fc2ブログ

晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/6月は、天国大魔境、ヴィンランド・サガ。

アフタヌーン 2月号の感想




アフタヌーンの感想です。表紙は『ブルーピリオド』です。






・20世紀のアフタヌーン~由利編集長のはなし~/沙村広明
巻頭カラー。35周年記念読み切り。現在のアフタヌーンを形作ったと言われる、2代目編集長の由利耕一氏の逸話を、沙村氏の目線で描く。こういった切り口で『アフタヌーン創作秘話』みたいなシリーズも展開できるかも。それから、20年以上続いた連載だから当たり前なんだけど『無限の住人』が90年代から連載していたという事実に、ちょっとビビる。

・ブルーピリオド/山口つばさ
ドローイングの講評はサクッと終わる。確かに八虎は作品作りのときに自分の中に答えを求めがちだしな。どうやって外に世界を広げていくのか。そして帰宅途中に、桑名さんの友人2人に捕まった八虎は、個人経営のギャラリー?を手伝う様子。ここで、そういった出会いを得ることができるのか?

・メダリスト/つるまいかだ
滑走順2~5番の選手を同時に描くことで、どこでどういう風にポイントが入っているのかということがよく分かった。スピンには、あんなにチェック項目があったのか。最初のジャンプで壁に激突し、鼻血を出しながら演技した離洲くるみちゃんが印象に残ったが、6番滑走の炉場愛花ちゃんの見事な振り付けと、最後に意地で成功させたコンビネーションジャンプが見事だった。これで愛花ちゃんがトップに。彼女がいのり最大のライバルになるのかと思ったら、光ちゃんと同じクラブの八木夕凪ちゃんが、その前に立ちはだかる様子。強敵のオーラがみなぎっている。

・来世は他人がいい/小西明日翔
大阪のほうのゴタゴタは、特に大きな問題にはならないかと思われたが、実はそうではない様子。空木&秋目日で吉乃の祖父を排除しようというのか。あと、薊もまだあきらめてはいなかったのか。

・スキップとローファー/高松美咲
生徒会でお悩み相談を企画したり、後輩と接したくて仕方がない美津未。さっそく話をしに来た1年生に対しアドバイスしてみるものの……。湯川さんは、このまま生徒会入りしてくれそう。あと、結月の相談は仮の話じゃない気がする。

・天狗の台所/田中相
近所の人たち(not天狗)に手伝ってもらって、稲刈りを行う。しかたないことだけど、実際の季節とリンクしていたら、もっと読み味もちがったかも。あと、田植えのときにコンバインを使わないと有意が言っているけど、もともと使わないのでは?

・ヴィンランド・サガ/幸村誠
ミスグェゲブージュが儀式を行い大いなる精霊とつながる。そこで視た未来の様子は……。これでウーヌゥ人がトルフィンたちと対立することは間違いなしか。冬に追い出されたらたまったもんじゃないな。

・プ~ねこ/北道正幸
モコちゃんの息子の風助(28号)を主人公にした回。ハシラでは「このまま代替わり?」みたいなことが書かれているけど、たぶん違うと思う。

・ダーウィン事変/うめざわしゅん
フィルの家に匿われることになったチャーリー。まだまだ問題はあるが、これでひと息つけただろうか。そしてチャーリーは研究所で体力測定を行うことになるのだが、その結果が……。まだまだ成長期だったのか。

・Q、恋ってなんですか?/Fiok Lee
センターカラー。クジャクの調査についてきてしまった雪乃さん。青井への積極的なアプローチを見て、Qが考えたことは……。そしてラストでは衝撃の展開も。雪乃さんのノリなら真実を打ち明ければ理解してくれそうな気もするけど、そう簡単ではないか。

・ヒストリエ/岩明均
自分の片手を犠牲にし、双子のうち男児のほうを守り切ったエウリュディケ。「下ァッッがれ下郎!!」のシーンが最高。そしてエウメネスは首都ペラに戻るとのこと。どんな仕事が待っているのか。

・ワンダンス/珈琲
2話掲載。ちょっとしたスランプのような感じになってしまったカボ。しかし、そのことを相談できる友人もいなく……。アッセイさんのイベントも参加料を払うあてがなかったり、ちょっとした袋小路にハマってしまう。ショー志向の湾田とも距離ができそうだし、いきなり難しい雰囲気に。

・無限の住人~幕末ノ章~/滝川廉治・陶延リュウ・沙村広明
奇兵隊の赤根と京都見廻組の佐々木から命を狙われることになった万次&高杉。やっぱり高杉を尸良に似せたのは、ちょっとしたファンサービスってことか。そして、坂本が商談をしている相手の中には、西郷吉之助の姿が。万次と顔を合わせるときは来るのか?

・十角館の殺人/綾辻行人・清原紘
ヴァンが犯行を決意した経緯。そして、どのように本土と島を行き来していたかの解説が行われる。「ある意味非常に杜撰なもの」と自分で語っているけど、島田はこのトリックを暴くことができるのか?

・トップウGP/藤島康介
レースが終わってのアレコレ。ローザマリアと高台は、しばらくはこんな感じが続くんだろうな。そして今度はアルゼンチン大会。どうやら今度はルディ&ルカのナバロ兄弟が敵ということになりそう。

・アイの歌声を聴かせて/吉浦康祐・前田めぐむ
海にサトミを呼び出し、シオンたちが歌を聴かせる。ここでトウマがビシッと決めればというところで……。映画も公開されたことだし、クライマックスも近い感じか。

・天国大魔境/石黒正数
天国パート。一部の子どもたちは自衛隊に保護されたが、ククやミチカらは身を潜める。ここがヒルコになったどうかの分かれ目か? そして保護された子供たちは、普通の名前で呼ばれるように。これが子供たちの本名なのか、それとも仮に与えられた名前なのか? そしてナタの新しい名前は三倉まなか。彼女の成長した姿が、ミクラさんということか。魔境パート。山中で道に迷ってしまった2人。マルは人食いの気配を感じるが……。浜松から山となると、北上して岐阜のほうへ行ったのか、一気に紀伊山地あたりか?

・イサック/真刈信二&DOUBLE-S
うっかり河を渡ってしまった補給部隊を、敵軍の将・ヴィスコンデの隊が襲う。五段反転射撃で十分に対抗できるかに思われたのだが……。これは圧倒的な戦力差。プリンツも危ないな。

・波よ聞いてくれ/沙村広明
ミナレと瑞穂がどんな動画を撮っているのかという特別編。なんか瑞穂が誘拐されてから、ずいぶん時間が経ってしまったような。

・乾と巽~ザバイカル戦記~/安彦良和
コルチャーク邸での会談の後、拉致られてしまったジェーニャ。待っていたのはミーシャだった。ただ2人の考えていることと、実行犯のテロリストたちの考えには大きな隔たりがある様子。ここに巽がどう絡んでくるのか?

・はしっこアンサンブル/木尾士目
これまで抱えていた気持ちを長谷川さんにズバリ指摘されたことでモヤモヤが晴れ、一気に音楽への情熱を取り戻した仁。直前にチョコをもらっていた長谷川さんを素通りして音楽室に戻るあたりが、最高に仁していると思う。そしてお返しのホワイトデーコンサートで、晃と2人で歌うことに。次回が最終回。始まりの2人で締めくくりを。ということか。

・青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ
文化祭。優里と藤本が主役を務める『ロミオとジュリエット』が行われる。が、2人の知らないところで別の計画が動いていた。これまでと違い多くの人が見ている場なので、いったいどうなってしまうのか?

・ビターエンドロール/佐倉旬
今回の患者は、牧倖乃さん。乳がん患者に、男の犬飼が担当ではダメなのかと思われたが……。後半の家族の気持ちのすれ違いが明らかになるパートと、中庭で「立ち直る必要はない」というシーンに、胸が締めつけられる。今回は犬飼が泣くのも2回だけだったし、これくらいのバランスがいいのでは?

















次号、メダリストが巻頭カラー。フィギュア大好き声優の春瀬なつみさんによる見どころ紹介記事付きとのことだけど、作者のつるま先生は春瀬さん大好き漫画家なんだよね。












スポンサーサイト



テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2021/12/25(土) 17:42:19|
  2. アフタヌーン 2021
  3. | コメント:4

アフタヌーン 1月号の感想




アフタヌーンの感想です。表紙は『スキップとローファー』です。






・スキップとローファー/高松美咲
アニメ化決定巻頭カラー。2年生に進級し、志摩たちとはバラバラのクラスに。新しいクラスに馴染もうとする美津未だが、どうも空回り気味、そこで同じクラスになった誠が理由を考察する。とりあえずは、同じクラスで交友関係を広げるのがメインになってくるか。結月はともかく、迎井&山田の出番は減りそう。

・メダリスト/つるまいかだ
全日本選手権中部ブロック大会がスタート。初めてスケート観戦に来た加護親子に瀬古間さんが解説する形で、スケートの観戦方法を教える。1番滑走の申川さんが3回転ルッツを成功させるなど、見事なスケーティングを披露。いのりは15人中14番目という順番。最終滑走の庭鳥ひなさんより、都中伊のと さんが気になる。伏兵じゃないだろうか?

・天国大魔境/石黒正数
全編天国パート。まず、園長の海外出張は、成長した『顔のない赤ちゃん』を兵士として解き放つことが目的だった。このうちの1体がトキオを母と誤認し、高原学園へと戻って来る。そして、襲撃でナタという生徒が意識不明になっていたことが明らかに。この子に園長が脳移植するんだろうけど、成長した姿がミクラさんなのか? 彼女の見舞いに行こうとし、光線銃を手に入れたマコにはどういう役割があるのか? そして、天国パートが過去であることが確定した。

・ブルーピリオド/山口つばさ
500枚のドローイングという体力勝負の課題だが、なかなか描き始めることができない八虎。八雲のアドバイスを受け、電車内でドローイングする一連の流れの描写が素晴らしかった。八雲のスケッチやデッサンの違いの説明も勉強になった。

・青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ
優里の夢の世界。姉の翠にされた嫌な記憶がよみがえる。特に八つ当たりでビンタされるのを、父親が黙って見ているだけというシーンが怖かった。なんだよ、この家庭。こうやって優里に無力感を植えつけることが、青野君の目的だったのか?

・天狗の台所/田中相
3人目の天狗・愛宕有意も加わり、稲刈りの準備をする。むぎの話からすると、次回はもっとたくさんの天狗が登場する感じかな。

・トップウGP/藤島康介
突風vsキッコvsナバロ兄弟。4人でのトップ争い。もうルートがないと思わせてからの、大外から!という展開が最高だったが……。勝負に勝って試合に負けてという感じか。

・無限の住人~幕末ノ章~/滝川廉治・陶延リュウ・沙村広明
万次が高杉晋作と出会う。まぁ襲われた賊を返り討ちにしているのはともかく、外見が尸良に似ているのが気になるところ。一緒にいる三味線を弾く女性も、槇絵を連想してしまう。

・ダーウィン事変/うめざわしゅん
センターカラー。スタイン夫妻が亡くなったので『所有者』が不在となり、危うい立場になってしまったチャーリー。公的機関に捕まってしまえば、その先は……。しかし、ここで意外な人物が名乗りを上げる。所有権を宣言して、ルーシーと3人でカリフォルニアへって感じか?

・不動さんの裏垢活動/藤峰式
読み切り。映えない日常を送っている中年サラリーマンの不動さんの生きがいは、裏垢に自分の美脚の写真を投稿することだった。しかし、あることからアカウントが炎上してしまい……。基本的には高校生配信者の良とのBL的な展開になっていくんだろうが、タイツ方面も充実させてほしい。

・おおきく振りかぶって/ひぐちアサ
新入部員10人が入って来る。今回は新2年生をふくめ、部員の自己紹介に割いた感じ。春の大会はベンチ入りが20人で、2人がベンチ外って言っているけど、ちょうどの人数じゃない?

・ヴィンランド・サガ/幸村誠
村の近くにクマが出没。退治するためにヒルドさんが森に入る。夜に現れたのは、クマのカムイってことでいいのかな。カルリとの会話も印象的だったし、雪解けは近いかな。

・来世は他人がいい/小西明日翔
ショート特別編。プレゼントを買って帰った霧島が見た吉乃の姿は……。グチャグチャのケーキを「うまい」と食べる吉乃が良い。

・Q、恋ってなんですか?/Fiok Lee
野良猫を保護した青井。Qといっしょに家族を探しているときに、雪乃さんとバッタリ出会ってしまう。Qとそっくりなこととか宇宙船のこととかは酔っているので上手くごまかせた?けど、やっぱり恋愛のほうが本筋か。Qの心境にも変化が訪れるか。

・プ~ねこ/北道正幸
砂の惑星デューンのオマージュ回。砂だらけの惑星でのアレコレ。どれくらい本家に準拠しているんだろう?

・十角館の殺人/綾辻行人・清原紘
ヴァンの犯行だとたどり着いたエラリィだったが、そのときにはすでに毒を盛られており……。ミス研全体で警察から話を聞かれるが、守須は無難にやり過ごす。このままでは完全犯罪が成立してしまうけど、島田はどこから犯行を暴いていくんだ?

・乾と巽~ザバイカル戦記~/安彦良和
乾は、日本へ一時帰国。部下たちだけでなく黒木ともここで別れることになるのか。そして巽はオムスクでコルチャークに質問を浴びせる。戦火も近いこの場所に、ジェーニャがやって来るという。しばらくは巽のターンかな。

・アイの歌声を聴かせて/吉浦康祐・前田めぐむ
とつぜん帰ってきた天野母を上手くかわしたトウマたち。サトミが「告げ口姫」と呼ばれるようになった問題を解決して……って感じかな。映画も公開されたし、完結も近いか。

・はしっこアンサンブル/木尾士目
女子メンバーのバレンタインコンサート。順調に進んでいたが、栞音が暴走したことからグダグダな展開に。あと、仁のメンタルはまだ沈んだままか。ホントに長谷川さんがいなかったら、どうなっていたんだこの部活は。

・イサック/真刈信二&DOUBLE-S
スピノラ軍に包囲されたブレダの街。その近くの要塞を奪還するため、プリンツとイサックが動く。クラウスとは別れたし、ゼッタも残してきた。本当にこれが最後の戦いとなりそう。

・ワンダンス/珈琲
高校に入る前、コンビニでバイトしていた湾田。そのときの回想エピソード。そして、ダンスをやるモチベーションのようなことも語られる。なんか、ムチャクチャ高い理想のような気がする。マイケル・ジャクソンを踊るときの、バラバラなコマの演出が良かった。

・フラジャイル 病理医岸京一郎の所見/草水敏・恵三朗
病理医専門試験本番。問題となる標本を見るたびに、これまでの出来事がフラッシュバックする演出が最高だった。まるで最終回のよう。2ヵ月休載して再開は4月号からだが、無事に受かっていることを信じている。



















次号、沙村広明の特別読み切りが掲載。











テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2021/11/26(金) 17:04:36|
  2. アフタヌーン 2021
  3. | コメント:2

アフタヌーン 12月号の感想




アフタヌーンの感想です。表紙は『十角館の殺人』です。






・告知
アフタヌーン編集部が運営する、新しいWEB漫画サイト『&sofa』が来月スタートとのこと。ラインナップ的に女性向けで『ベビモフ』的なイメージなのかな。

・十角館の殺人/綾辻行人・清原紘
巻頭カラー。十角館が炎上し、ミス研メンバーが全員焼死したという報せを受けた江南らは、島の近くの漁村へ。捜査から戻ってきた島田の兄の刑事から情報を聞く。そして、ささいな会話から、守須のサークル内でのニックネームが明らかになる……。つまり、本土パートで江南らと行動していたことがアリバイになる感じか。焼死体で身元の特定はしづらいんだろうけど、数が合わないことに江南が気づくのでは?

・ブルーピリオド/山口つばさ
番外編。新入生歓迎会に参加するかで、女子たちが話し合う。っていうか、1年最後の課題が終わったあとにやるんだな。なんか変なタイミング。

・ブルーピリオドのアフレコを見るぞ~~~~!!/ナクヤム パンリエッタ
アニメ・ブルーピリオドのアフレコ現場のルポ漫画の後編。主演の峯田大夢さんの演技に関して多くの尺が割かれる。マキ役の宮本侑芽さんにもインタビューしているのだが、大場先生役の和優希さんにも、もうちょっと触れてほしかった。せっかくなので。

・天狗の台所/田中相
草刈りをしたついでに、庭に生えていたハーブを収穫。餃子にジェノベーゼソースをかけたり、レモンバームでお茶を入れたりする。そして、ラストではオンにも天狗の能力が? 犬のむぎも重要なキャストになりそう。

・メダリスト/つるまいかだ
ピンナップつき。全日本選手権中部ブロック予選に参加するいのり。開会式で、独特なコミュニケーション能力を発揮する。強化指定選手3人が、これから越えなければならない壁ってことなんだろうけど、114ページ下段のコマで、いのりの2つ後ろの席に座っている子も気になる。モノローグに隠れているけど。

・Q、恋ってなんですか?/Fiok Lee
今回観察したのは、トゲウオ。でも本筋は、Qが外見のモデルにした深山雪乃さんと、会社の同僚の七海さんとの会話かな。青井の周囲の人間関係がにぎやかになって、どんな変化が起きるのか。

・ああっ就活の女神さまっ/青木U平・よしづきくみち・藤島康介
最終回。奇跡的に宇宙から帰還できたベルダンディーたち。見事にググールに入社できるかと思われたが……。最後まで原作の要素を取り込んでいるのが良かった。最終巻は、来年の発売。

・ヒストリエ/岩明均
オリュンピアスがエウリュディケの寝所を襲う。そして侍女を殺害し、子供2人のうち「どちらか1人を選べ」と言う。誰か助けが来そうにもないし、どうやって切り抜けるのか?

・アイの歌声を聴かせて/吉浦康祐・前田めぐむ
センターカラー。柔道の試合。故障した三太夫のデータを受け継ぎシオンと試合前の練習をしたサンダーが、見事に試合でも一本勝ちをする。後日、サトミ主導で祝勝会が行われることに。あとは、ラボ上層部(?)の妨害に対抗しつつ、サトミとトウマの関係性を発展させるって感じかな。

・無限の住人~幕末ノ章~/滝川廉治・陶延リュウ・沙村広明
伊藤甲子太郎率いる北辰一刀流の面々が、新選組に加わることに。しかし、それぞれが腹に抱えているものがあった様子。沖田と服部(という道場生)が試合を行うことに。あと、万次は獄中で吉田松陰と会っていたのか。

・来世は他人がいい/小西明日翔
吉乃が沈黙を貫いていたことの事情説明。これで仲直りできたかと思われたが、クリームのシーンが怖すぎた。急にブッこんできたな。そして、大阪でも不穏な動きが……。

・ヴィンランド・サガ/幸村誠
村に来たウーヌゥ人たち。しかし、まだ言葉が通じないので上手くいかないことも。ニスカワジージュが家や船を見て回るが……。ラストのギョロとのやり取りのシーンが良かった。この2人が交流の突破口になってくれれば。

・プ~ねこ/北道正幸
片づけられない女性・りんに、ルームメイトのコロミ(ネコ)がアドバイスをする。これから大掃除の季節だし、数を数える方法を実践してみたいと思う。

・ワンダンス/珈琲
2回戦で敗退してしまった一凛高校の反省会。今回も、部員たちのバックボーン解説が良かった。そしてカボは、湾田の経歴について考えを巡らせる。ただのダンス好きってわけではないのか。

・トップウGP/藤島康介
突風vsキッコ。あえて突風に先を行かせるキッコだが、さらにその後ろに双子レーサーがピッタリと張り付いていた。今回はシンプルにレースの攻防が面白かったけど、悔しがるローザマリアの姿も印象的。

・乾と巽~ザバイカル戦記~/安彦良和
乾は、大尉へと昇進。春の大規模戦闘を前に、いちど帰郷することに。同じタイミングで部下たちも北海道に帰れることになるが、そのうちのひとりが流行り病に罹ってしまい……。最後のページのベッドの上に並べられたマトリョーシカは、静かなインパクトがある。

・おおきく振りかぶって/ひぐちアサ
やっと強歩が終了。そして、新学年へ向けて様々なことが動き始める。特に西広の動向が気になるところ。それから、コーチから送られたメッセージ。そこを絵で解説するのがマンガなのではないだろうか?

・ビターエンドロール/佐倉旬
針間さんが病院を脱走してしまう。犬飼が見つけてからの説得シーンが素晴らしかったのはもちろんなのだが、特に512ページの一言が最高だった。これは犬飼にしか言えない言葉だと思う。次号は休載。

・イサック/真刈信二&DOUBLE-S
オランダに来たイサックたち。そこにプリンツが現れ、傭兵としての期間満了を告げる。報奨金を受け取り、兵士ではなくひとりの人間となったイサックだが、スピノラ軍の次の作戦を聞いて……。558ページのゼッタのセリフが良い。

・ダーウィン事変/うめざわしゅん
マックスが、第1話のラボ襲撃の裏事情を語る。そのとき警察が到着し、一件落着かと思われたが……。これで、チャーリーがどう動くか分からなくなったし、なんとなく第2章に突入した感じ。

・フラジャイル 病理医岸京一郎の所見/草水敏・恵三朗
もうすぐ病理医専門試験を受ける宮崎先生。その前に、どうしても鑑別をつけたい検体があった。様々な方法を模索する。そのなかで岸先生に関する衝撃的な情報が。久しぶりの岸・宮崎師弟回だったし、その情報が正しいとすると最終章に突入したって感じなのかな?

・はしっこアンサンブル/木尾士目
音大進学を目指すことを決心した晃。周囲もサポートするが、逆に仁がスランプに陥ってしまい、同好会に顔を出さなくなってしまう。そこで長谷川さんが『バレンタインコンサート』を企画する。メイン二人の光と闇みたいな感じが、読んでいてつらい。

・修羅と華/岩橋月巳
四季大賞受賞作。孤独な身の上で頑固者の棗は、陰陽師の橘屋という男と知り合う。薄墨(?)を使ったタッチの絵は独特だし、天神出現から落雷のシーンなど画力の高さはかなりのものだと思う。ただ、魔の気が祓われたはずなのに、その直後に嫉妬から下男の左吉に無理難題をふっかけ、そのせいで……というあたりが、ちょっと腑に落ちなかった。














次号、スキップとローファーに重大発表があるとのこと。『作品に関する』って言い方が気になる。











テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2021/10/26(火) 17:55:04|
  2. アフタヌーン 2021
  3. | コメント:2

アフタヌーン 11月号の感想




アフタヌーンの感想です。表紙は、アニメ放送も間近の『ブルーピリオド』です。






・天狗の台所/田中相
新連載巻頭カラー。アメリカで生まれ育った飯綱オン(が名前でいいのかな?)は自分が天狗の末裔であることを知り、しきたりにより日本で1年間の隠匿生活を送ることになる。今回は、共に暮らす兄の基が作ったキャラメルクルミを食べる。スローライフ&天然食材の一品料理といった方向性か。ただ、ラストで「それだけじゃないぞ」と思わせるヒキが見事。

・天国大魔境/石黒正数
全編魔境パート。地獄夢の目的は、ある人間への復讐だった。相手がクズなのはもちろん、飼われていた女の子の倫理観とか、地獄夢の復讐方法も(火薬とか超貴重品だろうし、そのギミックは誰が作ったのか?)いろいろとブッ飛んでいた。そして、2人は現在浜松にいるらしいことが分かるが、あの人食いは放置のままなのかな?

・青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ
美桜が「優里の命を分け与えられた青野が、優里のお腹の中にいるのではないか?」という推論を述べる。これは、ほぼ正解と考えていいか。それに対する優里の「むかつく」「運命を殴り殺してやる」というリアクションも、なかなか覚悟が決まっていたと思う。次回は、優里の悪夢が描かれる様子。今の時点でビビってしまう。

・スキップとローファー/高松美咲
ショート特別編。バレンタインのアレコレに一喜一憂する迎井、ミカ、志摩。そういえば美津未と志摩、いっしょにパンダ観に行ったことあったな。

・おおきく振りかぶって/ひぐちアサ
強歩の復路。筋肉痛に悩まされたり、足の裏の皮がめくれたりするものの、なんとか歩き続ける。今回、デジタルっぽい作画のところがあったり、アナログのところがあったり(134ページの篠岡の顔がヤバい)、いろいろと過渡期なのかな。

・ブルーピリオド/山口つばさ
センターカラー。アニメの情報もアリ。桑名さんは彫刻家の新1年生として藝大に入学してきた。そのツテで、他学科の人たちと知り合いになる。そして、2年生の新担任となった犬飼が登場。最初の課題として『500枚のドローイング』を告げる。転科することはないにしても、サボりがちになる可能性はありそう。

・ブルーピリオドのアフレコを見るぞ~~~~!!/ナクヤム パンリエッタ
アニメ・ブルーピリオドのアフレコ現場のルポ漫画。にしては作者の作風のクセが強すぎて、情報がなかなか頭に入りにくかった。次号にも掲載されます。

・来世は他人がいい/小西明日翔
東京に戻ってくる。そこから吉乃は無視というか、霧島の存在を完全に抹消したかのような態度をとる。なんとか振り向いてもらおうと奮闘する霧島が、ちょっと不憫。そして3日(?)が経ち、吉乃が行動に出る様子。アオリの通り『飴と鞭』のどちらの態度でくるのか?

・Q、恋ってなんですか?/Fiok Lee
前話の話の流れで、ナマコを食べに行く。そこのレストランは婚活パーティーを行っており、そこで出会った女性が……。デス・スパイラルなどハクトウワシの生態も興味深かったが、今回は人間方面が気になった。Qが外見をチェンジするって可能性もあるかな。

・ああっ就活の女神さまっ/青木U平・よしづきくみち・藤島康介
ググール社の最終試験は、ロケットを運転すること。シミュレーターのはずが、なぜか実際に打ち上げられてしまう……。次回が最終回だが、数年後とかに時間が飛んでいる気がする。

・無限の住人~幕末ノ章~/滝川廉治・陶延リュウ・沙村広明
万次は中岡に同行して長州に行くことになるが、当の長州藩が幕府軍に全面降伏し、勤王派の勢力は大きく削がれていた。それでも高杉晋作に会うため、長州行きは続行されることに。隊服をリニューアルした新選組の動向も気になるところ。

・ビターエンドロール/佐倉旬
センターカラー。今回の患者さんは、潰瘍性大腸炎に苦しむ針間さん。長年の闘病で心身ともに疲れており、就職を焦るあまり犬飼の言葉も耳に届かない。今回は、医師、弁護士、看護師と資格持ちを強調していたので、そのへんが突破口になるのかな? あと、今回犬飼は(回想の小さなコマを除いて)泣かなかったな。

・ワンダンス/珈琲
エキシビションとして行われた伊折vsアッセイ。わすか数ページだが、アッセイさんの圧倒的なダンスの迫力が伝わってくる。そして高校対抗チームバトルに。会場に来ている全員をメンバー登録していたので、一凛高校は9人編成で臨む。恩ちゃんをはじめ、各部員のダンスのバックボーンが説明されたのが良かった。

・アイの歌声を聴かせて/吉浦康祐・前田めぐむ
アヤとゴッちゃんはもともとケンカしていたうえに、詩音の件もあって2人の関係もここまでかと思われたが……というタイミングでのシオンの歌の表現が素晴らしかった。特に「雨粒にまぎらせて」のところ。ただシオンのテストは、あと3日とのこと。もう後半なのかな。

・サメガール/雪本愁二
読み切り。8度目の出張掲載。二人三脚中に、ハリセンボンと戦うことに。目次でも「準レギュラー?」と書かれているので、ホントに2誌同時連載とかすればいいのに。

・ヴィンランド・サガ/幸村誠
カルリたちはブランコの取り合いでケンカに。そして大人たちは土地の権利をめぐって言い争いに。そして、イーヴァルたちはコーデリアを自分たちの陣営に引き込もうとする。ストルクの説得シーンが、想像以上に不気味。

・波よ聞いてくれ/沙村広明
波の智慧派の幹部だったが板倉という男が、花輪からのメッセージを受け取り実行に移したのが、今回の計画の発端ということらしい。そして、茅代さんは家から“武器”を持ってくる。狩猟免許を持っているラジオパーソナリティーか。

・プ~ねこ/北道正幸
いろんな物に『風助』と名前をつけるモコちゃん。クロスワードを作る風助に言葉を狩られる中学生女子?が、ちょっと気になる。

・トップウGP/藤島康介
ローザマリアは、高台のことをジェーリオという人と勘違いしてビビっているってことか。そして、レース本戦前のウォームアップランで、トラブルに見舞われてしまう。今回のローザマリア、すべてのタイプの表情を見せたのではないだろうか?

・メダリスト 氷焔の獣/つるまいかだ
1~2巻ぐらいの内容をファンタジー世界風に描いた特別編。巨大ミミズを食べる鳩?のコマが、気持ち悪すぎる。

・はしっこアンサンブル/木尾士目
まず、端本工業高校合唱同好会 → 通称「端工アンサンブル」 → つまり『はしっこアンサンブル』というタイトル回収の流れが良かった。昂聖の夢もいいものだけど、晃のほうもポロっと夢が口に出てしまう。仁との関係性も保留のままか。

・ダーウィン事変/うめざわしゅん
大佐たちを排除し、マックスとの対話へ。どうやら次回以降は、チャーリー誕生に関する過去編になりそう。マックスが言った、ルーシーの「変わった経歴」も気になるところ。

・乾と巽~ザバイカル戦記~/安彦良和
巽と珠子は軍の列車から離れて、オムスクで知り合った男の家(船)に厄介になることに。そして、オムスクの街ではきな臭い動きがある様子。反クーデター派のクーデターなんてことがあるのか?

・イサック/真刈信二&DOUBLE-S
イサックは銃士を仕留めるが、ロレンツォの銃弾は外れる。廃屋での2人の攻防は息をのむ迫力があった。戦争自体は引き分けだが、2丁の銃を回収できたし、イサックの勝利といっていい内容だったと思う。














次号、ついに『十角館の殺人』で犯人が判明。












テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2021/09/25(土) 19:29:50|
  2. アフタヌーン 2021
  3. | コメント:2

アフタヌーン 10月号の感想




アフタヌーンの感想です。表紙は『Q、恋ってなんですか?』です。






・魔王の帰還/一穂ミチ・嵐山のり
最終回巻頭カラー。金魚すくい大会を経ても、いまだに悩みを抱えている鉄二。そんなとき、連絡を取っていなかった真央が勇さんを連れて文化祭に現れる。男2人で金魚すくいをするときのやり取り、それから浴衣姿をほめられたときの菜々子のリアクションなどが良かった。あと、真央のインスタの『おう、わしじゃ!』が面白すぎる。

・ブルーピリオド/山口つばさ
習い事が多すぎ、いっぱいいっぱいになってしまった小枝ちゃん。気持ちをブチまける見開きは胸がつまってしまう。橋田との共作シーンの雰囲気が良かっただけに、このまま絵を続けてくれるのかと思ったのだが……。そして、絵画教室編もこれで終了。八虎は2年生に進級する。そこで再会したのは桑名さんだった。藝大は秋入学もあるのか?

・来世は他人がいい/小西明日翔
吉乃が独自の方法論で2人の争いを諫める。個人的には先に帰らされた霧島が、椿さんに「自分の部屋に呼べば」と言われてハッとするシーンが良かった。それから、関西弁での会話シーンはリズムが良く、読んでいて気持ちがいい。小西先生は北海道在住だったはずだけど、出身は関西なのかな。

・Q、恋ってなんですか?/Fiok Lee
センターカラー。今回のターゲットはサンゴ。たしかに植物なのか動物なのかよく分かっていなかった。産卵のタイミングに満月が関わっていることと月経をからめて語られるけど、後輩社員の七海さんは今後も登場していただきたいところ。あと、水中ヘルメットのデザインが可愛かった。触手(?)がライトになっているあたり。

・おおきく振りかぶって/ひぐちアサ
三橋家に到着。至れり尽くせりの歓待を受ける。三橋、ここまでの金持ちの家の子だったのか。前回もそうだったけど、今回もちょっと絵が荒れ気味のような。

・波よ聞いてくれ/沙村広明
ミナレのところに瑞穂からメールが。ガラケーじゃなかったら地図も添付されていたんだろうけど、それでも茅代さんが同行し救出に向かうことに。でも、これは大滝が送ったもの。どういった概要の作戦なのか? 藻岩山から望来は、1時間半ってところか。

・プ~ねこ/北道正幸
今回は猫が一匹も登場せず、モルモットが主役。でも『定点観測』『アキレス似とカメ』は分かりにくかった。

・メダリスト/つるまいかだ
前回、司が呼んだ白根琥珀さんはバレエの講師だった。いのりたちにフィギアスケートにおけるバレエの重要性を説く。これまでバレエをやってこなかったことを悔いるミケと、今からでも積み重ねることができると考えるいのりの対比が見事だった。ミケ、闇落ちしなきゃいいけど。そして、いのりは6級バッジテストに合格する。2回転アクセルを着氷できるか!?という場面と、演技中にインサートされる『ひとりぼっちのいのり』のコマが印象的。次回はショートプログラムだけど、それ以降は日本選手権にむけての新章かな。

・ヒストリエ/岩明均
アリストテレスは、なんとフィリッポス王の蘇生(再生?)を試みていた。アンティパトロスはそのことが許せず、兵を伴って向かうが……。これ、本当に生き返るのか? 史実的にはどうするんだろう?

・青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ
藤本の視点で、優里のことをどう想っているのか、そのためにどんなふうに悩んでいるのか?ということが描かれる。恋敵が幽霊でなければまだやりようもあるんだろうけど。財布に220円しか入っていない広瀬が、唯一の救い。

・はしっこアンサンブル/木尾士目
昂星の児童養護施設のクリスマスパーティーで、同好会が歌うことに。昂星と園の子供たちとの関係性も興味深かったが、仁と晃のギクシャクも気になるところ。早く解消してほしい。次回は、昂星が提案した「ガチなヤツ」を歌うのかな。

・フラジャイル 病理医岸京一郎の所見/草水敏・恵三朗
多くの医師と話し合い、天羽さんの治療方針が決まる。そして1か月後……。今回の章は、朝加先生の成長でもあるとともに、伴先生の孤独と苦労を描くものでもあったのか。あと、ラストシーンで歩く岸先生の両脇に車がズラッと停められているのが、なんか印象的。

・スキップとローファー/高松美咲
1年生最後ということで、クラス全体で懇親会。その後、美津未がお土産を買うのに、いつものメンツがつき合う。2年生に進級して、どの程度のメンバーが同じクラスになるのか。「もはや第2のふるさとだよー」のページが最高。

・天国大魔境/石黒正数
天国パート。青島さんは、回収したミミヒメたちをそのまま学園の外に逃がす様子。船で渡った先には、街の明かりが……。奈良からだとすると、淡路島か四国か。それからもうひとり外に出たはずだけど、その行方は? 魔境パート。前回助けた女の子の名前はヘルム(地獄の夢と書いてヘルム)。キルコは、彼女とマルがお似合いだと考え、2人の距離を縮めるために、人食い退治を決意する。なんか、そんな動機で戦って大丈夫なのか?

・アイの歌声を聴かせて/吉浦康祐・前田めぐむ
詩音は、サトミに王子様が現れれば幸せになると考えるが……。なんか、ゴッちゃん・アヤ間のイザコザを解決するのが、近道のような気もするけど。あと柔道部の杉山のニックネームがサンダーって、この世代の子は元ネタも分からないだろうに。

・無限の住人~幕末ノ章~/滝川廉治・陶延リュウ・沙村広明
武市半平太に切腹が命じられる。横三文字の切腹は、壮絶の一言。その前に以蔵を自由にする策も見事だった(坂本が逸番隊と戦った後になにかしていたのは、これか)。これで岡田以蔵は、ストーリー的にも退場か。

・ビターエンドロール/佐倉旬
今回の患者の仲吉さんは、無保険無年金状態だった。生活保護とかお金の話にとどまらず、福祉や家族の問題もふくむ、重厚な内容だった。犬飼は泣くシーンを絞ったほうが良い気がする。今回だと686ページみたいなキメのシーンだけにしたほうが良いような。

・乾と巽~ザバイカル戦記~/安彦良和
原首相と田中陸軍大臣が会談。黒木をセミョーノフ付きの任から解くように要請する。その方向で話が進むが、これでパルチザンの勢いが増すことに。なんとなく、いまのアフガニスタンの情勢とダブってしまう。

・トップウGP/藤島康介
予選で好タイムを出し、突風は3番グリッドを獲得する。ローザマリアは、むかし高台にひどいことを言われたので……みたいな感じか。

・ダーウィン事変/うめざわしゅん
拉致されたルーシーとマックスの会話。ALA自体は動物の開放が目的だが、マックス自身の考えはちょっと違うということか。そして、チャーリーが救出に現れる。夜の森であっというまに兵士たちを倒していく。暗視装置をゲットするけど、逆に強い光を浴びたときのダメージは大きそう。

・ああっ就活の女神さまっ/青木U平・よしづきくみち・藤島康介
最終試験前に、レセプションレセプションパーティーを満喫するベルダンディーたち。そのなかで新生代四天王に認められたのかと思われたが……。このタイミングでタイトル回収(?)がくるとは。それから、ペイオースは花を出しに来ただけじゃないか。

・十角館の殺人/綾辻行人・清原紘
十角館に隠された十一番目の部屋を発見した、エラリィとヴァン。地下通路を進み、庭師の吉川らしき死体を発見する。ここで十角館に火が放たれるが、本当に青司が生きていて……という筋書きなのだろうか?

・イサック/真刈信二&DOUBLE-S
鐘楼に上り、潜む銃士を狙うイサック。ひとり倒すが、ロレンツォは移動し、そのイサックを狙っていた。放たれる2人の弾丸。どういう決着になるのか?

・ワンダンス/珈琲
壁谷vs伊折、延長戦。壁は用意したものではなく即興のムーヴを。それに伊折も呼応する。そして優勝したのは……。2人が分かりあえたことを示す最後の描写が、いかにも現代って感じでよい。

・月に吠えたンねえ/清家雪子
漫画アプリPalcyより出張掲載。詩人懇話会賞をめぐる、白さんと犀の対立を朔が解説する。単なる出張版ではない、たっぷりのボリューム。単行本では普通に1話としてカウントされるのでは?

















次号から、田中相の新連載がスタートします。











テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2021/08/26(木) 18:39:35|
  2. アフタヌーン 2021
  3. | コメント:4
次のページ