晴耕雨マンガ

7月は、六道、岸辺露伴、ジョジョ、天国大魔境、フルット、木根さん。

ゴールデンカムイ 第12巻の感想




最も過激なネイチャーパニックコミック『ゴールデンカムイ』第12巻の感想です。表紙は“神出鬼没の見る女”インカマッです。



・第111話 忘れ形見
杉元とアシパさんに許された姉畑捜索の期限は3日。もし失敗に終わった場合は尾形が谷垣を助けることになるが、その手段は……。しかし、捜索は難航。あっという間に最終日を迎えてしまう。このタイミングで2人の前に姿を現したのは、まさかのリュウッ! 谷垣が受け継ぎ、現在は姉畑の手にある『二瓶鉄造の村田銃』の臭いを頼りに追跡することに。しかし、当の姉畑本人はヒグマのお尻をロックオンしていた。ウコチャヌすれば命はない……。

・第112話 ウコチャヌ
リュウの活躍により、痕跡をたどっていく。ついにヒグマと接触中の姉畑を発見するが、湿原の中にある『ヤチマナコ』と呼ばれる深い池にハマってしまい、杉元の銃もアシパさんの矢も使い物にならなくなる。このピンチを切り抜けるために、大嫌いなヘビをクマに投げようとするときの、アシパさんの葛藤の様子が面白すぎる。アニメ版でここまで描かれることはないだろうが、ここの「ぎいやッ」連呼を聞いてみたい気もする。そして、この隙をついて姉畑がウコチャヌに成功する。コタンを脱走し、この様子を目撃した谷垣&尾形のドン引き具合と、なぜか興奮する杉元の対比が面白い。
カムイ 獣姦2

・第113話 さよなら姉畑先生
ヒグマとのウコチャヌを成し遂げた姉畑は、勃ったまま死んでしまう。最期に本懐を遂げることができてなにより。そして、杉元がヒグマを始末し姉畑の刺青人皮を回収した後は、コタンに戻りヒグマを神の国に送り返す宴が行なわれる。谷垣は、ここで『二度と孫と会えなくなる夢』を心配しているフチのことを告げるが、それでもアシパさんは旅の続行を決意する。それにしても、杉元はなぜ、姉畑のことを「先生」と呼ぶようになったのか? しかし、ネットを騒然とさせた姉畑編だけど、たった6話しかなかったんだな。

・第114話 エチンケ
姉畑のアレコレをいったん忘れるクールダウン回。トビラにも再登場した二瓶の銃に対する思い入れの回想と、それを受け継いだ谷垣のマタギ魂が良かった。そして、釧路の海で発見したウミガメを捕まえて食べることに。甲羅をはがす場面など、どういうわけかクマやシカの時より残酷に感じてしまった。なぜだろう? ウミガメをオハウにして食べるのだが、これはやっぱり『ウミガメのスープ』を意識しているのかな? 

・第115話 蝗害
おびただしい数のバッタの群れが襲来。前話までいたコタンだけでなく、浜辺で食料を調達中だったアシパさんたちも襲われる。番屋に逃げ込んだ男たちは、谷垣がもらったラッコを食べることにするのだが……。しかし、ラッコを煮る臭いに媚薬的な効果があり、それぞれが魅力的に見える描写が面白すぎる。腐女子のみなさんが大喜びじゃないか。そして、その番屋にひさしぶりのキロランケが姿を現わす。いっぽう船に乗って海に逃げた女性2人。インカマッは、のっぺらぼうがアシパの父親ではなく、本当の父親を殺したのはキロランケだと告げる。その真意は……?

・第116話 青い目
ラッコ鍋にやられた男たちは、相撲を取ることでモヤモヤを発散させる(谷垣は、その後にインカマッとも一戦)。そして、インカマッから父親・ウイルクの話を聞かされるアシパさんだが、自分の記憶との食い違いもあり信じることができない。そして、夜明けの浜辺で全員が合流。そこで、様々な情報の暴露合戦が始める。キロランケを疑うインカマッが、鶴見中尉とつながっていると尾形が怪しむ。唯一のっぺら坊と面識のある白石の記憶も確かではなく、疑心だけが広がっていく。本当にここまでの情報の混乱を、土方がコントロールしていたのか? そして、第七師団も網走に向けて動き出す。

・第117話 網走へ
ヤンジャン掲載時は『第117曲』だったけど、さすがに修正された様子。ともに疑惑の残るキロランケとインカマッだが、現段階では何も証明する術はナシ。ともかく『のっぺら坊に会いアシパさんの父親かどうか確かめる』という、当初の目的に変わりはないことを確かめる。いっぽう第七師団は夏太郎を尾行して土方たちを襲撃したり、網走監獄に内通者を送り込んでいたり、いろいろと動きを見せ始める。しかし、夏太郎を襲ったり、家永の癖は治っていないんだな。

・第118話 尻拭い
網走監獄のベテラン看守・門倉にハメられた第七師団のスパイ看守だが、刺客の囚人を返り討ちに。しかし鯉登少尉と同様、鶴見中尉に叱られるのを期待している?ように見えるのは何故なのか? 鶴見中尉は、どういう接し方をしているんだ。そして土方と永倉は、釧路で石川啄木と接触する。名前もそのままなので、変態設定にすることはないと思うが、ストーリーにどういう関わり方をしてくるのか? いっぽう杉元らはアシパさんの親戚の現地アイヌから、盲目の盗賊団の話を聞く。その頭目は、新たな刺青囚人……!

・第119話 コタンコカムイ
盗賊団の頭目・都丹庵士は、刑務所外の労働として亜硫酸ガスが噴き出す山で硫黄の採掘をしていたため、視力を失ったことが語られる。聴力を高めるために耳に装着しているアイテムが不気味さを増している。いっぽうアシパさんと杉元は、コタンコカムイと呼ばれるシマフクロウを捕まえる。いちど逃げられたときに杉元は誤ってフクロウの眼を撃ってしまう。言い伝えでは視力を失ってしまうということだが……。あと、谷垣のチタタプ処女から餌付け3人衆のコンボが面白い。

・第120話 奇襲の音
盲目盗賊団は新月に村を襲うという情報から、杉元は昼間の奇襲を考える。近くの温泉宿で情報収集することになるのだが、そこで逆に襲撃を受けてしまう。音を見るための『カンッ』という舌の反響音が、なんだか不気味。これは、一種の『エコー・ロケーション』のようなものか。襲撃は男全員での入浴中の出来事。谷垣が振り向くたびに、白石の頭にナニが当たっているのが面白い。白石やチカパシはもちろん、杉本たちも丸腰では戦えない。アシパさんの弓が助けになるか!? 
カムイ お風呂





次巻は、アニメ放送が始まる4月ごろの発売か。

谷垣 グラビア








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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2017/12/23(土) 12:30:08|
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