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晴耕雨マンガ

天国大魔境の小ネタ募集中/6月は、天国大魔境、ヴィンランド・サガ。

六道の悪女たち 第26巻の感想




完結となる『六道の悪女たち』第26巻の感想です。赤い糸は、六道の小指へと結ばれました。






・第225話 生か死か
天道は最後の起爆装置を作動させ、校舎は崩壊寸前に。その状態でラストバトルがはじまる。20~21ページの殴り合う見開きが最高。つばきや恭子らは避難できたが、沙知代は残されたまま。これが六道の足を引っ張ってしまうの、それとも手助けとなるのか。そして、乱奈はどのタイミングで戻ってくるのか?

・第226話 人生を賭けた大勝負
崩壊する校舎での激闘も、いよいよ最終局面に。33ページからの六道の言葉は、まさにその通り。乱奈を幸せにしようなんて、生半可な覚悟でできることではない。この作品を総括するにふさわしい決意表明。あと、大佐は普通に裏社会の人間の胸ぐらをつかんで説教しているけど、こっちも普通の高校生にできることではないと思う。
六道 26巻用

・第227話 二人の未来
完全に崩壊してしまった校舎。そのガレキの中から立ち上がったのは、六道桃助! 天道に送ったアドバイスも、ここまでの積み重ねがあるからこそ響くものがある。そして、このタイミングで警察が到着し、天道派は次々に身柄を抑えられる。逮捕の可能性のある沙知代を逃がさなくてはならないし、乱奈捜索のために六道たちも捕まるわけにはいかないが……。

・第228話 天道とちよ
天道たちは逮捕。そして桜さんも捕まってしまう。その前に六道へかけた言葉が良かった。これは将来に関する重要なアドバイスとなりそう。もし続編があったら、教師の立場から『幸せな学園生活』を目指す六道先生の姿を読んでみたい。

・第229話 おかあさんといっしょ
沙知代は、楽しい学園生活を送っている未来を予知するが……。母娘の会話、刑事さんの裁量、六道たちのエール、さらに最後のコマで桜の花が咲いているという流れが素晴らしい。基本的に対悪女というのが主な内容の作品で、ここまで重厚な親子愛のドラマを堪能できるとは。

・第230話 絆・愛
学校に来ないだけでなく、行方がつかめなくなってしまった乱奈。ここで六道を助けるために、亞森の生徒やチーム竜宮だけでなく、針蔵高なども集まってくる。天道たちと戦う前も全員集合感があったけど、今回の規模は、それをはるかに上回るもの。コンビニの店長もいい味を出しているし、全員集合の見開きに露草さんがいるのも細かい演出。あと、ヒロは亞森に残っていたのか。

・第231話 きみにつたえたいこと
乱奈を発見したのは、まさかの童子!(と朱井、般東、天乃)。現在の凶暴乱奈を自分のもとにスカウトするが、その前に六道と会うべきだと諭す。そして、亞森の校庭で乱奈と六道が対峙する。この光景は沙知代が見た予知と似ているが……。

・第232話 今なら言える
衆人環視のもと、漢・六道が公開告白。ここまでド直球で真正面から気持ちをぶつけるというのは、マンガといえどなかなか見られるものではない。そして、乱奈の返答は……。沙知代の予知の映像が消えて……からのコアメンバーが輪になった見開きが素晴らしかった。六道だけでなく、つばきと大佐も泣いているというのが最高。

・最終話 六道と悪女たち
2年生に進級しても悪女にモテまくる六道。更生した?乱奈と出所してきた沙知代も加わり、理想の学園生活が戻ってくる。しかし、超ヤバイ暴力女が復学するとか、1年生の暴走族とか、隣町の番長が編入してくるとか、様々な噂が……。実にこの作品らしい、爽やかなしめくくりだった。




・おまけ漫画
楽しい学園生活の様子。個室までついてくる幼田と、動画に上げられている飯沼のバイクのヤツが良かった。






中村先生、約5年間の連載おつかれさまでした。



















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  1. 2021/06/08(火) 18:43:34|
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六道の悪女たち 第25巻の感想




『六道の悪女たち』第25巻の感想です。表紙は、本性を露にした向日葵乱奈。1巻との対比が……。






・第215話 危険な世界
他の幹部たちのの戦い方も覚えているヒューマに飯沼は苦戦。六道もマジックの技術を駆使した天道の戦い方に翻弄されてしまう。乱奈のフラストレーションもたまる一方で、諸々の状況が限界という感じ。ここから、形勢をひっくり返す手段はあるのか?

・第216話 気合と根性
苦戦が続く飯沼。しかし、ここまで食らい続けたヒューマのムエタイの技を模倣し反撃に出る。他人のいい部分だけをマネてきたヒューマと違い、失敗や敗北から学んできた飯沼は言葉通り“厚み”が違ったということか。六道や乱奈だけでなく、カケルや朱井のイメージも背負っているのが良かった。

・第217話 本物の魔法
撃破したヒューマに再起をうながし、一時的とはいえ乱奈を落ち着かせ、六道を奮い立たせる飯沼の言葉がカッコよすぎる。正パートナーの風格がある。そして六道は攻撃の当たらない天道に対し、最後の手段として愚連無輪の使用を考える。

・第218話 最後のチャンス
天道は沙知代の反応を見て、六道の行動を予測していた。愚連無輪をかける作戦も失敗かと思われたが、ここで今まで姿を潜ませていたつばきがまさかの活躍を見せる! こういうサブキャラが大仕事をやってのける展開は大好物。しかし、恭子がいることを忘れていた……。天道に怒りのスイッチが入った状態になり、つばき&沙知代を守りながら戦わなければならなくなってしまったし、六道かなりのピンチなのでは?

・第219話 決壊戦線
ブチ切れ天道は屋上への入り口を爆破し、六道へ猛攻を加える。そのとき、乱奈に異変が……。最悪のタイミングで最悪のことが起こってしまった。それでも乱奈を引きとめようとする大佐の言葉が、素晴らしかった。物語のはじめから六道を支えた、課長&大佐。漢の見せどころ。
六道25 大佐&課長

・第220話 コス・ボス
愚連無輪は粉砕され、大佐と課長では乱奈を止められず。万事休すかと思われたタイミングで、ヒットマン桃恵さん(変装した桜さん!)が現れる。確かに元々の悪女・乱奈と互角の勝負をできるのは、この人しかいないか。そして、乱奈の目の描き方が1話のころに戻っているのがスゴイと思う。連載が続くことによって絵柄が変わったんじゃなくて、意図して変えていたのか。

・第221話 バケモノおこ
乱奈に匹敵する実力の持ち主かと思われた桃恵さんだが、自己分析によると勝てはしないとのこと。そこで『女子トーク』に持ち込もうとする。単行本の表紙的に、歴代悪女たちはもう術の影響下になく(沙知代は微妙だけど)乱奈も元に戻ったままだとすると、現状六道に惚れたままなのは桜さんだけということになるのか。

・第222話 桜独唱
桜さんと乱奈の女子トーク。まさか場所を変えてカフェで行われるとは。けっきょくケンカでは敵わなかったけど、ここでの桜さんの言葉が乱奈にどんな影響を及ぼすことになるのか? 手首につけたままのヘアゴムもキーアイテムになってくる気がする。

・第223話 ねじまがりクロニクル
天道が、現在のような性格になってしまったキッカケの過去エピソード。もともとは大人しく引っ込み思案だったが、ケガをしたときにクラスメイトや親に心配されたことから、過剰にスリルを求めるようになってしまう。ただのスリルジャンキーではなく、頭脳も身体的にも優れているというのが、厄介なことこの上ない。

・第224話 雄、燃ゆ
天道にやられても立ち上がる六道。「悪い女の子を助けるのは得意なんだ」というセリフからの、見開きまでの流れが最高だった。これが六道の座右の銘というか、作中でずっと心の中にこの言葉を思いながら行動してきたんだな。この戦いも、いよいよ最終局面に。





・おまけマンガ
第222話の女子トークの様子を詳しく。いつもの4コマ形式ではなく通常のコマ割りで。桜さん、ツッコミもいける人だったか。







六道vs天道の結末は!? そして沙知代の予知は実現してしまうのか……ッ!?












