晴耕雨マンガ

10月は、トクサツガガガ、スピドメ、六道の悪女たち、少年ラケット。

GIANT KILLING 第17巻の感想

GIANT KILLING(17) (モーニングKC)GIANT KILLING(17) (モーニングKC)
(2010/10/22)
ツジトモ

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GIANT KILLING の最新刊が発売されました。

・表紙
表紙はリーグ戦後半を闘うETUの28選手。でも、達海をふくめて全員影がかかっていて、なんだか悪の秘密結社みたいな雰囲気。それから帯の下の隠れキャラの位置には中央最上段にいる2人がいなきゃいけないはずなんだけど、実際には夏木、堺、世良、丹波、椿、清川あたりがその位置に。もう、このシステムはやらないのかな。

・巻頭オマケ
有里が考えたETUグッズのボツ企画シリーズ。ページ下の「だめかーっ!!」と悔しがる有里をふくめて、爆笑もの。丹波の顔をしたタンバタンバリンや村越のフィギア ロボ越はともかくジーノのブロマイド付きのプリンスプリンは味さえどうにかすれば、B級スタ飯になるんじゃないかと思った。

#158
港経大との練習試合。いつもとはちがうポジションに戸惑うETUの選手たちだが、最後は黒田のボール際の粘り → 堺のタメ → 長い距離を駆け上がる椿 → 杉江の高さ と、それぞれのいつもの持ち味を出して1ゴール奪う。石神と椿、世良と黒田、杉江と緑川が話しているように違うポジションを経験して選手間の相互理解を高めるのと同時に、自分の選手としての特徴を再確認するのも目的だったように思う。あと、中井の調子の乗りっぷりにイラッとする。

#159
港経大との練習試合の2本目。不動のCBとして周囲を操るジーノ。あきらかに自分のほうが近いボールでも、GKをやっている椿にクリアさせるあたりはさすがにヒドいと思う。それから、宮野と佐野のニックネームもそのままだし。

#160
練習試合の3本目。港経大に謎のブラジル人と地味な人が加わる。地味な人は中盤の底から的確なパスで攻撃のリズムを作り、ブラジル人はスピードで椿と渡り合い、赤崎と椿をマリーシアで翻弄して、PKをゲット。この2人は何者なのか?

#161
ブラジル人は夏木も手玉に取って、コロコロPKを決める。決められたあと2ページ後でも同じ格好でショックを受けている姿が面白い。黒田のひと言で、自分がチームのことを背負いすぎていたことに気づく村越。このあたりは、スラムダンクの山王戦のゴリを思い出す。「湘北は負けんぞ」ってやつ。

#162
なにかが吹っ切れた村越の弾丸ミドルが決まる。これには、調子に乗っていたイガグリ中井もやられたと思ったことだろう。そして、翌日。前日の2人はETUの新加入選手、ガブリエル・ペレイラと殿山充だと明らかになる。そして最後のページで達海が言う「シーズン後半… 俺たちETUはこの面子で戦うぞ」という背後にいる選手は28人。石浜OUT、G・ペレイラ、殿山INだから、前半戦は27人でやっていたということか。

110Pの選手の位置(単行本未登場の名前をふくみます)
1段目左から
26小林(?) 4熊田 21矢野 16清川 27亀井 28広井(?) 13?(広井と逆かも)
2段目左から
24? 9堺 8堀田 14丹波 20世良 15赤崎
3段目左から
31湯沢 1緑川 23佐野 11夏木 10ジーノ
4段目左から
12? 2黒田 3杉江 25上田 18宮野 7椿
5段目左から
6村越 5石神 17ガブリエル・ペレイラ 30殿山


#163
キャンプ3日目。有里と藤澤さんのやりとりは、このマンガではめずらしい女性同士の会話なので、なんだか新鮮。松ちゃんのコスプレは、水着、アロハときて虫捕り少年。なんだか違和感がなくなってきた。このままベンチに入っても注意されないんじゃないだろうか?

#164
キャンプが終わり、後半戦開始のあいだのクッションの回。藤澤さんと笠野さんのやりとりがメイン。

#165
ETUの後半戦の初戦はアウェイの札幌戦。スタメンには、亀井、熊田、上田の名前が。熊田は、読み返してみると第1巻のころからチョロチョロ顔が出てきているというのが細かい。札幌の新戦力FWレジナルドの頭の形のインパクト。

#166
苦し紛れに打ったロングシュートがレジナルドの体に当たって札幌がラッキーな先制点。ETUに開幕戦の磐田戦の悪夢がよぎる。しかし、ETUのベンチ外のメンバーは手書きボードでメッセージを伝える。なんか、これで上手くいく流れになるのは、マンガといえどちょっと出来すぎかなと思う。あと、先制ゴールを喜ぶ札幌の選手の中にいるドレッドの9番は、オールスターに出場している。

#167
悲壮な決意を語る札幌の監督だが、亀井のボールカットからETUのカウンター。そして、炸裂する村越の弾丸ミドル。腕を突き上げる村越のカッコよさ。これは、ETUは新たな武器を手に入れたと考えていいのだろうか?


いよいよ、リーグ戦も後半戦がスタート。山井さんはいろいろ気になることがあるみたいだけど、達海はピッチ上の選手たちにどういう答えを示させるのか? GIANT KILLING 第17巻の感想
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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/10/25(月) 14:31:51|
  2. GIANT KILLING
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Fellows! vol.13 の感想

Fellows! 2010-OCTOBER volume 13 (ビームコミックス)Fellows! 2010-OCTOBER volume 13 (ビームコミックス)
(2010/10/15)
なかま亜咲雨隠ギド

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「ムリムリムリ、持って読めないって」でお馴染みのフェローズの最新号が発売されました。

・表紙&帯
半裸の女性4人、フンドシ男衆と買いにくい表紙が続いた前2号に比べると寝そべる金髪の美少年で買いやすいなと思ったら、表紙をめくるともう1枚表紙があるというまさかの2枚仕掛け。45作品1230ページ厚さ5センチ越えということで帯にはノリノリの言葉が並びますが、いちばん気に入ったのは『機械本作りの限界。これ以上はヒトの手作業に!』というコピー。そろそろ『世界最厚のマンガ誌』みたいな感じでギネスに申請したらいいんじゃないだろうか。

・恋煩いフリークス/雨隠れギド
新連載。前情報のイメージとちがって、けっこう面白かった。もうなにかが起こった後の話なので、月子センパイが大山くんの家に転がりこむことになった経緯とか『天災の日の』内容とか、過去の出来事をどう見せていくかがポイントになるかと。

・乙嫁語り/森薫
14話目。スミスはタラスとは一緒にならず出発することは分かっていたが、そのあとあっさり捕まってしまうとは。これで、スミスの目的みたいなものが明らかになるか。そして、オマケにパリヤさんを主人公にした4コマが。やっぱりアミルさんたちをこのまま捨てるのは惜しいと思うんだけど。

・ジゼル・アラン/笠井スイ
9話目。もうひとりの何でも屋ギーが登場。いい意味での悪い見本ということか。この辺でなにか大きな事件が舞い込んできたりしないかな。

・ヒナまつり/大武政夫
3話目。安心できるバカバカしさ。今回は新田がボケにまわっているのが良かった。バーテンやらされた瞳ちゃんがカワイそすぎ。

・健全ロボ ダイミダラー/なかま亜咲
12話目。おかしい。ロボットモノとして普通に面白いじゃないか。

・銀河六巡り/高橋拡那
新連載。いかにもフェローズな恋愛モノなんだけど、タイトルと内容があっていないような?

・ふうらい姉妹/長崎ライチ
16回目&17回目。熊大臣につきる。日本の政治家にも、彼ぐらいの信念と行動力があればと思う。眠いのに。

・柿塚君のお見舞い/樫木祐人
読み切り。シクラメンを通じた柿塚君と鳩場君の友情の話。シクラメンの『シ(死)』と『ク(苦)』がお見舞いにはむかないという話をしていたが、そもそも鉢植え自体がダメなのでは。これは、BLじゃないよ。

・真昼に深夜子/宮田紘次
10話目。過去に真昼が関係した人たちを通じて深夜子の情報を集めていく展開が良かった。次回最終回ということ『ヨメがコレなもんで』の連載来るか?

・玲瓏館健在なりや/冨明仁
9話目。玄太に夜這いをかける美琴。同じ部屋に葉介がいるというのに、パンツ一枚になって。いちおう翠視点の話だが、なんか彼女は今後も報われない気がする。美琴の告白 → 玄太のチューで、寮生たちに恋愛感情が爆発するか?

・乱と灰色の世界/入江亜季
12話目&13話目。虫の影響に苦しむ凰太郎を助ける乱。と発情期な陣。略称は『ラングレー』とのこと。

・走馬灯映写室/鈴木智広
読み切り。死んで魂になったのが人だと思わせておいて、実は鳥だったというのはいいアイディア。

・イモムシのおよめさん/吉元ますめ
4話目。イザベラのホームアローン。リチャードが助けに戻ったが、問題はその後か。

・ジョカトーレ/真田順子
読み切り。連載できそうな設定だけど、似たようなのが多いから難しいか。タイトルの『ジョカトーレ』はイタリア語でサッカー選手の意味で使われるけど、騎士の意味もあるんだろうか。

・瑪瑙之竜/長澤真
7話目。ノエルは渦巻きが片目で、ネガに封じ込める。ニスは渦巻きが両目でポラロイドに封じ込める。このへんの能力の微妙な違いと、ノエルがニスのことを『サラ』と読んでいるのがポイントか。アルとゼイン助けに来い。

・星屑ニーナ/福島聡
6話目&7話目。この2話のあいだに時間が67年経過してしまった。ニーナは宝くじで3億当てて死んだ。これからは、星屑がニーナの記憶を守る話になるのか?

・ウワガキ/八十八良
9話目。毎号、川相のバントぐらいの安定感がある。ケーキを食べる咲子カワイイ。アジオがバイトの同僚の佐藤さんと千秋の彼氏の和也が同一人物だということに気づけるか。

・白獅子の子供たち/高橋那津子
3話目。世界観とか、方向性がつかめない。そもそも誰が主人公なんだ?

・ボーイミーツ内なるガール/中川きれえ
読み切り。いわゆる『男の娘』モノ。家族の理解があったり親友とつき合うことになったり、明るい雰囲気。また読みたい。

・三鬼本家の食卓/犬童千絵
3話目。いきなりの祖母の登場にビビる。こうなってくると、元の旦那がどんな人物だったのかということにも興味が出てくる。長男は終わって次は次男のターンか。

・演劇部5分前/百名哲
12話目。じゅえるの素性が明らかになったり、2校の演技の違いを比較したり、面白くなってきたと思ったらまさかの最終回。…かと思ったら、HPで続行宣言。なんかゴタゴタがあったんだろうな。こういうのは、フェローズらしくない。

・たまりば/しおやてるこ
今回はずっとシリアス。最後のコマの麻生君で笑った。あやだけが頼みの綱。美和パイを守ってくれ。

・蝋燭姫/鈴木健也
13話目。なんか展開がバタついている印象。ちょっと前までは百合ぽかったのに、今回はまた血腥い話に。フルゥの右腕ちょん切れるし。

・野ばら/高田築
9話目。いじめられっ子とそれを超人的な身体能力で救う女子高生『鬼』の話。今回はイマイチかなという印象。

・狼の口/久慈光久
7話目。今回から毎号連載に。今回からは関所を抜けるかどうかではなく、関所対盟約者団の戦いを描いていくのか。ヴォルフラムの髪の色が白黒のツートンになっている。たしか1話目は黒くて、2話目以降は真っ白だったはず。染めてるの?

・島なみパノラマ/幹ユヤ
読み切りの後編。地味だけど、いい空気感。また、別の作品での登場を待ちたいと思います。

・岸本貞夫の終わりなき胸キュン地獄/吉田覚
読み切り。美人が苦手な地味男がクラスのヒロインに告られて、そのまま結婚して、生まれた3人娘もみんな美人で…という話。これは、続編にも期待したい面白さ。とりあえず、線が細くなったことで見やすくなったのかも。

・グッドアフタヌーン・ティータイム/新居美智代
最終回。そりゃレシカは拗ねるよな。最後は、入浴展開に戻って良かった。

・予告
小池定路、空木哲生、真田順子と期待できるメンツ。

なんか飛ばしている作品がある気がするけど、掲載数が多すぎるからフォローしきれない。

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/10/19(火) 11:00:31|
  2. Fellows!
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木曜日のフルット 第1巻の感想

木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2010/10/08)
石黒 正数

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木曜日のフルットの第1巻が発売されました!
週刊少年チャンピオンの巻末に2ページの連載が始まって、はや2年弱。ついに単行本発売となりました。帯に『TVアニメ化「それでも町は廻っている」の石黒正数が贈る~』と書いてあるように、それ町アニメ化に便乗しての発売ということなのでしょう。来月にずらせば、上旬フルット、中旬短編集2、下旬それ町と、石黒月間を作ることができ3社合同のキャンペーンを企画することも可能だったと思うんですけど、そうそう上手くはいかないみたいですね。第2巻が発売される保障はまったくないところがチャンピオンの怖いところですが、それでも今は単行本が発売されたことを素直に喜びたいと思います。

・表紙
かなり完成度の高い表紙と言えるでしょう。予備知識がなくてもひと目でネコが主人公のゆる~いマンガだということが分かるし、絵の雰囲気でジャケ買いも期待できると思います。しかも、カバーを外した下の本自体と絵が微妙に違っていて間違い探しになっているという、作者らしいギミックが盛り込まれています。

・登場ネコ&人物紹介
豪華にカラー3ページ。しかもちょっと固い良い紙が使われている。デンの色が赤っぽいのと、ブロンがマイナイフを持っていることに驚いた。いつもどこに隠し持っているんだ。

・本編
初期のエピソードには描き直されているものが。「フルットの巻」と「鯨井先輩の巻」は主にキャラの表情が。「初めてウニを食べた男の話の巻」は登場キャラを原始人から鯨井先輩、頼子、白川先生に変更されています。
2ページに一度、必ずオチがあるので、本の薄さの割には読みごたえがあって読後の満足感はたっぷり。どこからでも読み始められるしどこででもやめることもできるので、まくら元にでも置いておいて寝る前に2、3話読むのとかがぴったりだと思います。
個人的には「頼子の巻」「鯨井先輩の巻④」「鯨井先輩の巻⑤」「頼子の巻②」「頼子の巻③」「ヌルットの巻」「フルットの巻⑩」「フルットの巻⑭」「Sの悲劇の巻」「鯨井先輩の巻⑩」「携帯電話の巻」「鯨井先輩の巻⑯」あたりがお気に入り。
あと、毎回変わる手書きのタイトルの下のキャラクターの衣装やポーズなどがカワイイのですが、最強は「フルットの巻⑫」の猫耳鯨井先輩で決まりでしょう。
kujirai1.jpg


あと、作中に『それ町』のキャラっぽい人たちが出てきますが、同じ世界観ではなくスターシステムでしょう。雑誌掲載時と順番が違うのも時系列シャッフルではなく、読みやすさや話のつながりを考慮して並びを変えただけだと思います。

(追記)
単行本収録が飛ばされたというか、見送られたものが2本あります。子どもがレゴブロックの頭の部分をたくさん繋げて『多面人』という妖怪を作る話は、初期の非フルット&鯨井先輩路線でありウニの話のように現在のキャラたちに置き換えることも難しいので、まあ仕方ないかなという気がしますが、もう1本の連載15回記念リアル鯨井先輩&リアルフルットの話は、リアルフルットのインパクトが凄いだけに収録してほしかったところ。でも、リアル鯨井先輩がほぼ紺先輩だから、やめておいたということですかね。それ町のほうにもフルットが登場しなくなったし。

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/10/11(月) 18:28:05|
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