晴耕雨マンガ

8月は、少年ラケット、ダンジョン飯、ゴールデンカムイ。

ハルタ vol.36の感想



ハルタ第36号の感想です。8823先輩の名場面を収めたポストカード×4が付録です。



・表紙&カバー・ストーリー
山本ルンルン先生が担当。ポップでホラーな、いかにも山本先生らしい内容。表紙左にいる狼男さん(?)がカバー・ストーリーに未登場だったのが残念。

・公安部得意人種課56/菊池まりこ
新連載。『特異人種』と呼ばれる、いわゆる超能力者の犯罪を専門に取り締まる『公安部特異課生活安全推進室』を舞台にしたストーリー。まずは、この部署に異動になった常田(普通の人間)がいきなり捜査に出向くことになり、特異課メンバーたちのやり方にいろいろ戸惑う。という内容。今後は常田と憑依能力者の要、それからメガネの庶務さんが中心になっていくのかな? 毎号連載です。

・真昼の百鬼夜行/比嘉史果
第2話。人工河川の埋め立て工事中に、カッパが出現。現場作業員の横木らが、水族館が迎えに来るまで面倒を見ることになるが、どんなことでもマネするカッパに手を焼くことに。登場する妖怪が毎回違うのは分かっていたけど、相手の人間も毎回別の人になる構成なんだな。

・人よんで8823/佐野菜見
アニメ放送終了を祝しての?読み切り。8823先輩が、あつしが襲われた借りを返すためにクラゲを殴る。しかし、そこに深瀬が現れたことで、事態は一変する……。「いざ&こざ」「…ちゃら へっちゃられす」みたいな、セリフのテキトー加減が最高。

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
第48回目。連載再開で、今号から毎号連載になるとのこと。本編では、難しい言葉を使って会話しようとしたり、斜井田さんとデートしたりします。個人的には、頭巾に触られるのを極度に嫌う赤ずきんのネタが良かったです。

・ネコと鴎の王冠/中村哲也
新連載。タイトルの王冠は『クローネ』と読みます。今回は玖郎とアンナの2人が、ドイツの空港で『マイボック』という銘柄のビールを探し求める様子が描かれる。玖郎は元々ドイツでビール造りの修行をしていたようだが、一度日本に戻り、何らかの理由で再びドイツに来た様子。そのあたりの事情と、タイトルの意味が気になるところ。毎号連載です。

・乙嫁語り/森薫
第31話(通算57話目)。帰り道の途中で、荷車の車軸が折れてしまう。その修理の最中の、パリヤさんのパワフルな活躍を見て、ウマルは惚れ直した様子。2人の絆がグッと強まった印象。

・まどか、田園に行く/山本和音
読み切り。元カレの成宮信二から「仕事を手伝ってほしい」という電話を受けたまどか。金融庁の官僚からの誘いに、まどかはヨリを戻す気満々で出向くが……。仕事が農作業だったり、成宮のカミングアウトがあったり、終始「思てたんとちがう!」状態のまどかが面白く、191Pのひと言が最高。前作ともども、レベルが高い。

・不死の猟犬/八十八良
第31話。ママとの交渉は決裂。バイクチェイスの末、捕まってしまった剣崎だが、リンへの“想い”を語り共闘の約束を取り付ける。あと気になるのは、重さんの狙撃があったときに枳殻がママを守ったこと。もしかしてママは不死じゃないのか?

・ゲス、騎乗前/西公平
第14話。重賞まちがいなしのミタマグレートに騎乗予定の玄さんを、レース中の事故を装って騎乗停止に追い込もうとする牧。しかし、ダシに使おうとしたテンちゃんが上手く動かずに……。牧は営業は上手いけど、かけ引きとかハッタリの類はそれほどでもないんだな。次回は、重賞レースかな。

・日々ビビリの日比里くん/山田果苗
読み切り。常日頃から、最悪の状況を想定して動いている日比里くん。しかし、それは度を超えており……。という、オムニバス・ショートコメディ。営業先で掃除のおばちゃんに始末されるヤツが面白かったけど、それ以外が『乗り物に乗った時』というテーマに偏ってしまったのが残念。

・世界八番目の不思議/宇島葉
第19&20話。織姫と彦星の現代版。スマホをゲットした織姫は、あっというまに中毒状態に。ラブポエムブログを作ったり、出会い系サイトに彦星が登録しているのを見つけたりする。基本的に恋に一直線の織姫だけど、常に作業着姿(織物会社勤務)なのが、地味に面白い。

・ヒナまつり/大武政夫
第58話。超能力少女の首には、反抗しないように首輪が埋め込まれている。という忘れられた設定が復活。タイムリミットが迫っているアンズとマオの首輪を外すため、断食合宿が行われることに。予想外に長引き、新田たちも断食につき合うことになるが、斑鳩さんとヒナが抜け駆けをする。ヒナが、ここまで後ろめたさを感じたのは初めてかな。あと、ヒナの服の『MAJIDE』という字のJが裏返って『MAしIDE』になっている。

・フェイトフル・デイ/窪中彩乃
読み切り。妻・みどりが産気づいているというのに、海外出張中の夫・幸夫。離れているときのメールのやり取り、それから日本に戻ってからの2人の会話の雰囲気が良かった。『華麗なる虚偽』終了からそんなに時間が経っていないけど、絵・話ともレベルアップしていると思う。あと、幸夫の先輩の斉藤さんが、みどりに強いあこがれを持っている描写も良い。

・北北西に曇と往け/入江亜季
第5話。慧は、物探しの依頼をこなしながら、三知嵩という友人(それとも弟?)と連絡を取ろうとするが、あらゆるアドレス・電話番号が使用不能になっていた。どうやら次回は、慧が日本に戻り三知嵩を探す様子。大きな事件になりそう。

・モテ孝/緒方波子
第4話。もう人に会うことが面倒くさくなってしまった波ちゃんは、化粧を変えてみることに。ドラッグストアに行き、世の中の女の子は化粧品という課金アイテムで自分を着飾っていたことに気づく(ニューロンに電気が走る)描写が素晴らしかった。あと、あの鳥の羽根みたいな髪形は、くせっ毛だったのか。

・愛なき巣/百名哲
読み切り。百野哲が主人公の“モキュメンタリー・シリーズ第3弾。大学で演劇サークルに所属している百野。周囲の人間の乱れた性生活に嫌気がさしていたが、実際のところ同棲だけはしてみたい。そこで後輩の のりちゃんと『セックスレス同棲』をすることに。特に事件が起こったりせず大きな見せ場があるわけではないが、それでも長編をしっかりと読ませる構成力は、さすがのもの。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第24話。手持ちの仕事がすべて終わってしまい、ヒマになってしまったA君。家の中だけでなく、NYのいたるところにA子との思い出があり、イライラしてしまう。そんなときに知り合ったA子の友人の友人、ブリトニー(Bちゃん)から積極的なアプローチを受ける。今回は、NYレストランガイドとしても使えそう。

・ダンジョン飯/九井諒子
第26話。炎竜を解体し、ファリンを探すライオスたち。しかし、胃も腸も空っぽだった。すでに消化されてしまったかと思われたが……。炎竜が火を吐く仕組みをここでも生かしてくるとは。とりあえず、次回はドラゴンステーキかな。あと、回復魔法が下手なマルシルが、後遺症的な痛みを全部「回復痛」で済ませようとしているのが良かった。

・ふしぎの国のバード/佐々大河
第13話。阿賀野川編。新潟へ向けて川下りをするバードさん。しかし、船頭の半次は迷信深く軽薄で、ちょっと嫌な奴だった。バードさんは気にせず川鵜などに目を輝かせるが……。バードさんは新潟について早々妹に手紙を送っていたけど、伊藤の筆の弁償もどうにかしないといけないよな。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第36話。「都会的な生活がしたい」という、ご近所のコハルちゃん(コクワガタ・メス)の願いをかなえるべく、家具選びにつき合うことになったハクメイとミコチ。無事に理想通りの家具を購入することができたが……。なんていうか、はじめからハクメイにそれっぽいものを作ってもらったほううが良かった気がする。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第38話。モモコは、いまだ回復しないルドルフの世話をしながら、バニーガールとして働いていた。そして店では盗難騒ぎが続いていた。その犯人は? これでルドルフは、精神的には復活できたかな。反撃の前に、モモコにどういうお返しをするのか?

・想幻の都/梶谷志乃
第14話。ギャバンらは人身売買の現場を押さえるが、関係者全員の頭部が爆発。さらにトレーラーなども爆破され、徹底的に証拠隠滅がはかられる。なんとか、ジルたちに証拠を見つけ出してもらおうとするが、そこにジェロームが持ってきた資料は、ヴィクター社(ジルたちの会社)が人身売買に手を染めていたという事実だった。そして、ビオロイドは廃止されることに。最終回となる次回で、どんな結末が待ち受けているのか。マダム&ニセジルあたりは、からんでくるのが難しそう。

・夏の花/黒川裕美
読み切り。ある旅館の常連客である高須賀華は、ワガママで従業員をコキ使うことで有名だった。今年は葉介という丁稚奉公の少年がターゲットに。案の定散々振り回されるが、絶好のスポットで2人で花火を楽しむことになる。オチまでにもうひとつ何か欲しかったのと、デレというか素直さを見せる段階をもうちょっと踏んでほしかった。

・ほらあなの海/中河星良
ショート読み切り。彼氏に誘われて海に来たアマネだが、砂浜で遊ぶのではなく洞窟を探検することに。その奥にあったものは? 太古から紡がれる海の音っていうテーマは、8ページで処理するには壮大過ぎたか。

・まかろにスイッチ/川田大智
第12回。1本目はさえちゃん&美代子のクラスにいる田中君が登場。彼が背負っている剣が抜かれる時は来るのか? 2本目は読者をオチに巻き込んだ意欲作。これ、老眼鏡をかけると読めるようになっていたらスゴイな。3本目は、まさかの感動作。こういうタイプの話も時にはイイ。

・予告
次号は連載陣が全員集合。高橋那津子と浜田咲良の新連載が始まり、二宮香乃の読み切りも載ります。







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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/07/16(土) 09:08:37|
  2. ハルタ 31号~
  3. | コメント:0

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