晴耕雨マンガ

6月は、トクサツガガガ

ハルタ vol.27の感想



ハルタ第27号の感想です。合併号だよ、全員集合。



・表紙&カバー・ストーリー
高江洲弥先生が担当。金髪少女の、縁日で捕まえたタコの成長記録。という内容。全体的に微笑ましい感じなのに、ちょっとしたことですべてが台無しになってしまいそうな危うさもある。

・ダンジョン飯/九井諒子
第17話。あらためて、ダンジョン内のモンスターのバランスが計算されつくされていることに気づいたマルシルは、魔法学校時代にファリンと出会った時のことを回想する。今回はモンスターを料理せず、食べるのは木苺だけ。そこから、マルシルが生態系のバランスに考えをめぐらせるのが良かった。しかし、むかしからモンスターを見ると、すぐに焼き尽くそうとしていたんだな。あと、今も使っている魔法の杖は、学生時代からちょっとずつ編み込んでいる物だったのか。

・ふしぎの国のバード【日光編Ⅲ】/佐々大河
シリーズ連載第8弾。日光の宿で地図とにらめっこするバードさん。これからのルートについて検討する。まず、新潟に行くために『会津道』を通ることを考えるが、そこは地元の人でも近寄らないような悪路だった。伊藤は安全な三国街道を進むことを提案し、2人の意見が分かれてしまう。今回は、ほとんど宿から出ないで話が展開したが、それでも当時の風習含め面白かった。

・世界八番目の不思議/宇島葉
第5&6話。波打ち際で、ヒトデに襲われているホタテブラの女性を助けたら、ホントのホタテで、お礼として貝柱を味わったらお前が生まれた。ということを娘が聞かされる1本目と、その娘(ホタテの孫)が形見の貝殻を受け取る2本目。愛の形はいろいろだなと思うし、マンガはまだまだ奥深いなと思う。もうすっかり、ショートギャグ枠のレギュラーをつかんだ感じ。

・異世界体質/比嘉史果
読み切り。合せ鏡に映ると、妖精に中の世界に引っ張られてしまうという特異体質の弟と、その世話を焼く姉の話。何ごとにも動じず飄々としている弟と、心配性すぎる姉の性格の対比も良かったが、できれば様々なファンタジー世界に、意外なところから引っ張られるような展開にしてほしかった。

・乙嫁語り/森薫
第23話(通算49話目)。女性&子供たちが水路の掃除をすることに。久しぶりに体を動かすパリヤさんは、生き生きと仕事をこなしていく。が、その“素”の表情をウマルに見られてしまう。パリヤさんは、嫌われてしまうのではと思うが……。たぶん、心配するほどのことにはならないと思う。

・ひとふとみ/高田築
第3話。瀬野は、カラオケボックスで偶然三咲を発見。その歌の上手さに驚く。『のどじまん』に出場するという三咲をバカにしてしまうが、隠された事情を知り出場に協力する(バックコーラスにドゥワップ部を手配)。しかし、瀬野自身ものどじまんに出場するようにお願いされてしまう。っていうか、その日にある追試の問題はどうするんですかね?

・ヒナまつり/大武政夫
第49話。ヒナは「冷めた弁当は食べたくない」ということを理由に、不登校になってしまう。新田が創意工夫を凝らしてあったかい弁当を作るが、それらはクラスメイト(主にヤクザ新田の信奉者)の胃袋に収まることに(ヒナは学食)。新田の弁当ブログに、よくコメントを残していた『めがねおばさん』が、ちょっと気になる。次回は、瞳がメインの様子。ヒナとは違う高校に進んだのか。

・ルドルフ・ターキー/長蔵ヒロコ
第29話。ルドルフとのやり取りの流れで、暗殺計画を指示していた黒幕=ミスター・ゴンドランドが、B・Bだと明らかになる。狙撃手がルドルフをスコープに捕らえていたが、エグマによって阻止される。見開きページで、2人の背後に集まる人数の対比が良かった。ただ、完全決着とはいかず。正式に討論会とかで雌雄を決するのかな?

