

終末のワルキューレ第18巻の感想です。表紙は“人類唯一の魔法使い”二コラ・テスラです。
・第71話 科学の反撃生前『半重力システム』を研究していたテスラ。『超人自動機械β』を装着したことで、実用化に至る。初速からトップスピードで高速移動、予測不可能な軌道でかく乱する攻撃に対し、ベルゼブブは後手に回らざるを得なくなってしまう。ここでテスラは、さらに常識の範疇を越えた動きをしてみせる……! しかし、後々重要になってくるけど『スーパーテスラ粒子』ってマジでなんなんですかね?
・第72話 人類の進歩『フィラデルフィア計画』を説明して、前回テスラが見せた瞬間移動『テスラ・ワープ』の解説をする。ベルゼブブが3つの制約を見抜き、テスラも仕組みや問題点を明かしていく。意味もなく自分の能力の解説をするシーンはよくあるけど、今回は科学者なりの分析や情報共有というのが面白かった。そして、ベルゼブブの過去編②へ。
・第73話 呪いと祈り第67話の展開を受け冥界に堕ちたベルゼブブは、ハデスに自分を殺してもらおうと戦いを挑む。ハデスが圧倒するがとどめは刺さず。『死ぬのではなく、どう生きるか考えるべき』と説く。そして再び現れたときにベルゼブブは……。なんか、このあたりから、ベルゼブブが感情表現するようになってきた感じがするし、急にハデスとのあいだにBLの芽吹きがあったように思う。
・第74話 繋ぐ想いベルゼブブの最大奥義ともいえる技『虚神』がさく裂。闘技場全体がえぐれるほどの破壊力を見せる。テスラは大ダメージを負いながらも立ち上がるが、ライフポイントとも言えるテスラコイルは残り1個の状態。過去パートで最愛の兄との絆も描かれたし、次の攻防がラストということになるか。
二コラ・テスラvsベルゼブブは、次巻決着!
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- 2023/03/22(水) 18:21:54|
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終末のワルキューレ第17巻の感想です。表紙は2人の魔法使い。ニコラ・テスラとベルゼブブです。
・第67話 アナテマ対決の前にベルゼブブの過去編へ。サタンに呪われし者『アナテマ』として知られるベルゼブブは、天界で最も孤独な神だった。唯一交流のあったルシファーたちもサタンによって虐殺されてしまい、さらに孤独を深める。そこに現れたルシファーの幼馴染のリリスとともに、サタンの正体を暴こうとするものの、その過程でまたも悲劇が……。ベルゼブブ、登場当初は黒幕的な雰囲気があったけど違うみたいだし、死にたがっているフシもあるので負けるのでは?
・第68話 闇VS光後半戦の最初となる第8回戦の選手入場。ベルゼブブは、闇・陰・静で、二コラ・テスラが光・陽・動と、徹底的に対比させているんだなと思う。まず、ベルゼブブがほぼ動かずに闘技場と柱を破壊する離れ業を見せるが、テスラにとっては、これですら『科学』なのだという。
・第69話 蠅の羽ばたきベルゼブブの攻撃の仕組みは『振動』。テスラのアーマーを切り裂くほど切れ味の鋭い手刀を見せる。いっぽうテスラは、高電圧を一気に放出する『プラズマ・パルス・パンチ』略してPPPで対抗する。これまではそれぞれの武器をぶつけ合う対決が多かったので、こういう能力を駆使して戦うタイプは、意外と珍しいかも。
・第70話 神々の監獄2つの名を持つ(バアルとゼブル)ベルゼブブは、右手で攻撃、左手で防御の能力を使い分けており、それを杖で増幅させていることが明らかに。ここでテスラは、空気中に充満した電子?によって『神々の監獄』を形成する。空中に浮遊したし、檻全体を足場にして全方位&高速攻撃を仕掛けてきそう。
ベルゼブブの過去編が早かったし、能力の説明もあっさり行われたので、意外とすぐに決着がつくのかも。
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- 2022/12/22(木) 21:37:33|
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終末のワルキューレ第16巻の感想です。表紙は“冥界を統べし絶対王”ハデスです。
・第62話 神々の兄ギリシャ神界の最大の危機『ギガントマキア』におけるハデスの活躍を、インタビューを受けているアレスが語る。ポセイドンとの兄弟愛といい、ダークな雰囲気のキャラにされることが多いであろうハデスなのに、ずいぶんと純潔なイメージを与えてきたなという印象。そして、アダマスがハデスの依頼によってベルゼブブの手で復活した、アダマンティンという新しい神ということも説明される。このあたりは、今後にどういう意味を持ってくるのか。
・第63話 終わりの始まり左肩に受けたダメージで防御の術を奪われた始皇帝は、神羅鎧袖を始皇勾践剣に変形させ、最後の勝負に打って出る。しかし、ダメージ与えたのは……。全身血塗れにはなれど、身体欠損しても戦いを続行するというのは、呂布以来か?
・第64話 王の帰還始皇帝vsハデス、最後の攻防。ハデスの全力の一撃に対し始皇帝は……。ここで、いきなり新技! 隠していた奥義! とかではなく、ここまでの戦いで使っていた技の応用編というのがシブくてカッコよかった。(あと、構えを取る戦乙女アルヴィトも良かった)。しかしハデスは、たまたま観戦に来たら欠員が出ているので代わりに出場したら負けて消滅って、このあたりは不憫でしかないな。
・第65話 金ちゃん決め手となった始皇帝の技を、佐々木小次郎が解説する。しかし、決着のときに『ミラータッチ共感覚』が発動しなかったのは、やっぱり気になる。とはいえ、春燕のときも別にダメージを負っていなかったので、どこかでリミッターみたいなものがかかっているって解釈でいいのか。そして病室を抜け出した釈迦は、坂田金時を呼び出し、ある人物を調べてほしいと言う。ジークフリート、神話だとブリュンヒルデと因縁があるのか。
・第66話 創造と想像第8回戦。人類側の出場者は、二コラ・テスラ! 戦乙女のゲンドゥルと早速神器錬成する。パワードスーツのような『超人自動機械β』を身にまとった姿は、まるでアイアンマンのよう。生まれたのはラスプーチンのほうが遅いけど、いちばん現代に近い闘士ということか。そして神側からはベルゼブブが出陣する。科学者vs科学者の戦いということか。
次巻から、第8回戦がスタートッ!
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- 2022/09/22(木) 20:24:24|
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終末のワルキューレ第15巻の感想です。表紙は“始まりの王”始皇帝です。
・第58話 目隠し前回ハデスを吹っ飛ばした技術のメカニズムの解説。始皇帝が言うところの『星』は、チャクラとか経絡みたいなものの類ということなんだろうけど、それを息の塊だけで乱せるというのが始皇帝の強さであり、神羅鎧袖の能力ってことなんだろうな。しかし、ハデスに与えたダメージと同じようなものが始皇帝の腹にも……。
・第59話 最高の王始皇帝の過去編。趙国に人質として幽閉されている後の始皇帝の嬴政は、子供らしからぬベタベタな愛想笑いを浮かべ、息をひそめて暮らしていた。周囲からさげすまされ続けた嬴政は、強い『ミラータッチ共感覚』により、自分に向けられた負の感情を痛みとして知覚してしまうように。女護衛の春燕との生活で、それも和らいだかに思われたのだが……。この春燕との穏やかな日々、そして別離のときの約束が、始皇帝の行動の源となっているのか。
・第60話 約束と誓い息の塊を当てる技『嗤尤弩式 波流亀』は、ジョジョでいうところの猫草の空気弾。当たったことさえ気づかない回避不可能の技。ハデスの攻撃は不発になり、逆にダメージを重ねてしまうことに。あと、ちょっとメタなツッコミとしては前話の回想話、スタジアム中が始皇帝の話に聞き入っていたのか。ハデスはそのあいだに攻撃しても良かったろうに、空気の読める神だな。
・第61話 冥王の矜持まずベルゼブブのところに、改造人間(神)のようになったアダマスが姿を現す。やはり、このあたりが神サイドの反乱勢力といったところか。いっぽうハデスは、自分の身体を血塗れにし空気弾を回避。さらに、バイデントを『宿命の四血槍』にパワーアップさせ、強烈な一撃をお見舞いする。ただ、この攻撃にはそれなりにリスクがある様子。体力の削り合いみたいになった場合『ミラータッチ共感覚』があるぶん、始皇帝のほうが不利になるのでは?
第7回戦は次巻で決着ッ!
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- 2022/06/22(水) 17:40:10|
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終末のワルキューレ第14巻の感想です。表紙は、2人の王。始皇帝とハデスです。
・第54話 代役寝返った釈迦の穴埋めとして、ハデスが第7回戦に出場することに。ヘルメスの目くばせを受けて「もしかして自分が代役!?」とアレスが戸惑うのはともかく、その前のブリュンヒルデと釈迦、オーディンとベルゼブブの会話を踏まえて考えると人類の救済は建前のようなもので、北欧神話サイドには何か裏の狙いがある様子。神のなかに隠れている不穏分子のようなものをあぶりだすのが狙いなんだろうか? 全体の計画にロキはどのくらい関わっているんだろう?
・第55話 禁忌ブリュンヒルデの前に、ノストラダムスが姿を現す。肖像画に描かれているようなヒゲをたくわえたジジイではなく、ショタっぽい風貌というのが意外だった。さらに、天界と冥界のあいだにある『虹と闇の門』を破壊しようとした罪で人類で唯一冥界送りになったとか、実はかなり強くブリュンヒルデ曰く『ジョーカー』であるとか、様々な情報が明かされる。ここぞという重要な局面で登場する感じだろうか? 対戦相手はオーディンか? ベルゼブブか?
・第56話 王VS王人類側の代表“始まりの王”始皇帝の豪華な入場から、すぐに神器錬成へ。『神羅鎧袖』は、これまでになかった鎧のようなデザイン。爪のような部分をどう使うかが気になる。いっぽうハデスは、ポセイドンの矛のかけらを自分の武器・バイデントに一体化させ出陣。さっそく戦いがはじまる。立ち上がりは、ハデスが一方的に攻めるが、始皇帝が謎の動きで反撃に出る。しかし、神の格的にハデスが負けるとは考えにくいし、始皇帝の不利は否めないか。
・第57話 嗤尤始皇帝が、中国の様々な文献に登場する魔神・嗤尤と対面したときのエピソード。“始まりの王”というのは単に中華統一を成し遂げたというだけでなく、中国の土地を人の手に取り戻した最初の王だから。という意味だったのか。そして、前話でハデスにダメージを与えた技の解説。このあたりは太極拳とか中国拳法のイメージだろうか。しかし、ハデスの強烈な一撃は受け流しを許さず、大きなダメージを与える。
次巻以降で、始皇帝とハデスの戦いが本格化ッ!
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- 2022/03/21(月) 14:45:09|
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