アフタヌーンの感想です。表紙は、岩戸鈴芽さんと城塚翡翠さんです。
・最果てのセレナード/ひの宙子
新連載巻頭カラー。家がピアノ教室をやっている小田嶋律は、ピアニスト志望の転校生・白石小夜とすぐに仲良くなる。小夜のピアノ演奏の描写が素晴らしかった。ページに広がる音の波動。そして、十年後。友人から同窓会の誘いを受けた律は、現在の小夜の様子を調べる。ただの友情物語ではおさまらない秘密が、2人にはあるのか?
・すずめの戸締まり/新海誠 甘島伝記
イスの姿になってしまった草太とともに、猫の姿になった要石のダイジンを追う鈴芽。勢いに任せてフェリーに乗り込んでしまう。すれ違いはあったものの、草太との協力関係を構築できたし、ここから2人で日本を周ってダイジンを追うわけか。
・medium 霊媒探偵 城塚翡翠/相沢沙呼 清原紘
新章開始で、2話掲載。山間に建つ水鏡荘にBBQに来た、香月と翡翠。そこで、館の主の黒越が殺される事件が発生。翡翠が犯人を指摘するが、別の女性が逮捕されそうになる。と同時に『連続死体遺棄事件』というのも発生している。この犯人が、ラスボス的な感じになってくるのか。
・ヘルハウンド/皆川亮二
北川と西崎に加え、西崎の従姉妹の浅山南も参加して、ショウとヘルが治平界に来た経緯などを考察する。これで情報の整理ができた感じ。あとは、葉っぱ人間の動機的なところか。
・カオスゲーム/山嵜大輝
ネットカフェで状況整理。◇の組織・求世会が、器と呼ぶ鈴木の命を狙うという構図がはっきりしてきた。〇印を持つ仲間を捜すことになるが、その前に襲撃を受けてしまう。しかもシャワーの最中という最悪のシチュエーション。東は戦力にならないし、どうやって切り抜けるか。
・ブルーピリオド/山口つばさ
コンペについてのアレコレを聞くうちに、八雲たちが芸術家を目指していることに気づき、戸惑う八虎。すでに2年の夏だし、進路を考え始めても遅くはないか。殺されたという真田さんのほうは、そんなに深掘りされないかな。
・天国大魔境/石黒正数
天国Bパート。娘(トトリという名前)を預けたタカは、愛する女性を守るためミチカと戦う。『視えない斬撃』の描写もそうだけど、普通のキックパンチなどアクションの描き方がスゴイ。魔境パート。竹塚が挑発。ケンカを買ったマルだが、予想外のダメージを受けてしまう。特殊能力の範囲が、一気に広がった。
・無限の住人~幕末ノ章~/滝川廉治・陶延リュウ・沙村広明
不死実験を潰した歩蘭は、勝海舟の手引きで横浜港から国外脱出をはかる。上手くいくかと思われたのだが……。ここまでしぶとかったか、佐々木源八。
・スキップとローファー/高松美咲
志摩と別れたあとの美津未の様子。ひさしぶりにミカや結月、誠と4人そろってアレコレしたのが良かった。なんか、志摩のほうがいろいろと引きずりそうだな。
・宝石の国/市川春子
フォスの祈りによって、すべてが無に帰した世界。黒塗り3ページのインパクトがスゴイ。そして、フォスは新しく生まれた岩石生命体との会話で、自分の間違いに気づく。次回が100話だけど、まだ何か大きなことが起こりそう。
・プ~ねこ/北道正幸
超能力者の先輩が言うには、イメージが大事なのだという。イメージ上の猫の仕事ぶりがカワイイ。8ページ掲載が続いているから、単行本が倍のスピードで発売されるかもしれないのか。
・波よ聞いてくれ/沙村広明
ミナレと瑞穂は穴の上に登ることをあきらめ、横移動で管理事務所を目指すことに。スコップ的なものでもあれば。そして、番組や警察の対応で手一杯の麻籐のところに、ある人物から電話がかかってくる。ものすごい助っ人の登場だな。
・ヴィンランド・サガ/幸村誠
ウーヌゥ人の集落に謝罪に行ったトルフィンたちだが、すでに部族は移動してしまっていた。なんとかニスカワジージュとコンタクトを取る。そして、戦争を心配する子供たちを前にして、ヒルドさんはある決意を固める。それは、かつて自分が憎んだ戦士と同じではないのか?
・メダリスト/つるまいかだ
公式練習。「4回転を飛ぶ」という噂のあるいのりの姿に、他のコーチたちが注目する。が、それは2人とも折り込み済みだった様子。見事に4回転サルコウを着氷してみせる。マンガ的な観点から考えると、今成功してしまうと本番では……と気になってしまう。
・青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ
男と不倫しつつ、子供には暴力をふるう母親。青野くん、こんなハードな幼少期を送っていたのか。1話を分けるかたちで掲載しているらしく、中途半端なところで終わっている。
・民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿/リチャード・ウー 芳崎せいむ
神社の氏子総代選挙で負けてしまい、機嫌が悪いと噂の平松議員。なぜか赤坂が酒の相手をすることになる。酔った勢いで真意を語り、平松議員の見方が変わったかに思われたのだが……。ついに事件が発生。犯人は、日ごろから平松議員を恐れていた地元の人たちか、直前に悪く言われた若手アーティストたちか。
・天狗の台所/田中相
フキノトウ採集中に足を怪我してしまったオン。基の狼狽ぶりも、そこからのオシャレ料理も良かった。今回、オンがデフォルメされるシーンが多かったように思う。
・ダーウィン事変/うめざわしゅん
チャーリーはオメラスに負けるが、ルーシーの言葉により動揺を誘うことに成功。543ページからのオメラスの独白が印象的だった。そしてダメージを受けたチャーリーは警察病院に運び込まれることに。どうやって状況の説明をするのか。
・ワンダンス/珈琲
コンテストの『ダンスアリーナ』に関する、各チームのアレコレ。そして、一凛ではメンバー発表が。湾田はメンバー入りしたが、カボは補欠に。なんだかんだで本戦の出番はあるだろ。今後はコンテスト編に突入か。
・トップウGP/藤島康介
トップグループ3人の後方では、ナヴァロ兄弟vsローザマリアが。突風の仕掛けや、615ページあたりのローザマリアを見ると、もっと混戦模様になりそう。
・イサック/真刈信二&DOUBLE-S
五門の大砲で火薬庫を狙われ、絶体絶命のイサックたち。火薬樽を火矢で打った一瞬で、全員が逃げ出せたのか?
・乾と巽~ザバイカル戦記~/安彦良和
民衆とコサックの争いは、乾たちが乱入して終結。そして、乾はモスクワへ行き、珠子たちとはここで別れることに。日本では、特命全権大使としてオムスクに赴任する加藤恒忠が動き始めていた。クライマックスも近い感じなのかな?
・フラジャイル 病理医岸京一郎の所見/草水敏・恵三朗
門川にJS1が使えるということを伝える。宮崎先生と荻野目先生の意見のぶつかり合い、門川と五味を抱きしめる六川さんなど、今回も素晴らしいシーンのオンパレード。そして、ラストで登場する火箱ちゃんは、必ずカッコいい。
次号から、BOMHATの新連載がスタート。藤島康介のスペシャル読み切りと、コミティア企画の入選作が掲載されます。
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