晴耕雨マンガ

4月は『スピーシーズドメイン』『ダンジョン飯』。

今年のマンガ賞にランクインしてきそうなマンガ予想 2017

さて今年も残り1ヵ月半となり、様々な漫画関係の賞が発表される季節となって参りました。各所でランキング予想されていると思いますが、このブログでもやってみようと思います。
※あくまでも『ランク入りしそう、評価されそう』という基準で選んだものですので、必ずしも全ても読んでいるわけではありません。ご了承ください。
タイトル/作者/発表媒体/出版社/単行本既刊数


・うらみちお兄さん/久世岳/comic POOL/一迅社/1巻
教育番組の体操のお兄さんが見せる“裏の顔”。『次に来るマンガ大賞 Webマンガ部門』『WEB漫画総選挙 インディーズ部門』の両方で1位を獲得。すでに太いファンがいることを証明している。
・映画大好きポンポさん/杉谷庄吾【人間プラモ】/Pixiv・ジーンピクシブ/KADOKAWA/全1巻
映画製作に関わる天才たちの物語。ピクシブに公開されるや否や、すぐさまマンガブロガーを中心にバズり書籍化という、サクセスストーリーを達成。今年を代表するタイトルともいえる。上位進出は固いと思う。
・映像件には手を出すな!/大童澄瞳/月刊!スピリッツ/小学館/2巻
電撃3人娘が最強の世界を描くため、アニメ制作に挑む。見開きでの解説ページやパースのついた吹き出しなど、若干24歳の作者が描く世界観に多くの人が魅了されている。個人的には、イチオシ。
・月曜日の友達/阿部共実/週刊スピリッツ/小学館/1巻
2人は、月曜日の夜に学校で会う約束をする。誰にも内緒で。色彩表現豊かで詩的なモノローグや思春期特有の心の機微を瑞々しく描いており、今年の大本命作品。『このマンガがすごい!』で、男女両部門1位獲得なるか。
・人馬/墨佳遼/マトグロッソ/イーストプレス/2巻
架空の戦国時代を生きる、半人半馬の生物『人馬』。その過酷な生き様。生半可な覚悟で読むと、作者の人馬愛に打ちのめされてしまう。ポスト九井諒子的な感じで評価を受けるかも。



・セブンティウイザン/タイム涼介/くらげバンチ/新潮社/3巻
70歳の妻が、初めての妊娠。異色の高齢子育て漫画。フィクションだからこそ、新しい命と向き合うことの素晴らしさが伝わりやすくなっている。『アベックパンチ』とは方向性が違うが、作者の実力は確か。
・潜熱/野田彩子/ヒバナ→マンガワン/小学館/1巻
好きになったのは、愛してはいけない人だった。テーマや内容的に女性票が多く見込めると思うのだが、連載誌の刊行終了 → アプリに移籍という空白期間がどう影響してくるか。
・とんがり帽子のアトリエ/白浜鴎/モーニングツー/講談社/2巻
魔法使いにあこがれる少女をメインにしたファンタジー。作者特有の繊細な筆致で、壮大な世界を描き出している。2巻にして特装版が発売されるなど、出版社側からのプッシュもうかがえる。
・人魚姫のごめんねごはん/野田宏&若松卓宏/やわらかスピリッツ/小学館/2巻
人魚姫は釣り上げられた魚の友達を弔うため、美味しくいただく。飽和状態にあるグルメ物の中でも、一歩突き抜けた存在。1月のスタートから、勢いが落ちることはなかった。
・ねえ、ママ/池辺葵/エレガンスイブ/秋田書店/全1巻
様々な形の『母』を描いた短編集。『縫い繕う人』『どぶがわ』『プリンセスメゾン』と、発表する作品が確実にランクインしているので、今作も同等の結果を残しそう。



・バイオレンスアクション/沢井新&浅井蓮次/やわらかスピリッツ/小学館/3巻
ゆるふわ殺し屋の過激な仕事ぶり。タイトル通りのバイオレンスさと、日常パートのギャップ具合が大きく面白い。っていうか、原作者が『和歌山の主婦』じゃなかったことにも驚き。
・BEASTARS/板垣巴留/週刊少年チャンピオン/秋田書店/5巻
肉食と草食。偏見と差別が渦巻く世界を生き抜く、動物たちの青春ストーリー。初連載での完成度の高さはもちろん、作者のお父さんはあの人…?というゴシップ的な関心も集めそう。
・不滅のあなたへ/大今良時/週刊少年マガジン/講談社/5巻
あらゆるモノや生物に変化する“球”。様々のことを吸収、経験することでなにを手にするのか? 前作『聲の形』は2014年に高ランクインを連発。今作も同等の評価を得られそう。
・魔術師A/意志強ナツ子/トーチweb/リイド社/全1巻
様々なタブーを越えた少女たちを描いた短編集。昨年『このマンガを読め!』で猛威を振るったトーチ勢。今年も選ばれるとすれば、この作品かと。作者はチェコ国立芸術アカデミー卒業という俊英。
・マロニエ王国の七人の騎士/岩本ナオ/月刊flower/小学館/1巻
目標は『お姫様をかっこよく助けること』。変わり者の七兄弟の騎士たちの活躍を描く。昨年『金の国 水の国』で高ランクインを連発。今作でも同等の評価を受けそう。



・メイドインアビス/つくしあきひと/WEBコミックガンマ/竹書房/6巻
人類未踏の大穴を舞台にしたダークファンタジー。今年の夏に放映されたアニメがヒット。その影響を受けて、漫画のほうでも高い評価を受ける流れが期待できるのではないかと。
・やれたかも委員会/吉田貴司/note/双葉社/1巻
あの日、あの時、あの子とヤレたのでは…? 男たちの抱えるモヤモヤを『やれたかも委員会』が判定する。単行本化の際に行われた、続編のためのクラウド・ファウンディングも成功している。
・ヤンキーショタとオタクおねえさん/星海ユミ/ガンガンONLINE/スクエニ/2巻
ヤンキースタイルの男の子と、オタクOLの歳の差モノ。『次に来るマンガ大賞』『WEB漫画総選挙』でランクインしている。っていうか、ドラマCDのキャスティング(田村睦心・日笠陽子)が完璧すぎると思うのです。
・LIMBO THE KING/田中相/ITAN/講談社/2巻
海軍兵と伝説的な元英雄の2人が、難病をめぐる謎に挑む。SFとしてもバディものとしてもブロマンスとしても楽しめると評判。単行本の発売時期(1月と7月)も、申し分なし。
・レイリ/岩明均&室井大資/別冊少年チャンピオン/秋田書店/4巻
戦国の世を死にたがりの少女が駆け抜ける。漫画界の大御所と鬼才がタッグを組んだ意欲作。単行本1、2巻が昨年の11月の発売だったので、本格的な評価は今年から。去年の俺マンでは5位に入っている。



今年は、本命と呼べる作品が多いと思う。その中でも、ポンポさん、映像研、月曜日の友達あたりが、一歩抜け出ているか。








関連記事
スポンサーサイト
  1. 2017/11/14(火) 20:00:00|
  2. 企画記事
  3. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad