晴耕雨マンガ

2月は『トクサツガガガ』と『はじめアルゴリズム』。

六道の悪女たち 第7巻の感想




六道の悪女たち第7巻の感想です。表紙は、初の男性キャラ・飯沼波瑠也。赤い糸は握られた拳の中に。



・第53話 屋上までの道
まず、鬼島連合が今回の計画を実行に移すまえの回想。菫姉弟、般東、椰子谷は、それぞれのチームの様子が描かれ、朱井も持っていることは他の話で判明している。でも、童子はナシ。直属部隊みないなのはないんだな。そして、屋上を目指して六道たちが行動を開始する。助っ人・莇美のバイクにつかまり、一気に校内に突入!待ち構えていた最初の関門は、般東ッ!

・第54話 馬鹿力の男
莇美のバイクを弾き飛ばすほどの怪力を誇る般東のパンチを、片手で受け止める幼田。六道たちを先に行かせ、説得をしようと試みるが……。一度はフッ飛ばされたものの、みんなから認められる『番長』になるために立ち上がる。これは、他人任せにしたわけでなく、幼田が人生ではじめて立てた目標ということかな。それから、黒方は学校辞めちゃったのか。なんだか、ちょっと残念。

・第55話 力比べ
幼田vs般東。真っ向勝負のパワー対決。52~53Pの、投げ飛ばされた幼田がすぐさま戻って反撃する見開きが素晴らしい。視線がキッチリと<の形みたいに誘導される。最後のところで勝敗を分けたのは、童子にすがっていた般堂と、六道を信頼している幼田のメンタルの差といったところか。確かに初登場時と比べると、幼田は精神的な成長が感じられる。

・第56話 No.2朱井公平
次の関門は、朱井。因縁のあるらしい飯沼が向かっていくが、カウンターで倒されてしまう。もしや裏工作専門で、ケンカは弱いのでは?と思われた朱井だったが、徹底的に無駄をのぞいた省エネファイトスタイルの強豪だった。伊達にNo.2をはっているワケではないってことか。

・第57話 救えぬ悲しみ
飯沼と朱井の因縁、そして、つばきとつき合うようになったキッカケの出来事が描かれる。仲間だと思われた友人たちに裏切られたという過去を考えると、現在子分に収まっている角山って意外とスゴイ奴なのかも。そして、六道に乱奈を諦めさせる脅しの道具に使われた課長が、怒りの拳を振り上げる。『課長パンチ』が初めてさく裂するッ!!

・第58話 分かち合う仲間
課長パンチでフッ飛ぶ朱井。これがヒントとなり、飯沼が突破口を見つける。栓抜きで自分の指を折っておいて、課長に「指折れ兄弟」とか言ってしまうセンスもスゴイが、やっぱり全部が吹っ切れたような114ページの「皆で戦おうぜ六道 仲間なんだからよ」と言うときの笑顔が素晴らしい。そして、ラッシュをかけてきた朱井に、飯沼のカウンターが……。

・第59話 退かないド根性
決まらない! ギリギリのところでかわされてしまったが、課長からもらった根性を乗せた一発で朱井を撃破する。勝利報告の、トランシーバーでのやり取りが最高。しかし、童子の命令に背いてでも攻撃を加えようとする天乃&風乃に、六道らは行く手を阻まれてしまう。人数的には勝っているとはいえ、戦力差は圧倒的。

・第60話 雷乃の気持ち
大佐&課長が意を決して天乃に向かっていくものの、あっさりと返り討ちに。六道は菫兄弟に挟み撃ちにされてしまうが……。菫兄弟関連は、何度も裏をかかれて驚かされる。ここにきて、まさか風乃と雷乃が入れ替わっていたとは!? 正体を現す見開きが素晴らしい。第42話とのリンクにもなっているし、見比べるとすっかり女性っぽい顔つきになっている。これで一気に鬼島との頭数の問題も解決したことに。
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・第61話 菫三兄弟
菫三兄弟の回想エピソード雷乃&風乃が天乃に憧れていた様子が描かれ、2人が異性装することになった流れも明らかに。TS的な事じゃなかったのね。雷乃と風乃のチェンジリング作戦の概要も描かれ、雷乃vs天乃の兄妹ゲンカへ。カメラを壁に固定してバトル模様を描く演出が新鮮だった。しかし、最後の啖呵を切っているシーンとかページとか、ちゃんと『女の雷乃』を描いているのは、すごいことだと思う。

・おまけ漫画 菫三兄弟の誕生日
天乃への誕生日に何を送るか頭を悩ませる雷乃&風乃。知恵を絞ったプレゼントは結局ダメだしされてしまったが……。これが、異性装を始めたキッカケとは。




次巻では、六道が椰子谷と対峙する!




