晴耕雨マンガ

2月は『トクサツガガガ』と『はじめアルゴリズム』。

はじめアルゴリズム 第1巻の感想




世界の見え方が変わる数学漫画『はじめアルゴリズム』第1巻の感想です。モーニングで9月から連載開始。作者の三原和人さんは、これが初単行本となります。
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#(1)=(ハジメのはじめ)
数学者の内田豊は故郷の島での講演(大失敗)の帰り、廃校の壁に書かれた不思議な数式を発見する。一般的なものとは違い、絵やおかしな図形が組み込まれたソレを書いたのは、小学5年生の関口ハジメだった。内田の声に耳を貸さず、雲の動きや木の枝の別れ方などを、夢中になって計算し続ける。天才がもう一人の天才と出会って……というのはよくある話の形だけど、それでもココから始まる物語に期待が持てるというのは確か。

#(2)=(海の教室)
一度は内田から逃げ出したハジメだが、追いつかれた浜辺で自分のやってきたことが数学の一部であり、これまで多くの人が作り上げてきた道だということを知る。セリフのなくなる後半の演出は鳥肌もの。モーニング誌上で読んだときに、背筋がゾクゾクしたのを覚えている。ふつう数学っていうのは出された問題を解くものと考えがちだけど、この作品内でハジメや内田がやっているのは、世界の中から疑問を見つけ出し、それを数学の形に落とし込むことなんだな。

#(3)=(委員決めの時間)
実は、学級委員長をしているハジメ。クラスの誰もが委員になりたがらないことを受け、どうやれば手を上げたくなるかを考える。最終的には、委員に決まった人の席がキレイな図形になるように強権を発動したが、この図形の名前とかあるんだろうか? あと放送委員の大泉君は髪形がモジャモジャしているので、某俳優をイメージしてしまう。鈴井君もいるし。そしてハジメの家を訪ねた内田は、自分の住む京都にハジメを連れて行きたい旨を伝える。

#(4)=(楽しい方向)
当然、そんなことを言われても親としては納得ができない。特に、父親のほうが強く反対する。外に出たハジメは、ご近所に住むヒナちゃんのアドバイスを聞く。ヒナちゃんは、アイドルを目指すJCなのだが、展開的にこの巻のみの登場となりそうなのが残念。女っ気のない作品の華だったのに。それから、天然っぽいハジメが4兄弟の長男というのが、なんとなくイイ。

#(5)=(内田の灯)
内田の過去編。数学者として行き詰っていたところに親友から声をかけられ、テレビなどで名声を得ていたこと。そして、それらを全て投げ打ったことが語られる。数学を研究するための心の火は消えてしまったが、ハジメを導くための灯となるという決意の描き方が良い。友人の数学者は描写的に交通事故に遭ったらしいが、死んでしまったと考えていいのだろうか? ある程度ハジメが頭角を現したときに、復讐の鬼と化して登場しそう。

#(6)=(見える世界)
ハジメと母親のエピソード。前話で夜更かしをしたせいで風邪をひいたハジメ。病院に連れた帰りに思い出の場所をめぐりながら、幼い日のことを母親が回想する。ハジメの言動や考え方についていけなかったことを悔いているような描写があるけど、家のラクガキ数式を消さなかっただけでも、十分に優しいと思う。内田が家に来たときも、まずはハジメの意見を聞こうとしたし。「何度でも!」と言って、ハジメを抱きしめるのもイイ。

#(7)=(世界を解くんだ!)
島のみんなとの別れをあっさりと済ませて、ハジメは京都に行くことに。そこで、数学を学ぶ決心をするひとつのキッカケとなった、1歳上の天才少年・手嶋と出会う。この“ライバル”との関係が、今後の話の主軸となっていきそう。それから、表紙にも登場している蝶が気になる。内田とハジメが初めて会ったときや京都に行ってからと、重要と思われる場面で描かれている。単なるモチーフ以上の意味があるのかどうか?



2018年、ブレイク候補の筆頭だと思います。あとは、第2話の『カプレカ数』のような、数学ウンチク要素をもうちょっと増やしてほしい。




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  1. 2017/11/24(金) 20:36:06|
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世界八番目の不思議 第3巻の感想




完結となる『世界八番目の不思議』第3巻の感想です。恒例のオマケ要素。今回はカバー下が第17話の『幽霊求人情報誌』の誌面。帯裏は、第16話の要素をゲーム攻略本風にまとめています。





・第15話 Part A 文明開化七夕伝説
織姫と彦星の現代版。年に一度の七夕の日に大雨が降り、彦星と会えずに傷心の織姫(織物会社勤務)。新人社員の夕鳥若子さんがうっかり口を滑らせてしまったため、スマホの存在を知りドップリとハマってしまう。普通に彦星とやり取りしているのかと思いきや、ラブポエムブログを開設していたり、存分にスマホライフを満喫している様子が楽しい。いちおう姫なのに、2回も叩かれているのも面白い。

・第15話 Part B ああ天の川の流れのように
スマホを持ったことにより、かえって会いたい気持ちが募りすぎて、ラブポエムがスランプになってしまった織姫。夕鳥さんの勧めでのぞいてみた出会い系サイトに彦星を見つけてしまったことにより、逆に詩情があふれ出す。そこから、七夕の短冊の由来につなげるオチの強引さが素晴らしい。基本的に恋に一直線の織姫が、常に地味な作業着姿なのが面白い。

・第16話 Part A vs.サキュバス
風俗で出会ったサキュバスにつきまとわれて困っている勇者(Lv.3)。そこで、東洋に伝わるホーイチ的な術で身を守ろうとするが、仲間の僧侶(Lv.2)は気が進まない。イヤイヤながら身体に呪文を書いたものの、肝心の局部に手をつける前にメンヘラサキュバスが乗り込んでくる。ピンチを切り抜けた勇者のハンドサインを、的確に読み取れるヤツはひとりもいないと思う。しかし、サキュバス1体でレベルが7も上がるモノなのかな?

・第16話 Part B 酒とサキュバスと男と女
魔王討伐前夜。様々なところ(具体的には胸部)が成長した僧侶(Lv.87)は勇者(Lv.97)に告白しようとするものの、勇気が出ない。酒場で再会したサキュバスにアドバイスを仰ぐ。教わった『男を褒めるさしすせそ』が、続けざまに空振りする様が見事だった。っていうか、パートAから10年間、この2人だけで戦い続けてきたっていうのが地味にスゴイ。他の人とパーティー組まなかったのか。

・EXTRA WONDER 1 夏実
最終巻ということで、作者の連載前の読み切り作品も掲載。これはFellows!Qに掲載されたデビュー作。女子高生官能小説家の娘が、ミンミンゼミの父親を油で揚げて食べるという話。4ページと短く、セミの大きさが一定じゃなかったり、荒さの残る内容。

・第17話 Part A 就活霊
就活中に不慮の死をとげた三鴨さんが、霊ならではの仕事を探すことに。ゴーストライターを本当の幽霊がやっていたり、死亡と志望、自己と事故といった言葉遊びが面白かった。あと、面接のときに履歴書代わりに提出した火葬許可書では、住所が和歌山県となっていたけど、この作品全体が和歌山の話だったのかな?

・第17話 Part B 永久就活霊
妹の結婚が決まったことにより、三鴨さんの婚活欲がいまさら高まってしまう。独身霊同士のマッチングなどを提案するものの、女住職さんに却下される。しかし、この三鴨妹が、第1話の人型USBカードリーダーのモデルになった人だったとは。つまり名前は、旧姓・三鴨みどりさんというワケか。

・EXTRA WONDER 2 とこなめ慕情
巨大な招き猫(常滑市のとこにゃん)の近くの横断歩道を、好きな先輩が手を上げて渡っている → 左手を上げているということは『人を招いている』ということだ → 俺を読んでいる。告白だ!という話。特典小冊子『猫猫フェローズ』に収録されたものなのだが、猫テーマでこういう話を描くというセンスがすごい。

・第18話 Part A 手袋離合集散物語 前編
なぜか道端に落ちていることがよくある手袋。それが同じ場所にいくつも集まる様子を、交通量調査中の女性が目撃する。パートナーの老人男性に教えるために、一度道路を渡って写真を撮る → そのときに自分の手袋も落としてしまうという「あちゃー」な、脱力系のオチが良い。

・第18話 Part B 手袋離合集散物語 後編
今度は、手袋の持ち主たちが続々と集まってきて、そこで男女の恋愛ドラマ?がくり広げられることに。前編と同じくその全てを目撃していたバイト女性が、やっぱりパートナー老人に上手く事態を伝えられないという天丼オチなのが面白い。あと、ツイッターの情報拡散力ってすごいね。

・EXTRA WONDER 3 煙巻き巻き時代
男の子といっしょにゲームをしている女の子が語る、男子だけに訪れる恐怖の時の話。見事ゲームに勝つことはできたが、これでタイトルの通り『煙に巻いた』と言えるのか? 坊主頭の男子は中学になっても信じていたようなので、問題ないのか。

・第19話 Part A メモリー・オブ・イサナ 前編
この連載が始まる前、ハルタの帯の裏にて連載されていた巨大少女が主人公。日本の港町に住む身長6メートルの女子高生 いさな と、彼氏の真田夕(通常の身長)とのやり取り。帯裏連載時は『巨大少女×建築物』というイラスト形式だったので、いさなの日常生活が垣間見れたのが良かった。ただ、部屋?が倉庫のようなところだったり、ハッキリとは描かれていない苦労もたくさんあるんだろうな。

・第19話 Part B メモリー・オブ・イサナ 後編
夕は東京の大学に進学することとなり、町に残るいさなとのあいだに距離が生まれてしまう。住むところが離れても、身長差が4メートル以上あっても、ふたりの心の距離は変わらないということか。パートAの最初とパートBの最後に出てきたクジラの別名が勇魚(いさな)というあたりが、ちょっとオシャレ。この話は、コメディテイストが抑えられた、すごく真っ当なラブストーリー。

・最終話 メモリー・オブ・イサナ 情景集 
最終話は、いつもの2本立て形式ではなく、いさなと夕の恋模様を描いた1本構成。夕がいさなの前髪を切ったり、いっしょに映画を観たり、甘酸っぱさ満点のエピローグといった感じ。






早期終了は残念ですけど、作者はこれが初連載作なので次回作に期待したいです。






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  1. 2017/03/18(土) 13:27:21|
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ロリクラ☆ほーるど! 第2巻の元ネタ



プロレス漫画最後の隠し玉『ロリクラ☆ほーるど!』第2巻の元ネタを集めてみました。基本的に人名や固有名詞は、世界最大のプロレス団体WWEに関するものだと思ってください。


・登場人物紹介
八重樹成美 → “ストーンコールド”スティーブ・オースティンの決めゼリフのひとつ「Give Me a Hell Yeah!」のアナグラム。詳しくは、公式ブログ

・第13話 ゲームの時間だ
サブタイトル → トリプルHの入場曲『Time to the Play Game』から。
6P エキセントリックプロレス → ユークスから発売されていたプロレスゲームシリーズ『エキサイティングプロレス』。
7P プロレスステーション → SCEのゲーム機『プレイステーション』。形状的にPS4だと思われる。
12P ロリ通 → ゲーム情報誌『ファミ通』。
16P あこ「本当に帝国軍が悪で共和国軍が正義なのか?」 → 映画『スター・ウォーズ』シリーズについて?

・第14話 ショー・マスト・ゴー・オン(前編)
サブタイトル → 「ショーは続けなければならない」という意味。9.11テロのあと、初めて開催されたスマックダウンでWWEのポリシーとして語られた。
23P R.I.P → Rest In Peaceの略。「安らかに眠れ」という意味。アンダーテイカーの決めゼリフのひとつ。
27P 対戦相手X → プロレスでよく使われる対戦相手を伏せる演出手段。
28P ヴァンダミネーター → ロブ・ヴァン・ダムの得意技。パイプイスを相手に投げ渡し、それごとローリングソバットで相手の顔面を蹴りつける。
29P You're Fired! → 会長のビンス・マクマホン、およびドナルド・トランプ大統領の(テレビ番組出演時の)決めゼリフ。「貴様はクビだ!」。
30P 杏「食物連鎖の頂点」 → ランディ・オートンのキャッチフレーズのひとつ。Apex predator。
30P 杏「選ばれし神の子」 → 中邑真輔の新日本プロレス時代のキャッチフレーズのひとつ。

・第15話 ショー・マスト・ゴー・オン(後編)
38P カロリーOVER → カロリーオーバー。食べ過ぎ。
38P さきSUCK IT → SUCK ITは、DXの決めゼリフのひとつ。「クソ喰らえ!」。
42P りんごドロップ → 第8話で開発した、たーにゃオリジナルのスマホ歩き式ドロップキック。
44P ストンピング → 倒れている相手を踏みつける技。
44P 三所締め → 小川直也が一時期使っていた関節技。
46P リープフロッグ → 走ってくる相手を馬跳びの要領でかわすムーブ。
48P ショー・マスト・ゴー・オン → (あこが気絶していても)ショーは続けなければならない。
49P パイルドライバー → 逆さまに持ち上げた相手の頭を打ち付ける技。脳天杭打ち。
50P キス → リップ・ロックといって技として扱う場合もある。

・第16話 デイアフター興業
サブタイトル → Day After Tomorrow。あさって。
55P たーにゃ「グレート仮」 → 元WWEのインド人レスラー、ザ・グレート・カリ。
56P 大根おろしとホチキス → デスマッチ団体CZWでは、チーズグレーターや業務用ホチキスが武器として使われる。
57P DON'T TRY THIS AT HOME → WWEのテレビ番組内で放送される「危ないからマネするなよ」という警告CM。

・第17話 Are 湯 Ready? (前編)
サブタイトル DXバージョン時のトリプルHが、マイクパフォーマンスの冒頭で客アオリに使う言葉。「準備はいいか?」。
62P のんぢ「寄生虫ども」 → parasites。クリス・ジェリコの決めゼリフのひとつ。観客をバカにするときに使う。
62P のんぢ「そのクチ閉じやがれ」 → shut you're mouth。ロックの決めゼリフのひとつ。
62P のんぢ「ネバー! エバー!」 → Never Eeeeever。クリス・ジェリコの決めゼリフのひとつ。
63P あこ「テンコジ」 → 小島聡と天山広吉のタッグチーム名。
64P 須炭音泉 → スタン・ハンセン。ウエスタン・ラリアットで有名。WWE殿堂者。
64P ふぁんダンゴ → ファンダンゴ。社交ダンスギミック(だった)。
65P YES! → ダニエル・ブライアンの決めゼリフ&ファンのチャント。
65P 九蔵酒 → ココノツ クラ シュ → ココナツクラッシュ。自分のヒザに相手の頭を打ちつける技。
66P あこ「メキシコ湾マッチ」 → 相手を海に放り込んだほうが勝ちという試合形式。CMパンクvsチャボ・ゲレロで行われた。
66P 禁欲主義 → CMパンクが掲げていたスローガン。酒・たばこ・クスリをやってはいけない。
71P スイートチンミュージック → “HBK”ショーン・マイケルズのフィニッシュ技。いわゆるトラースキック、スーパーキック。
72P アサイムーンサルト → エプロンからセカンドロープに飛び乗り、場外の相手にムーンサルトアタックをする。ラ・ケブラーダのアメリカでの呼び名。
75P カーブストンプ → 相手の後頭部~首の後ろに飛び乗り、踏みつける技。現在は禁止されている。
75P のんぢ「貴様がどう思おうと関係ナシ」 → ロックの決めゼリフのひとつ「It doesn't matter what you think」。自分で質問しておいて、答えようとすると「貴様の考えなど関係なし!」と言う。

