fc2ブログ

晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/9月は、木根さんの1人でキネマ。

ハルタ vol.56の感想




ハルタ第56号の感想です。



・表紙&カバーストーリー
渡邉紗代先生が担当。カバーストーリーはウォーリー的に、表紙の中華猫娘を探す仕様になっています。

・欅姉妹の四季/大槻一翔
第15話。衣替えの話。秋物を出す流れで、瞳に服をお下がりする。しかし、シャツのボタンを次々に弾け飛ばしたり、朱美の巨乳設定が悪い意味でマンガ的で邪魔になっているような。

・ヒナまつり/大武政夫
第79話。自分が作った『超常現象同好会』でも、話を聞いてもらえないマミ。さすがに見かねたヒナが、能力を使ってUFOにさらわれたフリをするが……。その後のフォロー含め、ヒナが大人の対応をしているのが、やっぱり新鮮。目を細めながら雑誌を読み、話を作り上げているところとか。

・はなやっこ/原鮎美
新連載。男勝りな風貌とケンカっ早さで、他校から裏番と恐れられる丘田風宇。しかし、実際はカワイイもの好きで、憧れの店員・蝶野スミレのいる花屋でバイトをすることに。しかし、それをライバルヤンキーに知られてしまい……。という出だし。キャラ名は植物由来だと思うけど、風宇は元ネタなしかな。

・ニコラのおゆるり魔界紀行/宮永麻也
第9話。山賊に襲われた2人。矢を受けたサイモンは呪いによって倒れてしまう。ニコラは薬草を取りに行くが、途中の橋には最強の剣士が立ちふさがっているのだった。助けようと必死な者を助けるという、よくある構成だけどしっかりと面白い。再登場しないかな、ブルーノ。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第55話。骨董市で、気になるグラスを見つけた2人。購入費用を捻出するため、節約生活に突入する。ラストの手前で『実は先に買われていて……』という回想を入れるなら、その前の「前菜も お持ちしますね」のコマはいらないような。

・乙嫁語り/森薫
第47話(通算73話目)。旅の準備を進めるスミスたち。気を使われて「のんびりして下さい」と言われたのに、やっぱり働いてしまうアリが良かった。民族による考え方の違いが。そして旅にはニコロフスキも同行することに。軍にも協力していたので、荒事にも強いのかな。

・ミギとダリ/佐野菜見
第11話。ダリが風邪でダウン。ミギが一人でボーイスカウトに参加し、ペーズリー柄の家の有力候補あるで一条瑛二に接近しようとするが、ことごとく失敗してしまう。さらに、脳内のダリと作戦会議しているところを目撃されてしまい……。災い転じて……という感じだけど、ダリを演じているときの顔がバカにしすぎているような。

・レキヨミ/柴田康平
第3話。家の前で狼が交尾を開始。激しい鳴き声に悩まされたヨミが、精力剤を使ってさっさと終わってもらおうとする。レキはすぐ死ぬのが個性なんだな。榎本俊二以来だな。

・お嫁さんアレルギー/三輪皐月
読み切り。異星人間での結婚が普及しているという世界。主人公の男性は、鬼族のタキさんと結婚。ラブラブ新婚生活を満喫していたが、突如としてアレルギー症状が出てしまう。その原因が奥さんで……という内容。夫がアレルギー克服に励むところはちょっとギャグ要素が強かったけど、終盤の純愛パートはとても良かった。

・ダンジョン飯/九井諒子
第46話。ゴーストに誘われて、ライオス達はモンスターと共存する村にたどり着く。ここは、狂乱の魔術師によって封印された黄金城周辺という感じか。そして、デルガルの孫にあたるヤアドから、予言によってライオスが未来の国王になる可能性が告げられる。このあたりのことはカブルーからも言われていたし、どういう結論を出すのか。それから、結界の影響によって大人しくなり、マルシルに懐いているイヅツミがカワイイ。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第25話。シグルーンからの依頼は、隠れ家に姿を現さなくなったフレイヤの行方を捜してほしいというもの。スマホから引き出した情報でたどり着いたのは、まさかの三知嵩!? しかも、あの隠れ家には、慧も一度担ぎ込まれていたことが発覚。意外と重要な場所なのかも。

・山を渡る‐三多摩大岳部録‐/空木哲生
第3話。新入部員3人娘たちは『登山者の三種の神器』をそろえることに。まずは雨具なのだが、値段が高くて手が出せない。そこで、OBたちが残していったボロボロの雨具を修理して使うことに。新人3人のユニット感が強いので、こうなると男部員が邪魔になるような。

・星明りグラフィクス/山本和音
第17話。西端さんが赤面症だったり、コンペに負ければイライラしたりするところに、吉持はシンパシーを抱いた様子。卒業後も働かないかと誘われる。いっぽう明里は、そんな動きに不安を抱えている感じ。嫉妬っていうか、星持独占欲みたいなところか。2人の関係がどうなっていくのか?

・あねおもい/福田星良
第8話。あおいのために浴衣を作ったり、夏祭りを満喫するさきちゃん。当初はもっと美少女だったと思うが、弟ラブが進行したのかデフォルメ顔になっている気がする。次回が、最終回とのこと。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第24話。金山編2。時間が現在に戻って来る。バードさんを診察した医者の薬に使う植物に関する話や伊藤が作った料理など、病気の治療に関する考え方が面白かった。そして、秋田への道のりを考える中で、伊藤がマリーズ氏から呼び戻されていることを告白する。体のことを考えると、一緒に戻って説得して……ということも考えづらいし、どうなってしまうのか。

・サーカスの娘オルガ/山本ルンルン
第13話。大人になったオルガは、サーカスの花形となり、金持ちのパトロンもいる様子。しかし、国内の経済状況は思わしくなく、ストライキなんかも珍しくないという状況。レオも演目の中で風刺していく。そしてユーリィは、父親の会社を継いだ模様。いわゆる権力者側にいるわけで、このあたりの立場の違いがどういう影響を及ぼしてくるのか?

・不死の稜線/八十八良
第51話。剣崎と金井課長が顔を合わせて、情報交換する。その場に同席した風鈴が、復活した椿と口ゲンカからバトルに発展してしまう。それぞれの上司からのGOサインが出たとたんに、いきなり目つぶしを狙う両者が怖い。椿は一気に小物感が増した印象。

・バララッシュ/福島聡
第7話。原画に昇格した宇部らに、演出の富山さんから面接のようなものが行われる。宇部は認められたものの、他2人はケチョンケチョン。さらに書記を務めていた山口も、ダメ出しされてしまう。山口の苦労パートが続くな。

・忍ぶな!チヨちゃん/設楽清人
第16話。顔と名前は覚えてもらったものの、まだちゃんと話したことのないチヨ代。なんとか一緒に登下校をしようとするが、様々な障害が立ちふさがる。こうなると、タカシにもカレー好きな彼女ができてほしいと、願わずにはいられない。

・今日のちょーか!/戎島実里
第16話。渚が釣ったウツボを、2人で料理する。まぁ小学生だから料理ができないのも仕方ないか。これからは、こういう調理パートも増やしてほしいところ。477P2コマ目の、潮香の『田舎の子』感がたまらない。

・彼女はお義父さん/川田大智
第12話。接触時に佐倉さん。非接触時にお義父さんという状態に。いかがわしい行為をしないようにと、寝ずの番をするお義父さん。そこで、小野君の本気の言葉を聞く。これは、落下時に実はお義父さんは死んでいて……ってことなのかな? ある意味ブチャラティ的な。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第42話。あてもなく、街を散歩するA子。A太郎もアパートの隣の部屋へ引越ししながら、様々なことが潮時なのではと考える。全体的に重たい空気が漂っているし、終わりが近いのかな。