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  1. 2021/05/07(金) 19:27:06|
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六道の悪女たち 第24巻の感想




『六道の悪女たち』第24巻の感想です。表紙は、天道朱鷺貞さん。第8巻の童子以来の黒バック。







・第206話 プリンセスとコネクト
前巻ラストで、莇美と葵のキスシーンを目撃してしまった幼田は胸がドキドキ。いっぽう黒方は新垣プリムラポリアンサ恭子を狙うが、100人の部下に囲まれてしまう。余計なお世話だが、学校の教室に大人が100人集まったら身動きできないと思う。この話のサブタイトルは、某ソーシャルゲームと似ているけど、作者がプレイしているのかな?

・第207話 すれ違いと純情
黒方は恭子の側近のフード男とタイマンに。コイツ、いかにも元ボクサー風の強者の雰囲気を漂わせているけど、けっきょく名前も分からないまま。寺國の部下の大悟も大したことはなかったし、天道一派は、このレベルの戦力が薄かったのか。そして幼田は、敵100人をまとめて相手にすることに。まぁ、1人ならもちろん幼田が勝つんだろうが、どこまでスタミナが持つのか。

・第208話 百人組手
100人相手でも、幼田はまったく引けを取らず。壁を走ったり、ロケット頭突きをしたり、無茶苦茶な攻撃を見せる。そんなとき、クラシックを聴いているはずの恭子のスマホから漏れ聞こえてきた音楽は……。さんざん「大人の女」アピールをしていたけど、実は自分もガキだったということか。餓鬼道担当だし。

・第209話 クソガキ
恭子がガキ扱いされることを嫌うようになった理由の回想。恭子、連載時は気づかなかったけど、目の周りにけっこう派手なメイクをしていたんだな。そして幼田は見事に100人を倒すが、さすがに力尽きてしまう。そして黒方も……。いっぽう六道は、飯沼とともに屋上へ。そこには、すでに乱奈も到着していた。天道相手に3vs1という状況になるが……。

・第210話 役者、揃う!
六道、飯沼に続き課長&大佐も屋上へ。乱奈も加えた初期メンバー5人がそろうが、予知能力の戻った沙知代のアドバイスで迂闊な動きはできず。反対側の屋上には恭子も到着するが、あっという間に六道の術にかかってしまう。一般悪女でも、もう少し近づいてから術中に堕ちていたぞ。

・第211話 伝説の番長
力尽きたかに思われた黒方の決死の叫びが、マイクを通じて校舎に響く。屋上に現れた幼田は、ブッ飛ばした恭子に対しママみを見せたたが、直後に再会した黒方に涙を見せ甘えるというギャップが良かった。「自分は番長だから」と事あるごとに言ってきた幼田だけど、そのプレッシャーを感じてもいたんだな。
六道24 幼田ママみ

・第212話 一流の自負
ここでヒューマが登場。六道を一流の人間と認め、乱奈の操縦方法を聞き出そうとする。ここで、何らかの理由で乱奈が暴走するというのが、沙知代が予知した未来ということか。六道が戦えば、その未来に近づいてしまうが、ここで飯沼が立ちはだかる。こういうときの飯沼への信頼感はハンパない。

・第213話 前震
飯沼が先制パンチをクリーンヒットさせるが、ヒューマも同じような一撃を返す。人を見る目を極めた結果の、コピー能力といったところか。そして六道はひとりで天道と向き合う。すると乱奈の態度にも異変が……。単に「それどころじゃない」とも取れるが、本当に術の効果が薄まっているのか……。

・第214話 学びの天才
ヒューマのラーニング能力は圧倒的。飯沼のカンフーすら、一度見ただけでモノにしてしまう。ニセモノは本物を越えられないというのがセオリーだが、どうなるか。そして、渡り廊下を爆破され六道と途絶された乱奈の暴走具合も危険ゾーンに突入。課長&大佐で対処できるのか?


・おまけ漫画
本編では描かれなかった、珍しい顔合わせ。『仁と乱奈』『鈴蘭と葵』が良かった。








次巻は、飯沼vsヒューマ、六道vs天道! さらに、謎の乱入者がッ!