・第18話 Are 湯 Ready? (後編)
77P アルゼンチンバックブリーカー → 両肩の上に相手を担いで、アゴと足をつかんで背骨を痛めつける。
77P カナディアンバックブリーカー → 片方の肩に相手を担いで、腕は胴に回して背骨を痛みつける。
78P テキサスクローバー → テキサスクローバーホールド(またはクローバーリーフ)。相手の脚を折りたたんで極める逆エビ固め。
78P みちのくドライバー → いろんなバリエーションがあるが、アメリカでは『みちのくドライバーⅡ』のことを指す。開脚ジャンプしながら、相手の後頭部~背中のあたりを叩きつける。
78P 大阪臨海アッパー → スペル・デルフィンが開発した、アッパー式の掌底。
81P キャメルクラッチ → ラクダ固め。相手の背中に乗り、上半身をのけ反らせる。手はアゴに持って行く。
81P 逆さ抑え込み → 背中合わせの状態から身をかがめることにより、相手の肩をマットにつける丸め込み技。手は腕をホールドしておく。
82P ロメロスペシャル → 吊り天井固め。相手の手足を極めて持ち上げる。
83P テルマエ・ロメロ → ヤマザキマリ『テルマエロマエ』。古代ローマのお風呂をテーマにした漫画。
85P 不破稲荷神社 → Finally。ロックの決めゼリフのひとつ「Finally The Rock has come back to ◯◯」。「ついにロック様が◯◯に帰って来たぞ!」。
86P 大塩 → ビッグショーの日本ネット界での呼び名。
88P ついにあこ様が帰ってきた! → ロックの決めゼリフのひとつ「Finally The Rock has come back to ◯◯」。はじめて来た場所でも言う。
88P あこ「ジャブローニ」 → ロックの造語。負け犬という意味。
89P あこ「金満ギミック」 → 大金持ちキャラ。テッド・デビアスなど。
91P たーにゃ「スリーパーほーるど」 → スリーパーホールド。裸締め。

・第19話 勧誘 DIG IT?
サブタイトル → ブッカーTの決めゼリフ「Can You Dig It Sucka?」。「分かったかタコ」。
93P おいコラお茶 → 伊藤園『お~いお茶』。「おいコラ」は、プロレスラーのマイクアピールでよく使われる罵声。
95P なるみ「瀕死から復活すると戦闘力が上昇するタイプ」 → 鳥山明『ドラゴンボール』のサイヤ人の設定。
97P アスカロック → 胴締めチキンウイングスリーパー。アスカの必殺技。
97P 2コマ目のカロリーの技 → キーロック。自分の腕を挟みながら足で相手の腕を折りたたむ技。
97P 3コマ目のなるみの技 → キーロックの切りかえしは、持ちあげることがセオリー。そのまま投げるか、コーナーポストに乗せる。
98P プロレタリア文学 → 社会主義・共産主義と関連のある文学。小林多喜二『蟹工船』とか。

・第20話 ペアレンタル・ガイダンス
サブタイトル → Parental Guidance。保護者同伴という意味。またアメリカのテレビのレーティング(PG-12とか)にも使われており、現在の過激さをおさえた展開は『PG路線』と呼ばれ、アテチュード時代を好むファンからは嫌われている。
102P Yeaoh屋 → 中邑真輔の掛け声「イヤァオ!」。
106P あこ「ジャスブリンギッ」 → Just Bring It。ロックの決めゼリフのひとつ。「かかってこい!」。
110P 栓抜き → プロレスの古典的な凶器のひとつ。

・第21話 垂直落下インテリジェンス
サブタイトル → 頭から落とす技には『垂直落下式◯◯』という技名がつけられる。
111P こんばんは木村です → ラッシャー木村のマイクパフォーマンス。
114P ツープラ豚 → ツープラトン。タッグマッチなどで、2人がかりで攻撃すること。
117P 怠惰ーマスク → タイガーマスク。

・第22話 サンシャイン師弟
サブタイトル → ???
120P ニー・プラス → ダニエル・ブライアンが使っていた変形の飛びヒザ蹴り。いわゆる『ブサイクへのヒザ蹴り』。あまり定着しなかった名称。
121P 道場スルナラ金ヲクレ! → ドラマ『家なき子』の名台詞。「同情するなら金をくれ」。
123P 3コマ目のカロリーの技 → 首4の字固めと急所蹴り。
124P 三角絞め → 相手の腕を巻き込みながら、脚で相手の首を絞める。

・第23話 ノーマネー・イン・ザ・バンク①
サブタイトル 1年間好きな時にタイトルマッチができる権利書が入ったブリーフケースを争う『マネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチ』。および、その試合を目玉にしたPPVイベントの名称。
130P あこ「10倍だぞ 10倍!!」 → テンコジの迷言「1+1は2じゃないぞ オレたちは1+1で200だ! 10倍だぞ10倍!!」。
133P バッファロースリーパー → 天山広吉の使う変形の片羽絞め。

・第24話 ノーマネー・イン・ザ・バンク②
135P あこ「顔面ウォッシャー」 → 顔面ウォッシュ。コーナーに座り込んだ相手の顔面に、シューズの裏を擦り付ける技。
135P 「開始2秒は新記録だよ」 → サンティーノ・マレラの、ロイヤルランブル戦での最短敗退記録。(本当は1.9秒らしい)。
136P TIGER DRY BAR → タイガー・ドライバー。リバースチキンウイングの体勢から持ち上げて、シットダウンボムで落とす。
137P モヒカンの側頭部にある『羊』 → オースチン・エイリーズが左肩に入れているタトゥー。
137P フェイスクラッシャー → 相手の後頭部をつかみ、顔面を叩きつける技。
138P なるみ「底辺ジョバー」 → ジョバーは負け役のこと。レスラー的な格が低いということ。

・第25話 ノーマネー・イン・ザ・バンク③
143P テーブル葬フェイマサー → 相手をテーブルに叩きつけて破壊することをテーブル葬という。フェイマサーは、相手の後頭部から首筋に自分の脚を引っかけて、前方に倒す技。
144P ホーリーシッ → Holly Sit。過激な技などが出た場合に観客が連呼する。「超すげえ!」。
144P 3コマ目。客の顔に書いてある文字 → 3MB。ヒース・スレイター、ジンダー・マハル、ドリュー・マッキンタイアのユニット。Three Man Bandの略。
145P ソバット → 回転後ろ回し蹴り。
145P フランケン → フランケンシュタイナー。足で挟み込んだ相手の頭部を、後方回転して叩きつける技。
147P あこ「18秒でクビになった」 → レッスルマニア28で行われた世界ヘビー級王座戦で、シェイマスがダニエル・ブライアンに18秒で勝った試合。

・第26話 One Wonderous Day
サブタイトル → ???
151P あこ「毎日 顔にペイントさせよう!」さき「デーモンにゃ☆」 → フィン・ベイラーが大一番にペイントすること。顔だけでなく体中にペイントし、悪魔的な風貌になる。

