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別冊少年チャンピオン 7月号の感想

別冊 少年チャンピオン 2012年 07月号 [雑誌]別冊 少年チャンピオン 2012年 07月号 [雑誌]
(2012/06/12)
不明

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別冊少年チャンピオン創刊号の感想です。表紙は、クローズZEROⅡです。

・クローズZEROⅡ 鈴蘭×鳳仙/平川哲弘
巻頭カラー70ページ。映画は見たことがないが、滝谷をはじめとする鈴蘭と鳴海大我率いる鳳仙の全面戦争の話だということはわかる。ポイントは、すでに亡くなっている美藤真喜雄と彼を殺した川西の存在か。あと、校名がスズランとホウセンカから取られていることに気づいた。

・ブラックギャラクシー6/阿部共実
2話掲載。制服を見ると『空灰』とは世界が共通している様子。カビ臭い中学時代を悔いて充実した高校ライフを送りたい主人公のギドラ(あだ名)を中心とした青春?ストーリーという感じ。とりあえず『空灰』にありがちなダークな展開にはならなさそう。トントン拍子で部員が集まったオカルト文芸サークルが、本格的に動き出してからが本番か。

・バキ外伝 創面/板垣恵介&山内雪奈生
『創面』は「きずづら」と読みます。『スカーフェイス』は、本格的に闇に葬られた模様。高校1年の花山薫のストーリーだが、番長の芳賀をタクシーで送迎したり札束の入った財布ごとカンパした意味がよく分からない。入学した以上はイチ生徒として番長に従いますよ、っていうことか。

・バキどもえ/さいとうなおき
週刊のほうでは不定期掲載だったが、別冊のほうで正式連載スタート。納豆vsバキと、飼い犬による選手入場ネタの2本です。

・眠らないでタエちゃん/中村ゆきひろ
2話掲載。週刊のほうで『うれいの日常』を短期連載していた人。欄外の使い方などは変わっていないが、絵柄が劇的に向上している。ただ、ヒロインのタエちゃんが眠気に耐える、というシチュエーション1本でどこまで話を広げられるのかが心配。

・魔法少女・オブ・ジ・エンド/佐藤健太郎
週刊のほうで、読み切りを何本か掲載経験のある人の新作。カラーページをもらっているので期待がうかがえる。ストーリーは、ある日学校に『鉄球爆弾付きステッキ』を持ち「まじかるー」とつぶやく謎のゴスロリ少女が学校に現れたことから、なんとなく生きていた主人公・児上貴衣の日常が崩壊するというもの。グロ描写とスピード感はあるが、ゴスロリ少女にあまり不気味さを感じなかった。とりあえず1人倒したが、ほかにもまだ何人かのゴスロリ少女が校内にいる様子。まずは、幼馴染の福本つくねと脱出することを目指すのか。

・やさい学園/前原三十日
擬人化野菜の4コママンガ。でも主人公はシイタケ(菌類)だし、リンゴやパイナップル(果物)がいたり栗子(木の実)がいたり、あまり野菜にはこだわっていない様子。「連作(障害)対策で月イチで席替えがある」っていうのが面白かった。

・サンセットローズ/米原秀幸
本当の海賊マンガ『フルアヘッド!ココ』の続編となる1作。フルココは読んだことがないので、激道などの世界観は良く分からないところがあるものの、主人公ブラッサムの仕込み弓での戦いや、酒ビン1本だけを足場にして首にロープをかけられる場面などは、さすがという感じ。野性児・サンとともに海へ出て、どんな仲間と出会いどんな敵と戦い、どんな冒険が待っているのか楽しみ。

・12月のゼファー/米林昇輝
主にマガジン系列で描いていた人で、たぶん秋田書店で描くのは初。駅伝をテーマにした青春ストーリーで『山神』と評されるスーパーランナーの兄・速水ライを、なんでもすぐに謝ってしまう卑屈な性格の弟・フウが越えることができるか?というのが、話の大枠になりそう。ただ、人物のラインが崩れがちなのが気になる。

・シュガーレス外伝/細川雅巳
週刊のほうで連載している『シュガーレス』の番外編。作中最強のシャケが、入学早々に風車のテッペンを取る様子を一気に描いている。しかし、シャケの前の頭は『モンブラン』だったのか…。

