晴耕雨マンガ

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トクサツガガガ 第12巻の感想




『トクサツガガガ』第12巻の感想です。毒濁刀を手にする仲村さん。対峙するのは……。


・第110話 消すor消せぬ
前巻ラストからの流れで鍋パーティーをしている、いつもの4人。ミヤビさんが写真をSNSにアップしようとしたのをキッカケに、物への写り込みの回避方法へと話が流れていく。最年少のミヤビさんが(いちおうの)解決策を導き出すのが良かった。あと、この集まりは忘年会として開催されたようだけど、後の話からするに少し早めの時期だったんだな。それから、ストレンシルバーのドレッドヘア部分が、どうしてもマグロの寿司に見えてしまう。

・第111話 立派なお仕事。
今回ミヤビさんが東京に来たのは、ビーボーイズのサイン会が目的。そこから、仲村さんが持っている獣将王のサイン(スーツアクターの人が書いたもの)に話題が移り『いったい自分は獣将王のどこの部分が好きなのか!?』と苦悩することに。“幻のキャラクター”ツチノコスケルトンに扮する、吉田さんの決死の演技力もなかなかのものだと思うが、そのときに着用した(前話ではミヤビさんが着た)黒パーカーの貢献度がハンパない。

・第112話 歩み寄り
兄嫁タカさんのミスにより、望たちが仲村さんの家に泊まりに来ている事実が母親に露見してしまう。いっそのこと全部バラしてしまおうか?という話になるものの、ひとまずは特撮グッズをトランクルームに避難させることになる。ここから『対母親編』みたいなものが始まり、シリアス要素が増えていくことに。本筋の内容も、グループがあると意識してなくてもバリアが生まれるっていう話だし。なので、獣将王の役者たちの素の会話パートが良かった。チェルダ役の子がカワイイ。

・第113話 ドキドキ製造機
会社内で行われるクリスマスパーティーのために、プレゼントを買いに来た仲村さん。しかし、幼少のころより母親の顔色をうかがってモノを選んでいたため、どういったものがふさわしいプレゼントなのか皆目見当がつかずパニックに陥ってしまう。ラストで北代さんが言っているけど、やっぱりギフト券がベストだよな。今ならGoogle Playのカードとか、喜ぶ人がいっぱいいるだろ。あと、小野田君もチャラ男と同様にモブ落ちしてしまったな。恋が実ることもないだろうし。

・第114話 つながりの行方
オタクグッズを隠してしまうと、何も残らないことに気づいた仲村さん。『普通の生活』を偽装するために、どんな物を部屋に置けばいいのかリサーチをかける。吉田さんたちと撮った写真なんかは良いカモフラージュになるかと思ったけど、第90話の変なポーズのヤツしかないから無理か。後々の展開を考えるに『原作に忠実』の話とかでグダグダしていたのが、悲劇を招いたひとつの要因となっているか。

・第115話 “終わり”ある遊び
第107話で取り上げられた映画『超空ロケッタ』の主演俳優が、無名時代に出演していた海外ドラマ『イン・ザ・フォレスト』。ユキちゃんが途中で視聴をやめてしまった理由は……? 終わりが見えず延々と続くのと、期限が決まっていてスパっと終わってしまうもの。どちらが良いかとは一概には言い切れないよな。見るほうのモチベーションの問題もあるし。なんとなく仲村さんは特撮専門と決めつけていたけど『イン・ザ・フォレスト』にもハマりかけていたし、映像作品なら幅広くいけるんだな。

・第116話 不思議な魔力
推し俳優がドラマを降板してしまった理由を説明するものの、そんなことは視聴者には関係ないと憤るユキちゃん。その考え方に、仲村さんは戸惑いを覚える。その辺の裏事情みたいなものは、オタクじゃなくてもなんとなく察しながら見るもんじゃないのかな? それから『イン・ザ・フォレスト』内で登場するシカのガイコツの絵が素晴らしい。どれくらい設定を考えられているかは分からないが、畏怖される存在としての神々しさみたいなものが感じられる。

・第117話 支え合い
マイちゃんのおめでた → 寿退社が明らかに。この話は、この巻唯一と言っていい特撮で得た教訓を現実にフィードバックする話。視界の狭いスーツアクターをサポートするアテンドさんがいるということを引き合いに、周囲に迷惑をかけない人なんかいないと説得する。獣将王のストーリーだけでなく、現実の人間関係にも変化が訪れているというわけか。あと『だって大変になるのは事実だし』のところとか、この巻は仲村さんの顔が崩れるコマが多かったと思う。

・第118話 光の道標
年末も押し迫り、母親がやって来る日時もハッキリする。が、仲村さんの荷造りは進んでおらず、トランクルームの予約にも失敗してしまう。夏休み最終日の小学生状態なので、吉田さんと北代さんのヘルプを仰ぐことに。吉田さんのごまかし方はともかく、北代さんが提案した着日指定で自分の部屋に荷物を送り時間を稼ぐという方法は、かなりの策士だと思った。でも、ラスト前のファミレスで浮かれているコマは、次の話の展開を見ると……。

・第119話 決戦
ついに、ラスボスである母親がやって来る。任侠さんや吉田さんのアドバイスを生かしつつ、うまく乗り切ったかに思えたが……。メールでのやり取りの中に、巧妙な時間トリックが仕込まれていたとは。服の趣味の流れから、母親が部屋に来ていたとわかる一連の流れの不気味さったらない。なので、仲村さんがお世話になった人の中にサカナクション(怪人)が紛れ込んでいるのが、せめてもの救い。



次巻では、母親との本格バトルが描かれることになるのか!?






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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2018/02/01(木) 19:36:05|
  2. トクサツガガガ
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