晴耕雨マンガ

11月は、少年ラケット、ヴィンランドサガ、はじめアルゴリズム。

Across the Manga Awards その③ 総合ランキング

先日、マンガ大賞2016の結果が発表され、2015年の漫画賞が出そろったことになります。そこで、今回は『どの作品が多くの賞にランクインしたかをランキング』してみました。
対象は…
・コミックナタリー大賞 2015(コミナタ)
・エンタミクス コレ読んで!漫画ランキング(エンタ)
・このマンガがすごい! 2016(すごい)
・このマンガを読め! 2016(読め)
・俺マン2015(俺マン)
・第2回 次にくるマンガ大賞(次に)
・全国書店員が選んだおすすめコミック 2016(書店員)
・マンガ大賞 2016(大賞)
の8つです。

1:10位以内にランクインした賞の数
2:↑が同じ場合は、10位以下にランキングされた賞の数が多い方が上位
3:それも同じ場合は、1でランクインした順位の平均が低い方が上位
という基準でやっていきます。


第10位 亜人ちゃんは語りたい/ペトス/マガジンサード/3+2

・コミナタ6位・俺マン8位・次に2位 ・エンタ44位・スゴイ33位
異種族交流学園コメディ。次に で2位に入っているように、今年が飛躍の年となるのかも。ちなみに『黒博物館 ゴーストアンドレディ』も3つトップテンに入っていますが(エンタ8位・すごい3位・俺マン9位)、下位ランクインが1つ(読め29位)なので、惜しくも11位ということになります。

第9位 東京タラレバ娘/東村アキコ/kiss/3+3

・コミナタ4位・すごい2位・大賞9位 ・エンタ38位・俺マン46位・書店員12位
“たら”“れば”ばかり言っていたアラサー女子のギリギリストーリー。下位ランクインの数で9位に。昨年は『かくかくしかじか』がマンガ大賞を受賞しており、確固たる評価を得ている印象。今年は『雪虎の花』か?

第8位 だがしかし/コトヤマ/週刊少年サンデー/4+1

・コミナタ9位・エンタ5位・すごい9位・書店員5位 俺マン31位
駄菓子をテーマにしたショートコメディ。アニメ化もされ、もはやサンデーの看板といった趣きがある。第7位と同ポイントながら、平均順位の差で8位に。

第7位 僕だけがいない街/三部けい/ヤングエース/4+1

・コミナタ6位・エンタ1位・すごい10位・大賞4位 俺マン41位
現在と過去を行き来しながら殺人犯を追うミステリー。アニメ化、実写映画化もされた人気作。昨年も4つの賞でトップテン入りしており、2年続けて高評価を受けている。

第6位 岡崎に捧ぐ/山本さほ/ビッグコミックスペリオール/4+2

・エンタ4位・すごい8位・読め6位・大賞10位 ・コミナタ26位・俺マン16位
90年代こどもノスタルジックストーリー。結婚式のサプライズとして描いていたモノをweb公開。そこから商業連載が始まり、ヒット作へという成り上がりを達成。さらに、ブロスコミックアワード2015で大賞を受賞している。

第5位 町田くんの世界/安藤ゆき/別冊マーガレット/5

・エンタ9位・すごい3位・読め7位・俺マン5位・大賞8位
みんなから愛される町田くんの、優しい世界。女性向け漫画トップ。コミナタが選考期間外だったことが悔やまれる。個人的には、町田くんのモデルはのび太なのかが気になる。

第4位 波よ聞いてくれ/沙村広明/アフタヌーン/6

・コミナタ5位・エンタ10位・すごい6位・読め3位・俺マン2位・大賞6位
札幌を舞台に、ラジオをテーマにしたコメディ。作者特有のセリフ回しでグイグイ引き込まれる。ちなみに、昨年は『魔法使いの嫁』が6つの賞でトップテン入りしたのが最多なので、この順位だけど十分な高評価を得ている。

第3位 恋は雨上がりのように/眉月じゅん/ビッグコミックスピリッツ/7

・コミナタ2位・エンタ3位・すごい4位・俺マン4位・書店員4位・次に10位・大賞7位
女子高生と、冴えない中年のラブストーリー。読めが29位なので、すべての賞で30位以内に入ったことに。今年から掲載誌がスピリッツに移り、隔週掲載となったことが、作品にどういう影響を及ぼすのか?

第2位 ゴールデンカムイ/野田サトル/ヤングジャンプ/8

・コミナタ2位・エンタ6位・すごい2位・読め2位・俺マン3位・書店員7位・次に5位・大賞1位
北の大地を舞台にした、アクション、アイヌウンチク、グルメのごった煮ストーリー。すべての賞でトップテン入りしながら、うち4つで『ダンジョン飯のひとつ下の順位』という苦汁を味わう結果に。許すまじ!

第1位 ダンジョン飯/九井諒子/ハルタ/8

・コミナタ1位・エンタ2位・すごい1位・読め1位・俺マン1位・書店員1位・次に4位・大賞2位
ダンジョン内に巣食うモンスターを材料にしたファンタジーグルメ。5つの賞で1位獲得という偉業。おそらく2015年だけでなく、2010年代を代表する一作として評価されることになると思う。8つの賞の平均順位が『1.6』というのは、かなり異常な数字。


あとは、

BLUE GIANT/石塚真一/ビッグコミック
・コミナタ14位・エンタ13位・すごい15位・読め33位・俺マン27位・大賞3位

トクサツガガガ/丹羽庭/ビッグコミックスピリッツ
・コミナタ35位・エンタ16位・すごい17位・俺マン7位・書店員15位

の2作が、トップテン入りは1つながら下位ランクインが多く『隠れ人気作』といった感じです。


上位2作はもちろんのこと、4位ぐらいまでは他の年だったら十分『その年を代表する一作』レベルだと思います。2015年は、漫画の超当たり年だったと言えるかもしれません。



 


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  1. 2016/03/30(水) 21:58:19|
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