少年たちの卓球物語。完結となる『少年ラケット』第13巻の感想です。表紙は、切なさと力強さが同居したイチロー。
・SPIN.105 地上に輝く 久々湊の過去編。見た目などからサイコキャラかと思われたが、実はおばあちゃん思いの優しい性格だと明らかに。青一色の外見にこだわっていた理由も判明する。試合では、シゲがヒジを痛めたのかと気になってしまい、ペースをつかめない。最後もアンラッキーな形で敗戦してしまう。もう少し、じっくりプレー内容を見てみたいキャラだった。そして、次はイチローの出番。
・SPIN.106 美しい男 いよいよ、勝負をかけたシングル4がスタート。序盤は、和久津がレベルの高いプレーを見せ優位に立つ。ここでイチローは左腕を解禁。逆転で、1ゲーム目を先取する。しかし、2ゲーム目開始時にイチローは、左腕に違和感を感じる。プレー途中、33Pの和久津はなんだか不気味さがあって、美形キャラの面影がなくなってしまっている。
・SPIN.107 もう1つのラッキーナンバー 橙山中戦から使い始めた左腕は、急激な負荷に耐えられず。痛みが走った状態でプレーすることを避け、封印することになったイチロー。しかし、ここまで地味に鍛えていた右手首を解放する。第7巻の特訓編は、いろんな伏線が仕込まれていたんだな。でも、いくら必要とはいえ15086回も混ぜたら、納豆の粒が破壊されていそう。そして、プレー中にモノにした右でのチキータを武器に、第2ゲームも取る。でも、和久津的には想定内の様子。
・SPIN.108 水底眩く渦を巻く 和久津が、持ち前の読みの鋭さや打球バリエーションの豊富さを生かして、2ゲームを取り返す。和久津の勝負への執着心に触発され、イチローも必死に食らいついていく。この回は内容的に、激しい読み合いが行なわれていたはずなので、そのところをもうちょっと細かく描いてほしかったが、残り話数的に仕方なかったのか。そして、マッチポイントというタイミングで、イチローは温存してきた左手を再解禁する。
・SPIN.109 運命のふたり 土壇場で解禁した左手の一打で、和久津を振り切りイチローが勝利。森原中が準決勝進出を決める。そして、ヨルゲン&べるべると会ったイチローに過去の記憶が蘇る。イチローの母・小霧も卓球選手であり、べるべる母、ヨルゲン母と一緒にプレーしていたことなどが判明していく。和久津は紫王館ランク戦編から登場していたり、かなりの強キャラ感だったが、これといった見せ場なく敗れてしまったのが残念。
・SPIN.110 輝きのその先へ イチローの記憶は完全に戻ったとのこと。恵美おばさんや桃西のメンバーに送り出され、いよいよ紫王館との準決勝が始まる。S1は、もちろんイチローvsヨルゲン。ついに、約束を果たすとき。2人の対戦が始まる……。ロッキーvs最上も面白そうな対戦だし、S3にエントリーしている小尾がどんな選手だったかも気になる。
・SPIN.111 約束は再び 最終回。大会が終わり、墓参りに来たイチローとヨルゲン。と、お母さんたち。ジョーとロッキーがダブルスを組むことになっていたり、ヨルゲン母のアレコレとか、描くことができなかった設定をできるだけ描いたという印象。でも、それでもキレイにまとまっていると思う。マンガとしてはここで完結でも、イチローたちの物語はこれからも続いていくということを感じさせられるエンディング。
・少年ラケット 読み切り版 週刊少年チャンピオン13年51号に掲載された、パイロット版。微妙な設定の変更はあるものの、基本的には1話から4話あたりと同じような内容。このころからロッキーやジョーが、しっかりと描かれているのに感心する。あと、わっこがヒロインみたいな立ち位置にいるのがちょっと面白い。
最終巻の背表紙担当キャラが、ねこーぴおんで良かったのかどうか?
