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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/9月は、木根さんの1人でキネマ。

アフタヌーン 3月号の感想





アフタヌーンの感想です。表紙は『ヴィンランド・サガ』から、トルフィンさんです。






・つよつよ女騎士は押しに弱い/藤想 先マケ
読み切り巻頭カラー。強大な敵に負けてしまった女騎士のイハネールは、現代日本に転移。そこでホストの男と出会う。もっとタイトル通り、ムチャクチャ強くて勝気な女騎士が、ホストの手のひらでコロコロされる様を見たかった。あと、敵兵が2体攻めてきたけど、1体しか倒してなくない?

・ヴィンランド・サガ/幸村誠
戦争にならないように考えをめぐらせるトルフィンとエイナル。しかし、ヒルドさんはすでに行動を開始していた。やっぱり、イーヴァルよりもストルクのほうが危険人物だな。あと身内ならともかく、ウーヌゥ人に手を出してしまったら……。

・クオーツの王国/BOMHAT
被害を拡大させる悪魔を、ブルーが闇の力?を使って倒す。そのまま闇落ち(堕天?)しそうになるが……。次回からは神殿のほうに舞台が移って、そこで様々な仲間と出会い……って感じになっていくか。

・波よ聞いてくれ/沙村広明
思い出や空想など、様々な話をして場をつなごうとするミナレ。しかし、瑞穂がついに力尽き……と思われたところからの、気力がカンストしての復活が最高だった。冒頭で南波宅に来たのは、甲本ってことでいいのかな。

・ブルーピリオド/山口つばさ
八雲の過去編。どのように育ち、どのように絵と出会い、どのように藝大を目指してきたかが描かれる。そして、予備校で真田と出会う。当時のカノジョ?に連れられ、一枚の絵に魅了されたときの表情が印象的。

・スキップとローファー/高松美咲
高2の夏休みがスタート。美津未は単発バイトに挑戦してみる。そこで思うことがあり……。志摩たちとふみが会うのも楽しみだし、またナオちゃん回があるのにも期待したい。

・最果てのセレナード/ひの宙子
母親に秘密にして、文化祭の合唱の伴奏をすることにした小夜。しかし、当日になって……。このことを受けて、律の心にドス黒いものが溜まってくる。ただ、女子高生が殺害から死体遺棄までするのは、なかなかに大変なような。今回、名前だけ出た『白石くん』がポイントか?

・来世は他人がいい/小西明日翔
吉乃救出の過程で、大ダメージを負ってしまった霧島。そこに翔真が駆けつける。もろもろの事情は置いておいて、いまはそばに居てほしいと吉乃は思っていただろうに。

・天狗の台所/田中相
本業は、イベントプロデューサーの有意。仕事でトラブルがあったが、基からタケノコが届き活力がよみがえる。有意、左手で箸を使ったり缶ビールのプルタブを開けているし、右手でスマホの操作もしている。両利きなのかも。

・すずめの戸締まり/新海誠 甘島伝記
一挙2話掲載。1話目は千果の民宿を手伝う。ここまでよくしてもらって、別れのシーンは涙が出てくる。それから、環さんは鈴芽のあとを追ってきそう。2話目は、ダイジンの目撃情報があった神戸へ。ヒッチハイクしてくれたルミさんの双子の子どもの面倒を見る。草太さんのイスについても、過去のエピソードがある感じなのか。

・メダリスト/つるまいかだ
強豪ぞろいの第2グループ。1位鹿本・2位八木・3位小雀という状況で、光ちゃんの出番がやって来る。いきなり4回転トウループを披露する。今回は、振付師のレオニード・ソロキンも登場したし、いのりたちも振り付けを誰かにお願いするときが来るのかもしれない。

・ダーウィン事変/うめざわしゅん
チャーリーたちは、ユァン博士と会うために、ニューヨークへ向かう。グロスマン博士の行方を知っているらしいダヴェンポートとという男も登場したし、ALAのシンパもかなり増えているし、いろいろと事態が複雑化していきそう。

・medium 霊媒探偵 城塚翡翠/相沢沙呼 清原紘
水鏡荘事件の解決編。翡翠が見た“夢”をもとに、香月が論理を組み立てる。この作品は、いわゆる怪異がいるものと考えていいのか、ちょっと距離感に戸惑うときがある。

・ワンダンス/珈琲
ダンスアリーナの会場へ。ライバルとなる聖賀高校などが紹介される。バトル志向のカボと、ショーに出たい湾田。このあたりの考えの違いは、どうやってすり合わせていくのか? っていうか、舞台は富山県だったのか。

