晴耕雨マンガ

6月は、トクサツガガガ

トクサツガガガ 第5巻の感想




エンタミクス漫画ランキング16位。このマンガがすごい!オトコ編17位。次に来るマンガ大賞ノミネート。『トクサツガガガ』第5巻の感想です。


・第40話 特撮は爆発だ!
電車内でオッサンに足を踏まれたり、藤井さん&白石さんに特撮オモチャを否定されたことで、イライラが溜まる仲村さん。そんなときに、第1話で席を譲ったオバアさんとまさかの再会を果たす。長年連れ添った夫婦のストレス解消法から、子供に限らず人間誰しもが『破壊衝動』を持っているということに気づく流れが良かった。破壊なくして創造なしということか。

・第41話 ピンク怪人の悪
幼少期からの『女の子はかわいいピンクが好き』という押しつけが積み重なり『ピンクアレルギー』を発症している仲村さん。任侠さんの店で、全身ピンクの服に身を包んだ女の子・カナちゃんに出会ったことで、ピンチに追い込まれてしまう。世間のピンク崇拝風潮に警鐘を鳴らしつつ、自分のこれまでの間違いを認めしっかりと反省するのが、仲村さんの素晴らしいところだな。

・第42話 よそはよそ、うちはうち
仲村さんが好きな特撮は、日曜朝にやっているモノ以外にもある。特撮映画『絡繰忍者 雷伝』を観てホクホクの仲村さんだったが『洋画よりもチャチ』という言葉を聞き、心の中で様々な感情が渦巻く。登場人物や建物の比率が間違っていようとも、画面の中のリアリティーが全てという想いが爆発する雷伝の見開きも素晴らしかったが、カレー屋に『本場の味』の話でダメを押させる構成も上手い。

・第43話 お金がないから諦める?
豪華な特撮歴史本を見つけた仲村さんだが、結婚式の予定があるために買うことを躊躇してしまう。しかし、数々の特撮ドラマも予算をやり繰りして撮影したことから、自分も様々な方面から節約をして資金を捻出しようとする。自分を監督や脚本など、様々な役職に振り分ける様子が面白かった。この本屋は、第12話で任侠さんが『非実在甥(姪)戦法』を使って、てれびくんを買った店か。

・第44話 掛け声の大切さ
屋外のショーを観に行った仲村さんは、吉田さんから掛け声を出しながらアクションをすることの重要性を教えてもらう。そして、その教訓を北代さんが社内で打ち解けることに応用する(仲村さんとは和解したものの、他の社員とはギクシャクしたまま)。確かに1歩踏み出すのはコミュニケーションで大事だけど、その手がかりも自分で見つけろというのは難しいからな。

・第45話 ひらめき収納術
セロトルが加入したことによって、タテガミ丸も合体して大きくなることに。ただ仲村さんは、外箱を収納するスペースがないので購入を戸惑ってしまう。しかし、小野田君の話を聞き発想を転換させる。セロトルのロボットは左腕の武器になるみたいだし、よく見るとトライガーとチェルダのロボットがそれぞれ足を担当しているようなので、シシレオーのロボットがまるまる上半身を受け持っていたのか。

・第46話 吉田さんの苦手なもの
また、屋外イベントに来た仲村さん。そこで、ダミアン(本名が田宮拓と判明)と出会い、同じトライガー推しの吉田さんと近づけようとする。しかし、ここで吉田さんの意外な弱点が明らかに……ッ! これまで常に役に立つ存在だった吉田さんの苦手なことを克服させるため、仲村さんがかなり強引な理論で説得にかかる。ただ結婚して子供を産めば、この考え方も変わると思うけど、その時が来るのか……。

参考映像:クリスマスアカガニ

・第47話 鏡の中の学校
昔の特撮ホラー映画を録画した任侠さん。仲村さんは、店頭で流される映像に見入ってしまう。そこに“ピンクの伝道師”カナちゃんが現れ、またひと悶着起きる。同じ番組を見ていても、大人と子供では感じるポイントや番組内で起こったことに対する視点が違うという、仲村さんの考察が見事だった。そして、ラストでは任侠さんの年齢がまさかの『20歳』と発覚。高卒して即、店で働いているということなのかな。

・第48話 諦めるな、ちーちゃん!
クラスメイトの結婚式に出席するため大阪に来た仲村さんは、兄の家にお邪魔する。姪っ子のちーちゃんは、炊飯器を使ったケーキでチェルダを作ろうと楽しみにしていたが……。失敗からの親娘ゲンカをリカバリーする仲村さんの逆転の発想が見事だった。現実の問題も『ベストよりベター』を選択したほうがいいケースもたくさんあるからな。

・第49話 卒業祝い
結婚式から二次会への移動中、閉店したレンタルビデオ店を見て、仲村さんの記憶がよみがえる。大学進学間際の仲村さんは、すっかり特撮からはなれた生活を送っていた。しかし、名物店主のレンタルビデオ店の閉店セール品のVHSの中にエマ―ジェイソンの最終巻を見つけてしまう。一度は見たはずのなのに、その内容を思い出すことができない。なにか、大事なセリフがあったはずなのだが……。


次巻で、仲村さんはエマ―ジェイソン最終回のセリフを思い返すことができるのか……? 
あと、裏表紙を見て、エマ―ジェイソンの色がオレンジだったのにちょっとビックリ。なんとなくメタリックな青だと思っていたのに。






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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/01/01(金) 10:52:17|
  2. トクサツガガガ
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