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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/10月はトクサツガガガ、スピドメ、天国大魔境、フルット。

はじめアルゴリズム 第5巻の感想




はじめアルゴリズム第5巻の感想です。



#(38)=(ハジメ少年の事件簿)
内田が不在。よっちゃんも休みという夜に、不審な物音が。ハジメはユリさんを守ろうと、庭にトラップ(草を結んだやつ)を仕掛ける。それに引っかかったのは……三津也だった。前巻ラストからそのまま内田邸に来て、また金を借りようとしていた様子。同じく戻ってきた大貫と、昔話に花を咲かせる。しかし、19Pの表情は完全に悪役なんだけど、その後の展開的に、どう考えたらいいのか? ハジメが数学で更生させるのか。

#(39)=(ハジメテノキモチ)
捕まると鬼の靴下を嗅がなければならないという、恐怖の遊びをしているハジメのところに、偶然ハっちゃんが現れる。嫉妬するカンタたちから逃げる時に手をつないで走るシーンが印象的。これは次の話との対比にもなっているけど、ハっちゃんのストーリーラインでも重要な意味を持ってくるか。そして、ハっちゃんのシャンプーの香りにハジメもトキメキを覚えた様子。でも、40P3コマ目のイメージ女性は誰だろう? ハッちゃんでもヒナちゃんでもないでしょ?

#(40)=(今年の夏は)
ハジメがよっちゃんと、大文字焼きを見に行く。つまり、12話から1年が経過したということ。このへんの時間経過に関する説明が、作中でもうちょっと欲しいところ。そしてよっちゃんの新しい『運命の人』に関して、ハジメが数学的にダメ出しをする。よっちゃん、すぐにお金を貸しちゃうし、ダメな男に引っかかり続ける人生を送りそうで心配。それから、本業?は劇団員ということが判明する。

#(41)=(桶屋の儲け額は増やせる?)
カンタの家の広い庭(お寺なので)で、野球をやるハジメ。そこで様々な偶然が重なり、ミラクルホームランを打つ。そのことから、すべての事象を数学で予想できるのでは?と考える。残像を残して移動するような、68Pの一枚絵が素晴らしい。カンタ父から『風が吹けば桶屋が儲かる』の話を聞き、さらに頭をめぐらせるのだが、なぜ住職なのにヤクザのような外見になってしまったのか? いいキャラだけど。

#(42)=(カオスは予測でいない?)
というハジメの考えを、内田が『カオス理論』を使って解説する。バタフライ・エフェクトとか、馴染みのある単語もあったので、比較的理解しやすい内容だった。「人はすべてを予測できない… でも人間は世界を理解できないっていうことではない」のシーンが、この巻のハイライトかな。ハジメがキラッキラしているし。そして、三津也が金を持っていってしまったので、内田家の金銭事情が厳しくなってしまう。

#(43)=(テジマの発見)
ここでテジマ視点の話に。現在はイギリスに留学中だが、そこで有名な教授に師事しているとか高度な問題に取り組んでいるわけではなく、ある意味ふつうの学生生活を送っていた。いまは、数学以外の様々な物事を体験吸収し、いつかそれを数学にフィードバックしようというところか。それから、留学先の学校はどのあたりにあるんだろう? あんまり大都会っぽい雰囲気じゃないし、ロンドンではないか。

#(44)=(ハジメとひまわり)
内田家の財政を救うため、テレビ番組に出演し賞金を稼ぐハジメ。しかし、96時間テレビで、スーパーさとし君で、パジョロとかずいぶんと詰め込んできたな。そして、ひまわり畑でカナブンを捕まえていたハジメは、種の列がフィボナッチ数になっていないヒマワリもあることから、いろいろと考えをめぐらせる。ストーリーの都合もあるんだろうけど、ハジメの言っている「流れ」がちょっと分かりにくかった。

#(45)=(ハジメとミツヤ【前編】)
誘拐しに来たという三津也に、あっさりとついていくハジメ。とりあえず、テレビの賞金が振り込まれる翌日まで行動をともにすることに。いっしょにラーメンを食べたりラブホテルに泊まったり、ちょっとしたロードムービー感が良かった。途中で三津也は「誘拐もまともにできねぇのかよ…」と言うけど、実際に欲しいのはお金じゃなくて成功体験だったりするんだろうな。内田は、三津也のことほとんど褒めたことがないんじゃないか?

