晴耕雨マンガ

11月は、少年ラケット、ヴィンランドサガ、はじめアルゴリズム。

トクサツガガガ 第6巻の感想



トクサツガガガ第6巻の感想です。表紙は、高校生時代の仲村さん。

・第50話 たとえ忘れてしまっても
前巻ラストでもらった『エマージェイソン』のビデオ。仲村さんは朝早く学校に行き、部室に設置されているテレビデオで視聴する。忘れていた重要なセリフは「でも、忘れても、みんなを好きな気持ちは、なくなるわけじゃないんだよ。」だった。この一言で、特撮から離れていても好きな気持ちがなくなったわけではないことを、仲村さん自身が実感する演出が素晴らしかった。ここから、大学に入って一人暮らしをはじめ特オタ魂の暴走が始まったということか。

・第51話 バーベキューの乱
同じ会社のユキちゃん&ミカっちの誘いで、リア充バーベキュー大会に参加することになった仲村さん。しかし、幹事が欠席し、それぞれの情報交換も上手くできなかったため、肉と酒だけが大量にあるという北海のバイキング状態に。この最悪な空気を打破したのが、チャラ彦というのが意外だった。理想にこだわりすぎて本来の目的を見失わないというのは、楽天家のチャラ彦だけに逆に説得力があった。

・第52話 CGの命は獣のパワー!?
模型店で、つぶやきプラモおじさんこと、野村さんと再会した仲村さんは、シシレオーのフィギアのポーズに関して(店員さんの通訳を介しながら)的確なアドバイスを受ける。その例に使われたフルCG映画『TOTO』(ヌイグルミの小猿の感動ストーリー)のブリキの飛行機が飛ぶ見開きが、このマンガらしからぬファンシーさにあふれていて良かった。何事も頭だけで考えるのではなく、体を動かしてみるのが大事ということか。

・第53話 散る! カミーユの恋!
↑の流れで、吉田さんといっしょにTOTOを観に来た仲村さん。そのときに、ポーズを改良したシシレオーフィギアの写真を見せるのだが、その質の低さと仲村さんの意識の低さがカメラマン吉田の魂に火をつけることに。スイーツについて来たアルミ箔&フォークの反射を利用するだけで、ここまで変わるとは。だけど、光によって表情が変わる例として使われる『ストレンジャーV』の発光するヒロインのカミーユが、地底人に恋をしてしまう。というエピソードのインパクトが強すぎる。

・第54話 グダグダな作品
↑の帰り道。初登場時より吉田さんが「一番好きな作品」として名前をあげていた『南十字軍サザンクラウザー』のDVDを視聴した仲村さんだが、その内容は思っていたよりもヒドイものだった。そことをどう伝えるか悩むが……。まず今回は、吉田さんの下の名前と家族構成が明らかになったのが良かった。子供の吉田さんが、おばあちゃんと一緒にサザンクラウザーを観ているコマが、なんだか泣ける。それから『好きなものでもいろんな部門があるんだ』というところに、超同意。

・第55話 一番の願い
北代さんの買い物について来た仲村さんだが、すぐに飽きてしまう。しかし、探しているモノがビーボーイズへのプレゼントだと気づき、話が広がる。主に若手俳優の扱いに対してのアレコレが爆発するのだが、ジャンルが違っても似たような不満を抱えているんだな。ただ、北代さんが最も恐れているのは会えなくなること、いなくなってしまうことだった……。まぁ、この作品にもいつかは最終回が来るわけだしな(一般的な戦隊モノの話数は越えたけど)。

・第56話 どう思ったんだい?
ダミアン回。獣将王の映画を観た仲村さんだが、ちょっとモヤモヤの残る内容だった。ダミアンに感想を聞かれるが、子供の夢を壊さないようにと当たり障りのない返答をする。しかし、ダミアンはそれがお気に召さないようで……。子供、大人に関わらず自分の意見や感想を持つことは大事ということか。しかし、仲村さんとダミアンの精神年齢って同じくらいなんじゃないのか?

・第57話 「本物」を作ると「ニセモノ」になる?
北代さんからお城のフィギアをもらった仲村さん。最近ジオラマに興味を持っているので、そのほかの風景も自作してみるものの、どうも上手くいかない。そこで、タテガミ丸を買ったおもちゃ屋でいろいろと材料をそろえようとするが、店主が持ってきたのはただの『書き割り』だった。ニセモノを作ることで、逆に本物っぽくなるというのは、ここまで紹介された特撮製作話に共通する答えかな。途中で再開した山男(第10話に登場)の名前が、高橋と判明。

・第58話 誕生日の作戦
仲村さんが誕生日を迎え、27歳に。母親からお祝いの電話がかかって来るが、それは『バースデストロイヤー作戦』なのだという。確かに、相手が言いたいことだけ言って、こちらが何を言っても間違いと言う状況はよくあるので、吉田さんが提唱した「何を言っても不正解」「否定したりアクションを起こす必要はない」という考え方は、いちばん正しいやり方なのかも。しかし、仲村さんの誕生日は「夏休みとだだかぶり」だそうだけど、いつなんだろう? あと、年齢の話になると怖くなる吉田さんが、とても面白い。

・第59話 禁手、毒濁刀の秘密
吉田さんからは遊ぶ約束をキャンセルされ、北代さんの名古屋土産が入っていると言われたコインロッカーには、謎の地図が。そこに記された目的地は、第39話で登場したカラオケボックスだった。そこには吉田さんらが待っており、サプライズパーティーが催される。『ラブキュートずっきゅん☆』でおなじみの店員・窪田さんまで参加するという豪華っぷり。さらに、母親にも同じようにして祝われていたということを思い出す流れが良かった。やっぱり、このマンガの『ラスボス』は、母親ということになるのかな?




単行本1巻の赤から始まり5巻のピンクまでが、戦隊モノの初期メンバーのカラーリングで、この6巻の銀からはいわゆる追加戦士枠だと思うんだけど、そうすると使える残りの色って金・黒・紫・オレンジくらいかな?





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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/04/02(土) 16:58:21|
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