・スターダスト ジャンクション/森繁拓真
チャンピオン的には『アイホシモドキ』の、世間的には『となりの関くん』の森繁拓真の新作。宇宙空間で交通量の多いポイントの監視をしている主人公が、異星人と出会ってしまって…というコメディ。宇宙人のデザインは、もっとベタなものか、思いっきり萌え方向に振り切らせてもよかったのではないかと思う。

・聖闘士星矢LC外伝/手代木史織
週刊からの移籍連載。今章の主人公は、天秤座の童虎。前回までは、聖戦の前のことを描いていたが、今回は聖戦後の話。童虎がかつて修行した場所である仙境との戦いに挑む。友人の娘の依林やテンマと顔がソックリな流星がキーパーソンになりそう。

・ハダカノタイヨウ/吉木まさかず
何気なく作者名を検索したら『畳の上のミクロ』の人だと知ってビックリ。絵柄やストーリー構成が上手くなっていることよりも、単行本未発売1巻だけ発売されて2巻が出ないコースから再び連載を獲得したことに拍手をおくりたい。内容はチャンピオン版のバクマンという感じ。ただ、2人で作品を作り上げるのではなく、優等生の仮面を被って漫画家を目指している主人公の一之瀬太陽が、他の物を捨てて漫画一本に集中している姉崎流那に影響されていく感じになりそう。

・サクラサクラ/もりしげ
『花右京メイド隊』『フダンシズム』の人の新作。主人公・花坂春や高飛車お嬢様の姫城桜子など、少子化の極限の年に生まれた通称『最後の世代』が15歳になり同じ学校に通うことになったという話。基本的にはコメディタッチだが、いろんなところに違和感を感じる。たぶん『御老人』と呼ばれる旧世代が、彼らに対して何らかの実験をしているんだろうな。それから、たくさん産まれているという新世代はクローン的な感じか。

・人の痛みを知らない子/道家大輔
『電車男』や『どろろ』のコミカライズをしていた人のオリジナル新作。前後編の前編。退廃した未来で『マホー』を使うカミサマと呼ばれる子どもと、普段はガスマスクをつけて行動している謎の少女のバトル。少女の旅の目的とか、気になるとことが結構あるけど、それは後編での解決に期待したい。

・サイケデリック寿/西森茂政
週刊のほうでいろいろと掲載していた人の新作。女子高生(か女子中学生)2人によるショートギャグ。チャンスはたくさんもらっているのに生かし切れていない印象がある。今回も朝礼でガマンするというシチュエーションは(眠気と尿意のちがいはあれど)『眠らないでタエちゃん』と同じだし、アフロを銃弾が突抜けるのも、すぐ前の『人の痛みを知らない子』とカブッてしまった。

・ブラックジャック創作秘話/宮克&吉本浩二
『このマンガがすごい!2012』オトコ編第1位の作品の正式連載1話目。たしか最初に連載が発表され、それ以降の告知でも主力級の紹介を受けていたと思ったが、実際の掲載位置は後ろのほう。内容も、わたべ淳氏の持っていている『風化したメガネ』はいいと思うが、そのほかの『下北沢の赤いきつね』などは、以前週刊のほうに掲載されたものの使い回し。正直、最初のころの勢いや熱さはなくなってしまったな。

・ねこたま先生の映画日記/沼田純
告知はなかったと思うが、NJが映画『グスコーブドリ伝記』の紹介マンガ(2ページ)を描いている。このまま、なし崩し的にコーナーを持ってしまえばいい。

・妖虫奇談/忌木一郎
新人まんが賞準入選作品。不可解な死をとげた友人のことを思っているうちに、主人公の少女もその真相に巻き込まれていき…という話。枠外の審査委員の先生方のコメントの通り、ストーリーや絵のクオリティがとても高いと思う。しかし、週刊のほうに掲載された『ファントムアトモスフィア』のように、昆虫ネタはやっぱり流行っているのか。ムシキングで育った世代がマンガを描き始めているの?

・別冊 木曜日のフルット/石黒正数
2話掲載。別冊のほうでも巻末をシメるのはフルット。今回は、顔見せという感じでフルットと鯨井先輩の紹介のような内容。


来月号では『囚人リク』の外伝と、ニシカワ醇の新連載が掲載されます。



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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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