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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
2017/11/11(土) 16:26:49 |
少年ラケット
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表紙が強豪・藍天大付属がメインで、ほぼ青一色の『少年ラケット』第12巻の感想です。
・SPIN.96 瞬に轟け ジョーの敗戦を受け、怒りを燃やすロッキー。対戦相手は三ツ木透。第1ゲームは、ロッキーが新サーブ『ノーモーション・レーザービーム』でモノにする。なんとなく、後出しでコースを変えられるという部分は、サッカーのPKを連想してしまった。しかし、第2ゲームでは三ツ木が全く同じサーブを見せる。相手の技をコピーする能力者か。
・SPIN.97 鏡の中の未来 三ツ木はイメージ通りの身体を動かすのが上手いために、相手の真似ができるということを紫王館メンバーが解説する。そして、第2ゲームを三ツ木が取る。しかし、ロッキーの心は折れず。相手の反応速度よりも速く動くことで、現状を打破しようとする。ところで、三ツ木はモノローグで一切漢字を使っていないけど……。
・SPIN.98 透明な感情 ロッキーは、限界を超えた反応で三ツ木のサーブに対抗する。でも今回は、天海監督の三ツ木へのアドバイスが主な内容。選手が納得するためなら、1ゲーム落としてしまっても構わないという考え方か。モノマネをやめ、自分が培ってきた技術でプレーを始めた三ツ木。モノローグで漢字が使われたということは、こっちが本来の性格なんだな。
・SPIN.99 高みへ! 三ツ木は、モノマネを越えたオリジナル技を使いはじめるが、ロッキーはそれにすら高速反応を見せる。この話は、天海監督やセイさんなど外野陣がロッキーのポテンシャルの高さを認めるという内容。作中でも触れられているように、日本にも60年代にも隻腕の選手がいたんだな。現在もポーランドに女子選手がいるようだし、その辺のハンデが少ないスポーツなんだな。
・SPIN.100 ふたりとふたり 記念すべき100話目。S2はロッキーが勝利。試合後の三ツ木との爽やかなやり取りが良かった。が、ここでフィーチャーされるのは藍天大のダブルスのひとり、桐木平麗のイケメンっぷりと女子人気の高さ。対する埋金&鳥飼は、作中屈指の地味コンビ。これまでほとんど注目されなかった2人だけど、ここではじめてスポットがあたることに。
・SPIN.101 日陰に咲く星 どこかで自分たちの限界を把握し、強くなることを諦めていた埋金&鳥飼コンビ。しかし、セイさんの特訓に誘われなかった悔しさや、共通の趣味のアニメ映画を観たことをキッカケに、心境にわずかながら変化が現れる。作中の世界では『卓球アイドルアニメ』みたいなものが流行っているのか。
・SPIN.102 Wの刺激 この話は、タイムアウト中のベンチからの指示が主な内容。特にヒロが「自分とジョーのドライブ相手に打ち合えていた」ことを伝えるシーンがカッコイイ。こういう過去の何気ないシーンを生かすのが、作者は上手いと思う。しかし、2ゲーム目も桐木平&小助川ペアが奪う。後が無くなった状態で、埋金&鳥飼に逆転の秘策はあるのか?
・SPIN.103 Doubles 埋金&鳥飼ペアは、互いを支え合う心の強さを武器に必死に抵抗するものの、ストレート負けを喫してしまう。明暗分かれる160~161ページの見開きが良かった。これで森原中は負けられない状況に追い込まれてしまう。藍天大・桐木平&小助川ペアの強さは、幼稚園時代から積み重ねた過ごした時の長さだと回想されるが、それだと紫王館の笛吹兄弟には勝てないような。
・SPIN.104 青き者たち S3に出場する“藍天大の青マニア”久々湊は、異様に高い弾道の球を打ったり複雑な回転をかけたりといった、不規則なプレーをするタイプだった。しかし、堅実さが持ち味のシゲは的確にプレーし、2ゲームを連取する。話の本筋としては、疎遠になりかけていたヒロと、再び卓球を通して絆を紡いできたシゲの想い。それを終わらせるわけにはいかないが、台にヒジをぶつけてしまうアクシデントが……!
最終巻となる13巻で、イチローとヨルゲンは、どんな結末を迎えるのか?