・或る作家の話/秋晴
読み切り。四季大賞受賞作。児童文学作家を志すチャールズだったが、芽が出ず家に連れ戻されることに。父親との軋轢は変わらず、姪のビアトリクスにも振り回される毎日。しかし、ビアトリクスが隠れて絵を描いているのを見つけて……。前半はやや重苦しかったが、絵を父親に破かれたビアトリクスに対し、チャールズが物語を語って聞かせるあたりから一気に雰囲気が明るくなって良かった。『不思議の国のアリス』は即興で生まれたという雑学をつい最近聞いたばかりなので、タイムリーな内容だった。

・天国大魔境/石黒正数
天国パート。海に流されたククの身体が、魚型のヒルコに。あと竹塚一家がらみの話は、どうやってミチカの腕がくっついたのかがポイントになりそう。魔境パート。マルvsミチカの戦いは、結局引き分けに。ボコボコにされたマルに薬が届けられるが、それは“迫田先生”によるものだという。今永主任(青島さん)もいるし、いろいろと状況が整いつつある。

・ヘルハウンド/皆川亮二
プラントヒューマノイドの大男との交渉は決裂。話の内容的に、ショウたちが元の世界に戻るのはかなり難しそう。そして、バトルに移行する。南たちの大学でヘルがアーマーを着るときに、一回あお向けになるところ、超かわいい。

・フラジャイル 病理医岸京一郎の所見/草水敏・恵三朗
JS1の承認をおろさないIDMCの内部を探ることに。様々な方向から動機がないか調べるが、それらしいものは見当たらず。しかし、宮崎先生があることに気づく……。こんな理由でグダグダやられたら、関係者はたまったもんじゃないな。638ページの火箱ちゃん登場シーン、かっこいい。

・青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ
青野家が引っ越し。何カ月も経っているだろうに荷ほどきが終わっておらず、ゴミが散らかっている様子を見ると、なんだか胸が苦しくなる。そして、これまで母親から虐げられてきた鉄平と母親の仲が急速に良くなったことで、龍平の心は……。次回あたり、デカいことが起こりそう。

・プ~ねこ/北道正幸
アニマルセラピーをしている猫の話。死神に対して何かするのかと思ったら、意外とスッと終わってしまった印象。

・トップウGP/藤島康介
キッコがペナルティを受けるように、リリアンがハメる。こういう狡猾な走りもアリなのか。そして、トップはリリアンvs突風の構図に。これは、第9コーナーでの勝負がカギになってくるわけか。

・カオスゲーム/山嵜大輝
鈴木たちは、オカルト雑誌に売り込みに。門前払いされそうになるが……。鈴木の能力というわけではなく、〇印の神様が鈴木たちに憑いている状態なのか。それからトビラ絵を見て思ったけど、最終回になるころには鈴木の身体は傷だらけになっていそう。

・おおきく振りかぶって/ひぐちアサ
練習で内野守備から2人外される。それで、もうベンチ入りの指標になっているのが、ちょっと怖い。そして春季大会が始まっても新マネージャーは現れず。篠岡が倒れる展開もありそう。

・乾と巽~ザバイカル戦記~/安彦良和
夜の警戒が緩んだ隙を突かれ、赤軍の攻撃を受ける。ナージャは戦車とともに討ち死。乾も近くに着弾し大きな負傷をしてしまう。死の淵をさまよい、三途の川を渡りそうになるシーンの迫力がスゴイ。

・無限の住人~幕末ノ章~/滝川廉治・陶延リュウ・沙村広明
薩長同盟の成立を成し遂げたあとの坂本を、挽斃連が襲う。万次が奮闘するものの多勢に無勢で……。というピンチで沖田が駆けつけてくるとは。万次との共闘を見てみたい。

・民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿/リチャード・ウー 芳崎せいむ
赤坂は、あくまでも自分の犯行とは認めず。検察に送致されるものの、けっきょくは不起訴になる。そして、家に戻ってきた赤坂のところに、会社員時代に手を組んでいた探偵の黒部が現れる。ここから反撃開始といったところか。なんか、知り合った全員が関わった事件のような気がする。

・イサック/真刈信二&DOUBLE-S
今回の戦いの裏で起きていた、ブレダでの国同士の思惑のアレコレ。なんだか気が抜けてしまったようなヴィスコンデの姿が印象的だった。そして、プリンツたちとはここで別れ、イサックはロレンツォとの決着をつけに行く様子。しかもゼッタを連れてとは。これが最終決戦という感じ。







