晴耕雨マンガ

7月は、六道の悪女たち、ジョジョリオン、スペシャル。

ハルタ vol.37の感想



ハルタ第37号の感想です。入江亜季『群青学舎』の名場面ポストカード×4と、九井諒子先生がHPで公開していたイラスト・ラクガキ本が付録です。



・表紙&カバー・ストーリー
福田星良先生が担当。普段はだらしなくても、ステージではビシッとキメる男が描かれています。しかし、スーツのデザインがバブル期全開だな。

・昴とスーさん/高橋那津子
新連載。花屋で働く澪は、スーさんこと昴と同居している。しかし、昴の容姿は小学生そのものなのだった。昴は何らかの事情で体が子供になってしまい、そのことを澪だけが知っているという状況か。2人のもともとの関係は恋人なのか姉弟なのか? 元に戻れる可能性はあるのか? 隔号連載です。

・ダンジョン飯/九井諒子
第27話。マルシルの専門は爆破魔法ではなく、禁忌とされる古代魔術 = 黒魔法の研究だった。今回は、それを使って蘇生するためにファリンの骨(と魔狼の骨)を組み立てる。しかし、なんだって手首の部分はあんなに小さな骨が集まっているんだ? そして、見事にファリンが復活ッ! 次回は、祝いの宴。いよいよドラゴンを喰うッ!

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
第2話。今回は、特異課メンバーの紹介や関係性の説明という感じ。常田は新人というワケではなく主任として配属され、要の監督官となるとのこと。それから、前回はデクノボー的な印象だった遠藤がきつい性格だったのが意外だった。あと、メガネの庶務ちゃんは、いまだに名前すら判明していないけど、どういう役割があるんだろ?

・北北西に曇と往け/入江亜季
第6話。弟の三知嵩と連絡が取れず、いてもたってもいられなくなった慧は、ジャックとともに日本に向かうことに。三知嵩が暮らしていた叔父夫婦の家を訪ねるが、貸家となっていた。三知嵩は、何か事件に巻き込まれているのか? 自分の意志で姿を消しているのか?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第13話(通算32話目)。セポイヤが前線で戦いながら敵を引きつけ、待ち構えていたコロンが水中で仕留めていく。ルガルは敵軍の後方に回り込み攪乱。アールヴは治療と連絡に専念という戦況。ゴルモアの確保という役割を与えられたビビアンだが、それでも殺し合いを否定する言葉を口にする。実際に多くの血が流れている現場で、ビビアンに何ができるのか?

・時をかける大食い/二宮香乃
読み切り。世界最強のフードファイター・プリンス赤坂は、バナナパイの顔面食いの最中に江戸時代にタイムスリップしてしまう。が、そこでも大食い大会は開かれていた。赤坂は、おそねさんというライバルと出会い、蕎麦勝負に挑む。オチまで、まったく現代に帰ろうという気を起こさない赤坂が良かった。あと、いくら江戸時代だからって、その辺をトキが飛んでいることはないと思う。

・マシュマロメリケンサック/浜田咲良
新連載。暴力が支配する鬼胡桃高校。火野は、1年のトップを決めるためのクラスの代表の座をほぼ手中にするが、最後のひとり、薬島育人に手を焼くことに。成績の良さだけが取り柄の薬島だが、火野とのタイマンでは他人に屈することを嫌う鋼のメンタルと、異様なタフさを見せつける。背表紙にも抜擢されているし、編集部的には期待しているんだろうけど、ヤンキー物と絵柄があっていない気がする。隔号連載です。

・世界八番目の不思議/宇島葉
第21&22話。サキュバスから身を守るために、ホーイチ的な術で身を守ろうとする勇者。しかし、頼みの綱の僧侶(♀)は股間に対する免疫がないのだった。2本目は、様々なところが成長した僧侶が、魔王戦の前に勇者に告ろうとサキュバスにアドバイスを仰ぐ。っていうか2人だけで、よくLV.97まで戦ってこれたな。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
第2話。アンナの家の醸造所でタンクをひとつ任された玖郎は、どんなビールを作るか悩む。とりあえず目標が、どこかの社長をしているという姉に「うまい」と言わせることだということがハッキリする。あと、2人がランチを取った店のリータは、他の作品に登場していた気がするが、思い出せない。

・乙嫁語り/森薫
第32話(通算58話目)。ウマルとパリヤさんに助けられたご婦人と旦那さんが、お礼を言いに来る。が、顔をあまり覚えておらず、2人のことを兄妹と思ってしまったために、人探しは難航することに。外で働いているウマルと、家の2階にいるパリヤさんの無言のコミュニケーションが良かった。

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第3話。天気予報士の神谷響子さんは、神出鬼没に出現し雨を降らせる鵺のせいで予報を外し続けていた。その鵺の動きを予報しようと追跡を始める。しかし、発見した農村では人々から稲を守る存在として慕われているのだった。神谷さんをはじめ、鵺に対する人々の反応が移り変わっていく様子が面白かった。ただ、自宅での稲栽培は始める時期もあわせて、いろいろ無理があるような。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第49回目。まず、太ももの部分に大量の石を詰め込んで、スピードスケートをしようとする(道で)トビラの破壊力が高すぎる。本編では、佐々木小次郎(高校生)のシリーズが良かった。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第37話。『スベリ屋敷』と呼ばれる廃屋が取り壊されることになり、イワシとハクメイが下見をすることに(ミコチも同行)。しかし、突然の大雨で帰れなくなってしまう。3人は即席で家を改造し、囲炉裏や寝床を作ったりする。たった一晩泊まるだけとはいえ、そこに愛着を持って接するイワシが良かった。

・燕のはさみ/松本水星
第2話。流行りの髪形の男性を街中で見つけた燕は、細かく観察するために後を追いかけてしまう。人の髪を切ることに夢中になってしまい、他のことが目に入らなくなるというのが、燕の長所でもあり欠点でもあるわけか。今回も創一郎が登場したけど、燕との関係はどうなっていくのか?

