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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/4月は六道の悪女たち、ジョジョリオン。

ゴールデンカムイ 第19巻の感想




アニメ3期決定! ゴールデンカムイ第19巻の感想です。表紙は“タタールの虎”キロランケです。








・第181話 アムールトラ
前門のアムールトラ、後門の看守。パニック状態になる囚人たちだが、ソフィアを先頭に切り抜ける。虎にまたがり壁を登る → 降り落とされる。の素早い流れが面白すぎる。後に引きずらないし。そして、塀の外でアシパさんたちと対面を果たす。キロランケはソフィアに対し「めちゃくちゃ いい女になったな」と言ったけど、第49話でチラリと描かれている奥さんは太っているし、第51話では白石に「女っていうのは抱き心地だ やはりもっと太めじゃないと」と発言している。デブ専の伏線は貼られていたんだな。

・第182話 私の知らない父のこと
アシパさんらは、ニヴフの漁師たちに紛れることで逃走に成功する。ソフィアはキロランケには辛く当たるものの、アシパさんにウイルクとの思い出を語って聞かせる。これまで樺太で経験してきたことが、重なる演出が良い。そしてウイルクの最終的な目標が、樺太や北海道も含めた極東連邦国家の樹立であったことが明らかに。これは鶴見中尉や土方に負けず劣らずの壮大なものだな。ところで、監獄内にいたソフィアの部下たちは置いてけぼりで良かったんだろうか?

・第183話 狼に追いつく
ソフィアの話から、ウイルクがポーランド語で『狼』という意味だと知ったアシパさん。ここで父のアイヌ名がホケウオコニ 『オオカミに追いつく』ということを思い出す。これが暗号と結びつき……。ホケウオコニをそれぞれ漢字に置き換えるということか? でも、第171話を踏まえるとアシリパさんは漢字を知らなかったみたいだしな……。ウイルク的には学校に通わせ漢字を覚えさせるつもりだったのか? 迂回の『迂』を強調してくるのも気になる。

・第184話 流氷原
吹雪が強くなったことで、足止めを余儀なくされる。アシパさんは暖を取るため流木を探しに行くが、そこについてきた尾形が……。いっぽう流氷が割れ孤立してしまった白石。迂回しようとしたところで足を滑らせてしまうが、そこに助けに現れたのは杉元ッ! 出会った時には2人で冷たい川に落ちたのに、今回は氷の海に落ちそうなところを助けるとはね。一時は杉元のことを恐れていた白石だけど、今となっては最も信頼できる相棒というところか。

・第185話 再会
アシパさんが暗号を解くカギに気づいたと察した尾形は、自分にもそれを教えてほしいと言う。大金ではなく、あくまで分け前が欲しいだけだと主張するが……。ほぼ表情の変化が無いだけに、吹雪の向こうに杉元を発見した時の表情と『ドクン』という2回の鼓動が印象的。いっぽう月島軍曹は、燈台守の娘・スベトラーナを発見する。それどころではない状況なのに必死に諭す様子を見るに、すべてが終わったあとは結婚していそうな気がしないでもない。

・第186話 忘れ物
谷垣&鯉戸少尉は、襲ってきた囚人を返り討ちに。その流れで、谷垣とキロランケが遭遇する。姿を見た瞬間に即タックルに行くのは、杉元の殺人スイッチの影響か。それにしても、この巻では異様なほど流氷ブロックが活用される。銃弾を防ぐほどの盾にもなるし、破壊力の高い鈍器にもなる。冬の海での戦いには欠かせない便利なアイテムだな。そして、谷垣は網走監獄でインカマッの腹に忘れたマキリをお返しする。114ページで、1コマだけインカマッがインサートされるのが良い。

・第187話 罪穢れ
尾形は、網走監獄で何があったか聞かせることでアシパさんの信用を得ようとする。読者的にも「あれ、本当は……?」と思わせてからの『あんこう鍋』で「いいや、違う! ウソだ!!」となる構成が見事。そこから開き直って、アシパさんの『不殺の精神』に対して疑問をていする。互いに弓と銃を構えた均衡状態に突入するかに思われたが、尾形の背後には修羅の形相の杉元の姿が……ッ!

・第188話 生きる
杉元の怒声に驚いてしまったアシパさんの放った矢が、尾形の目に直撃。杉元がとどめを刺すのかに思われたが……。行なったことは治療だった(とはいっても、右目をくり抜いてしまったわけだが)。弟の清廉さを認めなかった尾形とは違い、杉元はアシパさんの純潔を守ろうとしたわけか。しかし、尾形はこれで一命をとりとめたとしても、片目を失ってしまっては狙撃手としては致命的だと思うけど、どうなるのか。
そしてついに杉元とアシパさんが再会する。分かれたのが第130話だから、連載ベースだと1年以上ぶりということか。しかし、このシーンをギャグ方面にふるのはともかく、白石のオシッコを顔にかけるという展開は思い切りが良すぎる。アニメ3期は当然、ここもやるんでしょ? いまから声優さん戦々恐々だろ。

・第189話 血痕
深手を負ったキロランケを追う鯉戸少尉。トラップで月島軍曹もダメージを負い、怒り心頭で立ち向かう。鯉戸少尉の身体能力が高いことはサーカスなどで証明済みなのに、いざ戦闘となるとあまり強さを感じないのはなぜだろう? 単なる経験不足なのか上手くポテンシャルを生かせていないのか。いっぽうキロランケも爆弾やトラップが本分で、直接戦闘は苦手分野か。2人の戦いは泥仕合に。あと、この巻の序盤はキーパーソン然としていたソフィアだけど、後半はほぼ放っておかれたな。

・第190話 明日のために
谷垣&月島軍曹が援軍に駆けつけ、勝負アリ。最後の悪あがきも鯉戸少尉がカッコよく対処する。とどめを刺そうというところで、アシパさんが「まだ聞きたいことがる」と待ったをかけるが……。序盤に登場した重要キャラの大事な走馬灯のシーンで、よくギャグを挟めたなと感心する。白石たちもスチェンカやバーニャしていたのか。





あとはソフィアから情報を引き出したいところだけど、氷の海に顔を突っ込んで何をしていたのか? 次巻は、舞台が北海道に戻るか。











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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2019/09/21(土) 18:30:34|
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