次号は、藤想&先マケの読み切りが載ります。











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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2023/01/25(水) 17:10:54|
  2. アフタヌーン 2023
  3. | コメント:2

コメント

今号の感想。

・ヴィンランド・サガ
〉戦争にならないように考えをめぐらせるトルフィンとエイナル。しかし、ヒルドさんはすでに行動を開始していた。

ヒルダのちょっとした言動から「戦争の原因の取り除きに行った」と察してしまう、神童カルリ。

・クオーツの王国
〉被害を拡大させる悪魔を、ブルーが闇の力?を使って倒す。

光輪に羽に無数の眼があるという悪魔のデザインに、「……実は、悪魔と言われているこっちの方が、実は神の使いという意味での天使じゃないだろうな?」と思った。

・波よ聞いてくれ
〉思い出や空想など、様々な話をして場をつなごうとするミナレ。

作中でもつっ込まれていたけど、笑える。

・天国大魔境
〉天国パート。海に流されたククの身体が、魚型のヒルコに。

前から予想されていた事が確定した訳だけど、この描写から思った事が一つ。
ヒルコの怪物化ってやっぱり、宿主が死んでから変異が起きるみたい。
宿主から栄養を得られなくなると暴走して怪物化するガン細胞みたいなものなのかな?
ロビン達が復興省の水施設内で行っていた実験も、その辺りが関係してる気がする。

〉魔境パート。マルvsミチカの戦いは、結局引き分けに。

以前のタカの時では無しえなかった、対アンジュラス戦における能力者同士の共闘フラグかな?

〉今永主任(青島さん)もいるし、いろいろと状況が整いつつある。

この人がいるって事は、少なくとも園長=ミクラさんがいる派閥が母体にはなっていなさそうだな。西の復興省。

以上。
  1. 2023/04/09(日) 10:25:28 |
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  3. いつもの名無し #-
  4. [ 編集 ]

Re: 今号の感想。

> ・ヴィンランド・サガ
> 〉戦争にならないように考えをめぐらせるトルフィンとエイナル。しかし、ヒルドさんはすでに行動を開始していた。
>
> ヒルダのちょっとした言動から「戦争の原因の取り除きに行った」と察してしまう、神童カルリ。

カルリのひと言で双方が矛を収め……みたいな展開になってほしいところですけど、歴史的なものがね……。

> ・クオーツの王国
> 〉被害を拡大させる悪魔を、ブルーが闇の力?を使って倒す。
>
> 光輪に羽に無数の眼があるという悪魔のデザインに、「……実は、悪魔と言われているこっちの方が、実は神の使いという意味での天使じゃないだろうな?」と思った。

高いランクの天使は人間離れした姿らしいですからね。作中で信じられていることには、なにか裏があるでしょうね。

> ・波よ聞いてくれ
> 〉思い出や空想など、様々な話をして場をつなごうとするミナレ。
>
> 作中でもつっ込まれていたけど、笑える。

ひさしぶりに、ミナレの語りがさく裂した感じ。

> ・天国大魔境
> 〉天国パート。海に流されたククの身体が、魚型のヒルコに。
>
> 前から予想されていた事が確定した訳だけど、この描写から思った事が一つ。
> ヒルコの怪物化ってやっぱり、宿主が死んでから変異が起きるみたい。
> 宿主から栄養を得られなくなると暴走して怪物化するガン細胞みたいなものなのかな?
> ロビン達が復興省の水施設内で行っていた実験も、その辺りが関係してる気がする。

とすると、タラオは火葬されたのでセーフだったって感じでしょうか。ナナキと一緒に死んだはずのイワは?ということも気になります。

> 〉魔境パート。マルvsミチカの戦いは、結局引き分けに。
>
> 以前のタカの時では無しえなかった、対アンジュラス戦における能力者同士の共闘フラグかな?
>
> 〉今永主任(青島さん)もいるし、いろいろと状況が整いつつある。
>
> この人がいるって事は、少なくとも園長=ミクラさんがいる派閥が母体にはなっていなさそうだな。西の復興省。

魔境パートの状況的に、各支部の連係がどれだけ取れているかも疑問ですしね。基本的な部分は共有しているんでしょうけど。

> 以上。
コメントありがとうございました。


















  1. 2023/04/09(日) 15:48:59 |
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  3. 管理人 #-
  4. [ 編集 ]

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