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映像研には手を出すな! 第4巻の感想




祝!アニメ化決定ッ!『映像研には手を出すな!』第4巻の感想です。




・第24話 隠れ里のたぬき
作中は冬休み。水崎氏の親戚(?)の家を訪ねる浅草氏。2人は、その村に眠る『たぬきの宝物の伝説』を調査する。前日の布団の中での会話に始まり、浅草氏がたぬき、水崎氏が宝に執着していて会話がかみ合っていないのが面白かった。途中、別件のバイトで同じ村を訪れていた金森氏とも合流し、たぬきではなく忍者にまつわる秘宝があるのではないかと、推理が加速する。この話では、ゆで卵の殻をむくときの『ツシー』や電車が走るときの『ハオォォォー』など、印象的な効果音が多かった。あと、浅草氏が捕まえたたぬきが「ヒョーン!」と鳴いているけど、本当にそういう鳴き声なの?

・第25話 4匹のたぬき
村に多い苗字『服部』を手掛かりに、情報を集めていく3人。しかし、本命と目される隧道には工事の手が入っていた……。浅草氏は、そこに住んでいるたぬきたちのことが気になり、夜中に抜け出して救出に向かう。そして、偶然たどり着いた朽ちた社跡こそが……。これまでの映像研は、創作に情熱を傾ける女子高生ストーリーという色が強かったけど、この話では浅草氏が灯篭の暗号を解読していく謎解きの面白さがあった。それにしても葉も実もない木を見て、よく種類を特定できたな。宝物はたぬきたちのために残してきた浅草氏だが、新しいストーリーの構想を思いつく。

・第26話 世界の見え方
新作『たぬきのエルドラド』の企画書(A4の半分くらい)を書いてきた浅草氏。これまで出来ていない『ストーリー』を組み込んでいくことを宣言する。いままで作ってきた3作にも構想段階ではあったのに実際には描かれなかった設定を振り返り、改めて制作に挑む覚悟を固める。第14話のときに水崎氏が啖呵を切ったように、今回は浅草氏の(そして作者自身の)所信表明といったところかな。ただ、序盤の打ち合わせシーンで、水崎氏が『都合のいい聞き役』になりすぎているような気がする。浅草氏にシンパシーは感じていても、もうちょっと適切な距離を保っていたように思う。

・第27話 突破する顔
水崎氏が上げてきたキャラデザが予想以上に暗かったことから、ストーリーの見直しを迫られる浅草氏。しかし、ここで水崎氏が新しい主人公キャラ(浅草氏にそっくりの顔)を作ったことから、ストーリーも大幅に方向修正することに。前話で語っていたことよりも、今回説明されたストーリーのほうが、かなり面白そう。物語の方向性が決まったことで、キャラデザのイメージが次々に浮かぶ終盤のスピード感が素晴らしい。あと、よく未来人が奇抜な髪型をしている表現があるけど、それに対し浅草氏が「むりやり『文化』を作ろうとしてる感じ」と言っていたのが、妙に納得してしまった。

・第28話 ソワンデの自由
まず、冒頭の3人の制作風景がとても良い。無言で作業に集中しているのが分かる。水崎氏もいつのまにか大きな液タブで作画していて、収入を還元しているのがうかがえる。そして、生徒会から招集を受けた金森氏にソワンデが話しかけてくる。具体的に何を言わんとしているのかはよく分からなかったけど、その示唆的な物言いは、もし映画化されたらモーガン・フリーマンが演じること間違いなしという感じだった。芝浜高校に何らかの危機が迫っている? それからソワンデや生徒会が運転しているのは、校内だから。ってことでいいんだよね。高校生でも運転できるように法改正しているのかもしれないけど。

・第29話 たぬきのエルドラド
月!スピ掲載時には『作・浅草みどり 画・大童澄瞳』として載った、異色エピソード。新作アニメ『たぬきのエルドラド』で1話まるまる構成されているという入れ子構造。ストーリーの流れはこれまでの話で紹介されている通りなのだが、翻訳機が上手く働いていない段階での会話シーンが面白い。っていうか、映像研アニメ初のセリフ付きだよな。ということは、アフレコは誰がやっているんだろ? 演劇部などに依頼したか、自分たちでやったのか? 浅草氏→主人公、メトロ→金森氏、村人→水崎氏、たぬき→百目鬼氏って感じなのかな。

・第30話 浅草氏の冴えたやり方
実は発表場所が決まっていなかった『たぬきのエルドラド』。会議中に、ひとつの毛布にくるまる水崎氏と百目鬼氏がカワイイ。そして4人で出かけたラーメン屋で、金森氏の幼いころを知る本屋の女主人と出会う。映像研は未来が舞台なので、紙の本が出版されることはほとんどなく、ネットで古本を売るのが主な収入形態だという。ここで金森氏が店の再建に手を貸すことを条件に、この富久書店を『映像研常設ミニシアター』にしようと画策する。ここで『たぬきのエルドラド』を上映すると同時に、本屋限定のアニメも制作する様子。作中では、ボチボチ春になろうかという時期か。2年目の映像研は、どんな活動をしていくのか。








単行本5巻は、来年発売とのこと。半年以上間隔が開くのか。







この作品には、隠れキャラとしてウサギが描かれています。それをまとめてみました。



・カバー下
裏 ラーメン屋のショウウインドウ。

・第24話
2ページ目 浅草氏の手元。
6ページ目 地図の右上。

・第25話
???

・第26話
12ページ目 スーパーうさぎゴーラウンド。
17ページ目 △の人が観測したもの。

・第27話
???

・第28話
2ページ目 浅草氏のパーカーの肩口。
21ページ目 ラーメン屋のショウウインドウ。

・第29話
トビラ 浅草氏の服。

・第30話
トビラ ショベルカーのボディ。
2ページ目 浅草氏の周囲にいろいろ。
5ページ目 浅草氏のリュック。
6ページ目 浅草氏のリュック。






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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2019/05/13(月) 18:35:02|
  2. 映像研には手を出すな!
  3. | コメント:0

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