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  1. 2021/03/08(月) 19:49:06|
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六道の悪女たち 第23巻の感想





六道の悪女たち第23巻の感想です。表紙は、ミナミ&鈴蘭コンビ。19巻の幼田&莇美と同じように、赤い糸がほどけている……。





・第197話 すれ違い
六道が駆けつけたことによって、鈴蘭と葵の誤解が解ける。その前には莇美が突撃して葵を轢くわけだが、このあたりから後半で見られる無茶苦茶な行動の片鱗があったわけか。そして、乱奈は幹部たちと対峙するが、沙知代の居場所を聞いただけで立ち去ってしまう。けっきょくウソ情報だったし、ここで幹部連中をブチのめしちゃえばよかったのに。

・第198話 大乱闘
白バイ隊員・竹松の相手は、もちろん莇美&葵がつとめる。「ニセ警官」「コスプレ野郎」呼ばわりしたり、莇美のセルフブーメラン的なセリフがキレッキレ。そのまま敷地内を爆走し、幼田・タテシマ、飯沼・名残の誤解を解いていく流れが、疾走感がありすぎて面白すぎる。いっぽう寺國と遭遇してしまったミナミの前に、名残&仁が現れる……。

・第199話 ともだち
ミナミは仁&名残との再会を懐かしむ間もなく、寺國とぶつかることに。互いが互いを地獄に落とそうと決意するときの、背後に現れるイメージ動物がフクロウvsコウモリというのは、なかなか見ないマッチアップ。それから、仁&名残が相手をすることになる大悟。強者オーラを放っているものの、けっきょくたいした活躍が描かれることもなくやられてしまったということは、雑魚に毛が生えたレベルだったのかもしれない。

・第200話 ミナミのKO!
金の臭いで相手の居場所を嗅ぎ分ける寺國。キツイ一撃をもらったミナミだったが、そこから反撃。闇金コウモリ時代の象徴的アイテムの傘を武器にしたのが良かった。でも、JKの傘攻撃2発でKOされる寺國の耐久力の低さって……。ミナミは大人の男のメリケンパンチを耐えたというのに。寺國=地獄道なので、穴の中で身動きも取れずにやられたというわけか。仁&名残との笑顔のコマが良い。

・第201話 天道と未来
天道は沙知代を屋上に連れ出し、自分の考えを語る。ネーミング的には天国に対応しているのに、ずいぶんと破滅的な願望を持っている様子。その願いを実現させるためには沙知代の予知能力が、ということか。口紅でピエロメイクした表情も印象的だが、恭子から借りたものなので、きっと高級品だろうに。もったいない。そして芳閃とタテシマが対峙する。

・第202話 セッション
雑魚(と幼田)との戦いで疲労していたタテシマは、芳閃に歯が立たず。そこに、鈴蘭が駆けつける。他の予想されるマッチアップ的に、ここがいちばん肉体的・格闘技的なバトルで盛り上がる感じか。タテシマは、六道戦といい数少ない戦闘シーンで『体力がない』というイメージがついてしまったのは、ちょっとかわいそう。

・第203話 芳閃VS鈴蘭
芳閃のムエタイと鈴蘭のカンフーが正面から激突。しかし、芳閃が決定的な一撃を加える。平和な学生生活を送ることで、弱くなったと言われてしまった鈴蘭だが……。カンフーの達人なので強者というイメージのあるけど、もしかして、ここまで作中で一度も勝利していなかったのか? あと、サブタイトルはやっぱり秋田書店的な意味合いがあるのか。

・第204話 鈴蘭、覚醒
天女ver、悪女ver、 そして、現在の自分。3人分の動きを駆使して、鈴蘭が芳閃を圧倒する。136~137ページの見開きのラッシュはもちろん、131ページの回転しながら移動するコマの描写も良かった。芳閃は修羅道なので、闘いの中で散ったということか。ラストでタテシマと握手するのが最高。
鈴蘭ラッシュ

・第205話 ギリギリやばい
ブチ切れた竹松は、自分自身やバイクへのダメージを省みずに突撃をくり返す。これに対し、葵が華麗なバイクテクで撃退する。竹松は畜生道なので、人としての理性を失い自滅した感じか。決着がついたあとの莇美の行動も衝動的だったが、自然な流れで竹松に石を投げているのがクレージーすぎる。実は、まだ悪女のままなんじゃないのか?





