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六道の悪女たち 第8巻の感想




『六道の悪女たち』第8巻の感想です。表紙は、松ヶ宮童子。初の黒バックです。



・第62話 兄妹喧嘩
雷乃の蹴り技は、自分が教えたはず。それなのに、段々と捌ききれなくなり、ついに天乃は蹴り倒されてしまう。このまま自分が不要にされるのではと思った天乃だが……。湿っぽい感じにならないのは良かった。あくまでもただの『兄妹喧嘩』ということか。あと『見た目も声もそっくりな三つ子の兄弟』とあるので、もしアニメ化された際には1人で演じ分けてほしい。

・第63話 愛が見えるように
屋上への最後の関門は、椰子谷唯。調教部屋に改造された教室に連れ込まれ、鞭攻撃→ボンテージ巨乳による介抱という悪魔のコンボで六道を手玉に取る。しかし、目隠しをされた六道が反撃の両手グルグルパンチに出たところで、椰子谷が必要以上に距離を取る。その理由は……。

・第64話 最強の男!!
術中に堕ちている椰子谷にとって六道の姿は、まるで世紀末覇王のように見えていた。通常パターンとの絵の切り替わりが面白い。最初は警戒して距離を取っていたものの、強い男が好きな椰子谷は生き生きと攻撃をくり出してくる。しかし、調子に乗りすぎてしまい足を滑らせ窓から落ちそうになったところを、六道が救う。

・第65話 暴力の化身
危ないところを助けられた椰子谷は、トキメキから妄想六道がより巨大に見えてしまい失神してしまう。強さとは優しさということか? 椰子の花言葉は『勝利』だけど、その通りにはならず。なんとなく、再登場がありそう。ようやく屋上にたどり着いた六道が見たのは、喜んで乙姫さんに暴力を振るう乱奈だった……。

・第66話 決別の時
ついに、乱奈と対面した六道。ひとまず乙姫さんへの攻撃を止めることはできたものの、そこで乱奈の本音を聞くことに。自分の本性が悪であると認めたうえで六道への恋心との板挟みになる乱奈と、それを受け入れたうえで自身の成長を誓った六道の感情がぶつかり合う見開き×2が素晴らしい。

・第67話 一番嫌いなもの
乱奈は六道の身を案じ童子についていこうとするが、六道自身がそれを許さない。童子を倒し、乱奈を引き止めようとタイマン勝負を挑む。しかし、童子も知略派とはいえあくまでも鬼島連合の総長。実力は確かなもので、六道との差は歴然。熱い気持ちだけでひっくり返せるとは思えないが……。

・第68話 六道の力
やはりケンカの実力には、雲泥の差があった。六道が絶体絶命のピンチに陥るが、大佐&課長、そして雷乃が救出に駆けつける。さらに幼田、飯沼、莇美、つばきと仲間たちが続々と屋上に駆けつける。第7話のときのように、142~143Pのチーム勢揃いの見開きはグッとくるものがある。
六道8巻 集合

・第69話 松ヶ宮童子
六道だけでなく、飯沼や幼田、雷乃ら全員が向かっていっても、童子の力は圧倒的。っていうか、つばきは戦力にならないだろうし、観戦してても良かったんじゃ? そして、童子のいじめられっ子時代の回想へ。強い先輩、怖い先輩を次々と乗り換えることで危険から身を守ってきた童子は、ついに鬼島連合の総長に気に入られるとこまで登りつめる。しかし、他人の求めることは分かっても、自分自身は……。

・第70話 小さな光
乱奈に鬼島連合を潰されてしまった童子は、また不安な日々に苛まれることに。椰子谷や朱井らを仲間にし鬼島を再興しても、その不安な気持ちが消えることはなかった。そんなとき、葵のチームが潰されたという情報から、乱奈のことを知る。乱奈は悪だから六道のことを好きになり、乱奈が悪だから童子が好きになったというワケか。深いな。

・おまけ漫画
童子と椰子谷のファーストコンタクトが描かれる。この2人の間には、ギブ・アンド・テイクの関係が成立していたんだな。




次巻で、いよいよ鬼島との因縁が決着ッ!

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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2018/03/09(金) 19:07:57|
  2. 六道の悪女たち
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