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  1. 2017/12/09(土) 15:00:54|
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六道の悪女たち 第6巻の感想




『六道の悪女たち』第6巻の感想です。表紙は、乙姫恵梨香さん。初の、赤い糸スルーパターンです。



・第44話 童子の煽動
再び亞森高生が襲撃を受ける事案が発生。童子によれば、その相手は最恐最悪のレディースチーム『竜宮』だと言う。もちろん六道はそのこと異を唱えるが……。こうやって周囲から孤立させるとは、おそろしいヤツだな。マインドゲームの達人だな。

・第45話 追いつめられる六道
校内は、対竜宮ムード一色に。擁護派の六道は完全に孤立してしまう。そんな状況のなか、飯沼はいち早く六道派を表明。イジメから逃げ隠れていたあのトイレの個室で、飯沼といっしょに作戦会議する様子は、ちょっと胸が熱くなる。そして童子は乱奈に揺さぶりをかけて来る。

・第46話 乱奈の鍵
幼いころから怖がりの性格だった童子は、常に怖い人を味方にすることで安心を手に入れてきた。なので、いまだに旧鬼島を乱奈に潰されたときの恐怖が消えていなかった。そこで言葉巧みに乱奈を鬼島に引き入れ竜宮を潰すというのが、今回の策略の全容。六道の術が一番強くかかっているであろう乱奈が素直にオチたとは思いたくないが、六道が言った言葉が裏返って……というのは、ちょっと切ない。

・第47話 裏の世界
六道は急いで教室に戻るが、すでに乱奈は去った後だった。童子が六道に宣戦布告する見開きが素晴らしすぎる。ふつうは高いところにいる敵が「ここまで登ってこい」とやるものだけど、低いところにいる童子が「ここまで降りてこい」と言うとはね。捕らわれの姫役が最強の乱奈だったり、通常のパターンとはひっくり返しているワケか。六道は、ひとまず竜宮が学園祭に来ることを止めようと考える。
六道 降りてこい

・第48話 学園祭の朝
いよいよ学園祭当日。六道たちはチーム竜宮が学校に来ないよう、街中を走り回って探すことに。3班に分かれたうち、飯沼、幼田&課長にくらべて戦力で劣る六道&大佐の前に姿を現したのは……雷乃ッ! あと“勝負服”になった鬼島のメンバーがカッコイイ。

・第49話 逆転劇
鬼島を辞めてきたという雷乃は、自分が女だということも大佐にカミングアウトし、六道らの仲間になることに。タイミングよくチーム竜宮を見つけ、事態を説明しようとしたときに……。まさか、菫兄弟にもうひと仕掛けあったとは。第47話で竜宮を騙ってヤンキーを襲っていたときには、すでに長男である天乃に入れ替わっていたということか。

・第50話 最後の希望
雷乃が、童子に本心を語る回想。なんとなく、改心し悪女ではなくなっても六道に惚れ続けるっていう、幼田さんと同じパターンになりそう。そして、竜宮が亞森校にやって来る。般東率いるヤンキーたちが待ち構える体育館に誘導されるが……。莇美や椿など、非戦闘員の活躍で相手の策略を崩していく展開は、やっぱり面白い。あと、葵のバイクチームの面々、ちゃんと莇美のいう事を聞いているんだな。

・第51話 竜宮の総長
莇美&つばきが作戦に加わる流れの回想。そして、つばきが事情説明しているところに、体育館外に待機していた亞森生徒が襲い掛かって来る。これを乙姫さんは“ビンタ”で返り討ちにする。やっぱりチャンピオン系の作品での最強技はビンタか。そして椰子谷との1対1の展開に。わずかな攻防だったけど、作中で女性同士のタイマンは初めてか。

・第52話 誰が為の幸せ
乙姫と椰子谷の強さは互角。しかし、莇美チームの包囲を突破した般堂に幹部のスタジャン子が捕まってしまい、乙姫さんは屋上へ連行されることに。童子との、トランシーバーを使った話し合いの流れで、乱奈にプロポーズしてしまう六道の漢気が最高だった。まずは、ザコ亞森生徒たちを突破しなければならないッ!
六道 プロポーズ


・おまけ漫画
今回は、ほぼ暴れるシーンのなかった乱奈さん特集。荷物を持つ六道を持ちあげるヤツが良かった。



次巻は、六道たちと鬼島が本格抗争に突入。











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  1. 2017/10/09(月) 15:46:02|
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六道の悪女たち 第5巻の感想




『六道の悪女たち』第5巻の感想です。表紙は菫姉弟。赤い糸は風乃ではなく、雷乃の小指に結ばれています。



・第35話 最恐の“味方”
鬼島連合が亞森高校入りしたということを受けて、かねてより敵対していた針蔵高校が動き出す。モブヤンキーだけでなく、課長までもが毒牙にかかってしまう。栓抜きで指を折られるとか、想像しただけで痛すぎる。ここで動くのが、まさかの鬼島連合ッ! クラスメイトを守るため、針蔵潰しにでる。24~25ページの見開きは『頼もしい助っ人』感満点で、この巻のベスト見開き。
六道 5巻

・第36話 ビビっちゃいねぇ
鬼島連合、針蔵高校にカチコミ。でもこの話では、般東の頑丈さ&パワーと風乃の身軽さ&蹴りの強さが披露されたくらいで、まだまだ小手調べといった程度か。あと、後の話で椰子谷から高い評価を受けているものの、朱井にケンカが強いイメージが浮かばない。今回はサボったし。童子の指示で裏で動くタイプなんだろうけど、それだけじゃNO.2にはなれないだろうしな。

・第37話 植えつける恐怖
童子自身は直接手を下さず、護衛的に横にいる椰子谷もナイフを蹴り落としたり、あくまでも自己防衛の範囲内の攻撃にとどめたうえで、針蔵校トップの岡森の心を折り屈服させる。くり返し「ビビらない」的なことを言っていた岡森に、こうもあっさりと恐怖心を植え付けるとは。実際、童子は鬼島連合内でも腕っ節ではなくこういう心理戦で登りつめていったのかな。そして、亞森内で鬼島株が爆上げしたところで、学園祭の準備が始まる。

・第38話 学園祭準備!
学園祭編がスタート。六道原案&乱奈の鶴の一声で、クラスの出し物が演劇に決定する。自分のメイク技術が生かせると前向きな雷乃を不審に思った風乃が、はじめて六道と接触する。しかし、雷乃との約束を守るためとはいえ、えらい変態宣言してしまったものだな。そして、教室にひとり残った六道の前に、椰子谷が姿を現す。これ、童子の指示での行動なのか、単独の判断でのアプローチなのか気になるところ。

・第39話 ラブレター
転校してからこれまで、そんな素振りも見せていなかったが、やはり椰子谷も六道の術中に堕ちていた(104~105Pの椰子谷視点のマッチョ六道が面白い)。元々『強い男が好き』という彼女は、乱奈が退席した隙を突きラブレターを渡そうとする。しかし、椰子谷の本性は好きになった相手を破壊したいと思う、過激な“女王様”だった。このへんは、作者のデビュー作『ひざまずけ豚野郎』からの転用なのかな。

・第40話 チーム竜宮
学園祭で行う演劇は『桃太郎』に。おばあさん役が4人いたり(乱奈&雷乃とともに役をゲットしたモブ2人は、かなりの激戦を勝ち抜いたに違いない)、角山が包丁役だったり(2回も『庖丁』と誤植しているけど)、内容はムチャクチャな様子。六道は、舞台背景の材料の買い出しに出たが、レディースチームのみなさんにカラまれてしまう。ところが、この『チーム竜宮』はケンカ御法度の、真面目なバイクチームだった。しかも総長の乙姫さんは、乱奈と知り合いの様子。六道を探しに来た乱奈の「おばあさんだよっ」がカワイイ。

・第41話 友達の証
元々はただの女ヤンキーの集まりだった、チーム竜宮。集団でのケンカにいつのまにか参加していた乱奈の活躍もあり、勢力を拡大していく。が、そこで旧鬼島連合に目をつけられてしまう。ここから乱奈がひとりで壊滅させ、童子が再建。竜宮は現在のような平和なチームへ、という流れが明らかに。乙姫さんから『友達の証』として贈られた木刀は、第1話で持っていたり、バイクのタイヤを叩き割っていたヤツか。

・第42話 “男”たちの友情
順調に演劇の準備をすすめる六道たち。鬼ヶ島のセットを作る過程で、さらに雷乃をオトす。172ページの、手のひらに描いたハートマークを見せるときの、雷乃の表情がカワイイ。六道を女装させて遊んでみたり衣装合わせのときの感じなど、楽しいムードでの学園祭準備は、ここまでとなってしまう……。

・第43話 平和
いよいよ演劇の練習も、体育館を使った本格的なものに。クラスメイトだけでなく上級生も挨拶に来たり、すっかり亞森のヤンキーは童子に心酔してしまっている。しかし、朱井に一枚の写真を見せたことから童子の態度が一変する。そこに写っていたのは、乙姫さん。彼女が『最後のピース』とはどういう意味なのか? ここから、ついに童子の乱奈攻略の作戦が始まる……。

・おまけ漫画
風乃の六道観察マンガ。38話を受けての内容で、六道の変態(演技)っぷりが面白すぎる。



次巻から、ついに対鬼島連合がスタートッ!







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  1. 2017/07/09(日) 15:50:17|
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六道の悪女たち 第4巻の感想




『六道の悪女』第4巻の感想です。表紙は、しっかりと赤い糸が結ばれている“つっぴぃ”こと椿です。



・第26話 死神の呪い
白バイ隊員が事故に遭い、莇美が葵を憎むようになった事故の詳細が描かれる。これは、路上に出ていた莇美にも問題があり、一方的に葵が悪いとは言い切れない感じだな。それだけに『法律違反・危険運転』だから悪女という、六道の判定がちょっとビミョーに感じてしまった。どちらかといえば、自分の命を顧みない危険な行為をしていることが悪。という印象。スピードでは葵に分があるだけに、ここからどうやって『鬼ごっこ』対決での勝利につなげていくのか? 

・第27話 六道の魔法
六道の決死の言葉を受けて、ついに莇美が泪ながらに本心を吐露する。乱奈や幼田が外に向けて暴力という形で悪意を発していたのに対し、莇美は自らを責めて痛めつける内罰的な悪女という側面もあったのかな。そして葵は、ヒジで路面を削るギリギリのコーナリングで振り落とそうと試みるが、六道の伸ばした手がギリギリ莇美に届いていた。これで決着ッ!

・第28話 自由の象徴
莇美編のエピローグ的な話。『鬼ごっこ』に勝利した莇美が葵を連れて、実は生きていた白バイ隊員に会いにいく“罰ゲーム”を執行する。これで過去のわだかまりもなくなったかな。そして、ラストのみんなでツーリング行く様子も良かった。飯沼のバイクセンスは鉄板だし、乱奈の後ろにチョコンと乗る幼田もカワイすぎる。それから、冒頭で敵チームの山田と語っている大佐が意外すぎる。もはやヤンキーに対しての気後れはないのか。

・第29話 乱奈と幼田
幕間的な話。全校あげて、校内清掃をすることに。乱奈と幼田が協力して?教室をキレイにしていく。幼田が先輩風を吹かせて(実際年上だけど)いろいろ教えようとするのも、それを聞きながら不満顔をする乱奈もどちらもカワイかった。あと、通常顔の六道が久しぶりなせいか、黒目が小さすぎるように感じた。特に83P上段の六道は、催眠状態のように見える。この話で飯沼の子分の角山がひさしぶりに再登場したけど、いつか黒方&ヒロにもチャンスがあるんだろうか?

・第30話 髪飾り
休日のショッピング回。六道たちと合流する前に、常にセーラー服姿の乱奈の服を買うことに。実は読者モデルだった椿のコーディネートで、幼田や莇美もオシャレをする。第15話で六道からもらったヘアゴムを、乱奈がどう思っているかが分かるシーンが良かった。あと、仮にもJK4人が集まって、バッグを持っているのが椿1人というはヤバい。乱奈と幼田は仕方ないとしても、せめて莇美はお嬢様なんだから手ぶらはまずかったと思う。

・第31話 鬼島連合の脅威 
集会を潰し、葵を倒したことにより激突が避けられない状況となった、鬼島連合の概要を飯沼が説明する。葵以外の幹部は、総長以下総勢6名(NO.5が2人。うち女性は2人)。六道たちは潔く頭を下げる意向を固めるが、そのトップどころが直接学校に乗り込んでくる。乱奈が一度鬼島連合を潰していたという過去も明らかになるが、2年前ということは普通に考えれば中2のときか。“最凶スケバン”誕生秘話も気になるところ。

・第32話 震える童子
ついに鬼島連合が亞森高校にやって来たッ! が、カチコミというわけではなく、まさかの転校だった。トップの松ヶ宮童子以下幹部6名が六道のクラスメイトになる。女性+トップの童子は植物の名前入り。それに加え、全員が鬼にちなんだ名前になっているのか。
松ヶ宮童子 → 酒呑童子など
椰子谷唯 → 夜叉
朱井公平 → 赤鬼
般東若之介 → 般若
菫雷乃・風乃 → 雷神・風神
本当の目的は乱奈を鬼島に引き入れることらしいが、童子の性格が『怖がり』ということも判明したし、まだまだ動きはありそう。NO.2の朱井が、第26話にも1コマだけ登場していたというのも、細かい演出。

・第33話 悪女だって女の子
鬼島連合が転校してきてからの現状確認。ひさしぶりのトイレの個室で、対策を話し合ったり問題点を明らかにする。したり、こういうときでも大佐は有能だな。そして、最初に六道の術の影響を受けたのは、まさかの菫雷乃。男子トイレに入ってきているので、男のはずだが……? そして、童子は乱奈に接触をはかる。
六道4巻見開き
この巻のベスト見開き

・第34話 閉ざした少女
まず菫“きょうだい”は、男のような雷乃が姉で女のような風乃が弟の、見た目と性別が逆転している姉弟だと明らかに(なので、雷乃が六道の術中に堕ちた)。さらに童子は他人の心が読める?能力持ちということも判明し、朱井と飯沼の間にも因縁があるらしいことも発覚するなど、いろいろと設定が明らかになった回だった。184ページの童子のサイコっぷりからの、188~189ページの見開きのギャップが最高。でも、これで本格的に六道がロックオンされることになるのか。





次巻では、学園祭編がスタートッ!



スミレの花言葉は『誠実』。なので雷乃は、素直に秘密を打ち明けたということか。
六道4巻花










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  1. 2017/05/10(水) 18:44:08|
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六道の悪女たち 第3巻の感想



3人目は“暴走姫”。六道の悪女たち第3巻の感想です。表紙は、第19話トビラの転用なんだけど、上手く赤い糸をつなげたなという印象。



・第17話 白馬に憧れて
姫野莇美は暴走族を嫌悪し、白バイ隊員を神聖視している女性だった。そんな彼女が、飯沼が用意した暴走族仕様のバイクで帰宅する六道を発見。発見即退治(サーチ・アンド・デストロイ)しようとするが、ここで術が発動。六道にひと目惚れしてしまう。制服や白バイを自作してしまうほどの歪んだ愛情が、悪女判定されてしまったという感じか?あと、飯沼は自分が先輩に1万払って手に入れたバイクを六道にタダであげるけど、術にもかかっていないのに信頼しすぎだと思う。

・第18話 魔法にかけられて
女子高に通っている莇美は、白バイ隊員にしかときめかないはずの自分が、なぜ憎むべき族車に乗っていた六道にときめいたのか?という疑問を確かめるために、わざわざ亞森高校にまで乗り込んでくる。そこで、運悪く飯沼が六道のために持ってきた原付2号(エビテール装着)を見て、六道にバイクの恐ろしさを教えることを決意。『死のドライブ』に連れ出す。でも、これは自分が嫌う暴走行為そのものだと思うんだけどな? あと、サイドカーをつまみ上げて動きを封じた乱奈の手首に、第15話でもらったヘアゴムを付けているのが見逃せない。

・第19話 暴走姫・莇美
六道がゲロゲロしてしまうほどの極悪ドライブをした莇美だったが、小さなケガを手当てをしてもらっただけでイチコロ。六道専属運転手を申しでる。『ヤンキーバイクに乗らなければ』という条件付きでバイク乗車も認められたことで、まるく収まるかに思われたが、六道が鬼島連合のNO.3・布留川葵と遭遇してしまう……。この回のサブタイトル『暴走姫・莇美』は、第11話の『番長・幼田』とセットと考えていいか。とすると、乱奈のものが無いのが気になるところ。あと、大佐のバイクにまたがる幼田がカワイイ。

・第20話 3人目の悪女
葵とのやり取りで、莇美が鬼島連合に狙われていることを知った六道は、飯沼らに相談する。相手の規模や他校の生徒であることから「関わらないのがベスト」と言われるものの、六道は放っておくことができない。連絡先を知らない莇美を呼び出すため、あえて夜の街を爆走する。そして、さっそく白バイ姿の莇美が現れる。それから、莇美が白バイ警官を神聖視するようになった出来事の一端も描かれる。「ぎりっぎり」という口調もマネしたものだったのか。

・第21話 当たり前のこと
『自分の敬愛する白バイ隊員を再起不能にした葵を許さない』という莇美の決意は固く、六道の説得にも耳を貸さない。介入は難しいかと思われたが、それでも六道は葵を捕まえ莇美を助けることを決意する。それにしても、105ページからの六道の言葉がアツすぎる。ここまで真っ直ぐで熱意を持った主人公というのも、最近は珍しいと思う。そして、葵は電車スレスレで踏切を走り抜けるような危険運転をする男だった。莇美でも、コこの危険運転に追いつくのは難しいと思われるが……。

・第22話 暴走族との対峙 
莇美は集会に行く前の葵を狙うという頭脳的な作戦を見せるが、仕留めきれず。逆に集会場所に誘い込まれてしまう。そのピンチに、六道らが援軍に駆けつける。六道が『亞森高校の裏番』ということもバレてしまったし、対決は避けられない状況。それにしても、術の影響下にありながら(間違えていたとはいえ)六道を攻撃するとは、やっぱり莇美は特殊な悪女なんだろうな。そして、揉め事に巻き込まないようにするためとはいえ、ウソをつかれハブかれる形になった乱奈はどう思うのか?

・第23話 絶対に逃がさない
鬼島連合とチーム六道の対決形式は『鬼ごっこ』。後ろに六道を乗せた葵がターゲットとなり、六道が振り落とされる前に鬼役の莇美らが葵にタッチできれば勝ちとなるルール。しかし、葵の攻撃でいきなり大佐が脱落してしまう。それにしても、スリルジャンキーぶりが露わになった葵のバイクの乗り方は危険の域を飛び越えてしまっている。あの姿勢でスピードを維持できるものなんだろうか? そして、第22話でビグスクを壊されたシノブの話から事態を把握した乱奈の動向は……?

・第24話 六道の仲間たち
ついついロケットカウルを装着させたバイクに乗って来てしまった飯沼は、スピードを出すことができず。課長とともに後続の鬼島連合を排除する。戦線離脱したかに思えた大佐も、体を張ってチームの副官・山田を止める。サブタイトルが『六道の仲間たち』だし、この話は飯沼ら男たちにスポットが当たるのが良かった。その分、ただやられるだけだった課長が残念。彼にも何か見せ場が欲しかったところ。そして、ついにアメリカンバイクにまたがった乱奈が参戦するッ! 木刀でバイクのタイヤを破裂させるって荒業どころの騒ぎではない。

・第25話 信じる想い
鬼島連合バイク部隊を潰した乱奈。そのまま追撃に入ろうとするものの、飯沼の言葉もあり六道が帰ってくることを信じ、道路の真ん中で正座して待つことに。「愛しているから」と堂々と宣言する184~185ページの見開きが素晴らしすぎる。ここまで『正妻感』の強いヒロインも、近年珍しいだろうに。そして、勝負は葵vs莇美のタイマン勝負へ。というところで、2人の因縁のキッカケとなった白バイ警官が再起不能になってしまった事故をめぐる回想編に入る様子。
六道 3巻用


4巻は、来月発売。莇美vs葵が決着ッ!


六道3巻花言葉
アザミの花言葉は『報復』。なので、白バイ隊員のカタキを取ろうとし、葵の花言葉は『大望』。なので、自分と張り合えるスピードで走れる人を探していた。みたいなことか。










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  1. 2017/04/09(日) 19:55:02|
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