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2017/10/08(日) 18:36:14 |
少年ラケット
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少年ラケット第11巻の感想です。イチローが手からエネルギー弾を出しているみたい。
・SPIN.88 集結 前巻の後半で激闘をくり広げた、ジョーvs泥谷(豪)。熱戦を制したのは……ジョーッ! まずは森原が1勝をモノにする。ヒロやロッキーとハイタッチするときの、充実感のある表情が良い。次の試合は、イチローvs泥谷(朔)。桃田西だけでなく、セイさんや天海監督、恵美おばさんも観戦に集まるなか、イチローの『隠された力』が発揮されることに……!
・SPIN.89 その瞳に映るもの S2のイチローvs泥谷(朔)がスタート。イチローは、朔のしゃがみ込みサーブへの対応に苦しむ。かと思えば、フォアドライブをキッチリ返したり、プレーが落ち着かない。その原因が、橙山中のユニフォームに描かれた『炎』だということにジョーが気づく。記憶喪失の原因となった火事を思い出してしまうとはいっても、まさかデザインされたモノにまで反応してしまうとは。
・SPIN.90 炎のように揺らめいて 炎がイチローのトラウマになっていることに気がついた森原ベンチ。ヒロからのアドバイスで、泥谷(朔)のユニフォームの模様が見えにくい位置で、サーブを受けることに。ガラ空きとなるバックサイドを気にしたイチローが取った行動は……。しかし、よくぞここまでイチローが『左手でもプレーできる』という設定を隠してきたものだと感心する。炎のトラウマ含め、かなり初期から仕込まれた伏線だったんだな。
・SPIN.91 高まる鼓動~SWITCH~ 両手×反転×裏面。イチローが泥谷(朔)を圧倒する。細かく描写されていないけど、やられた方はたまったもんじゃない。朔は、半分パニックになりながらのプレーだったろうな。そして『イチローは記憶を失う前は左利きだった』ということではなく、利き腕はあくまでも右で、幼いころに出会っていたべるべるが『左打ちに矯正していた』というのが正解らしい。だんだんと謎が明かされていっている。
・SPIN.92 追われて負って べるべるは自分の試合の順番が来てしまったので、ヨルゲンは詳細を聞けず。イチローは、自身の両手戦法にハイテンション状態のまま試合に勝利する。泥谷(朔)は試合に対する取り組み方について、兄とのやり取りはあったものの、もう少し掘り下げてほしかった。あと、102ページ4コマ目の泥谷(朔)がお化けみたい。
・SPIN.93 NEXT イチローは、泥谷(朔)を撃破。この時点ではまだ森原中の勝利は決まっていないのだが、ビリーたちやセイさんらは完全に「ここの勝利は確定。でも、次の藍天大付属には勝てない」という流れで話をする。まぁ、この話で初登場した和久津以外の部員たちもキャラが立っている感じで強豪感はあるんだけど……。あと、113ページでヨルゲンらを驚かせたイチローの打ち方は、どの辺が凄いんだろう?
・SPIN.94 雲の上に藍天 2回戦を突破した森原中と、藍天大付属との顔合わせ。和久津が海外リーグでの修行経験があると判明したり、源に勝利した選手がいたり、かなりレベルの高いチームの様子。そして監督の天海司(紫王館監督の甥)は、イチローの両手戦法は次の試合では使えないと予言する。あと、イチローはヨルゲンを自分のチームのランチタイムに呼ぶんじゃない。そういうのが嫌な人だっているんだぞ。
・SPIN.95 カントク セイさんは、あくまで外部のコーチ。ベンチに入れないので、ヒロに電話で作戦を使える。しかし、イチローが言った『おいしくない日』の真意は? そしてオーダーも意見を聞いたものになるが、S1のジョーが瞬殺をくらってしまう。ここまでの描写的にダブルスは勝てないだろうから、ロッキー、シゲ、イチローで3勝しなければならないということに。
・SPIN.0.99 Hellow,World! 少年ラケットと世界卓球のコラボ読み切り(そのまま)。ついに世界卓球の舞台で相見えたヨルゲンvsイチローという夢をヨルゲンが見たところから始まる、前日譚。日本代表に選ばれていたり、カラートビラにも登場していたり、ヒロからの評価も高いし、藍天大のエースは今給黎ってことなのかな?
次巻では、藍天大との激闘がッ!
