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木根さんの1人でキネマ 第1巻の感想




アラサー女子の映画ライフ『木根さんの1人でキネマ』の感想です。主に、ヤングアニマルDensiにて公開されたものが収録されています。試し読みなどはコチラから→ヤングアニマルDensi 木根さんの1人でキネマ


・1本目 ターミネーター3
この話のみヤングアニマル本誌に掲載された読み切りで、2本目以降のプロトタイプとなったエピソード。映画好きのアラサーOL木根真知子さんは、それまで敬遠していた『ターミネーター3』を観てみたところ、予想以上に面白かった。そのことをブログ&ツイッターにアップしたところ、返ってきた反応は「2のほうが面白いですよ」だった。そこから怒涛の反撃を始める木根さんだが、その騒々しさに隣人から壁ドン・床ドン・天井ドン攻撃を浴びることに。『世界の中心で~』じゃなくて『ヒューマン・キャッチャー』が観たかったりする、木根さんの偏屈な映画愛が爆発する15Pの独白のテンションの高さが素晴らしい。


・2本目 バッドボーイズ2バッド
土日で映画10本を観ようと考える木根さんの家に、同期の水城さん(あまり仲良くない)が訪ねてくる。話を聞くと、旦那の浮気現場を目撃し家を飛び出してきたものの、行くところがないのだという。旦那への未練が断ち切れずモヤモヤしている水城さんに、木根さんが薦める映画とは……? タイトルに『1人で』とありながら、いきなり同居人が登場するという展開に若干の違和感はぬぐえないが、まぁ一般人視点で疑問を提示する役割の必要性も分からなくはないので、致し方ないか。あと、オマケで『木根さんが所蔵しているDVDは背表紙が黒いのばかり』と明かされるが、この単行本の背表紙も黒いという……。


・3本目 インディー・ジョーンズ
会社の部下から飲みに誘われようとも、暴風雨によって交通網がマヒしていようとも、映画を観に行こうとする木根さんに対し「何でわざわざ映画館行くの?」と、佐藤(旧姓水城)さんから疑問が示される。『きのこの山vsたけのこの里』なみの難題に対し、木根さんはどう答えるのか? この話ぐらいから1話に1回、木根さんの尻が強調されるコマが描かれるようになるのだが、コレは作者の趣味なんだろうか?


・4本目 スター・ウォーズ
先日公開され、話題を呼んだ『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』。そのネタバレを阻止するためには、あらゆる行動を取ることをためらわない木根さん(この話が公開されたのは7月なので、映画公開は5か月以上先のこと)。しかし、会議中の上司と取引先の2人が、みなスター・ウォーズ好きだと発覚。新作について話し始めてしまう。木根さんがここから見せた、起死回生のネタバレ回避策とは……? 今回は、木根さんの作戦も見事だったし、佐藤さんによるオチのつけ方も上手いと思った。映画公開に合わせてヤングアニマルDensiで限定復活したし、この巻のベストエピソードか。


・5本目 ゾンビ映画
風邪で寝込むことになった木根さん。会社に行かなくてもいいので、ゾンビ映画をむさぼるように観る。それこそ、何かのウイルスに感染してしまったかのように……。この話は、単純に木根さんが語る『ゾンビ映画史』が面白くためになった。「『ゾンビ3』って『ゾンビ』の続編ちゃうやんけ」とあるので、軽く調べたら、『サンゲリア』が勝手に『ゾンビ2』を名乗り『ゾンビ3』は、これとも無関係。しかも『サンゲリア2』の原題も『ゾンビ3』で……と、ワケが分からない。


・6本目 バック・トゥ・ザ・フューチャー
佐藤さんが、新居を見つけ引っ越すことに。しかし、居候していた2ヶ月のあいだで、1本も映画を観なかったことに木根さんは納得がいかない。折しも2015年は『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で描かれた、未来の年。なんとか名作を見せようとするものの……。険悪な空気が漂っていた2人の和解からオチへの流れも素晴らしかったが、途中の黒歴史パートで胸が痛くなる。特に126Pの中学時代の木根さんに投げかけられる言葉の数々は、トゲが鋭すぎる。あと、この回の尻パートでは、ついにズッコケた尻に喋らせるという暴挙に。



第2巻では、木根さんでも見たことのない映画があることが発覚。しかも、あの国民的アニメとは……。



木根さんの1人でキネマ 第2巻の感想

木根さんの1人でキネマ 第3巻の感想




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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/12/27(日) 12:09:51|
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