・ひつじがいっぴき/高江洲弥
第14話。クマのぬいぐるみ軍団から攻撃を受ける。怜夢、アラコータ、そして母親が協力して撃退に成功する。そして、目を覚ました怜夢とアラコータが現実世界で再会。最終回のような終わり方だったけど、まだ続く様子。

・ヴラド・ドラクラ/大窪晶与
第8話。ダネスティ蜂起の動きを受けて、様々な手を講じるドラクラ。関係のあるハンガリー貴族にリナルトを使節に送る。それまでは比較的冷静に交渉していたので、いきなり自分の目をえぐるという行動には度肝を抜かれた。

・キツネと熊の王冠/中村哲也
第7話。いよいよマヤとニルスの店が、本格稼働。夏祭りへの出店も決まる。町ぐるみでサポートを申し出る様子が良かった。そして夏祭りにはアンナ&玖郎、ダッハカンマー本店の出店も判明。2つのシリーズの主人公たちが顔を合わせることもあるかな。

・ゲームしたっていいじゃん/高橋拡那
読み切り。6度目の登場。今回は、ゲーム内のイベントに遊花さんが赤面するという1本だけ。比嘉史果のやつと合わせて、ページ調整的なヤツなのかな?

・つきたて!餅小町/佐藤春美
読み切り。和菓子屋の看板娘の望倖さん。彼女は体の様々な部分からモチを生み出す『餅女』だった。「ついて」「焼きもち」みたいな言葉遊びも良かったし、ハルタらしからぬセクシー演出も逆に目立って良かったと思う。

・まだ見ぬ春の迎えかた/井上きぬ
第10話。ミスコンの結果発表。優勝は逃したものの、つづみは準ミスに。3位の舞ちゃんを抑え、告白する権利を獲得する。このタイミングで帰国した修ちゃんの返事は……。こっちも最終回のような終わり方だけど、まだ続く様子。

・改造快楽/比嘉史果
読み切り。かなり大掛かりなピアス(というか耳全体を飾り付ける)をする女の子。それを施した男の顔は……。2ページだけど、インパクトのあるオチ。

・ラブ孝/緒方波子
最終話。ネームにつまり、他誌での連載も始まり、結婚について真剣に考える時間が作れない波ちゃん。旅行先の温泉でたどり着いた結論は……? 目次コメントでは新婚旅行に行くと言っているけど『結婚式準備編』とか『育児編』みたいにシリーズ化できる気もする。

・予告
次号は合併号なので、全員集合。黒川裕美と間間戸淳の新連載が始まるほか、真冬麻里の読み切りが載ります。そして『丁寧に恋して』の連載終了の告知が。これから台湾に行くというタイミングだっただけに、余計に残念。







関連記事
スポンサーサイト



テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2018/07/15(日) 19:01:28|
  2. ハルタ 51~60号
  3. | コメント:2

コメント

ダンジョン飯

ユニコーンの角の位置が定番の額でなくて鼻面にあるのは、馬と同じ奇蹄目であるサイの角の位置にする事で現実感を増す為なんだろうなぁ。
まぁ、ユニコーンの正体とされる、絶滅した古代のサイの一種「エラスモテリウム」もいた事だし……
  1. 2018/07/18(水) 22:54:41 |
  2. URL |
  3. いつもの名無し #-
  4. [ 編集 ]

Re: ダンジョン飯

> ユニコーンの角の位置が定番の額でなくて鼻面にあるのは、馬と同じ奇蹄目であるサイの角の位置にする事で現実感を増す為なんだろうなぁ。
> まぁ、ユニコーンの正体とされる、絶滅した古代のサイの一種「エラスモテリウム」もいた事だし……


ははぁ、なるほど。違和感があると思ったら、そういう意味があったんですね。このあたりは単行本化した時の、よもやま話に期待したいですね。


コメントありがとうございました。








  1. 2018/07/19(木) 20:22:22 |
  2. URL |
  3. 管理人 #-
  4. [ 編集 ]

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する