晴耕雨マンガ

10月は、トクサツガガガ、スピドメ、六道の悪女たち、少年ラケット。

今年のマンガ関連の賞にランクインしてきそうなWebマンガ 2015

さて、今年も2ヶ月を切り様々な漫画関係の賞が、発表される時期になってまいりました。各所でランキング予想されいると思いますが、このブログではちょっと狙いをしぼって『ランク入りしそうなWebマンガ』をまとめてみたいと思います。選んだのは15本。50音順に紹介したいと思います。
※あくまでも『ランク入りしそう、評価されそう』という基準で選んだものですので、必ずしも全ても読んでいるわけではありません。ご了承ください。
タイトル/作者/発表サイト/出版社/単行本既刊数



1:淡島百景/志村貴子/ぽこぽこ/太田出版/既刊1巻
2~6月にかけて8冊の単行本を発表するという、精力的な活動を見せたなかで評価を集めそうな一作。ある歌劇学校に通う女の子たちの百合オムニバスストーリーで、作者の過去作からのゲスト出演もあるとのこと。そのあたりもファンにとっては評価ポイントになるかも。


2:アンゴルモア~元寇合戦記~/たかぎ七彦/コミックウォーカー/KADOKAWA/既刊4巻
もともとは紙媒体での連載だったが、昨年夏からコミックウォーカーに移籍。戦国、幕末が多い時代劇で空白地帯とも言える鎌倉時代の元寇をテーマに選んだ意欲作。帯で幸村誠、安彦良和の推薦も受けたように、内容面の評価も高い一作。


3:臆病の穴/史群アル仙/championタップ!/秋田書店/既刊1巻
昭和テイスト丸出しの絵柄で描かれるオムニバス。硬軟取り混ぜたオチにドキドキヒヤヒヤさせられるが、それよりも作者が20代女性ということに驚かされる。なんで、こんな絵柄に……。ツイッター上で公開している『今日の漫画』も話題に。


4:おしえてギャル子ちゃん/鈴木健也/コミックウォーカー/KADOKAWA/既刊2巻
ギャル、オタク、お嬢様の3人を中心とした日常ショートストーリー。1話4ページなので、読みやすく止めやすいタイプ。ウェブ公開時、単行本収録時ともフルカラーなのだが、髪の色や服など青系の色が多く使われているのが特徴的。


5:女の友情と筋肉/KANA/ツイ4/星海社/既刊2巻
ツイッター上で毎日4コマ漫画を更新する『ツイ4』の荒ぶる切り込み隊長。巨漢女性3人の、マッチョでキュートなガールズライフを描く。近年の作品で言えば『坂本ですが?』とか『どげせん』みたいな感じで、上位ランクインもありうると思う。


6:学校へ行けない僕と9人の先生/棚園正一/WEBコミックアクション/双葉社/1巻完結
実際に、小学校から中学校にかけて不登校だった作者が、自身の体験をもとにつづった実話。そのなかで『9人の先生』との出会いと別れを通じて、成長していく様子が描かれている。エンタメ系の賞は分が悪いと思うけど、『このマンガを読め!』で評価されるのでは?


7:かふん昔ばなし/かふん/コミックウォーカー/KADOKAWA/既刊1巻
自身のブログで発表 → コミックウォーカーに移籍した、エッセイ風ショートコメディ。オカーサンをはじめアクの強い周囲のキャラに、最弱主人公の かふん が振り回される。アゴが突き出たような顔の輪郭が印象的だが、他キャラや他作品では普通なので、何のこだわりがあるのか気になる。


8:くも漫。/中川学/トーチweb/リイド社/1巻完結
作者は、風俗店でプレイ中に『くも膜下出血』で倒れる。そこからの治療の苦労を退院まで描いた実録ストーリー。ちょっと毛色は違うけど『失踪日記』や『人間仮免中』が支持を集めたように、闘病モノとして評価を受けるのでは?


9:恋と嘘/ムサヲ/コミックボックス/講談社/既刊3巻
16歳になると政府が結婚相手を指名する = 恋愛する必要がない世の中で、主人公は政府から指名された子と、昔から好きだった子の間で揺れ動く。マンガボックスはスマホアプリだし青春・恋愛系なので、若い層からの支持を集めそう。


10:つまさきおとしと私/ツナミノユウ/ITAN×ねとらぼ/既刊1巻
クツのつまさきを切り落とす妖怪・つまさきおとしと、彼(?)に異常な愛情を示す咲の物語。ふつうは妖怪が少女につきまとうが、それが逆転しているというのが斬新。師匠筋にあたる石黒正数先生が言うところの『自分のマンガの何が面白いのか分からない状態』を抜けた感じがあるので、そろそろブレイクしてほしいところ。


11:とんかつDJアゲ太郎/小山 ゆうじろう&イーピャオ/ジャンプ+/既刊4巻
週刊少年ジャンプのウェブ版『ジャンプ+』を代表する一作。MEN'S NON-NOで番外編が連載され、すでにアニメ化も決定していることから、賞レースでも上位進出が予想される。そもそも「とんかつもフロアもアゲられる男になりたい!」というキャッチフレーズの時点で“勝ち”は決まっていた感じ。


12:ニューヨークで考え中/近藤聡乃/あき地/亜紀書房/既刊1巻
ニューヨーク在住の作者が、日々の出来事や感じたことをつづったショートエッセイ。製本技術にもこだわって作られているものの、ハルタで連載中の『A子さんの恋人』のほうが、多くの評価を集めそう。


13:ビーンク&ロサ/模造クリスタル/マトグロッソ/イースト・プレス/1巻完結
『金魚王国の崩壊』などでおなじみの作者の、はじめての商業作品。ボロボロのキャンピングカーに住むビーンクとロサの、ちょっと普通とは違う日常ストーリー。帯の「いらないですよ、普通の友達なんて」というコピーが、かなり印象的。


14:マドンナはガラスケースの中/スガワラエスコ/COMICリュエル/実業之日本社/既刊1巻
主人公は『爬虫類性愛者(オフィディシズム)』のペットショップ店員。そんな彼が初めて恋をした人間は、小学生だった。『マイナー趣味ウンチク』や『歳の差恋愛』は、最近の流行りの傾向を押さえていると思うが、どう判断されるか?


15:ラーメン食いてぇ!/林明輝/モアイ/講談社/上下巻完結
コミックプラスにて公開 → モアイにて再公開 → 反響の大きさから単行本化という、サクセスストーリーを歩んだ一作。ラーメン作り、ひいては食に対する真摯な姿勢が描かれている。同時収録されている読み切りも高いクオリティ。



最後に、来年クルかもしれないWebマンガを2作選んでみました。単行本化はまだまだだと思うので、ネタバレにご注意を。


・駄能力JK 成毛川さん/菅森コウ/やわらかスピリッツ/小学館/4話+オマケ10本
“謎の新人”菅森コウの初連載作。おそらく、漫画史上もっともくだらない能力を持ったヒロイン・成毛川さんの報われない奮闘を描く。「えっ、コレ、どうやって続くの!?」と思ってしまうほど、第1話の完成度が高すぎる。

・悟りパパ/澤江ポンプ/となりのヤングジャンプ/集英社/2話
脱サラして悟りを開いたパパ(姿も仏に)と、息子の梵くんのやり取りを中心としたコメディ。まだ2話しか公開されていないので、今後どう転ぶか分からないが、作者が過去に発表した『サイコンクエスト』などの読み切りを見るに、期待しても裏切られないと思う。




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  1. 2015/11/02(月) 20:59:51|
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