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2017/08/10(木) 17:13:05 |
少年ラケット
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少年ラケット第10巻の感想です。このタイミングで、
公式ツイッター と
公式サイト ができました。なにか、メディア展開があるのかな?
・SPIN.79 団結と決意 救護室に付き添うイチロー。そこで、負傷したのが左足首ということ、ヒロがかねてより右ヒザを痛めていたことが判明する。これまで部活をサボっていた理由(と、第1話の入浴シーンの意味)が分かる流れが良かった。ただ「出られるのは、あと1試合」とのこと。紫王館と当たる準決勝まで、勝ち進むことはできるのか?
・SPIN.80 熱血オレンジメン 1回戦で負けた藤元中から、橙山中が全員フットワークに異常な自信を持ったチームだという情報を得る。「どんなボールもフォアに回る」と言っているので、いかに逆を突くかの戦いになるか。そして、S1ジョー・S2イチロー・D埋金&鳥飼・S3ロッキー・S4シゲというオーダーで2回戦に挑むことになるが、試合開始前に橙山中顧問からジョーの出場にクレームがつけられる。
・SPIN.81 情熱のファーストドライブ 橙山中顧問は“西の猛犬”と呼ばれていたころのジョーの過去の行動を持ち出し、出場辞退を迫る。ここでの西澤先生の毅然とした対応の仕方が良かった。第25話でのヒロに対する態度といい、実技面以外で部に貢献している感じ。そして初戦のジョーvs泥谷(豪)。まずはジョーがシュートドライブを決めて、特訓の成果を見せる。
・SPIN.82 決裂のセカンドドライブ ともにドライブ型のジョーと泥谷(豪)。まずは、相手にドライブを打たせないために、ツッツキやストップを駆使した『台上対決』になる。が、ここで泥谷(豪)が持ち前のフットワークを生かして1本取り返したことにより、今度は激しいドライブの打ち合いに。確実にイチローとやった時よりも成長しているんだけど、なんかジョーは勝ちビジョンが浮かびにくい。
・SPIN.83 脱出のラストドライブ ドライブの打ち合いが続くが、徐々に泥谷(豪)が点差を広げていく。そして、ここからはフォアで返せないと思われた角度からも、強烈なバックのカウンタードライブを決めて、第1ゲームを先取する。フォアだけでなく、バックからも強烈なドライブを打てるというのは、かなり強力な印象。得意のドライブで後手に回るとなると、ジョーに勝ち目はあるのか?
・SPIN.84 唯まっすぐに二人 回想パートで泥谷(豪)の卓球にかける情熱が明らかになる。顧問の交代を実現させるとか、中学生でここまでの行動力があるというのはなかなかのもの。顧問の戸田先生も、ただのカタブツというワケではなかったんだな。いっぽうジョーにも、この試合に全てをかける覚悟がある。ここまで使っていなかったしゃがみ込みサーブを解禁する。
・SPIN.85 持たざる者だからこそ ジョーのしゃがみ込みサーブは、効果絶大。第2ゲームを取る。でも、同じくしゃがみ込みサーブを得意とする泥谷(朔)からアドバイスをもらったようだし、まだまだ試合の行方は分からない。横のフットワークに加えて、しゃがみ込みの上下の動きも加わることで、ジョーの脚への負担も大きそう。144~145Pの見開きは、久しぶりにビシッと決まった印象。
・SPIN.86 エースの輝き 泥谷(豪)もすぐに立て直す。第3ゲームはジョーに譲ったが、第4ゲームを取り返しゲームカウントは2-2に。勝負は、最終ゲームにもつれ込むことに。泥谷(豪)が、弟の朔のほうが実力が上と認めながらも、それでも自分がエースであろうとする回想パートが良かった。
・SPIN.87 白く ジョーvs泥谷(豪)、最終ゲーム。ともに譲らない激しい攻防。森原のベンチでの、イチローらのジョーに対する評価が、なかなか興味深かった。欲を言えば、西原先生の分も欲しかったかな。そして、ゲームの熱量に押されて、周囲も白くなる182ページからのラスト5ページは、かなりの迫力。そして、勝利したのは……?
次巻、イチローがまさかの覚醒を見せるッ!