・不死の猟犬/八十八良
第22話。白雪姫奪還作戦がスタート。無事に八王子保護センターにたどり着いたリンたちだが、そこで広報ビデオとして液体窒素漬けにされた白雪姫を見ることに。罠にハマり完全に包囲されパニックになるリンだが、ここで切子は作戦の続行を進言する。次回は、ものすごいバトルになりそう。

・ローカルワンダーランド/福島聡
第8話。救援に失敗したクローザーの黛は、メールでの誘いに従いパンクな鍼灸師の門司のもとを訪ねる。そこからは妙な精神論のような話になり、黛は心の変化を希望する。前回のハシラで『シリーズ最高峰』と書かれていたが、正直期待外れだった。話のポイントがどこなのか、分かりにくかった。

・狼の口/久慈光久
最終幕 第14話(通算29話目)。ついにハプスブルグ軍が、カタリーナ城を制圧する。レオポルトが城内に入ったところで、息を潜めていたハインツが立ち上がるが……。ひさしぶりに、名前のある主要キャラのグロい死に様がショッキングだった。そして、ヴァルターはどこかへ移動中。

・A子さんの恋人/近藤聡乃
第15話。A君視点で、プロポーズから3ヶ月経っても考え中だったり、帰国前に自然な感じで居候していたりといったA子の動向に、一喜一憂する様子が描かれる。初登場時は、なんとなく完璧超人のようなイメージのあったA君だけど、A子に振り回されている様は妙に人間味があった。

・ハクメイとミコチ/樫木祐人
第27話。新しくできた温泉に入りに行ったものの、ワケあって入浴を断念した2人。リベンジのために、竹を使った露天風呂を自作することに。切り倒すところからすべての工程が楽しそうなのだが、なかでも墨壺で線をつけるのは、実際にやってみたい。

・坂本ですが?/佐野菜見
第22話。フィギア化計画が進行中。はじめて雪が積もっているのを見た坂本君に対し、実は道産子だったあつしが得意の雪遊びで勝負を挑む。深瀬の動向といい、冒頭の久保田君のモノローグといい、どうも終わりに向けて話が動き始めた様子。

・碧いホルスの瞳/犬童千絵
第5話。トトメス2世が軍の遠征中なので、代わりにカルナク神殿の工事を視察に来たシェプスト。そこで、平民の働く様子や日常の風景を垣間見る。そして、事故で死んでいく人も……。ラストでは、センムトから「王になる意思はあるか?」と問いかけられる。ここから、戦いの渦中に身を投じていくことになるのか?

・本日の四ノ宮家/山田果苗
第4話。スーツ姿を「父親に似ている」と言われたことから、不機嫌になる光一朗。気にしたまりに促されて克四朗も謝ろうとするが……。今回が長男回で、次回が次男回の様子。こうやって全員にスポットを当ててほしい。しかし、父親はベルギーに家を持っているって、どういう仕事をしているんだ?

・事件記者トトコ/丸山薫
第23話。自分が新聞記者を志すキッカケになった小説の舞台に、その作者を連れ回すトトコ。最初は息も切れ切れでついていくのにやっとだった妙蓮寺先生が、だんだんと生き生きしていく様子が良かった。結果的に朝刊での連載も決まったし、ハッピーエンドかな。

・ゲス、騎乗前/西公平
第5話。調教師の娘・理沙から有力な仔馬情報をゲットした牧は、北海道に遠征。しかし、理沙のグルメ紀行につき合わされることに。牧場に置き去りにするか、ここまでの食事代を出させるかというかけ引きの部分は、これまでで一番ゲス要素が強かったと思う。あと、飛行機の離陸時に2人とも歯を食いしばっているのは何故なの?

・首花は咲きゆく/高江洲弥
第6話。父親から再婚話がなくなったと聞かされたリラは、これからもベルタと一食に暮らせると思って大はしゃぎ。料理に挑戦したり、勇気を出して学校に行ったりする。しかし、いちど始まったベルタの変化は止めることができない。髪が全て変色してしまい、一部は硬質化している様子。2人は、どんな別れ方をするのか?

・ストラヴァガンツァ~異彩の姫~/冨明仁
第二章 第6話(通算25話目)と、第7話(通算26話目)の2話掲載。まずクラリアとペッペ・モロがひと芝居うち(少なくともペッペ・モロのほうは、半分本気だったと思う)、エヌエヌ衛士長を人質にとってレイディンを脱出する。そして北の森で2人は、まさかのゴルモアと出会う。はじめは、傷の手当てをしてもらったり物腰の柔らかな対応だったが、案内されたのは鬼戎族のたむろする場所。そこで真相を知らされ、クラリアは心が折れてしまう。このまま捕らわれてしまうのか? 助けられるのが、ペッペ・モロしかいないな。

・織子とナッツン/原鮎美
ストーリー編第11話(通算48話目)。岬先輩の紹介で、海の家で働くことになった2人。バイトに精を出したり、ナンパされそうになったり(織子が)、ヤンキーに絡まれたり(織子が)する。立派な水着回なのだが、なんか、毎回これくらいの露出はしている気がする。

・転職坊主/浜田咲良
最終話。小説家の男は、ネタ用のメモに残された『坊主』という単語から、子供のころに出会った不気味な美容師のことを思い出す。それを元に『転職坊主』という物語を考える。というラスト。ここ最近は、坊主の正体に迫るような展開が続いていたので、最後にもう一回ぐらいひねって欲しかったところ。

・恋とか愛とか普通とか/松本結樹
読み切り。恋愛に悩む平島君は、飲み会で潰れてしまった会社のマドンナ・本城さんを送ることになるが、部屋で待っていたのは彼氏ではなく、女性の要さんだった。複雑な恋愛事情に、ますます悩むことになる平島君だが、いっしょに料理を作るなかで、ちょっと考え方がほぐれる。みたいな内容。話の流れやキャラの立ち方もイイが、基本的に何が起こるわけでもないので、ややスッキリしない。続編を期待したいです。

・想幻の都/梶谷志乃
第9話。合鍵を返しに来たアランは、そこで雪に埋もれたままの恋人・クロエを発見する。自分に目隠しをしながら、なんとか冷え切った彼女の身体を温めようとする。こういうビオロイド特有の恋愛話みたいなのはいいんだけど、そこにジルとかが絡んでこないのが、ちょっと不満。

・健全ロボ ダイミダラーOGS/なかま亜咲
第19話。スペース日陰作戦の影響から、ショウマが人間の心を取り戻しかける。帝王の解説により、突然変異的にペンギン線を吸収してしまっていたことが明らかに。そして、人間の天久将馬が復活する。トビラのアオリに『ファイナル』ってあるし、各パイロットのエピソードを描いて終わるのかな?

・THE TOWN/加藤清志
第5話。女子高生であり、現役グラビアモデルの冴島志鶴を誘拐しようと企む男。心の中で「勇気リンリンだ!!」と言ったり、何度もクロロホルムを持っていることを確認したり、やる気があるのかないのか分からない妙な魅力があった。そして、この男が『格子状に物体を切断できる』男だった。いっぽう雨木は友人の医者から、かつて身体が格子状にバラバラになった少年・北裏一郎の情報を得る。いよいよ対面か。

・華麗なる虚偽/窪中彩乃
第5話。リズがダミアンと再会している現場を目撃してしまったミランダは、心に傷を負う。その影響で香水にリズの幻を見たり、髪形や色をリズと同じにしてしまう。本格的に壊れてきたな。

・レイチェル創々/高橋拡那
最終話。今度は、達馬を巻き込んで透明実験をするレイチェル。しかし、地下鉄の帰宅ラッシュに巻き込まれてしまう……。ハシラでは、今回で終わりということを強調しているけど、本編にはそんな雰囲気は感じられない。どの程度、打ち合わせできていたのか?

・まかろにスイッチ/川田大智
第3回。『大人の薬』を鼻にツッコむと、絵柄が変わるネタが良かった。あと、爪切りを使うとスカートがめくれるヤツは、やりすぎた爪の描写がグロかった。

・ハルタ読者感謝祭2015
今年もやります。応募者全員プレゼント。今号と対象単行本を購入することで、応募できます。ただ、一度の応募で全4種のクリアキーホルダー&ステッカーが揃うのか、応募券を貼った作品のモノだけ届くのかが、よく分からない。

・予告
次号の発売は、2ヶ月後。ホルス、THE TOWN、狼の口、華麗なる虚偽、首花、ストラヴァガンツァが掲載。二宮香乃、徳永龍人、徳永智子の読み切りのほか、かささぎ卿も載ります。










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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/08/14(金) 09:06:41|
  2. ハルタ 1~30号
  3. | コメント:0

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