・ゲス、騎乗前/西公平
第15話。ミタマグレードの誇る圧倒的な力で、牧は初の重賞制覇。でも、勝利ジョッキーインタビューで髪形をイジられ、軽ギレしてしまう。次回以降も、短髪バージョンで行くのかな? イケメンすぎてゲス要素が薄れるような。

・碧いホルスの瞳/犬童千絵
第11話。シェプストは、隣国ミタンニとの関係を深めたり、そこの王子ワディと妹ネフェルの関係を取り持ったり、いろいろと策略をめぐらせる。が、ソティスの産んだ男の子がセティの知るところとなってしまい……。なんだか、いきなり血なまぐさい展開になってきたな。

・不死の猟犬/八十八良
第32話。奪還作戦がスタート。ほぼ全編に渡ってドンパチが行なわれる激しい内容。枳殻率いる本体とUNDOが放つ銃弾が、夜空に飛び交う。そして、剣崎らが最も恐れ撤退の目安として考えていた“椿”こと栗林が、予想よりも早く現場に到着する。襲撃に2度目はないだろうから、どういう判断をするか? それから、ママは戦闘には不参加か?

・ヒナまつり/大武政夫
第59話。新田の妹・美佳が帝辺高校空手部の顧問に就任。『人の顔面を殴りたい』という欲求を、生徒相手に満たす。新田がヒナの手を借りて、妹の暴走を止めようとする。ヒナの超能力が長時間に渡って使われたのが、すごい久しぶりな気がする。

・サーカスの娘オルガ/山本ルンルン
第4話。オルガはもう一度ユーリィと出会うことを目標に、綱渡りの腕前を向上させていく。サーカスのポスターにも起用されるようになり、踊り子3人娘は面白くない。オルガをいびる展開かと思われたが、ユーリィへの気持ちを汲み取り協力する展開が素晴らしい。団長からお小遣いをもらっていないとはいえ、サーカス内でオルガが認められるようになっている様子もイイ。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第25話。本当に家に来てしまったBちゃんに戸惑うA君。完璧な女性ながら、どうしても好きになれずA子と比べてしまう。あくまでもA子に対する操を貫き通したA君も良かったが、その裏でNYの女たちが反A君で結託しているのも面白かった。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第14話。バードさんの旅の協力者である、パークス公使とヘボン博士のところに、プラントハンターのチャールズ・マリーズが現れる。そして、再び蝦夷ヶ島に渡るために、通訳として伊藤を呼び戻してほしいとお願いする。今回は、バードさんが登場しない幕間的な話。今後は、バードさんとマリーズで伊藤をめぐった駆け引きが行なわれるのか?

・狼の口/久慈光久
最終幕 第20話(通算35話目)。追いつめたハプスブルグ軍に対し、森林三邦は攻撃の手を緩めない。さらに、合流したヴァルターが湖側から弩で追撃する。ここまで追い詰められて、レオポルトは逃走を決意。湖を泳いで渡ろうとする。それに気づいたヴァルターが追跡しようとするが、腹の傷は開いたまま……。次回、クライマックスッ!

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第39話。ルドルフはモモコに対し、ベッドの上で今までの“お返し”をしようとする。というわけで、これでルドルフはリベンジに向けて動き出したと考えていいか。とりあえずは、ペイル&ヴェオあたりと合流したいところ。

・モテ孝/緒方波子
第5話。独学では限界があるので、メイク教室に通うことにする波ちゃん。通常が省略された顔なので、メイクをすることで目鼻の場所がハッキリするのが面白かった。そして、メイクがハッキリすると服が、いい服を買うとボサボサの髪が……というように、次々と自分のダメなところが気になる無間地獄に陥ってしまう。貯金も底をつき、どうする波ちゃん!?

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第19話(通算56話目)。恋を求めるナッツンのために合コンが催されることになるが、急遽女性として二ノ宮先輩が参加することになったり、ただ事では終わらない。今回は『やっぱり織子がイチバン』オチだったけど、ボーっとしていても鋭い恵那君は再登場すると思う。

・想幻の都/梶谷志乃
最終回。ビオロイドが禁止され、ジルの体も限界が近づく。ニノンは、なんとか使える素体を見つけジルを延命させようとするが……。713~714ページあたりでジルが言っていることが、この作品全体のテーマということかな。

・まかろにスイッチ/川田大智
第13回。読者の指の位置を指定する1本目。コマ割りにキャラの名前が隠された2本目と、実験度の高いヤツが印象に残った。

・予告
合併号なので、次号は2ヶ月後の発売。ホルス、狼の口、昴とスーさん、ストラヴァガンツァ、ナッツン、燕のはさみが載るほか、嵐田佐和子の新連載がスタート。柴田康平、志岐佳衣子、大槻一翔の読み切りが載ります。










関連記事
スポンサーサイト

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/08/14(日) 16:06:47|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad