晴耕雨マンガ

4月は、六道の悪女たち、スピーシーズドメイン、ヴィンランド・サガ

少年ラケット 第9巻の感想




少年ラケット第9巻の感想です。表紙は、ヨルゲンとイチロー。第1巻と対になるデザインです。



・SPIN.70 ハートに火をつけて
イチローの姿を見つけたヨルゲン。すでにイチローがレギュラー入りを決めているということを悟り、自分も約束を果たすべく闘志を燃やす。佐々木が『策を弄してまで自分に向かってきている』ということをプラスに考え、反撃に出る。いっぽう佐々木は、流れが変わったことを受けてどうでるか。

・SPIN.71 冷静と情熱のあいだ
佐々木が、現在のような戦い方・考え方になったキッカケの出来事、そして姉からのアドバイスが描かれる。ただ、ヨルゲンに対しては、どうしても割り切った考えをすることができない様子。これまでのポリシーに反し、土壇場で実力以上のものを出そうと必死にもがく。っていうか、姉が2人いるっていうのが、何かズルい。

・SPIN.72 Sのあがき
佐々木は出来得る限りの手を使ってポイントを取りにいくが、試合を制したのはヨルゲン。石田とともにSランク昇格を決める。レギュラー入りを決める。そして「おめでとう」を言いにきたイチローと、ロビーで再会する。このときの見開きの静止感が素晴らしい。なんか『第一章 完』となっても、おかしくない雰囲気。

・SPIN.73 再会
ダブルスで笛吹兄弟がSランク入りを決める。これで紫王館は最上・源・ヨルゲン・石田・笛吹兄弟と陣容が固まる。そして、再会したイチローとヨルゲンの会話。現状報告もそこそこに、卓球王国記者の北島さんの質問を受けることに。べるべるがイチローの過去に関係している可能性が?というのが、気になるポイントか。それから、ラストでヨルゲンも気づいていたけど、2人は連絡先を交換しておけよ。

・SPIN.74 猛犬、牙を研ぐ
森原中は、春季大会に向けてレギュラーメンバー中心の練習メニューに。補欠のジョーには、夏の大会に向けた特訓メニューが与えられる。だが本人にとっては、とても納得できるものではなかった。メタ的に言ってしまえば、キャラの立っていないダブルスの枠を奪ってしまえばいいわけだが、ジョーがダブルス向きという描写も、いいパートナーがいるわけでもないし、どうなるか。それから、イチローはべるべるの名前を『べるりん』と思っているのか。

・SPIN.75 近くて遠い 遠くて近い
幕間の話。野球部の練習が休みなので、卓球部の見学に来た内田君。野球部でダメダメだったときの印象しかなかったので、成長したイチローの姿に驚く。夢に向かって一直線のイチローの言葉に、心を動かされる様子が良かった。トビラで小学生時代のロッキーの後ろにいるのは、橋立美香さんなのかな?

・SPIN.76 決戦前夜!
春季大会前の追い込み練習。イチローたち1年生にユニフォームが届き、トーナメント表も公開される。まずは、2回戦で対戦する橙山中がひとつの関門になるか。それから、それぞれの話を総合すると、1日でトーナメント全部をやるスケジュールの様子。決勝までだと4試合こなさないといけないけど。これが普通なのかな。

・SPIN.77 あらたなる一歩
いよいよ春季大会が開始。1回戦の1番手にイチローが挑む。試合前には、橙山中と対面。因縁のある?泥谷(豪)と戦うために、2回戦は何らかの形でジョーに出番が回ってくるのか。それからトビラで森原中卓球部が横並びになっているんだけど、こう見るとヒロの身長がズバ抜けて高いということが改めて分かる。

・SPIN.78 ハラハラ波乱
初の大会に緊張したのか、イチローは第1ゲームを先取されてしまう。しかし、ロッキーのアドバイスですぐに立ち直り、続く3ゲームを連取する。しかし、10-0になったら、1点あげるのがマナーだったりするのか。そしてヒロもあっさりと勝利するが、足を負傷してしまった様子。チームにとっては、いきなりの大きな試練が。




次巻では、橙山中と激突ッ!







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  1. 2017/03/11(土) 14:16:18|
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少年ラケット 第8巻の感想




『少年ラケット』第8巻の感想です。表紙は紫王館の2トップ、最上一郎と源錦治郎です。


・SPIN.61 プライド
ヨルゲンとの実力差を悟った有馬はわざとラバーをはがし、補助剤の使われていないスペアのラケットで試合に挑み、そして負ける。そのままランキング戦を棄権しようとするが、それを認めない天海監督の言葉が良かった。その様子を見た佐々木は入れ替え戦での戦い方を考える。最上、源のほかに入れ替え戦を勝ち上がった2人と、ダブルス用の2人が紫王館のSランク=レギュラーということになるのか。

・SPIN.62 The Girl
同じく観戦に来ていた桃田西中のビリーからのアドバイスで、同じタイプの選手を参考にしようと観察するイチロー。しかし目線は、となりの台で打っている べるべるに引き寄せられる。特訓時のヒロを重ね合わせていることから、べるべるもオールラウンダータイプということなのかな? そして展開次第によっては、べるべるや相手の常盤かりんと宮原さんが戦うこともありうるわけか。

・SPIN.63 僕と君との間には
イチローがべるべるの試合を観て気づいたのは、目線や体の向きなどプレー中に様々なフェイントを織り交ぜていることだった。改めて卓球の奥深さを知り、いてもたってもいられなくなったイチローは練習に戻ろうとするが、そのタイミングで男子の頂上対決、最上vs源が行なわれようとしていた。しかも、ドライブ型だった源はカットマンへと戦型変更をしていた。その理由はなんだ?

・SPIN.64 ウエカエ
幼いころより運動神経に優れていた源が、はじめてブツかった大きな壁・最上一郎に出会った時のこと、それから実力を積み重ねながらも未だに届かないことが語られる。そして、カットマンになったのではなく『カット主戦のオールラウンダー』転向だったことも明らかになる。ヒロ・べるべる・源と、最近はオールラウンダー推しの展開。それから、源の成長を促すことを、植物の『植え替え』に例えているのが面白い。

・SPIN.65 強き者たち
最上vs源の戦いぶりに、会場中が影響を受ける。その様子を見るヒロは、なにを想う? 最上と源は『越えるべき壁』についてそれぞれの考えを述べたけど、ヒロにとってはこの2人がまさにそれ。どういうアプローチをとるのか? しかし、最上は家庭環境や世界で戦ってきた経験もあるんだろうけど、とても中学生とは思えない求道者的なオーラを纏っている。

・SPIN.66 煌めきは熱を纏って
最上vs源は、やはり最上に軍配が上がる。ヒロは、この2人をそれぞれオリオン座の一等星ベテルギウスとリゲルに例えていたけど、連載当時に掛丸先生もツイートしていたように、ベテルギウスは超新星爆発間際のはず。ということは、最上は途中でケガでもするのかな? そして、ヨルゲン、石田、佐々木、清水の4人でA・Sランクの入れ替え戦が行われることに。展開的に、負け確の清水先輩が切ない。

・SPIN.67 ウソツキ
入れ替えリーグ戦がスタート。まずヨルゲンは、清水に勝利。もうひとつの対戦では、石田がストレートで圧勝する。佐々木はコンディションに不安があるのか? と思われたが、どうやら三味線を弾いている様子。石田全勝、清水全敗。直接対決でヨルゲンを叩いて自分がSランク残留というのが、佐々木が描いている青写真か。あと、べるべる母がヨルゲンのことを気にかけている描写があるけど、これは複線か?

・SPIN.68 悪意のミラージュ 
ヨルゲンvs佐々木がスタート。ヨルゲンが2ゲームを先取するが、ここまで4試合を消化し体力を消耗しているので、攻めが単調になってしまっていた。3ゲーム目を取ったあたりから、佐々木の狙いが明らかになっていく。タイムアウトを巧みに使い、ヨルゲンの体力だけでなく精神力も削っていく。ここから、反撃のキッカケを見つけることができるのか?

・SPIN.69 その手は届かないけれど
最上&源による、佐々木の戦い方の解説。事前に実力差を分析し、負ける相手には全力を出さず、勝てる相手に確実に勝つというスタイル。ただ、そのドライすぎる割り切りが、天海監督には気になる様子。そして、心が折れかけたヨルゲンに、イチローが無言のエールを送る。会話はないけど、2人が顔を合わせたのはSPIN.4以来だから、実に65話ぶりか。




ヨルゲンは佐々木の罠を突破してレギュラーになれるのか!? 次巻からは、春季大会が始まります。








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  1. 2017/01/08(日) 10:52:45|
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少年ラケット 第7巻の感想



少年ラケット第7巻の感想です。表紙は、レギュラー取りに挑むヨルゲンと、チビキャラたちです。


・SPIN.52 ハイテンション
イチローたちと初対面のコーチ・東條星也は、なぜかハイテンション。練習ではイチローと打ち合うことになる。前巻ラストで購入した、“テンション系”と呼ばれる裏ソフトラバーの高い反発力を生かした強打を打つものの、あっさりとカウンターで返されてしまう。このテクニックをイチローは教わることになる。それから、ロッキーは『1人でのサーブ練習』を指示される。確かにハリー戦でも、サーブで崩して…という感じじゃなかったからな。

・SPIN.53 目の前に影、胸の奥に陰
特訓がスタートする。東條は、まずイチローにブロックを教え込もうとするのだが『カウンターを覚えるためには、まずブロックから』ということを言葉で上手く説明できない。それでも、イチローがプレーの中でその意図をくみ取るという展開が良かった。また、1人でのサーブ練習を命じられたロッキーも、相手をイメージした『シャドーサーブ』を実践する。こちらもしっかりと練習の狙いに気づくのが良かった。

・SPIN.54 リターン!
いったん休憩。練習内容を口に出して報告させることで、本人に目的と課題を見つけさせるのは、ナイスな指導方法だと思った。そして、一度は『練習についてこられない』と切り捨てられた海が、練習着に着替えて戻ってくる流れが良かった。見た目でダマされがちだけど、根性あるんだな。今回練習に参加している5人にシゲを加えた6人が団体戦のメンバーになっていくのかな?

・SPIN.55 さそり座の少年
東條の指示により、ヒロvsイチローの1ゲーム勝負が行なわれることに。SPIN.5~6で対戦した時とは違い、ヒロのカーブドライブを返したりカウンターブロックを決めたり、イチローが成長の跡を見せる。しかしヒロは、まだまだ本気を出していないとのこと。さすがに100%全開とはいかないだろうが、イチローはどこまで本気を引き出すことができるのか?

・SPIN.56 星の王子様
ヒロの本当のスタイルは、前陣・後陣の区別なく様々な種類のボールを高レベルで打ち、時間を操り空間を支配するという究極のオールラウンダーと呼べるものだった。92~93ページの戸惑うイチローの描写が新鮮。そのことを、最上を研究する源に対する紫王館の監督のアドバイスとして紹介させるというやり方が上手いと思った。東條が試合を途中で止めて、特訓編はココで終了。

・SPIN.57 碧き瞳は静かに燃えて
紫王館のランキング戦がスタート。まずは、3年生だが一度もSランク(レギュラー)になったことのない、執念の男・有馬とヨルゲンの対決が主軸になっていく。連載当時、作者がツイッターで推していたけど、確かに122~123ページの見開きのヨルゲンはカッコイイ。それから、イチローたちの特訓終了から修学旅行あたりのことは、細かいコマの連続で描写されたけど、サブキャラたちの日常みたいなものが垣間見れたのが良かった。

・SPIN.58 目指すは世界一
イチローたちは県の体育館で行われている紫王館のランキング戦を観に行く。しかし、そこで目にしたのは苦戦するヨルゲンの姿だった。対戦する有馬は、ドライブの威力を上げる“何か”を使っている様子。こういう競技の『グレーゾーン』に踏み込んだ描写をするというのは、ちょっと意外だった。それから、ヨルゲンと電話で話していた母親は外国人ぽく見えるけど、父親のほうが日本人なのか、それとも両方ハーフとかなのか?

・SPIN.59 王の紫
有馬が使っていたのは、ラバーの性能を向上させる『ブースター』と呼ばれるモノ(補助剤)だった。そのことを、自称“紫王館マニア”の和久津静さんがイチローたちに説明する。この謎の人物、一人称が『僕』だけど女性ってことでいいんだよね? ドライブの威力を増した有馬が1ゲーム選手するが、ヨルゲンに気後れはない様子。インチキすることを『心の弱さ』と切り捨て、ラケットへの信頼を貫く姿勢が良かった。

・SPIN.60 自信
補助剤を使ったラケットに慣れていない有馬は、打球の微調整ができず一方的に点を失っていく。効果を発揮するドライブを打たせないように試合をコントロールしていく、ヨルゲンの打ち分けが見事だった。そして、余裕ができたことによって、上位陣にはバレていた弱点の『サーブ時のラケットの持ち替え』にも挑戦する。それから回想編で出てきた男性が父親と思いがちだけど、特にそうは呼ばれていないんだよな。コーチの可能性もあるわけか。



次巻も、ヨルゲンのランキング戦。次の相手は“策士”です。







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  1. 2016/11/10(木) 12:56:03|
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少年ラケット 第6巻の感想




少年ラケット第6巻の感想です。イチローが単独で表紙を飾るのは、これが初めて。


・SPIN.43 トゥルー・ブリット
9-9の時点で、ホームズがタイムアウトを取る。が、結果的にコレはイチローのアドバンテージとなる。ヒロから授かった『2本のサーブ』のアドバイスを生かし、イチローが第2ゲームを取る。卓球というスポーツは、いろんなシチュエーションで頭を使って作戦を考えないといけないんだな。しかし、これでビリーに火がつき、第3ゲームは一気に突き放しにかかる。ラストで「おちびちゃん」ではなく「イチローはん」と呼んでいるというのが、敵として認めた証ってことかな。

・SPIN.44 ダンス・ウィズ・ア・ボール
第3ゲームは、ビリーが取る。後が無くなった第4ゲーム前にヒロがしたアドバイスは『前に出て、ブロック中心で戦う』ことだった。さらなるスピード対応が必要になるだけに、やや無謀かと思われたこの作戦だったが、これがズバリとハマる。まさかここで、第1話でイチローが得意と言っていた『反復横跳び』が生きるとは(そのあと宮原さんが「大事なんだけどなー」と言っていたのもふくめて伏線だったわけか)。イチローは本来、前に出て戦うスタイルだったのか。

・SPIN.45 その手に握るは
イチローは、本来の戦型『前陣異質攻守型』でビリーと互角に渡り合う。そして、あえてバックサイドに誘っておいて、痛烈なカウンターを見せる。自慢の早さで上回られたことで、ビリーはどうでるか? イチローの居合抜き → 見開きカウンターの迫力がすごい。それにしても、ラケットのいわゆる“面”の部分を『ブレード』って言うのか。勉強になった。

・SPIN.46 モモニシの六人の仲間
第4ゲームは、イチローが取ってイーブンに。そして、最終ゲームに団体戦の勝敗の行方が委ねられることに。それぞれのチームメイトが、信頼の言葉をつなげる84~85ページの見開きが良かった。そしてビリーは回想パートで、卓球部と団体戦への愛着を語る。初登場時は、いけ好かない関西弁キャラのテンプレのような感じだったけど、この試合を通じてかなり人間味を増した印象。

・SPIN.47 荒野のラッキーナンバー
最終ゲームは、高速のラリーが飛び交う、激しい点の取り合いに。常にビリーが先行する形ながら、イチローも必死に喰らいついていく。そしてデュースになっても2人の点差は離れることはない。18-19のときにイチローがつぶやいた「51本目」の見開きにゾクリさせられる。ここで、イチローの集中力の高さが生かされるのか。そして『51』は、39話でビリーが言ったように勝負の数字。イチローは、前陣のさらに前に一歩踏み出す……ッ!

・SPIN.48 増える次元、最後の山
イチローはビリーのサーブを読みきり、通常の位置よりもさらに一歩前、台の横側で返す、しかし、ビリーもそれに反応してみせる。が、イチローはさらに予測の上を行く動きをする……ッ! 計4打ながらとてもアツい攻防だった。これで、練習試合団体戦は、決着ッ!

・SPIN.49 もう1つの戦い
団体戦が終わって、息抜きの話。ポイントとしては、イチローが自分のラケット『ハッドロウ・リボルバー』を手に入れたということかな。タダでくれるなんて、ホントにビリーはいいヤツ。あとは、まりんが料理キャラ化する。合宿があったりすると、西澤先生や女子部員を差し置いてキッチンを仕切りそう。そして、ヒロはホームズから情報を引き出そうとする。

・SPIN.50 名探偵vsホームズ
最近、卓球部に転部してきたイチローのことを、ホームズは調べることができていないのでは? と、ヒロが逆推理を披露する(練習試合が5月16日で、イチローが卓球部に入ったのは11日。この週、ホームズたちは修学旅行に行っているので、調査時間が足りない)。どうやらホームズ自身にも隠されたモノがある様子。自身の練習時間を削ってもに、相手の情報を調べる意味って何があるんだろう?

・SPIN.51 そらのめぐりのめあて
改めてイチローが、空の店で卓球用品を買いそろえる。ラバーも貼り替えたが、どんなものかは明言されず。これは今後の試合のために取っておくのか。そして、ヒロは『団体戦で紫王館を倒して全国に行く』ことが目標だと宣言する。ロッキー、ジョーとともに特訓に行くことになるが、ここに海も参加する様子。面子的に考えて、ジョーとダブルス結成か?




次巻では、イチローたちの特訓やヨルゲンのランキング戦など、新しい流れが描かれます。






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  1. 2016/08/10(水) 20:22:01|
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少年ラケット 第5巻の感想



少年ラケット第5巻の感想です。表紙は“早撃ち”ビリー。ベルトのバックルに、チラリと映っているのは……?


・SPIN.34 星に願いを
ロッキーvsハリー 第4ゲーム。悪い流れを断ち切れないハリーは、自分自身に魔法をかける。ここまで使っていなかった回転を殺すラバーを使い、緩急を生かした打ち分けでマッチポイントのロッキーに1点差と迫る。しかし、ロッキーも全く集中を切らしていなかった。わずかなポイントをスマッシュで撃ち抜き、試合に勝利する。卓球ってネットの外側からボールを入れてもOKだったのか。

・SPIN.35 小さき肩に
ヒロとロッキーが勝利し、森原中が2-0とリード。次の2試合を観戦中にイチローは、城島から『すでにチームに必要な存在になっていること』を聞かされる。おそらく、記憶を失ってから初めて認められ、期待と責任をかけられたことに喜ぶ見開きの表情が良かった。そして、シングルス3とダブルスが負けてしまい、イチローに団体戦の勝敗が委ねられることに。キャプテンのシゲは、ドカベンでいうところの微笑のような役回りになってしまいそう。

・SPIN.36 ゆらめく星並び
シゲに勝った大和の戦い方の分析。ペンラケットでのドライブ型ということらしいが、その緩急を使った打ち分けがミソという感じか。本番の大会では、この大和がイチローの相手になりそう。そして、大和とヨルゲンの間に(一方的な)因縁があることも判明する。あとヒロが今回の団体戦のメンバーを☆で評価しているけど、ホームズ&ルパンのダブルスが四等星なのが気になる。ホームズって調査能力がすごいだけで卓球の実力は大したことないのかな?「エースはハリー」って言っているし。

・SPIN.37 クイック アンド…!?
イチローは、事前にビリーからプレースタイルなどの情報を聞き出そうとする。ビリーは、フランスのジャン=フィリップ・ガルシア選手に憧れており、スピードに特化した『音速卓球』とも呼べるプレースタイルを目指していた。練習ラリーにおいても、イチローが反応できないほどの打球スピードを垣間見せる。この試合はまず、スピード対策が課題か。そして、試合前にトイレに行ったイチローを、ホームズが待ち構えていた……。

・SPIN.38 51
トイレの中の話。イチローは、自分から過去のことをホームズに質問するものの、最も成長する期間(小学校高学年の3年)をムダにしてしまっているので、トップレベルに立つことはできないと切り捨てられてしまう。同じ理由で、ヨルゲンと同じステージにはたどり着けないとも言われてしまう。そのことにショックを受けたまま試合に入ってしまい、ビリーの速攻について行くことができない。そしてスコアが5-1になった時に、ビリーは数字の話をする。野球のイチローでなく、荻村伊智朗にちなんだ『51』とは?

・SPIN.39 5-1、決断の時 
49%のリスクがあっても51%の確率で得点できる戦い方をするという『51%理論』が、荻村伊智朗の『51』だった。ホームズによって落ち込まされたイチローのメンタルを、まさかビリーが回復させるとは。改めて戦う気持ちを取り戻したイチローだったが、それでもビリーは一筋縄の相手ではない。単なる打球の速さ以外の要素が隠されている様子。

・SPIN.40 40mm
ビリーの『音速卓球』の神髄は打球の速さではなく、リバウンドに打つタイミングの早さだった。それでもイチローは、回転をかけたり左右に揺さぶったりして対抗しようとするが、ハンドソウラケットのリーチの長さもあり、第1ゲームを取られてしまう。そこで打開策として思いついたのは『カーブドライブ』だった様子。しかし、ぶっつけ本番で習得できるものなのか?

・SPIN.41 馬鹿と呼ばれた男
普通に打つだけでは左右の揺さぶりが足りないのなら、もっと振り幅を広く。それが、イチローがカーブドライブを使おうと思った理由だった。しかし、ぶっつけ本番では上手くいくはずがなく、失点を重ねてしまう。それでもイチローは、試合の中でくり返しカーブドライブに挑戦する。ビリーは、その姿勢を高く評価する。初登場時は悪役面だったけど、結構いい人なんだな。そして、イチローの狙い通りの一打が決まる。相変わらず、ココっていう一打が決まった見開きの爽快度が高い。あとヒロは「逆の作戦を勧めたかった」と言っているけど、これはビリーの体の正面に打球を集中させるってことなのかな? ピストルラケットだと処理しにくいとか?

・SPIN.42 そこに向かって撃て!
『カーブドライブが打てる』という条件がひとつ加わっただけで、かけ引きの幅がグッと広がりイチローがジワジワと点差を詰める。両者が色々と考えながらプレーし、細かくポイントが動く中盤の展開が面白かった。実際の試合も、こんな感じなんだろうな。そして、カーブドライブを打った本当の狙い → ハンドソウラケットが得意とするカーブドライブをビリーから誘い出すこと。に成功し、ロッキーと同じようにネットの外からスマッシュを決めてみせる。この巻の最初の話と最後の話で、ともに『横入れ』を決めるとはニクイ構成。




次巻は8月の発売。イチローvsビリーが決着します。それからオマケ前の初出ページのように、宮原さんにはドヤ顔が似合うと思うのです。




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  1. 2016/06/11(土) 05:55:11|
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