晴耕雨マンガ

5月は、六道の悪女たち、少年ラケット。

ヴィンランド・サガ 第18巻の感想



ヴィンランド・サガ第18巻の感想です。トルフィンを取り囲む、この集団は……。


・第123話 借り物の命
目を覚ましたトルフィンだが、ヒルドの弩のダメージが残っているので、しばらく安静にして過ごすことに。看病していたエイナルとの、命の使い方に関する言い合いが良かった。この2人の覚悟というか、語尾に「兄弟」をつける時の信頼感の強さ、頼もしさは異常。いっぽうイングランドで平穏な時を過ごしていたトルケルは、戦争欠乏症に陥っていた。しかもクヌートから、デンマーク帰還命令が下され、症状が悪化してしまう。

・第124話 ノルウェー出立
時が過ぎて、春。トルフィンのケガも癒えて出発することに。カルリを現地の夫婦に預けていくことになるが、ギリギリのところでグズリーズの母性が発動する。舟に男4・女2・赤ん坊1・犬1が乗っているわけだけど、寝床とか狭くないのかな? そして、この巻では全体的に、グズリーズが美人に描かれていると思う。アイスランドの時より髪が伸びたのが理由かな? そして、いつのまにかトルフィンたちを追い越してしまっていたシグやん一行は、海賊の襲撃を受ける。

・第125話 バルト海戦役①
まず冒頭の、クマをベアハッグで倒すトルケルのインパクトが強すぎる。一行は、デンマークのイェリングに到着。栄えている市場でレイフは、トルフィンらに行商の練習をさせようとする。が、そこでグズリーズが見つけたのは、前話で海賊に捕まり奴隷になってしまったシグやんたちだった。その確認のためにトルフィンの名を呼んだことから、ゴロツキを呼び寄せてしまう。トルフィンの場合、人ごみの中で名前を呼ぶことすらタブーなんだな。

・第126話 バルト海戦役②
トルフィンは『すっとぼけ作戦』に出るが、失敗。ヒルドが弩を放ったことから一触即発の状態になりかけるが、トルフィンが自分の素性を認めて場を収める。そして、ゴロツキ達の親分 = トルケルの砦に行くことに。そこで待っていたのはトルケルとフローキ。父の死の原因を作った男との再会だが……。この巻の冒頭にこれまでのあらすじが載せられているのは、このあたりの状況を再確認してもらうためか。

・第127話 バルト海戦役③
冒頭の回想で、フローキが戦争に対する認識の違いから、トールズに劣等感を抱いていたことが描かれる。そして、現在ヨーム戦士団団長の座が空位であるということが明らかになる。ヴァグンという幹部がその座を狙っているらしいのだが、トルケルは2代目団長の孫でありトールズの息子であるトルフィンこそが、団長に相応しいとはやし立てる。場の空気が盛り上がる前にトルフィンは席を離れすぐさま出航するが、フローキもすぐに追っ手を出す。途中の芝居がかったトルケルのセリフが面白い。

・第128話 バルト海戦役④
トルフィンとヒルドが敵を引きつけるために下船し、エイナルたちは先回りしてオーゼンセという町で待機することに。しかしヨーム戦士団は先回りし、2人がオーゼンセに渡るために漁船を焼き払っていく。さらに漁民にまで手を出そうとしたことに業を煮やしたトルフィンが、相手の前に飛び出してしまう。トルフィン&ヒルドは、現時点での最強コンビだけに、一度木の上に隠れてやり過ごすだけでもワクワクさせられる。

・第129話 バルト海戦役⑤
首さえ持ち帰ればいいというヨーム戦士団に対し、トルフィンも一歩も引かずに応戦する。機動力と急所を狙った一撃、さらにヒルドのサポートを得て撃退していく。そして残り3人となったところで、素性を隠していたヴァグン派の2人が裏切り、フローキ派の隊長を殺してしまう。ヴァグン派の団長候補スカウトに、一時は拒否の姿勢を示したトルフィンだが……。「羊の皮を被ったとて 狼が羊の群れの中で暮らすことはかないませぬ」というセリフが印象的。



ひとまずヴァグン派に協力して、父親の仇のフローキを始末。後にトルケルに団長の座を譲るっていうのがシックリくる流れだけど、ポリシー的にそういうわけにはいかないよな……。あと、オマケページのヒルドの弩解説ページが面白い。











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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/08/26(金) 15:09:17|
  2. 幸村誠/ヴィンランド・サガ
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