晴耕雨マンガ

10月は、トクサツガガガ、スピドメ、六道の悪女たち、少年ラケット。

ダンジョン飯 第3巻の感想



このマンガがすごい!、このマンガを読め!、コミックナタリー大賞、俺マン、全国書店員が選んだおすすめコミック と、2015年のマンガ賞を総ナメにした『ダンジョン飯』第3巻の発売です。前巻から1年ぶりの発売となります。


・第15話 雑炊
第10話で宝虫にやられた新人パーティーが、今度は地下4階で人魚(魚要素が強いタイプ)に殺され全滅してしまう。ライオスとチルチャックが水から引き上げるのだが、そのとき人間ではなくコボルトの顔だけ覚えていたり、チルチャックが女魔術師の髪を引っ張って運んでいるのが(チルチャックが持っていたのは、腕の部分でした。ミナミさんのコメントで訂正)。今回は、彼らが持っていて水面に散らばってしまった麦からライオスが雑炊を作っただけなので、今までで一番ショボイ料理という印象。しかし、マルシルはまだ石鹸を作っているし、センシもケルピーの解体に忙しそう。旅の目的を忘れていないよな?
マルシル おいしい
何も知らずに食べるマルシルかわいい。

・第16話 蒲焼き
水上で『刃魚』の群れに襲われるライオスたち。一難去ったと思ったところで巨大クラーケンの襲撃を受ける。この話は、料理よりも前半の戦闘シーンの激しさが印象的だった。本来は移動のための魔法の『水上歩行』の頭脳的な使い方も良かった。あらためて、深層まで潜った経験のあるベテラン冒険者なんだと再認識。クラーケンの体内にいた巨大寄生虫をウナギのように蒲焼きにして食べるのだが、さらにその体内にいた寄生虫にライオスがあたってしまい激痛に見舞われる。これで、少しは魔物食に懲りるといいけど。睡眠中におざなりに回復魔法をかけるマルシルが、かわいい。
マルシル 水上歩行
バトルでも貢献するマルシルかっこいい。

・第17話 木苺
ダンジョン内におけるモンスターのバランスが、計算されつくしていることに気づいたマルシルは、魔法学校時代にファリンと出会った時のことを回想する。優等生でドンくさい(外見は若いけどエルフ的に年齢を重ねているんだから、他の生徒より優秀なのは当たり前なんじゃ?)マルシルと、劣等生で野性児なファリンが仲良くなる展開がイイ。マルシルがファリン救出にこだわるのは、この頃からのつき合いの長さがあるからなんだな。今回食べるのは、ファリンが摘んだ木苺だけ。そこから、マルシルが生態系のバランスの難しさと自分の未熟さを感じる流れが良かった。あと、今も使っている魔法の杖は、学生時代からちょっとずつ編み込んでいる物だったのか。
ファリン 野生児
自然大好きなファリン、ワイルド。

・第18話 焼き肉
体を拭いた後のお湯を捨てたられたことに“水の精霊”ウンディーネが、怒り狂う。圧倒的な水レーザーの破壊力に、マルシルは苦戦を強いられ深手を負ってしまう。まさか、このマンガでここまで命の危機を心配することになろうとは。そして、マルシルの体力回復のためにケルピーの焼き肉をすることに。鉄分補給のために、レバーしか食べさせてもらえないマルシルの、前半とのテンションの落差が良かった。そして、この匂いを嗅ぎつけた一団が……。第3話でバジリスクをローストした時と同様、ケガ人でも出ないと肉を焼かないのかな。
マルシル キレる
レバー以外の肉も食べたいマルシルこわい。

・第19話 テンタクルス
ライオスたちが、かつての仲間・ナマリ(ドワーフの女戦士)と再会。彼女の現在の雇い主・タンス夫妻(ノームの学者)の調査を手伝う代わりに、マルシルを治療してもらうことに。この回では、ダンジョン内では魂が肉体から解放されず、蘇生できるということが明らかに。RPG的なお約束に設定を与えた格好だが、これは狂乱の魔術師が作った結界(不老不死を願った)の影響なのか? このあたりはモンスター生態系の緻密さともども、今後への伏線という感じ。食べるのは、テンタクルスという毒を持ったツタ植物。よく分からないまま食べさせられるマルシルの感想が面白い。
マルシル 何?
何食べさせられるか分からないマルシルかわいい。

