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木根さんの1人でキネマ 第2巻の感想




映画好き“ウザ”コメディ『木根さんの1人でキネマ』第2巻の感想です。


・7本目 ジブリ映画
木根さんの表(?)の顔は立派なビジネス・ウーマンであり、複数の部下を持つ課長。そんなカワイイ部下たちと行った飲みの席で『ジブリ映画』を観たことがないという事実が発覚してしまう。そこから佐藤さんも参戦し(前話のリベンジ)、ジブリ映画おすすめ地獄が開幕してしまう。それを静めるための“滅びの言葉”を口にする前の木根さんの「魂がハゲる」は、名言だと思う。あと、すでにジブリの制作部門が解散されていて、もうジブリ映画は作られないということを、どれくらいの人が知っているんだろう?

・8本目 ラブ・アクチュアリー
クリスマス回。ゾンビやアクション物だけでなく、実はロマコメも好きな木根さんと、元夫とのことをいろいろと思いだしダウナー気味の佐藤さんが『ラブ・アクチュアリー』を観る。2人の会話は主にアラサー女子の出会い・結婚うんぬんに割かれる。45ページの木根さんの「面倒くせぇえええええ」までの流れ、48ページの佐藤さんが語る『アラサーが陥りがちな穴』の話は、胸に刺さりまくって痛すぎる。あと、この巻でもケツメインのコマはあるんだけど、それに加えてこの話では脚が強調されているような……。


・9本目 洋画タレント吹き替え問題
アリス・ガードナーは、女優を夢見て田舎からハリウッドに。レッスン、バイト、オーディションの毎日に気持ちが折れかけていたころ、ついにひとつの役をつかむ。しかし、直後に悲劇が待っていた……。顔に大きな傷が残ってしまったアリスは、女優になることができずに荒れた生活を送っていたが、妹から渡されたぬいぐるみの中に隠されたメッセージを見つけ、再び夢に向かって歩き出す……。っていう映画の吹き替えをポンコツ新人タレントがやるということに、木根さんがブチギレる。『話題の超大作』と『声優初挑戦』は、ひとつの文の中に同居できないと早く気づいてほしい。

・10本目 タイタニック
木根さんが同窓会に参加する。高校時代の擬態は完璧なものではなく、思春期の自我が災いし『評価の高い映画を評価する私カッコイイ』という状態になってしまっていた。そのため、対外的には(本当は好きな)ハリウッド大作をディスるようになっており、隠れて観に行った『タイタニック』の劇場で、友人3人と鉢合わせしてしまう……。10年以上の時を経て真実を告白しあい、和解する流れは素晴らしいものの、友人3人の左手薬指にそれぞれ光る物があるということに気づくと、一気に切なさが逆転する。


・11本目 マッドマックス 怒りのデス・ロード
2015年。『マッドマック 怒りのデスロード』を観るためにくり返し劇場に足を運ぶ木根さんに、佐藤さんは呆れ顔。熱が冷めたと思ったころに届いたブルーレイを佐藤さんも観ることになるが、そこで見事にV8教に入信してしまう。128~129ページの見開きは、木根さんはもちろん、いつもは無表情だったり暗い表情が多い佐藤さんも笑顔なので、とても楽しい気持ちにさせられる。それから、特に内容の説明や感想がないにもかかわらず『映画ビリギャル』は、すごいディスられた感がある。


・12本目 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
10本目で和解した友人3人、キョーコ、ネネ、トッシーを自宅に招待し、鍋パーティーすることになる。そこで木根さんは、主賓としてどんな映画を上映すればいいのか悩むが、皆そんなに興味はないのだった。それでも『ハングオーバー!』に上手く誘導してから『木根さんの みんなでキネマ』が開幕する流れは面白かったが、152~153ページの見開きの中で結婚未経験なのが木根さんだけというのが、なんとも……。あと、冒頭の死屍累々の見開きで、段ボールの中にクリーチャーが潜んでいるのがとても気になる。誰が持ち込んだんだ?



次巻、木根さんと佐藤さんのシビル・ウォーが幕を開ける……ッ!



木根さんの1人でキネマ 第1巻の感想

木根さんの1人でキネマ 第3巻の感想





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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/07/01(金) 18:42:05|
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