・おまけ漫画
飯沼のバイク道2。どれも面白く甲乙つけがたいが、改造した結果ブレーキが無くなってしまうヤツがベスト。







次巻も、引き続き天道らと激突ッ!!












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  1. 2020/12/09(水) 17:56:44|
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六道の悪女たち 第22巻の感想




六道の悪女たち第22巻の感想です。表紙は桜沙知子さん。母親・子供・包丁という組み合わせの異様さ。





・第188話 決意の桜
さっそく、部下たちの裏切りを察知した桜さんは、警察を動かして切り捨てにかかる。このスピーディーさは、さすが裏社会のボスといったところか。乱奈への術の効き目が弱まっている?のも心配だけど、もし桜さんにも術が効かなくなったら大変なことになるな。

・第189話 悪魔のような人
桜さんが、本当に母親としての愛に目覚めていたことが回想シーンで明らかになる。寺國が「いい母親を演じているに決まっている」と言った直後に、デレデレの姿を見せつけられるとは。そして、タテシマの闇金時代も描かれるが、下っ端のときの天道の姿も、ちょっと意外な感じ。

・第190話 嘘
幹部が警察に捕まったことを予知できなかった沙知代を叱責。裏社会から追放する桜さん。しかし、それも親としての愛情ゆえ……。サブタイトルもダブルミーニングになっていて素晴らしい。このシリーズが始まったときは、六道たちvs桜さん一派になるのかと思ったけど、予想外の展開を見せている。

・第191話 再会
六道が沙知代を追っていった先に待っていたのは、警察官たちをブチのめして脱出してきた幹部たちだった。あっという間に沙知代を連れ去ってしまう。天道は鋭い蹴りを放ったけど、強さのバックボーンはどこにあるんだろう? 六道が倒れたときに現れたのは……。 

・第192話 同釜
仁&名残! さらに黒方、タテシマ、葵が次々に登場し、なぜか桜さんの手料理を食べることになる。各エピソードの敵サイドにいた男性キャラたちが集合し、手を組むところまで持っていくのをたった1話で描き切る作者の腕前には、感服せざるを得ない。マンガが上手すぎる。

・第193話 復讐者
同じ釜の飯を食った仲間として、タテシマ、黒方、葵、名残&仁が沙知代救出に向けて動き出す。が、桜さんの鶴の一声で、六道だけは外されてしまう。というところに、沙知代から連絡が入り、さらなる状況の悪化が判明する。ただ、組織の部下200人を乱奈が片づけたとしたら、あのビジョンに似た状況になるのではと思う。

・第194話 天道の罠
あらためて沙知代救出を誓った六道は、乱奈や飯沼らを招集する。さらに、六道らが登校していないことを不審に思った幼田らのところに莇美から連絡が入り、彼女らも現場に向かうことに。相手も大人数だけど、六道サイドもいつのまにか大所帯になった。全部で15人か。
六道22 チーム

・第195話 救出開始
廃墟から湧き出してきた桜さん(現在は天道の)の部下たちに苦戦する悪男チーム。そこに六道らが救援に駆けつける。六道は全員のことを知っているが、他のメンバー同士の面識は……。飯沼vs名残が勃発し、莇美は黒方をバイクで撥ね飛ばしてしまう。「ヤァー!!」じゃないんだよ。

・第196話 大誤算
飯沼vs名残にはじまり、葵vs鈴蘭、タテシマvs幼田と、味方同士のバトルが連続発生してしまう。幼田あたりは『カンフー修行の思い出』としてタテシマの写真を見ている可能性はなきにしもあらずだが、さすがにこの状況で思い出すのは難しいか。そして幹部たちの部屋に、いきなり乱奈が現れる!




おまけ漫画
桜さんの子育ての様子。『Tシャツ』『落ち着き』『母の日』の3本が良かった。







次巻では、六道チームと天道たちが全面激突ッ!










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  1. 2020/10/08(木) 19:10:23|
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