晴耕雨マンガ

9月は、映像研には手を出すな!、 ジョジョリオン。

少年ラケット 第5巻の感想



少年ラケット第5巻の感想です。表紙は“早撃ち”ビリー。ベルトのバックルに、チラリと映っているのは……?


・SPIN.34 星に願いを
ロッキーvsハリー 第4ゲーム。悪い流れを断ち切れないハリーは、自分自身に魔法をかける。ここまで使っていなかった回転を殺すラバーを使い、緩急を生かした打ち分けでマッチポイントのロッキーに1点差と迫る。しかし、ロッキーも全く集中を切らしていなかった。わずかなポイントをスマッシュで撃ち抜き、試合に勝利する。卓球ってネットの外側からボールを入れてもOKだったのか。

・SPIN.35 小さき肩に
ヒロとロッキーが勝利し、森原中が2-0とリード。次の2試合を観戦中にイチローは、城島から『すでにチームに必要な存在になっていること』を聞かされる。おそらく、記憶を失ってから初めて認められ、期待と責任をかけられたことに喜ぶ見開きの表情が良かった。そして、シングルス3とダブルスが負けてしまい、イチローに団体戦の勝敗が委ねられることに。キャプテンのシゲは、ドカベンでいうところの微笑のような役回りになってしまいそう。

・SPIN.36 ゆらめく星並び
シゲに勝った大和の戦い方の分析。ペンラケットでのドライブ型ということらしいが、その緩急を使った打ち分けがミソという感じか。本番の大会では、この大和がイチローの相手になりそう。そして、大和とヨルゲンの間に(一方的な)因縁があることも判明する。あとヒロが今回の団体戦のメンバーを☆で評価しているけど、ホームズ&ルパンのダブルスが四等星なのが気になる。ホームズって調査能力がすごいだけで卓球の実力は大したことないのかな?「エースはハリー」って言っているし。

・SPIN.37 クイック アンド…!?
イチローは、事前にビリーからプレースタイルなどの情報を聞き出そうとする。ビリーは、フランスのジャン=フィリップ・ガルシア選手に憧れており、スピードに特化した『音速卓球』とも呼べるプレースタイルを目指していた。練習ラリーにおいても、イチローが反応できないほどの打球スピードを垣間見せる。この試合はまず、スピード対策が課題か。そして、試合前にトイレに行ったイチローを、ホームズが待ち構えていた……。

・SPIN.38 51
トイレの中の話。イチローは、自分から過去のことをホームズに質問するものの、最も成長する期間(小学校高学年の3年)をムダにしてしまっているので、トップレベルに立つことはできないと切り捨てられてしまう。同じ理由で、ヨルゲンと同じステージにはたどり着けないとも言われてしまう。そのことにショックを受けたまま試合に入ってしまい、ビリーの速攻について行くことができない。そしてスコアが5-1になった時に、ビリーは数字の話をする。野球のイチローでなく、荻村伊智朗にちなんだ『51』とは?

・SPIN.39 5-1、決断の時 
49%のリスクがあっても51%の確率で得点できる戦い方をするという『51%理論』が、荻村伊智朗の『51』だった。ホームズによって落ち込まされたイチローのメンタルを、まさかビリーが回復させるとは。改めて戦う気持ちを取り戻したイチローだったが、それでもビリーは一筋縄の相手ではない。単なる打球の速さ以外の要素が隠されている様子。

・SPIN.40 40mm
ビリーの『音速卓球』の神髄は打球の速さではなく、リバウンドに打つタイミングの早さだった。それでもイチローは、回転をかけたり左右に揺さぶったりして対抗しようとするが、ハンドソウラケットのリーチの長さもあり、第1ゲームを取られてしまう。そこで打開策として思いついたのは『カーブドライブ』だった様子。しかし、ぶっつけ本番で習得できるものなのか?

・SPIN.41 馬鹿と呼ばれた男
普通に打つだけでは左右の揺さぶりが足りないのなら、もっと振り幅を広く。それが、イチローがカーブドライブを使おうと思った理由だった。しかし、ぶっつけ本番では上手くいくはずがなく、失点を重ねてしまう。それでもイチローは、試合の中でくり返しカーブドライブに挑戦する。ビリーは、その姿勢を高く評価する。初登場時は悪役面だったけど、結構いい人なんだな。そして、イチローの狙い通りの一打が決まる。相変わらず、ココっていう一打が決まった見開きの爽快度が高い。あとヒロは「逆の作戦を勧めたかった」と言っているけど、これはビリーの体の正面に打球を集中させるってことなのかな? ピストルラケットだと処理しにくいとか?

・SPIN.42 そこに向かって撃て!
『カーブドライブが打てる』という条件がひとつ加わっただけで、かけ引きの幅がグッと広がりイチローがジワジワと点差を詰める。両者が色々と考えながらプレーし、細かくポイントが動く中盤の展開が面白かった。実際の試合も、こんな感じなんだろうな。そして、カーブドライブを打った本当の狙い → ハンドソウラケットが得意とするカーブドライブをビリーから誘い出すこと。に成功し、ロッキーと同じようにネットの外からスマッシュを決めてみせる。この巻の最初の話と最後の話で、ともに『横入れ』を決めるとはニクイ構成。




次巻は8月の発売。イチローvsビリーが決着します。それからオマケ前の初出ページのように、宮原さんにはドヤ顔が似合うと思うのです。




関連記事
スポンサーサイト

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/06/11(土) 05:55:11|
  2. 少年ラケット
  3. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad