晴耕雨マンガ

それ町の小ネタ・元ネタ募集中/5月は単行本購入予定、特になし!

めしばな刑事タチバナ 第3巻の感想

めしばな刑事タチバナ 3 (トクマコミックス)めしばな刑事タチバナ 3 (トクマコミックス)
(2011/10/08)
坂戸 佐兵衛

商品詳細を見る


B級グルメを語りつくす『めしばな刑事タチバナ』の最新刊が発売されました。単行本の約半分の大きさの帯がついていたり、出版社側も売り出しに力を入れているようです。

・第27ばな カンヅメ夜話 その2
前巻から続いてカンヅメの話。立花さんと韮沢課長の「1周回って」とか「さらに半周」のやり取りが、バトル物でよくある「オレは実力の半分も出していない」「実は能力を制御していた」みたいな感じで面白かったが、その上を行ったのが、1個のカンヅメからアツアツの焼き鳥の上に冷たいゼラチンだれをかける料理の説明の中で、立花さんが「いったんテレビで時代劇でも見て自分が何をやっているかを忘れること」を一番大事なことと言うシュールさ。あくまでも料理を作ったり食べたりする漫画ではなく語る漫画ということか。

・第28ばな カンヅメ夜話 その3
話題は水産系のカンヅメへとシフトしていく。五島が言う、上段の棚にあるカニなどの高級カンヅメに反応できない立花さんと課長の悲哀が面白いんだけど、なんか笑えない。この話で立花さんと打ち解けた感のある課長。味方になると、まるで大長編ドラえもんのジャイアンのような頼もしさがある。あと、ニチロとマルハンが経営統合していたっていうのが、ショックだったことその1。

・第29ばな しょうが味噌ラーメン
檀家の竹原さんから天下一品の超こってりスープの報告を受ける立花さんだが、第3のスープ『味がさね』にハマッていることから後ろめたさを感じてしまう。そのフォローを買って出る五島が、なんか良い。めしばなでは役に立たないけど、それ以外では優秀なんだよな。キャリア組だし。

・第30ばな パン&アイス
トビラの気だるそうな表情が最高な村中ちゃんをはじめとする婦警4人で結成した『甘味部』の名誉顧問に就任することになってしまった立花さん。彼女たちには、文字どおり箸休めの存在として、単行本1冊に1〜2話のペースで登場してほしい。しかし、シロノワールは美味しそうだけど、名古屋圏の独特な食文化の発達具合は異常だな。

・第31ばな パンの妖精
山崎製パンの「ランチパック」について取り上げる。『40代以上の男性の多くが食べたことがない』というところから話が始まるのだが、立花さんの「ボンヤリした統計」に基づいているのが、なんか面白かった。それにしても大阪にはランチパック専門店があるのか。特別好きなわけじゃないけど、一回行ってみたい。

・第32ばな あっさりラーメン
第29ばなと対になる話。珍しく立花さんが登場しない。不可抗力ながら天下一品のあっさりスープを飲んでしまったことを悩む竹原さん。五島のアドバイスで胸のつかえが取れるのだが、五島がスゴいというよりはオジサン2人が(食べ物に)ピュアすぎるがゆえの問題な気がする。それにしても通話料タダのスマホか…。

・第33ばな 袋入りカレーうどん
二日酔いでダウンしている立花さん。そんなとき食べるのがカレーうどんというのは意外なチョイスに感じた。アルコールを分解するウコンが含まれていて消化にいいと言っても、なんか胃が受け付けない気がする。シマダヤの長持ち麺がカレーによく絡むという話だが、コレの甘いヤツがカレーうどん最大の障害『飛びはね』の原因なんだなと思った。あと、加ト吉がテーブルマークに名前が変わっていたということが、ショックだったことその2。

・第34ばな カップ焼きそば選手権 その1
いままでで、一番共感できた話。立花さんは「北海道のシェアの半分以上」をマルちゃんのやきそば弁当が占めていると話しているが、個人的には7割くらいだと思う。しかし、取り調べを受けていた北海道出身の容疑者の不用意な発言からNo.1のカップ焼きそばを決めることに。

・第35ばな カップ焼きそば選手権 その2
課長の推すペヤングのターン。細麺で後半になるとふやけるという欠点を「気合いを入れて短時間」で食べることで解決し、2玉入りの超大盛は「倍の早さで食べる」と言い切ってしまう課長は、よりジャイアン色が強まったような。もしくわ、クロコダインみたいな。しかし、ペヤングは関東ローカルだったのか。こういう、全国区だと思っていたら地域限定のモノだったときのショックの大きさは、どうしてなんだろう?

・第36ばな カップ焼きそば選手権 その3
副署長オススメのU.F.Oと立花さん推薦の一平ちゃんの話。麺やソースだけでなくトッピングや湯切り方法まで変化し続けるU.F.Oは、逆にスゴいと思った。こだわりがないことも武器になるということか。それから立花さんのめしばなは、「一平」と呼び捨てにしたり、いつのまにかビニール袋の中に入っていたり味と関係なさすぎるところが、逆に『中毒性』を現していると思う。(関係ないけど『湯切り方法』の変換候補に『湯木里穂』って出てきて、なんかアイドルっぽい)

・第37ばな カップ焼きそば選手権 その4
1コマ目の村中ちゃんが怖すぎる。「で、どうするの? 私とあの女、どっち取るの?」みたいな感じ。ペヤング、U.F.O、一平ちゃんの各派からクレームのつかないモノとして色んな候補が上がる。でも、4話使った割には、やっぱりオチが弱いな。それが、この漫画の最大の弱点なんだよな。

・第38〜39ばな 世界の即席焼きそば その1〜2
前回までのフォローのような話。東南アジアを中心とした世界各国の即席麺事情を立花さんが語るのだが、当然食べたことがないし、手に入れるのも簡単ではない。だから、立花さんの「調味料が極彩色だったりして混ぜる前にちょっとだけ不安になる」とか「なぜか塩分が日本の3倍はあって…やたらノドが乾いた」「バジルというより野草の匂いがした 別のチャクラが開きかけたぞ」みたいな笑えるセリフで、余計に想像力をかき立てられた。あと、アメリカの即席麺の食べ方で『鯨井風汁なし麺』を思い出した。意外とグローバルな食べ物だったんだな、アレ。この話は、オチが上手くキマッていると思う。

この巻も読んだだけでお腹が空く充実の内容でした。個人的には古田新太か六角精児あたりでドラマ化してほしいけど、どんな企業がスポンサーになればいいのか分からないから、やっぱり無理か。

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2011/10/11(火) 10:04:28|
  2. その他のマンガ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ohtanouen.blog96.fc2.com/tb.php/498-0aa41301
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

FC2ブログ