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六道の悪女たち 第14巻の感想




六道の悪女たち第14巻の感想です。表紙は2巻連続で鈴蘭さん。今回は悪女Verです。




・第116話 三人の悪党
山を下りたタテシマは、鈴蘭が追跡。六道らで残った3人を止めることに。悪女のエリモを六道が担当し、飯沼がカケル、課長&大佐がラムとカンフーを教わった相手を受け持つことに。掛軸先生の推測から、それぞれがいそうな場所に向かうが……。こういうパターンで、マッチアップがずれるのは珍しいと思う。

・第117話 危険なヤツら
鈴蘭は、手なずけてある熊を使ってタテシマを追跡しようとするが、その熊にはすでに乱奈がまたがっていた。ここで悪女激突か!?と思われたが、乱奈は寺へと向かう。遭難していたからか、ボサボサなった髪型がちょっと新鮮。結局この2人が戦うことはないわけだけど、もし正面からぶつかったらどうなるのか? 乱奈のパワーか。鈴蘭の技か。

・第118話 大犯罪
カケルとエリモの、かつての悪行が紹介される。警察と正面からやり合った暴走族『災幽鬼』のトップであるカケルの額には、Wのようなマークが。これは後の話での飯沼のセリフからタトゥーらしいんだけど、孫悟空の緊箍児的なイメージか。そして、鈴蘭とタテシマが激突する。

・第119話 攻防戦
ラムの悪行は、指名手配されるほどの畑泥棒だった。現代日本で、これほどまで異常に食に執着するとは。六道も鈴蘭から教わったカンフーで対抗しようとするが、体格差はいかんともしがたく……というタイミングで登場した乱奈の、まぁカッコいいこと。チャイナドレス&ポニテ姿がキマッている。

・第120話 カンフーの達人
「カンフーを知っている」と言う乱奈。当然ウソだが「あちょー」と、パンチ3発でラムを圧倒する。ラムが壮絶な過去を語りそうになったのに、回想パートへの突入を阻止するとどめの一撃が最高だった。でも、その後、素直に六道を待たずに追いかければいいのに。

・第121話 エリモの場合
六道の術にかかったエリモだったが、自分のポリシーは曲げない派だった。飯沼に続き六道にもメイクしようとする。ガングロフェイスが照れて真っ黒になってしまうのは、なんだか森にひそむ妖怪のようだった。ここは、駆けつけた大佐&課長の説得によって事態の収拾に成功する。残るはカケル。飯沼のカンフー魂が燃える。

・第122話 俺の物語
飯沼は意外と巧みにヌンチャクを操り互角の勝負をくり広げるが、カケルが得意の猴拳で優位に立つ。そして人生の目標が『自分の偉大さを記した自叙伝を出版すること』と判明する。いったいどんな自己啓発本に影響されたのか? 飯沼の「仲間を守る」というカンフー習得の目標の中に、カケルも含まれているというのが良い。

・第123話 師匠超え
飯沼がカケルを倒す。決まり手が『猿の動きを模した猴拳の猿真似』というのもヒネリが効いていて良い。飯沼って、もしかしたら作中無敗では? そして、残るタテシマvs鈴蘭の現場に六道&乱奈が向かう。幼少期に三輪車、莇美編ではバイクにも乗っていたし、闇金編ではタクシーを運転し今回は一輪車。乱奈の運転センスはスバ抜けているのでは?

・第124話 この時のために
実力差はもちろん鈴蘭との激闘後ということもあって、タテシマは乱奈に歯が立たない。乱奈が森から一輪車に乗って姿を現すシーンは、ホラーそのもの。しかし、隙をつかれ愚連無輪をかけられた乱奈は、完全な『無』の状態になってしまう。これは、現在の乱奈は六道への気持ちでいっぱい → それは悪女由来の術の効果によるもの → 愚連無輪で封じられたので無状態になってしまったってことなのかな?
乱奈 茫然


・おまけ漫画
今回は、コンビニに来た飯沼や大佐らに、ミナミがビシビシとツッコんでいく。コントとしての完成度が高い。







次巻は六道vsタテシマ。カンフー編が決着。











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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2019/04/08(月) 16:20:12|
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