・第20話 シチュー
魔力切れを起こしてしまったマルシルを、タンスさん一行と一緒に地上に戻そうとするライオスだが、激しく抵抗される。なんとしてもファリンを助けたいマルシルは、ウンディーネを食べれば魔力回復できるのでは?と提案する。センシの鍋がアダマントという高級金属だったこと、ナマリとの力業でのウンディーネ捕獲方法、それから必要に迫られていたからとはいえ、マルシルが積極的に魔物(精霊)を食べようとし、調理を手伝っていたのが印象的だった。ウンディーネをベースに、ケルピーの肉とテンタクルスを使ったシチューを作る。地下4階の総まとめ的な料理。
マルシル 意地汚い
地面の水をすすろうとするマルシル意地汚い。

・第21話 大ガエル
地下5階への階段には、無数のテンタクルスが生い茂っていた。しかも、狭い場所で大ガエルの攻撃を受け、ライオスとマルシルの武器が奪われてしまう。このピンチをチルチャックの機転で切り抜ける。テンタクルスにカブレないために、カエルスーツを4人が装着するコマは、ここまでで屈指の笑いの破壊力がある。なぜ、いちばんの功労者であろうチルチャックは、ズタ袋のようなデザインなのか? さらに、テンタクルスの群生地をニョッキを食べながら歩くコマは、ここまでで一番サイコ度が高いと思う。そして一行は、ついに地下5階に到達。ドラゴンは目の前だ! 
マルシル 髪形変える
また髪形を変えたマルシルかわいい。


・モンスターよもやま話 ‐3‐
今回はクラーケンにスポットを当てる。しかし、とことん頭足類との相性が悪いんだな、ライオスは。



次巻では、いよいよ炎竜と激突! ファリンを救出することはできるのか? そして、ドラゴンステーキを作ることはできるのか!?




関連記事
スポンサーサイト

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/08/14(日) 16:43:55|
  2. 九井諒子
  3. | コメント:2

コメント

ご無沙汰しております、こんばんは。
ダンジョン飯3巻、発売日がずっと待ち遠しくて、購入してから何度も読み返してます。

こちらの感想で「チルチャックが女魔術師の髪を引っ張って運んでいる」とありますが、引っ張っているのは腕だと思います。リン(女魔術師)の右腕が前に来てますし。

個人的に3巻で一番笑ったのは人魚と合わせて堂々と歌うライオスのシーンでした。すごく嫌そうな人魚の表情といい、チルチャックのいたたまれない表情といい、何度読んでも笑ってしまいます。
3巻でファリンの印象も大分変わりました。控えめでフォロー上手な優しい子が、学生時代はあんなにワイルドだったとは。
元仲間のナマリもどんな人物か分かって面白かったです。ナマリって名前からして絶妙だな、と思いました。

早くファリンを助け出してあげて!という思いが更に強くなった3巻でした。もう既に4巻の発売日が待ち遠しいです。
  1. 2016/08/15(月) 00:26:05 |
  2. URL |
  3. ミナミ #lwgktBhw
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> ご無沙汰しております、こんばんは。
> ダンジョン飯3巻、発売日がずっと待ち遠しくて、購入してから何度も読み返してます。

こんにちは。

> こちらの感想で「チルチャックが女魔術師の髪を引っ張って運んでいる」とありますが、引っ張っているのは腕だと思います。リン(女魔術師)の右腕が前に来てますし。
読み返しました。リンの手袋を神と誤解していたようです。訂正しておきます。

> 個人的に3巻で一番笑ったのは人魚と合わせて堂々と歌うライオスのシーンでした。すごく嫌そうな人魚の表情といい、チルチャックのいたたまれない表情といい、何度読んでも笑ってしまいます。
> 3巻でファリンの印象も大分変わりました。控えめでフォロー上手な優しい子が、学生時代はあんなにワイルドだったとは。
> 元仲間のナマリもどんな人物か分かって面白かったです。ナマリって名前からして絶妙だな、と思いました。

ファリンのワイルドさは、動く鎧戦のときのライオスの回想とか、第14話で持っていた武器がモーニングスターだったりしたことから予想していましたけど、ここまで自然と友達だとは。という感じですね。

> 早くファリンを助け出してあげて!という思いが更に強くなった3巻でした。もう既に4巻の発売日が待ち遠しいです。
次のハルタ(10月発売)でストックはたまる計算なので、年末年始には発売してほしいですね。


ミナミさん、コメントありがとうございました。








  1. 2016/08/15(月) 08:49:43 |
  2. URL |
  3. 管理人 #-
  4. [ 編集 ]

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad