

アニメ化決定おめでとう! メダリスト第8巻の感想です。
・score 29 公式練習全日本本番前の公式練習。いのりが「4回転を跳ぶ」という情報は他のコーチなどにも伝わっており、それが本当なのか?と注目が集まる。プレッシャーに圧し潰されるか?と思われたところからの「そういうことも想定済み」という、司といのりのやり取りが良かった。しかし、いのりはミミズのぬいぐるみを持参してきたけど、そんなもの市販されていないだろ。オマケ4コマでもふれられているけど、ミミズへの執着心がスゴイ。
・score 30 浅い動機この話の主役は、鹿本すず選手。世界一かわいいスケートで110点という高得点をたたき出し、見事にトップに立つ。一度静止してからの終盤の演技は鳥肌もの。誰かのためではなく自分が目立つためというモチベーション = 浅い動機は、現代っ子には最適なのかも。そして、最後のコマ。いのり以外のライバルが7人も描かれているけど、この中の半数以上は表彰台に上がれないのか。あらためて、厳しい環境だと実感する。
・score 31 魔法使い光ちゃんの振付師であるレオニード・ソロキンが登場。司と出会い、スマホ越しに夜鷹純とのバチバチが発生する。いまは司が担当しているんだろうけど、いつか誰かに振り付けをお願いするときが来るのかもしれない。そして、1位鹿本・2位八木・3位小雀という状況で、光ちゃんの滑走順がやって来る。
・score 32 狼光ちゃんの圧倒的な演技。冒頭の4回転トウループに始まり、最後には3アクセル+オイラー+3サルコウを跳ぶなど、難易度の高いプログラムをノーミスで駆け抜け、圧倒的な点数を獲得し、見事に1位を奪い取る。これを受けていのりと司が下した決断は……。冒頭やレオニードとのシーンなど、光ちゃんは名前のわりに闇を背負いすぎている。あと、司との回想パートでの「犠牲」についてのやり取りが気になった。本当はどんなことを考えていたんだろう?
次巻、いよいよいのりの滑走順!
スポンサーサイト
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2023/05/25(木) 21:45:59|
- メダリスト
-
-
| コメント:0


メダリスト第7巻の感想です。
・score 24 よくある飛躍全日本で光ちゃんに勝つために必要な高難易度ジャンプの習得に苦戦していたいのりだったが、ジャンプ専門の臨時コーチ・魚淵さんのハーネスを使った指導で、あっというまに3回転フリップとルッツをマスターしてしまう。動画を見てみたけど、グイッと持ち上げるんじゃなくて、ホントに軸の補正だけをしている感じ。そして、後日自費購入したハーネスを使っていのりを指導していた司だが、まさかのトラブルが……。
・score 25 熱血司はアバラにヒビが入る程度のケガで済んだものの(ムキムキじゃなかったら危なかった)、ショックを受けたいのりは習得したはずのジャンプの着氷にことごとく失敗してしまうように。危機感を感じた司は、魚淵先生のいる新潟まで車を飛ばすことに。車中での2人の会話、サービスエリアでの一連のやり取りなど、これまでにはなかった2人の関係性が描かれているのが良かった。特に司の「これからも日本中のリンクに行こう」っていうセリフがいい。
・score 26 氷の湖新潟での、魚淵先生との特訓。締める・開くのコツのほかにも、ブッ飛んだ提案をしてくる。再び3回転ルッツを飛ぶための練習だったはずだが、まさか4回転サルコウ習得の可能性があるとは。ここで2人が選んだ選択は……。ちょっと調べると、女子で4回転サルコウを飛んだ人はいるし、12歳で4回転ジャンプを成功した人もいるそうなので、あながち現実離れした展開ってわけもないのか。
・score 27 金の卵全日本に出場するライバルたちの紹介。シード権を持つ6人のなかで光ちゃん以外だと、関西予選で100越えの点数をたたき出した鹿本さんが気になるところ。ただ、同じクラブの大和絵馬さんが敗退してしまったのは残念。そして、新潟の亜昼美玖さんも要注意かも。コーチは司の昔の同僚だし、名前的に『みにくいアヒルの子』みたいな飛躍を見せる可能性もあるかも。
・score 28 消える銀盤司が現役時代に同じクラブだった、鴨川洸平&白鳥ジュナと旧交を温めつつ、4回転ジャンプをプログラムに組み込む判断をどうするべきか?という話し合い。もはや芸能人としての印象が強い白鳥ジュナの顔芸と、司が襲われたとみるやすぐさまパイプ椅子を持ち出すいのりのスピーディーさがヤバかった。そして、ついに開会式の会場でいのりと光ちゃんが対面をする。約束を果たすときが、ついに来た!
・おまけ『池に落ちる未完成の3回転ルッツの概念』が面白かった。
次巻から、全日本がスタート。
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2022/12/24(土) 14:29:07|
- メダリスト
-
-
| コメント:0


メダリスト第6巻の感想です。対峙する司と夜鷹純!
・score 20 下剋上中部ブロック大会、いのりの滑走。他の選手にくらべ高難度ジャンプという武器がないいのりのために、司が与えた作戦は……。ここまでの選手が『ある程度ミスをすることが前提』として描かれていただけに、まさか『全体のレベルを上げ、ノーミスで滑りきる』というプランでくるとは。さらに、最後の最後にとっておきの技を隠し持っていたというのにやれれた。オイラーとか、いままで一回も出てこなかったじゃないか。2A+1Eu+3Sの見開きもスゴイが、演技後のいのりの笑顔が最高。
・score 21 キスアンドクライいのり初めてのキス・アンド・クライ。そこで見た点数は……。ほかの選手たちが、泣いたり落ち込んだり笑顔だったり様々な反応を見せるなか、夕凪の「私 追いかけるの得意なんだよ」が、いちばん胸に響いた。これからもいのりのライバルとして、何度も戦っていくことになりそう。そして司は、男性コーチ陣が集まっての焼肉会へと連行されてしまう。そこで全日本では、中部が弱小ブロックの扱いなのが明らかに。いのりは、さらなるジャンプのレベルアップが必要となるのか。
・score 22 狼煙焼肉のあと、鴗鳥先生のお宅にお邪魔することになった司。なぜか、そこにいた夜鷹純といっしょにスケートをすることになる。夜鷹は司の能力を評価しつつも、コーチを辞めるように進言する。このエピソードは、司のコーチとしての夜鷹へのライバル宣言第2章だったわけか。その言葉をウソにしないための大会は、すぐそこまで迫っている。夜鷹と光のアレコレの全貌が明らかになるのは、まだまだ先という雰囲気。あと、夜鷹が鴗鳥先生を「純一郎くん」と呼んでいるのが、なんか良い。
・score 23 強化練習全日本出場選手が集まる、特別練習に参加することになったいのり。しかし、そこでジャンプのレベルの差を痛感することに。よそのコーチにも中部ブロック大会の作戦を「悪手」と言われてしまうし、あくまでも全日本での構成を優先するべきだったかと思われたが……。しかし、これも司の計画のうちの様子。そして、この話では姉の実叶にあこがれてスケートを始めたという古部多まいんちゃんと仲良くなる。こっちは、ミケみたいな友達枠かな。
次巻、いのりがジャンプ強化に挑むッ!!
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2022/07/25(月) 15:00:38|
- メダリスト
-
-
| コメント:0


メダリスト5巻の感想です。全日本予選中部ブロック大会がスタート!
・score 16 選手宣誓6級バッジテストに合格し、全日本選手権中部ブロック予選大会に参加するいのり。開会式の前に、独特なコミュニケーション能力を発揮する。これまで同大会に何度も出場しているノービスAの選手たちや、前回のオリンピックに出場した鯱城理依奈さんなどの強化指定選手が、いのりがスケート選手として越えなければならない壁ってことか。あと、今年が五輪イヤーということが描かれたけど、いのりはコレには出場できないんだよな。ということは、最短でも4年後のオリンピックを目指すってことになるのか。
・score 17 ギャンブル全日本選手権中部ブロック大会がスタート。初めてスケート観戦に来た加護親子に瀬古間さんが解説する形で、スケートの観戦方法を教える。カードゲームやギャンブルに例えていたのが分かりやすかった。1番滑走の申川りんなさんは3回転ルッツを成功させるなど、見事なスケーティングを披露。彼女が座るキス・アンド・クライを、憧れのまなざしで見るいのりの表情がカワイかった。そのいのりの滑走順は、15人中14番目。
・score 18 私のカード滑走順2~5番の選手を同時に描くことで、どこでどういう風にポイントが入り、どんなミスで減点されているのかということがよく分かる構成だった。スピンひとつとっても、あんなにチェック項目があったのか。最初のジャンプで壁に激突し、鼻血を出しながら演技をやりきった離洲くるみちゃんが印象に残ったが、6番滑走の炉場愛花ちゃんの見事な振り付けと、最後に意地で成功させたコンビネーションジャンプも見事だった。トップに立った彼女が最大のライバルになるのかと思ったら、光ちゃんと同じクラブの八木夕凪ちゃんが、その前に立ちはだかる様子。強敵のオーラがみなぎっている。
・score 19 女王のジャンプいのりのひとつ前の滑走順の八木夕凪さんにスポットが当たる。鴗鳥コーチの最初の生徒として期待に応えようとしたが、光ちゃんの登場によりナンバー2の座を奪われながらも、それでも必死に努力を重ね食らいついていく様子に胸がアツくなる。髪型や衣装がボーイッシュだったり、初めに独断で3ルッツ→3ループのコンビネーションジャンプを飛ぶ思いっきりの良さだったり、これまでとは違うタイプの選手なのも印象に残った。そして、80点越えの高得点をたたき出してトップに立つ。いのりにとっては大ピンチと言える状況だが、ここでの司の言葉が頼もしすぎる。
・Exibition 氷焔の獣1~2巻ぐらいの内容をファンタジー世界風に描いた特別編。巨大ミミズを食べる鳩?のコマが、気持ち悪すぎる。フライングシットスピンが必殺技として使われたけど、もう本編のプログラムでは重要視されないんだろうな。
次巻は、いよいよいのりの滑走。どんな滑りを見せてくれるのか!?
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2022/03/25(金) 19:28:43|
- メダリスト
-
-
| コメント:0


メダリスト第4巻の感想です。後ろのいのりの表情が、なんとなくヒーローっぽい。
・score 12 夜に吠える福井県での合宿。ゲスト参加のなっちんのアドバイス、そしていつのまにか身についていたフィジカルの成果もあって、いのりはダブルアクセルをはじめて成功させる。でも、このエピソードは司と理凰の関係性のほうがメイン。理凰に痛いところを突かれた司が風呂から飛び出し、そのまま夜道を疾走。崖から滑り落ち、星に向かって叫ぶシーンのスピーディー感が、個人的にはたまらない。あと、回想シーンで一瞬描かれた司と高峰先生のコーチも、今後の重要人物になる気がする。
・score 13 夜を踊れダブルアクセルに成功したいのりは、そのまま3回転サルコウも着氷してみせる。すごい! そして司は、理凰本人ですら自覚していなかった弱点?心の闇?を指摘。いちどお手本として滑ってみることに。その演技を見る他の子どもたちに対し、鼻高々になるいのりが面白い。この巻の前半部分は理凰がメインになっているので、いのりはコメディ寄りの役割を担うシーンが多かったように思う。
・score 14 朝が来る司のスケーティングに魅了される生徒たち。そして、理凰の心にも変化が。その瞬間であろう、106ページの表情が印象的。でも司的には、理凰が合宿の目標を提出したこともだけど、ちゃんと「明浦路先生」と呼ばれたことのほうが嬉しいのではないだろうか? いのり、司の苗字が明浦路って覚えているか? そしてラストでは、軽トラで高速道路をブッ飛ばしてきた新キャラが登場。司と軽妙なやり取りをしているのに、理凰が不審者だと決めつけるのが面白すぎる。
・score 15 白猫のレッスン司が呼んだ白根琥珀さんはバレエの講師だった。いのりたちにフィギアスケートにおけるバレエの重要性を説く。これまでバレエをやってこなかったことを悔いるミケ(でも、その後で自分の武器はジャンプだ!と割り切ったのが良かった)と、今からでも積み重ねることができると考えるいのりの対比が見事だった。そして後半では、いのりが6級バッジテストに挑戦する。フリースケーティングで「2回転アクセルを着氷できるか!?」という場面は手に汗握ってしまった(踏み切りのときの『シュバッ』という書き文字が、タイトルロゴに似た書体)。実際のフィギュアも、こういう緊張感があるんだろうな。それと、演技中にインサートされる『ひとりぼっちのいのり』のコマが印象的だった。
・おまけ4コマ練習でクタクタでも、ゲームをする総太くんのヤツが良かった。なんとなく、今後も4コマ要員として活躍することになりそう。
次巻では、全日本大会中部ブロック大会がスタート。オリンピックにつながる、いのりの戦いが始まるッ!
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2021/10/23(土) 18:26:07|
- メダリスト
-
-
| コメント:0
次のページ