あと、裏表紙で宮原さんのラケットが紹介されているんだけど、分かる人が見ればコレで戦型が予想できたりするのかな?
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2017/05/10(水) 17:13:06 |
少年ラケット
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少年ラケット第9巻の感想です。表紙は、ヨルゲンとイチロー。第1巻と対になるデザインです。
・SPIN.70 ハートに火をつけて イチローの姿を見つけたヨルゲン。すでにイチローがレギュラー入りを決めているということを悟り、自分も約束を果たすべく闘志を燃やす。佐々木が『策を弄してまで自分に向かってきている』ということをプラスに考え、反撃に出る。いっぽう佐々木は、流れが変わったことを受けてどうでるか。
・SPIN.71 冷静と情熱のあいだ 佐々木が、現在のような戦い方・考え方になったキッカケの出来事、そして姉からのアドバイスが描かれる。ただ、ヨルゲンに対しては、どうしても割り切った考えをすることができない様子。これまでのポリシーに反し、土壇場で実力以上のものを出そうと必死にもがく。っていうか、姉が2人いるっていうのが、何かズルい。
・SPIN.72 Sのあがき 佐々木は出来得る限りの手を使ってポイントを取りにいくが、試合を制したのはヨルゲン。石田とともにSランク昇格を決める。レギュラー入りを決める。そして「おめでとう」を言いにきたイチローと、ロビーで再会する。このときの見開きの静止感が素晴らしい。なんか『第一章 完』となっても、おかしくない雰囲気。
・SPIN.73 再会 ダブルスで笛吹兄弟がSランク入りを決める。これで紫王館は最上・源・ヨルゲン・石田・笛吹兄弟と陣容が固まる。そして、再会したイチローとヨルゲンの会話。現状報告もそこそこに、卓球王国記者の北島さんの質問を受けることに。べるべるがイチローの過去に関係している可能性が?というのが、気になるポイントか。それから、ラストでヨルゲンも気づいていたけど、2人は連絡先を交換しておけよ。
・SPIN.74 猛犬、牙を研ぐ 森原中は、春季大会に向けてレギュラーメンバー中心の練習メニューに。補欠のジョーには、夏の大会に向けた特訓メニューが与えられる。だが本人にとっては、とても納得できるものではなかった。メタ的に言ってしまえば、キャラの立っていないダブルスの枠を奪ってしまえばいいわけだが、ジョーがダブルス向きという描写も、いいパートナーがいるわけでもないし、どうなるか。それから、イチローはべるべるの名前を『べるりん』と思っているのか。
・SPIN.75 近くて遠い 遠くて近い 幕間の話。野球部の練習が休みなので、卓球部の見学に来た内田君。野球部でダメダメだったときの印象しかなかったので、成長したイチローの姿に驚く。夢に向かって一直線のイチローの言葉に、心を動かされる様子が良かった。トビラで小学生時代のロッキーの後ろにいるのは、橋立美香さんなのかな?
・SPIN.76 決戦前夜! 春季大会前の追い込み練習。イチローたち1年生にユニフォームが届き、トーナメント表も公開される。まずは、2回戦で対戦する橙山中がひとつの関門になるか。それから、それぞれの話を総合すると、1日でトーナメント全部をやるスケジュールの様子。決勝までだと4試合こなさないといけないけど。これが普通なのかな。
・SPIN.77 あらたなる一歩 いよいよ春季大会が開始。1回戦の1番手にイチローが挑む。試合前には、橙山中と対面。因縁のある?泥谷(豪)と戦うために、2回戦は何らかの形でジョーに出番が回ってくるのか。それからトビラで森原中卓球部が横並びになっているんだけど、こう見るとヒロの身長がズバ抜けて高いということが改めて分かる。
・SPIN.78 ハラハラ波乱 初の大会に緊張したのか、イチローは第1ゲームを先取されてしまう。しかし、ロッキーのアドバイスですぐに立ち直り、続く3ゲームを連取する。しかし、10-0になったら、1点あげるのがマナーだったりするのか。そしてヒロもあっさりと勝利するが、足を負傷してしまった様子。チームにとっては、いきなりの大きな試練が。
次巻では、橙山中と激突ッ!
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2017/03/11(土) 14:16:18 |
少年ラケット
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