#(46)=(ハジメとミツヤ【後編】)
ハジメと三津也は、夜のラブホテルで『無限』について語り合う。数学から離れ、酒を飲みながらでもハジメの話に合わせることができるので、三津也も実際はそれなりのレベルの数学者なんだろうな。それから、解放されて戻ってきたハジメを抱きしめる内田の姿がグッとくる。心配したのは当然だけど『よその子を預かっている』という責任感ものしかかっていたんだろうな。

#(47)=(ハジメの導き方)
夏休みの宿題として『ダンゴムシ天国』を作るハジメ。しかし、興味はいつのまにか数学の『集合』のほうへと移っていった。それを見た手嶋祖父が例えに出す『シェルピンスキーのカーペット』は、ジョジョでD4C戦のときに出てきたヤツか。そして手嶋祖父は、ハジメは「ここにいるべきではない」と切って捨てる。確かに内田は、三津也、大貫と育成に失敗しているしな……。




予告で靴下をいじられるハジメが、すでに面白い。







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  1. 2018/11/25(日) 18:17:21|
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はじめアルゴリズム 第4巻の感想




はじめアルゴリズム第4巻の感想です。


#(28)=(デルタの怪人)
鴨川デルタに現れる謎の怪人『デルタの怪人』(そのまま)が、学校で噂に。ハジメたちが捕獲に乗り出す。クラスメイト達は妖怪や宇宙人といった荒唐無稽な噂を冗談半分に話しているけど、ハジメだけは「どんな質問をされるんだろう?」と、目を輝かせているのが面白い。本当に宇宙人にさらわれたとしても、ハジメなら何とかなりそうな気がする。

#(29)=(怪人のキモチ)
5日間にわたる粘り強い捜索の結果、捕まえたデルタの怪人の正体が大貫次郎と判明。第13話で見つけたフェルマーの小定理を書いた人物を捜して、鴨川周辺をうろついていたらしい。内田のところへの出入りが許可され、ハジメと数学について話すうちに初心を取り戻し子供の姿になる演出が印象的。でも、その後の自宅に帰ったときの様子が気になる。なんか自殺してしまいそうなダウナーな雰囲気。

#(30)=(ヒナちゃんの悩み)
ダンスが苦手なヒナちゃんが、内田邸で秘密特訓。上手く踊れた時とそうでないときの違いをハジメが考えた結果、動きを一筆書きできることに気づき、そこから『ケーニヒスベルグの橋の問題』へと話が広がっていく。ハジメと大貫が楽しそうに話す様子を見て、気持ちを入れなおすヒナちゃんの様子が印象的だけど、衣装は勝手に持ち出しちゃダメだと思う。

#(31)=(いろんな形、いろんな面【前編】)
カンタの仕切りで、悩み相談をすることになったハジメ。その中で後藤に好きな子がいたり、クラスメイト達に様々な一面があることを知る。そこにミョウバンの結晶作りと、前回の一筆書きの問題を絡めて『別々の多角形にも共通点があるのでは?』と考える。なんとなく、ハジメが普通の授業を受けている様子が新鮮だった。

#(32)=(いろんな形、いろんな面【後編】)
図形の共通点を考えるハジメ。平面図形は、頂点-辺+面=1(三角形だと3-3+1=1)。正多面体だと必ず答えが2になることに気づく。『オイラーの多面体定理』に自力でたどり着いたハジメは、内田の解説を聞く。「いくらでもありそうな感じがするのに~」とハジメが言っている通り、正多面体が5種類しかないというのはちょっと意外。

#(33)=(数学と音楽と内田豊【前編】)
学校に忘れてきたピアニカの代わりに、寝たきりの内田の妻の部屋にあるピアノで宿題の練習をするハジメ。様子を見に来た内田に「数学と音楽って似ている」という話をする。ここから、内田の過去編へ。数十年前、テレビに出演しまくっていたときに、ピアニストの美作ユリさんとの出会ったことが描かれる。この話に限らず、この巻では内田の暗い表情が多いのが気になるところ。

#(34)=(数学と音楽と内田豊【中編】)
美作さんの演奏を聴いた内田の感想。音楽にも数学の中にも、様々な揺らぎがあるという話になる。美作さんが「みんな揺れ動いているってことですね……」と言われたときに、内田の心も揺れ動いたわけですね。分かります。子供も産まれ、順調に結婚生活が進むかと思われたが……。ここから内田の人生は、低迷期に入っていくわけか。

#(35)=(数学と音楽と内田豊【後編】)
テレビに出るのを止め、かといって数学の研究が上手くいくわけでもなく、三津也とも決別しドン詰まりの状態。それでもユリさんは、病気の身体をおして内田を励まし続ける。「揺れ動き続けて」という言葉は、英語にすれば『Like a Rolling Stone』みたいなことだよな。ハジメの言葉で、また音符と数字の重なったイメージが見えるようになるのが良い。

#(36)=(ヒナとハチ)
いつのまにか中学でボッチになってしまっていたハっちゃん(天才少女なので腫物扱いに)。たまたま出会ったヒナちゃんに悩み相談しようとするのだが……。2人の話のかみ合わなさも面白かったが、黄金比と白銀比の話も良かった。ドラえもんって白銀比だったのか。ラストではハっちゃんにも友達ができたけど、やっぱりハジメが中学に入ってからが本番かな(なんの?)。

#(37)=(世界も楽しんでる)
三津也は、寝起きに内田とハジメの出演しているテレビを、偶然目にしてしまう。そのことで何らかの決意をした様子。夕暮れに内田邸に向かうが、ハジメに何もなければいいが……。そして、大貫による『リーマン予想』のザックリとした説明が行われる。178Pの『ゼータ関数のゼロ点が一直線に並ぶ』部分は、よく分からなくても「おぉ」と思わせるものがあった。





大貫は無精ひげはなくなっていたけど、服はダボダボのスウェットのまま。内田は何か買ってやれよ。






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  1. 2018/08/26(日) 14:17:30|
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はじめアルゴリズム 第3巻の感想




はじめアルゴリズム第3巻の感想です。今巻から登場人物紹介がついたんですけど、ハジメの顔が美少年すぎる。目もキラキラしているし。



#(18)=(ハジメのオワリ!?)
数検に落ちて以来スランプのハジメ。『数学ができなくなるのでは?』という恐怖心から、何度も水の中に沈むイメージが脳裏をよぎる。後の話で分かることだが内田には育成失敗の経験があり、うまいアドバイスを送ることができない。ハジメは連休を利用して実家に帰るが、持ち帰った課題に手をつけることができず……。その時に現れたのは、ヒナちゃん!

#(19)=(ハジメのハジマリ!?)
たとえ厳しく辛い道のりが待っていようとも、自分がアイドルになることを疑わないヒナちゃん。その話を聞いてハジメの視野が広がり、数字のイメージが復活する。32~33Pのマトリックス風見開きはともかく、30P1コマ目は数字だけじゃなく記号なんかもあったほうが良かった気がする。京都に戻ったハジメに内田が用意した問題は……?

#(20)=(見えていない世界)
1+2+4+8+・・・=-1。普通に考えればありえないが、数学の世界ではこういうこともあり得る。内田は新しい概念を獲得し、誰も見たことのない景色を見ることをハジメに求める。この問題は巻末記事でも解説されているけど、ちょっと個人的に難易度が高かった。そしてハジメは、数検1級に合格する。年に何回試験が行われるかわからないけど、前後の描写的に1月~2月くらいなのかな?

#(21)=(数学少女・剛田ハチ)
数検の試験会場で知り合った剛田ハチちゃん(中1)が、コンパスを返しにやって来る。サザエさん風お団子ヘアにマロ眉という顔立ちが、なんだかカワイらしい。この後の描写的に正ヒロインということになるのかな。そして、ご当地アイドルHAK794に合格したヒナちゃん、よっちゃんと3人で200個のチョコを年齢に応じて分けるのだが、内田はなぜこんな大量のチョコを持っていたのか? バレンタインか?

#(22)=(平行線【前編】)
内田の息子・三津也が、金の無心に現れる。怒りを見せ追い返そうとする内田との話は平行線をたどる。そんなときハジメは『平行線って、実は交わるのでは?』と考える。第13話で登場した大貫しかり、こういう数学によって人生が狂ってしまった大人たちは、物語的にはどういう役割があるんだろうか? 反面教師的なものなのか、何らかの障害となるのか。

#(23)=(平行線【後編】)
平行線も、3次元だと交わりうる点が見つかる。つまり、いまはいがみ合っている親子もいつか和解する日が……という内容。ただ、これはハジメではなく内田がどうにかしないといけない問題だな。それにしても、内田は金庫に札束が入っているほどの金持ちだったのか。描写はないけど、講演や執筆なんかでそれなりの収入があるんだろうな。

#(24)=(円周率の日 その1)
3月14日は、円周率の日。ということで、ハっちゃんとグレートグレーマンの映画を見た後に、円周率の話をする。『多角形で挟み撃ち』というフレーズが、数学っぽくなくて面白い。ハっちゃんは遠くの中学に行く可能性があるらしいけど、ここは地元に残ってほしいところ。もう完全に、ハジメのことを好きになっているみたいだし。

#(25)=(円周率の日 その2)
前話と同じ出だしから、ハジメが転校してくるまで『数学と言えば』でおなじみだった、後藤というクラスメイトに視点が移る。ハっちゃんとのデートを尾行していたり嫌なヤツなんだけど、ハジメは気にせず……という内容。まぁ、箸休めエピソードという感じ。この巻では、2話で1エピソードという構成が増えたと思う。

#(26)=(すべて一緒)
手嶋は留学を視野に入れて、イギリスに渡っていた。しかし、手ごたえはなく心に何か引っかかっている様子。帰国してすぐに(?)ハジメに会いに行く。まぁ、漫画というか物語的には突然現れるのがセオリーなんだけど、この2人は互いの連絡先とか交換してないのかな? 158Pから始まる連続見開きで、世界の境界があいまいになりぼやける描写が印象的。

#(27)=(見えるもの)
数学では、数字や図形などで様々なものを『分ける』。では、分ける前はどうなっているのか? というのが、ハジメが興味を抱いていること。右と左の例えや、手嶋が言ったトポロジーの説明など、この巻で最も数学的なウンチクが面白かった。これから挑んでいくテーマとしては、数式が並ぶものよりも、こういった感じのもののほうがマンガ映えしやすいか。






次巻では『デルタの怪人』が登場?








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  1. 2018/05/26(土) 20:03:00|
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はじめアルゴリズム 第2巻の感想



はじめアルゴリズム第2巻の感想です。



#(8)=(大きな差)
京都に来て早々、最年少で数学検定1級に受かった手嶋ナナオと遭遇したハジメ。自分が書いていた式をバカにされるものの、手嶋の式の美しさに感心し自分も数検を受けてみたいと考える。ハジメが数式をビジュアル的にとらえているのに対し、手嶋は「なんて臭い式だ…」と言っていたり、嗅覚で捕えているのが面白い。

#(9)=(きれいな道)
しかし、内田はその提案を却下。数検を取ることで得られるメリットは、すでにハジメは持っていると諭す。でも、短期的にしろ長期的にしろ何かしらの目標設定みたいなものは必要な気がする。内田は最終的にハジメをどういった形に成長させたいんだろう? そして、手嶋のことを調べていた内田の態度が急変。ハジメに数検を受けるように言ってくる。

#(10)=(内田の特訓とハジメの弱点)
内田は数検1級の過去問題を解かせた結果、ハジメの弱点が計算にあることに気づく。複雑な証明問題(?)はできても、簡単な計算が苦手とは意外だった(第4話などで100点とっているシーンがあるけど)。それから、ハジメが2を女性っぽいと感じたり、共感覚を見せるシーンが印象的だった。手嶋はナナオだから7ってわけじゃないだろうけど。

#(11)=(後悔先に立たず。)
手嶋がテレビのインタビューを受ける。それを観たハジメと内田のリアクション(フォークを落とす)の天丼が面白い。そして、手嶋が解きたいと言った『リーマン予想』に内田も取り組んだいたことを知ったハジメは、ささいな行き違いから家を飛び出してしまう。その前に数学ドリルをやっているときに、ハジメは36×23の計算を間違っているけど、これはボケの一種と考えていいのか?

#(12)=(オトナへの第一歩?)
夜の街で内田家のお手伝いの よっちゃん と出会ったハジメは、彼氏にフラれたという彼女の話を聞くことに。でも興味は川向うのビルの高さに移り、そこから「2人で見たかった」(ハジメも見たかった)という大文字焼きを、スマホの画像を使ってそこにあるかのように見せるシーンが最高だった。この巻のハイライトと言って、過言ではないと思う。帰り道でよっちゃんが言う『内田の息子』が、後々の伏線になりそう。

#(13)=(数学人生残酷アルゴリズム)
インターミッション回。かつての内田の弟子・大貫次郎が登場。幼いころから数学を学び、素数の出現の法則を解き明かそうとしたものの挫折し、現在は引きこもり状態の彼が、第8話でハジメと手嶋が書いた数式を目撃したことによって、心を揺さぶられる様子が描かれる。この巻では、この話のみの登場となるが、今後内田に再弟子入りしたりハジメと出会うことがあるんだろうか?

#(14)=(ハジメとカンタ【前編】)
もうすぐ夏休みも終わりというところで、内田から休みをもらったハジメ。そこで同い年の南カンタと出会い、将来なにになりたいか?という話をする。ハジメ的には数学者とか研究者とかは考えていなんだな。でも、まだ小5だから、これからどう考えが変化していくのか? それからハジメの好きな『グレートグレーマン』の設定が語られるけど、細かすぎるし世知辛い。

#(15)=(ハジメとカンタ【後編】)
カンタは近所の子供たちの遊び場である『賭博場』にハジメを連れていく。神経衰弱や10パズルなどで連戦連勝し、少々の金銭とたくさんの友達を得る。『神経衰弱の鬼』などの異名がイチイチ面白い。内田宅でドリルを解いているよりも、ハジメには随分と刺激になったはず。数学で何かを生み出せるかもしれないと気づくシーンが良かった。この作品の象徴である蝶も飛んでいるし。

#(16)=(ハジメのラングランズプログラム)
ラングランズプログラムとは、関係なく見える分野でも実はつながっているんじゃね?という考え方。ハジメにとっては、数学の様々な分野の違いなど関係なかった。それを見た内田の嫉妬の表情がすさまじい。なんとなく、将棋の藤井六段の師匠の杉本昌隆七段のことを連想しまった。よっちゃんの天丼オチも良い。

#(17)=(ハジメとテジマ)
内田がかつての共同研究者・手嶋と再会。ナナオの祖父である彼は、孫に最高の環境を与えることを宣言する。この手嶋家が内田&ハジメのライバルということになるわけか。そして、数検1級の試験を受けたハジメだが、落ちてしまう。そのことによって心が不安定になり、数が自分の前から消えるイメージに襲われてしまう。181P3コマ目で、ハンターハンターを連想してはいけない。




次巻、ハジメはスランプから脱出できるのか?




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  1. 2018/02/27(火) 18:16:50|
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はじめアルゴリズム 第1巻の感想




世界の見え方が変わる数学漫画『はじめアルゴリズム』第1巻の感想です。モーニングで9月から連載開始。作者の三原和人さんは、これが初単行本となります。
試し読みはコチラ


#(1)=(ハジメのはじめ)
数学者の内田豊は故郷の島での講演(大失敗)の帰り、廃校の壁に書かれた不思議な数式を発見する。一般的なものとは違い、絵やおかしな図形が組み込まれたソレを書いたのは、小学5年生の関口ハジメだった。内田の声に耳を貸さず、雲の動きや木の枝の別れ方などを、夢中になって計算し続ける。天才がもう一人の天才と出会って……というのはよくある話の形だけど、それでもココから始まる物語に期待が持てるというのは確か。

#(2)=(海の教室)
一度は内田から逃げ出したハジメだが、追いつかれた浜辺で自分のやってきたことが数学の一部であり、これまで多くの人が作り上げてきた道だということを知る。セリフのなくなる後半の演出は鳥肌もの。モーニング誌上で読んだときに、背筋がゾクゾクしたのを覚えている。ふつう数学っていうのは出された問題を解くものと考えがちだけど、この作品内でハジメや内田がやっているのは、世界の中から疑問を見つけ出し、それを数学の形に落とし込むことなんだな。

#(3)=(委員決めの時間)
実は、学級委員長をしているハジメ。クラスの誰もが委員になりたがらないことを受け、どうやれば手を上げたくなるかを考える。最終的には、委員に決まった人の席がキレイな図形になるように強権を発動したが、この図形の名前とかあるんだろうか? あと放送委員の大泉君は髪形がモジャモジャしているので、某俳優をイメージしてしまう。鈴井君もいるし。そしてハジメの家を訪ねた内田は、自分の住む京都にハジメを連れて行きたい旨を伝える。

#(4)=(楽しい方向)
当然、そんなことを言われても親としては納得ができない。特に、父親のほうが強く反対する。外に出たハジメは、ご近所に住むヒナちゃんのアドバイスを聞く。ヒナちゃんは、アイドルを目指すJCなのだが、展開的にこの巻のみの登場となりそうなのが残念。女っ気のない作品の華だったのに。それから、天然っぽいハジメが4兄弟の長男というのが、なんとなくイイ。

#(5)=(内田の灯)
内田の過去編。数学者として行き詰っていたところに親友から声をかけられ、テレビなどで名声を得ていたこと。そして、それらを全て投げ打ったことが語られる。数学を研究するための心の火は消えてしまったが、ハジメを導くための灯となるという決意の描き方が良い。友人の数学者は描写的に交通事故に遭ったらしいが、死んでしまったと考えていいのだろうか? ある程度ハジメが頭角を現したときに、復讐の鬼と化して登場しそう。

#(6)=(見える世界)
ハジメと母親のエピソード。前話で夜更かしをしたせいで風邪をひいたハジメ。病院に連れた帰りに思い出の場所をめぐりながら、幼い日のことを母親が回想する。ハジメの言動や考え方についていけなかったことを悔いているような描写があるけど、家のラクガキ数式を消さなかっただけでも、十分に優しいと思う。内田が家に来たときも、まずはハジメの意見を聞こうとしたし。「何度でも!」と言って、ハジメを抱きしめるのもイイ。

#(7)=(世界を解くんだ!)
島のみんなとの別れをあっさりと済ませて、ハジメは京都に行くことに。そこで、数学を学ぶ決心をするひとつのキッカケとなった、1歳上の天才少年・手嶋と出会う。この“ライバル”との関係が、今後の話の主軸となっていきそう。それから、表紙にも登場している蝶が気になる。内田とハジメが初めて会ったときや京都に行ってからと、重要と思われる場面で描かれている。単なるモチーフ以上の意味があるのかどうか?



2018年、ブレイク候補の筆頭だと思います。あとは、第2話の『カプレカ数』のような、数学ウンチク要素をもうちょっと増やしてほしい。




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  1. 2017/11/24(金) 20:36:06|
  2. はじめアルゴリズム
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