![]() | 季刊S (エス) 2011年 04月号 [雑誌] (2011/03/15) 不明 商品詳細を見る |
先日発売された季刊エスに、石黒正数先生の『それでも町は廻っている』についてのインタビューが掲載されました。いろいろと興味深い内容だったのですが、ここではそれ町内の時系列シャッフルについて注目したいと思います。まず、本文やキャプションに明記されていたのは
・第44話「ざっくばらん」は、2年目2月末(髪を切るのに失敗)~3月(同窓会)。
・第47話「ヒーローショー」は、1年目2月。
・第61話「大怪獣 尾谷校に現わる」は、3年目4月。
・第62話「踊る大捜査網」は、2年目7月。
・2年目夏の出来事は「嵐山財宝調査隊」「ジョセフィーヌの夏」「嵐山家火事になる」「夢現小説」「踊る大捜査網」「海の家号泣事件&紺先輩の静かな怒り」「まぼろしの少年&カッパクエスト」
といったところです。ここで注目したいのは第47話「ヒーローショー」が1年目の出来事だということ。以前 通りすがりの時系列好き さんからの「1年目では?」というコメントに対し、自分はユキコの歯が抜けていることを理由に2年目だと判断していました。しかし、作者の言葉で1年目だということが決定しました。
通りすがりの時系列好きさんにお詫びするとともに、該当の部分を修正したいと思います。
そこで気になるのが、ユキコの歯の抜けている期間が長いということです。1年目2月から2年目1月(第45話「逢えないふたり」)の約1年間歯が抜けっぱなしということは、単なる生えかわりとは事情がちがうと思われます。第10話「カマボコ ボヨンボヨン」(1年目12月)では歯が生えていることが確認できるので、1年目1月にユキコの歯に何かが起きると思われます。もしかすると、これがユキコが『ニンジャ』と呼ばれるキッカケの出来事なのかもしれません。
また、噂の『それ町タイムテーブル』の写真も掲載されていました。ハッキリと字が読むことはできないのですが、持ちうる最大の技術(虫メガネと気合い)を動員して読み取ることが出来たのは
・第65話「さよなら麺類」は3年目11月
・第17話「出張メイドサービス」は2年目5月。ホームページが実際に公開されたのは6月。
・夏服を着ているのは6~9月
そして、最大の発見と言えるのは、3年目8月の部分から上部余白に線が延ばされそこに書かれていた
『タッツン バイトやめる』
『メイド喫茶終了』
という文字。第65話での歩鳥と真田の会話から予想されていたことですが、やはりタッツンはシーサイドをやめていました。いったいどんな理由で辞めることになったのか、いまからいろいろと想像してしまいます。
また「第65話は最終回より後の話」とも言われていたので、歩鳥の卒業式が最終回という線も消えました。
ということで、今後予想されるのは
・1年目1月にユキコの歯が抜ける。(ニンジャの由来?)
・3年目8月にタッツンがシーサイド卒業。(歩鳥も?)
というふたつです。
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