晴耕雨マンガ

8月は、少年ラケット、ダンジョン飯、ゴールデンカムイ。

Fellows! vol.16D の感想

Fellows! 2011-APRIL volume16D (ビームコミックス)Fellows! 2011-APRIL volume16D (ビームコミックス)
(2011/04/30)
小暮 さきこ、菊池 るち 他

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フェローズvol.16Dの感想です。今回は、新人特集号。

・表紙/碧風羽
さわやかエロ! vol.16の4冊だけでなく過去全てのフェローズの中でも、いちばんエロいと思う。ヘソ出しセーラー少女のニッコリ敬礼が、ここまで破壊力の高いものだとは。

・厚井卯太郎と申します/菊池るち
デビュー作。初デートに緊張するカップルと、カバンに隠れてついて来た彼女のペットの喋るウサギの話。フェローズ最年少ということだが、巻頭に抜擢されるだけあって、しっかりと面白い。

・花渡料理教室へようこそ/真田順子
リストラされた父親が一念発起して料理教室へ。でも、巨乳ハンター マキ → 配達のイケメン豊田君 → 神崎さんの身の上話と、展開がとっ散らかってしまった印象。思いついたのを、そのまま詰め込んだみたいな。

・シトラスマカロン/中川きれえ
ズボラなお姉さんが、酔った帰りに拾った家出中学生と同居する話。vol.13の女装男子の話もそうだったが、ベタな設定で第一印象はよくないんだけど、読んでみると構成も上手いし面白い。2人の別れのシーンとか盛り上がるところでちゃんと盛り上げられるのもすごいと思う。

・東京もぐらスタイル/吉田覚
家中に棚やタンスを置きまくって迷路のようにしている兄と、そこに泊まりに来た妹の話。ページも短かったし、安住だいちの『最愛の隣の悪夢』とカブッた印象。この人、絵柄はカラッとしているのに、なぜかビミョーに下ネタいれてくる気がする。

・日常茶飯事/夏本満
デビュー作。触った相手の心を読める主人公 島田さん、クラスの中心人物 市村さん、クラスから浮いているギャルの姫野さんの3人の話。ストーリー展開とかまだまだかなと思うところもあるが、姫野の足を太く描いているところは評価したい。

・娘がねじれる時/牧田真希
デビュー作。家を飛び出したサイボーグ女子高生の話。18禁機能が搭載されていたり、なんとなく雰囲気が『ヒナまつり』を描く前の大武政夫の読みきりと似ている気がする。

・みゆきちゃんのヒミツ/綾芽あや+柳生鳩
ユニットとしてはデビュー作。スイムスーツ・フェローズには、それぞれの作品が掲載されていた。萌えな絵柄でベタな展開とヒロインのフワフワした思い違いが続く不思議な展開。だからこそオチのダークさが際立っている。この2人を組ませたのは正解だったと思う。

・蜂矢乙女の魔球/福島聡
新連載。これからは『星屑ニーナ』との2本同時連載に。死んだ兄の遺志をついで野球選手になろうとする、お下げ髪の美少女 蜂矢乙女の話。魔球を投げるときの構えだったり『ゾパー』という効果音だったり、今回蜂をしとめたのがボールではなくタマゴだったりしたことから、乙女が投げる魔球は超能力的なものだと思われる。

・ハンコウキ/市川和馬
デビュー2作目。いわゆる、アイザック・アシモフの『ロボット3原則』をテーマにした話。全体的には重めな話だけど、人間の顔が体に比べて大きすぎるのが気になった。

・バースデイ/若槻久美子
デビュー作。『人さらい』と呼ばれる不審な男と成績優秀なヒロイン小箱の話。胎盤がついて羊水にまみれた生まれたばかりの子ネコの見開きが印象に残った。

・転入ゾンビ・ロメ夫/二宮香乃
頭が良く芸術センスもあり周囲への気配りも完璧だけど、本当に体が腐っているゾンビが転校してくる。この人は『自分をスイカの生まれ変わりと信じる子供』の話とか、設定の爆発力だけで描ききってしまうのがすごい。

・きのうの茜/樫木祐人
森の妖精2人が幻の大きな鳥を探す話。こういう設定は好きじゃないけど、夕焼けトンビの背中に乗って飛ぶ見開きの迫力は良かった。

・野ばら/高田築
最終回。4週連続掲載だけでなく作品自体が最終回。しょむたんは、しっかりと主人公らしく見せ場を作った。単行本の2巻と、新作を楽しみに待ちたいと思います。

・私の私による私のための/小暮さきこ
後ろ向きになりすぎて前向きな自分が分裂してしまった、小説家志望の女性の話。髪の毛の長さとクセッ毛具合で気持ちの変化を表現しているのが上手かった。この人も、割と初期から散発的に読みきりを掲載しているが、単行本にはならないのだろうか?

・お屋敷へようこそ旦那様/森薫
新作読みきり。いきなり天井のガラスを突き破ってメイドと執事が降りてくるし、終始テンションが高すぎる。単行本のあとがきマンガのようなノリ。いちばん楽しんでいるのが作者本人だというのがページの端々から伝わってくる。

・次号予告とか
予告でフェローズは編集者4人で作っていたことが判明。それで、80人の漫画家を抱えているということは、ひとり頭20人ということか。次号は作家陣のインタビューや対談などを企画しており『テキストフェローズ』になるとのこと。あと、天乃タカの新連載と二星天の読み切りが掲載されるそうです。




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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2011/05/01(日) 14:44:43|
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