晴耕雨マンガ

6月は、トクサツガガガ

六道の悪女たち 第4巻の感想




『六道の悪女』第4巻の感想です。表紙は、しっかりと赤い糸が結ばれている“つっぴぃ”こと椿です。



・第26話 死神の呪い
白バイ隊員が事故に遭い、莇美が葵を憎むようになった事故の詳細が描かれる。これは、路上に出ていた莇美にも問題があり、一方的に葵が悪いとは言い切れない感じだな。それだけに『法律違反・危険運転』だから悪女という、六道の判定がちょっとビミョーに感じてしまった。どちらかといえば、自分の命を顧みない危険な行為をしていることが悪。という印象。スピードでは葵に分があるだけに、ここからどうやって『鬼ごっこ』対決での勝利につなげていくのか? 

・第27話 六道の魔法
六道の決死の言葉を受けて、ついに莇美が泪ながらに本心を吐露する。乱奈や幼田が外に向けて暴力という形で悪意を発していたのに対し、莇美は自らを責めて痛めつける内罰的な悪女という側面もあったのかな。そして葵は、ヒジで路面を削るギリギリのコーナリングで振り落とそうと試みるが、六道の伸ばした手がギリギリ莇美に届いていた。これで決着ッ!

・第28話 自由の象徴
莇美編のエピローグ的な話。『鬼ごっこ』に勝利した莇美が葵を連れて、実は生きていた白バイ隊員に会いにいく“罰ゲーム”を執行する。これで過去のわだかまりもなくなったかな。そして、ラストのみんなでツーリング行く様子も良かった。飯沼のバイクセンスは鉄板だし、乱奈の後ろにチョコンと乗る幼田もカワイすぎる。それから、冒頭で敵チームの山田と語っている大佐が意外すぎる。もはやヤンキーに対しての気後れはないのか。

・第29話 乱奈と幼田
幕間的な話。全校あげて、校内清掃をすることに。乱奈と幼田が協力して?教室をキレイにしていく。幼田が先輩風を吹かせて(実際年上だけど)いろいろ教えようとするのも、それを聞きながら不満顔をする乱奈もどちらもカワイかった。あと、通常顔の六道が久しぶりなせいか、黒目が小さすぎるように感じた。特に83P上段の六道は、催眠状態のように見える。この話で飯沼の子分の角山がひさしぶりに再登場したけど、いつか黒方&ヒロにもチャンスがあるんだろうか?

・第30話 髪飾り
休日のショッピング回。六道たちと合流する前に、常にセーラー服姿の乱奈の服を買うことに。実は読者モデルだった椿のコーディネートで、幼田や莇美もオシャレをする。第15話で六道からもらったヘアゴムを、乱奈がどう思っているかが分かるシーンが良かった。あと、仮にもJK4人が集まって、バッグを持っているのが椿1人というはヤバい。乱奈と幼田は仕方ないとしても、せめて莇美はお嬢様なんだから手ぶらはまずかったと思う。

・第31話 鬼島連合の脅威 
集会を潰し、葵を倒したことにより激突が避けられない状況となった、鬼島連合の概要を飯沼が説明する。葵以外の幹部は、総長以下総勢6名(NO.5が2人。うち女性は2人)。六道たちは潔く頭を下げる意向を固めるが、そのトップどころが直接学校に乗り込んでくる。乱奈が一度鬼島連合を潰していたという過去も明らかになるが、2年前ということは普通に考えれば中2のときか。“最凶スケバン”誕生秘話も気になるところ。

・第32話 震える童子
ついに鬼島連合が亞森高校にやって来たッ! が、カチコミというわけではなく、まさかの転校だった。トップの松ヶ宮童子以下幹部6名が六道のクラスメイトになる。女性+トップの童子は植物の名前入り。それに加え、全員が鬼にちなんだ名前になっているのか。
松ヶ宮童子 → 酒呑童子など
椰子谷唯 → 夜叉
朱井公平 → 赤鬼
般東若之介 → 般若
菫雷乃・風乃 → 雷神・風神
本当の目的は乱奈を鬼島に引き入れることらしいが、童子の性格が『怖がり』ということも判明したし、まだまだ動きはありそう。NO.2の朱井が、第26話にも1コマだけ登場していたというのも、細かい演出。

・第33話 悪女だって女の子
鬼島連合が転校してきてからの現状確認。ひさしぶりのトイレの個室で、対策を話し合ったり問題点を明らかにする。したり、こういうときでも大佐は有能だな。そして、最初に六道の術の影響を受けたのは、まさかの菫雷乃。男子トイレに入ってきているので、男のはずだが……? そして、童子は乱奈に接触をはかる。
六道4巻見開き
この巻のベスト見開き

・第34話 閉ざした少女
まず菫“きょうだい”は、男のような雷乃が姉で女のような風乃が弟の、見た目と性別が逆転している姉弟だと明らかに(なので、雷乃が六道の術中に堕ちた)。さらに童子は他人の心が読める?能力持ちということも判明し、朱井と飯沼の間にも因縁があるらしいことも発覚するなど、いろいろと設定が明らかになった回だった。184ページの童子のサイコっぷりからの、188~189ページの見開きのギャップが最高。でも、これで本格的に六道がロックオンされることになるのか。





次巻では、学園祭編がスタートッ!



スミレの花言葉は『誠実』。なので雷乃は、素直に秘密を打ち明けたということか。
六道4巻花










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  1. 2017/05/10(水) 18:44:08|
  2. 六道の悪女たち
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六道の悪女たち 第3巻の感想



3人目は“暴走姫”。六道の悪女たち第3巻の感想です。表紙は、第19話トビラの転用なんだけど、上手く赤い糸をつなげたなという印象。



・第17話 白馬に憧れて
姫野莇美は暴走族を嫌悪し、白バイ隊員を神聖視している女性だった。そんな彼女が、飯沼が用意した暴走族仕様のバイクで帰宅する六道を発見。発見即退治(サーチ・アンド・デストロイ)しようとするが、ここで術が発動。六道にひと目惚れしてしまう。制服や白バイを自作してしまうほどの歪んだ愛情が、悪女判定されてしまったという感じか?あと、飯沼は自分が先輩に1万払って手に入れたバイクを六道にタダであげるけど、術にもかかっていないのに信頼しすぎだと思う。

・第18話 魔法にかけられて
女子高に通っている莇美は、白バイ隊員にしかときめかないはずの自分が、なぜ憎むべき族車に乗っていた六道にときめいたのか?という疑問を確かめるために、わざわざ亞森高校にまで乗り込んでくる。そこで、運悪く飯沼が六道のために持ってきた原付2号(エビテール装着)を見て、六道にバイクの恐ろしさを教えることを決意。『死のドライブ』に連れ出す。でも、これは自分が嫌う暴走行為そのものだと思うんだけどな? あと、サイドカーをつまみ上げて動きを封じた乱奈の手首に、第15話でもらったヘアゴムを付けているのが見逃せない。

・第19話 暴走姫・莇美
六道がゲロゲロしてしまうほどの極悪ドライブをした莇美だったが、小さなケガを手当てをしてもらっただけでイチコロ。六道専属運転手を申しでる。『ヤンキーバイクに乗らなければ』という条件付きでバイク乗車も認められたことで、まるく収まるかに思われたが、六道が鬼島連合のNO.3・布留川葵と遭遇してしまう……。この回のサブタイトル『暴走姫・莇美』は、第11話の『番長・幼田』とセットと考えていいか。とすると、乱奈のものが無いのが気になるところ。あと、大佐のバイクにまたがる幼田がカワイイ。

・第20話 3人目の悪女
葵とのやり取りで、莇美が鬼島連合に狙われていることを知った六道は、飯沼らに相談する。相手の規模や他校の生徒であることから「関わらないのがベスト」と言われるものの、六道は放っておくことができない。連絡先を知らない莇美を呼び出すため、あえて夜の街を爆走する。そして、さっそく白バイ姿の莇美が現れる。それから、莇美が白バイ警官を神聖視するようになった出来事の一端も描かれる。「ぎりっぎり」という口調もマネしたものだったのか。

・第21話 当たり前のこと
『自分の敬愛する白バイ隊員を再起不能にした葵を許さない』という莇美の決意は固く、六道の説得にも耳を貸さない。介入は難しいかと思われたが、それでも六道は葵を捕まえ莇美を助けることを決意する。それにしても、105ページからの六道の言葉がアツすぎる。ここまで真っ直ぐで熱意を持った主人公というのも、最近は珍しいと思う。そして、葵は電車スレスレで踏切を走り抜けるような危険運転をする男だった。莇美でも、コこの危険運転に追いつくのは難しいと思われるが……。

・第22話 暴走族との対峙 
莇美は集会に行く前の葵を狙うという頭脳的な作戦を見せるが、仕留めきれず。逆に集会場所に誘い込まれてしまう。そのピンチに、六道らが援軍に駆けつける。六道が『亞森高校の裏番』ということもバレてしまったし、対決は避けられない状況。それにしても、術の影響下にありながら(間違えていたとはいえ)六道を攻撃するとは、やっぱり莇美は特殊な悪女なんだろうな。そして、揉め事に巻き込まないようにするためとはいえ、ウソをつかれハブかれる形になった乱奈はどう思うのか?

・第23話 絶対に逃がさない
鬼島連合とチーム六道の対決形式は『鬼ごっこ』。後ろに六道を乗せた葵がターゲットとなり、六道が振り落とされる前に鬼役の莇美らが葵にタッチできれば勝ちとなるルール。しかし、葵の攻撃でいきなり大佐が脱落してしまう。それにしても、スリルジャンキーぶりが露わになった葵のバイクの乗り方は危険の域を飛び越えてしまっている。あの姿勢でスピードを維持できるものなんだろうか? そして、第22話でビグスクを壊されたシノブの話から事態を把握した乱奈の動向は……?

・第24話 六道の仲間たち
ついついロケットカウルを装着させたバイクに乗って来てしまった飯沼は、スピードを出すことができず。課長とともに後続の鬼島連合を排除する。戦線離脱したかに思えた大佐も、体を張ってチームの副官・山田を止める。サブタイトルが『六道の仲間たち』だし、この話は飯沼ら男たちにスポットが当たるのが良かった。その分、ただやられるだけだった課長が残念。彼にも何か見せ場が欲しかったところ。そして、ついにアメリカンバイクにまたがった乱奈が参戦するッ! 木刀でバイクのタイヤを破裂させるって荒業どころの騒ぎではない。

・第25話 信じる想い
鬼島連合バイク部隊を潰した乱奈。そのまま追撃に入ろうとするものの、飯沼の言葉もあり六道が帰ってくることを信じ、道路の真ん中で正座して待つことに。「愛しているから」と堂々と宣言する184~185ページの見開きが素晴らしすぎる。ここまで『正妻感』の強いヒロインも、近年珍しいだろうに。そして、勝負は葵vs莇美のタイマン勝負へ。というところで、2人の因縁のキッカケとなった白バイ警官が再起不能になってしまった事故をめぐる回想編に入る様子。
六道 3巻用


4巻は、来月発売。莇美vs葵が決着ッ!


六道3巻花言葉
アザミの花言葉は『報復』。なので、白バイ隊員のカタキを取ろうとし、葵の花言葉は『大望』。なので、自分と張り合えるスピードで走れる人を探していた。みたいなことか。










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  1. 2017/04/09(日) 19:55:02|
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六道の悪女たち 第2巻の感想



こんどの相手は“最凶ロリ番長”。六道の悪女たち第2巻の感想です。どうやら表紙の赤い糸は、繋がっていくデザインの様子。


・第8話 お前は死刑だ
まず、冒頭に登場するロリコン男の、やけに詩的なコメントが面白い。そして、学校の頭・幼田小百合が教室に乗り込んできて六道と対面する。相手が女性ならば恋に落とし平和的な解決が計れるかと思っていたが、その体格同様精神も未発達の?幼田には通じない様子。幼田が乱奈の殺気に気づいたシーンのように、バチッと決まる見開きが1話に1回はあるのが、この作品の魅力のひとつだと思う。

・第9話 初恋ってなに?
六道相手にはなぜか力を振るうことができない幼田(大佐は思いっきりブッ飛ばした)は、話を聞くためにプライベートルーム(旧校舎の用具室を改装したもの)に招待する。徐々に術中に堕ちつつある幼田を見て六道は、こんな形での『初恋』はダメだと考える。そのための道は更生させて術の対象外にするしかないが、相手はヤンキー校の頭。簡単にできることではないと思うが……。しかし、第1巻で“猛獣”乱奈を女と認めたように、六道さんはホンマ紳士やでぇ。

・第10話 六道のアイディア
実はバリバリ二浪中だった幼田は、六道たちのクラスメイトだった。更生の第一歩として、学習発表会で植物観察することを六道が提案する。幼田の一喝により、クラスのヤンキーたちがその意見に賛同する → 六道が頭なんだ。と、露草さんが誤解するところの流れが面白い。彼女は唯一の『真面目な女性』として、状況を解説する役目なのかな? しかし、不良どもがワイワイと花壇を取り囲んでいる様子を、幼田の部下の黒方が見ていた。術の効果外の男への対処はどうする?

・第11話 番長・幼田
植物観察をすすめる六道たち。幼田も更生の道を順調に歩んでいたかに思えたが、黒方の策略によって花壇をメチャクチャにされたことで怒りに火がつき、ハッキリと六道のことを『好き』だと自覚する。つまり、これで悪女堕ちで確定してしまったということで、こんなにも切ない告白シーンはなかなかないと思う。平和なムードが漂っていたとき、乱奈にレポートのアドバイスをしたり、(とても上手ではない)絵を笑わずに誉めたり、六道は本当に人間ができていると思う。

・第12話 “わがまま”
黒方は手下というワケでなく、幼田を巧みに操って暴力性を発揮させる黒幕タイプだった。完全に悪女となってしまった幼田を連れて、最強のチーム『鬼島連合』に加わろうとするが、それを阻止するために六道が現れる。その前の、雨に打たれて正座する見開き → 幼田を連れ戻すために土下座して乱奈に協力を頼むというシーンは、六道の真っ直ぐさに胸を打たれる。自身の追い求める『楽しい学園生活』のためなら、くじけずに戦い抜く覚悟があるんだな。

・第13話 ちゃんと見てるから
六道は、幼田がこれまでまとめたレポートを読み上げる。その間、乱奈は襲い掛かるザコどもを、まるでスタープラチナのようにブッ飛ばしていく。鬼島連合幹部(?)のチェーン攻撃に守勢に回った隙をついて、黒方が六道に襲い掛かる。が、それでも六道はレポートを読み上げることをやめない。137ページの六道の言葉と、それに対する涙で、幼田は更生したとみていいか。ちなみに、この話と次話で乱奈は「六道くん!!」と「ガルルルル」としか喋っていない。ビーストモードだな。

・第14話 幸せな帰り道
黒方の鉄パイプ攻撃から、六道を救ったのは幼田だった。はっきりと「学校に行きたい」と口にする。鬼島連合の増援が到着するが、課長&大佐が機動力を奪い、飯沼が退路を確保。全員で離脱することに成功する。このときの、黒方なりのケジメのつけ方も男らしくて良かった。そして、6人で走る道を第9話で夢見た『幸せな帰り道』と重ね合わせる見開きが最高だった。幼田は、六道のことを「あきらめる」と言うけど、このときには術の効果は切れているが、それでも六道のことを信頼しているということか。
六道 2巻用

・第15話 乱奈さんの好み
幕間の話。みんなで六道の家に行き、ゲームをして遊ぶことに。一見、ワイワイと楽しく遊んでいるように思われるが、それは六道がいる時の話。それ以外では、乱奈が未だに心を開いていないということが明らかになる。好きな食べ物と血液型は明らかになるが、男性陣はこれからも距離の取り方が難しそう。幼田が割とフランクに話しかける様子が、なんだかホッコリする。そして、六道はこれまでのお礼を兼ねて、プレゼント(ヘアゴム)を贈る。受け取った時の乱奈の言葉、そして実際に髪をしばって街を歩くときの表情がなんとも言えない。

・第16話 危険なバイク
飯沼と大佐が中型バイクの免許を取るということなので、課長と一緒に原付免許を取ることにした六道。一発で合格し、また楽しい学園生活に近づいたと喜ぶ。いっぽう、第12~14話で集会を潰されてしまったチェーンピアス男は、鬼島連合のNo.3・葵の率いるバイクチームによる制裁行為を受けていた。そのとき背後から来た謎の白バイが、鬼島連合のバイクを危険な運転で蹴散らしていく。運転していたのは、第3の悪女・姫野莇美だった。1巻のときもそうだったけど、新しい悪女が登場してヒキという構成も見事。


基本的に悪女たちは花の名前がついているが、その花言葉と性格との関連性も興味深い。気になるのは、露草さんの花言葉が『なつかしい関係』だということ。また、六道の術が陰陽道由来のものであることを考えると、乱奈の黄色(土)に相剋の関係にあるのが露草の青(木)であるというのも、何か意味がある気がする。ただの委員長キャラというワケではないんだろうな。
六道の悪女 花2巻









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  1. 2017/02/09(木) 11:44:39|
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六道の悪女たち 第1巻の感想




ヒロイン全員“悪女”! 『六道の悪女たち』第1巻の感想です。

・第1話 平和で楽しい学園生活
ヤンキーの巣窟・亞森高校に通う六道桃助は、平穏な学園生活を夢見ながらもイジメられてばかりの毎日。友人の火野本勝(通称・大佐)と木嶋耕太(通称・課長)といっしょに、トイレの個室で不満をぶつけ合うことだけが、ストレスのはけ口だった。そんなとき、死んだはずの祖父から届けられた『家宝の巻物』の光を浴びたことにより『問答無用で悪い女に愛される』という不思議体質になってしまう。最初の相手は、1人で10人以上の男を病院送りにしてしまうほどの圧倒的な強さを持つ、スケバンの向日葵乱奈。六道が乱奈の手を取ったときにできる、血でできた『赤い糸』の描写が素晴らしい。

・第2話 未知との遭遇
血みどろスケバン・向日葵乱奈は、80年代のオールドファッションな服装をしているものの、実は六道のクラスメイトだった。当たり前のようにとなりの席に座り、因縁をつけてきた相手を病院送りにする。六道は一度は逃げ出そうとするが、大佐の言葉から乱奈をちゃんと女の子と認めたうえで(キーワードは『太ももは誰にでもある!!』)、自分が戦うと宣言する。普通、ここは最高の暴力装置を手に入れたので、イジメてきたヤンキーたちに復讐するところだが、それを良しとしない六道は、すでに主人公の素質が備わっていたということか。ラストの乱奈は、この巻イチバンのかわいさだが、話が通じていない。
乱奈 カワイイ

・第3話 真の漢気
悪女ハーレムを作り、乱奈に言うことを聞かせることにも成功した六道。これで平和な学園生活が……と思われたが、クラスを仕切っている飯沼が許してくれるはずもなかった。そこで乱奈にどうにかしてもらおうと考えるが……。112~114Pの六道の不良に対するモノローグは『Let'sダチ公』『クローズ』『シュガーレス』など、多くのヤンキー物の傑作を生み出してきた秋田書店で良く言えたなという内容で、逆に『漢気』を感じた。そして、屋上で飯沼とタイマンをはることに。体操服姿でケンカしようという主人公も、珍しいと思う。

・第4話 漏れた言葉
六道vs飯沼。男同士のタイマン勝負。当然ケンカでは敵わないものの、124Pの心からの叫びなど意地を見せるが、結局は乱奈の力を頼ることになってしまう。もちろん、一撃で飯沼を吹っ飛ばした乱奈のほうがインパクトがあるのだが『女の子である乱奈の助けは借りない』と心に誓いながらも、それが果たせなかったことを後悔し涙する六道のほうが印象的。ふつうは危機が去ってホッとするところなのに、自分の不甲斐なさを悔いるとは。それから、これまで六道たちを「ザコ」と見下してきた飯沼にも、それなりの理由が明らかになったのが良かった。

・第5話 変わっちゃたね
この学校では珍しい真面目な委員長・露草水絵さんが登場。これまで六道の優しさにシンパシーを感じていたものの、最近の(悪女限定の)モテっぷりに不信感を持つ。彼女は、普通にまじめ人間なのか、それとも隠された悪女性を秘めているのか、気になるところ。さらに、学校のトップである幼田という人物に目をつけられたことを心配した取り巻きヤンキー女さんたちや、大佐&課長が距離を取って見守るなか飯沼が声をかけてくる。

・第6話 衝撃的な寄り道下校
声をかけてきた飯沼とともに、ラーメンを食べることになった六道。後輩ヤンキー(2話でカツアゲしてきたヤツ)も同席することになって冷や汗をかく。ラーメンを食べる見開きからの飯沼からの友達(ダチ)宣言が良い。この作品は、必ず『ココ!』という見開きが用意されていて、スカッとする。そして、飯沼がラーメンに誘った本題は、幼田から狙われていることを教えることだった。早速、店を出たところで配下の男に拉致られそうになる。ラストの飯沼のセリフが心強い。

・第7話 明日も元気に
隠れて様子を見ていた大佐たちは無理に抵抗せず転校することを勧めるが、六道自身はこれまで逃げたり隠れていたことを反省し正々堂々と戦うことを決意する。そして、トップの幼田が幼女のような外見の女だと判明する。六道桃助→桃太郎、飯沼波瑠也(いいぬまはるや)→犬、火野本勝(ひのもとまさる)→猿、木嶋耕太(きじまこうた)→キジ、で桃太郎一行になっているというネットの情報を見て、194~195Pのチーム感に納得。
チーム六道





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  1. 2016/11/10(木) 13:31:28|
  2. 六道の悪女たち
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