがあったのか気になる。

・第77話 巣
体育祭の話。まさか学園祭の前夜祭として行われていたとは。最近の学校行事のカレンダーでは、こういうのが当たり前なんだろうか? あと、紺先輩が埋蔵金探しのときに寝ぼけて言っていたことが、予知夢の一種だと明らかに。それから、フー・ファイターズの走り出したくなる曲が気になる。

・第78話 Detective girls2
歩鳥とタッツンの推理合戦。シーサイドの前から動かずに情報だけで推理していくという、舞台のような構成が面白かった。ただ、タッツンが『歩鳥のことを好きな男』がいるのを知っていることが引っかかる。それが真田のことなのか、第3者なのか。でも、ニキビの位置から考えると…。だけど、そうすると3年生夏休みの講習で歩鳥が気を使っていたこととツジツマが合わないような…。

・第79話 歩鳥の戦争
歩鳥がタッツンのために戦争を起こす! 自分はオンラインゲームをやったことがないが、それでもゲーム内の空気を感じることができたし、ゲーム内で戦争が始まるときの歩鳥のモノローグが良かった。しかし、最近は七瀬の出番が増えている。もう浅井、鈴木クラスの脇役まで成長した感じ。

・第80話 謎の円盤
嵐山父が買ってきた謎の円盤から家庭崩壊の危機が。両親がピリピリしているのはもちろん、紺先輩も受験でナーバスになっているので、どこか『それ町』らしくない湿っぽい空気が流れているのが個人的には嫌だった。真田父の渾身のギャグでも救えないくらいに。

・第81話 歩鳥ファーストキス
タイトルが『歩鳥ファーストキス』で、1コマ目が告白される歩鳥、そして、真田と早朝から釣りデートと「これは、ついにっ…!」と思ったが、魚の鱚が出てきた時点で「あぁ…」となってしまった。でも、トビラとか181P2コマ目の歩鳥とかは、真田じゃないけど美少女だと思う。あと、オマケページのならんで歩く2人の後姿は、つき合っているように見えた。



今月発売のアワーズを含めると、すでに5話分のストックが。ということは、頑張れば年内にもう1冊単行本を出せる計算か。





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