・第27話 ツインマジック
サブタイトル → 兄弟や双子、ソックリのマスクを被ったタッグチーム等が、場外での混乱に乗じて入れ替わること。WWEでは、ベラ姉妹が使っていた。
157P パイルドライバー → 逆さまに持ち上げた相手の頭を打ち付ける技。脳天杭打ち。
159P タチアナちゃん → ユークスブログで連載しているバージョン(Web版)では、たーにゃはロシアのハーフ・タチアナという設定だった。
159P あこ「未来から呼んだのか?宿題を手伝わせるために!」 → 藤子・F・不二雄『ドラえもん』で、ドラえもんが未来のドラえもんにのび太の宿題を手伝わせようとして、大混乱になる話。
159P なるみ「分裂したのね!5万馬力になっちゃうよ!?」 → 手塚治虫『鉄腕アトム』で、妹のウランが学校とロボット格闘を両立しようと改造した結果、分裂してパワーダウンしてしまう話。

・第28話 TLCフェスト
サブタイトル → TLCは、テーブル・ラダー・チェアーが公認凶器として認められた試合のこと。
166P エジクリ → エッジ&クリスチャンの略。TLC戦を得意としていた。
167P シュバイン → CIMA(ドラゴンゲート)の必殺技。レスリングのタックルの要領で抱え上げた相手を、頭から落とす。
170P ケージマッチ → 金網戦のこと。
170P フィッシャーマン → 相手の片足を持っての投げ技。フィッシャーマンズ・スープレックス。フィッシャーマンズ・バスター。

・オマケ
175P パン2J → クリス・ジェリコのニックネーム・Y2J。




ロリクラ☆ほーるど! 第1巻の元ネタ











  1. 2017/02/17(金) 18:43:00|
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THE TOWN~復讐者~ 第2巻の感想




刺し違えてでも この男を殺す!『THE TOWN~復讐者~』第2巻の感想です。



・第4話 追跡
“復讐者”雨木は“ターゲット”北裏の家宅に侵入。徹底的に証拠を探し出そうとする。そこで出会ったのは、北浦に恨みを持つトンボの集合体の化物。異能力者同士の戦いなのに、ガスコンロの火をキッカケに決着するというご家庭感が素晴らしい(ちゃんと消火器で火の始末もする)。

・第5話 HEAT 前編
雨木は、一匹だけ残ったトンボのサポートを得て、北裏の隠れ家を見つける。そこに、第3話で拉致られた冴島志鶴が捕らえれていたことから、屋外での直接対決を決意する。今回は目の描き方とかが、他の話と違ってよりマンガ的になっていた印象。「確信は行動に推進力を生み出すしな」というセリフが印象に残った。

・第6話 HEAT 後編
頭にダメージを受け、自分の命が残り少ないことを悟った雨木は、最後の力を振り絞って戦いを続ける。追い込まれた北裏(やっぱり、1話のキタロウだった)の、自己正当化しようとベラベラしゃべる様子が、小物っぽくて良かった。ラストの「これが青葉の痛みだぁぁー!!」ラッシュの前の一撃が、けたぐりというのもこの作品らしい。

・最終話 町の中へ
左腕をフッ飛ばされた北浦は、格子状エネルギーが暴走。身体が崩壊してしまう。雨木は最後の力を振り絞り、妹の墓前に復讐を果たした報告に向かう。雨木の最期の言葉は、復讐に捕らわれた自分へ向けてのものだったのか? それとも、キッチリ墓前にたどり着く前に諦めようとしたことに対するものなのか?

・エピローグ 町の中から
ザ・タウンの秘密が記録されたデータを持ち出した森田を、友人の刑事・神海が追う。物語は側溝の蓋から始まり、側溝の蓋に終わるというワケか。この話でも「ソルジャーは従う」「友情はこの世で一番美しい」「蛹から! 蝶へええええええ――――!!」など、セリフがキレッキレ。

・チェスターの冒険
『こどもフェローズ』に収録された読み切り作品。チェスター少年が父親と一緒にロンドンの市場へ行き、商売を手伝うことに。ほぼ全編にわたって、大人の目が白く光ったように描かれる異様な描写から、ラストで父親の笑顔が描かれるのが良かった。


第1巻もページの外側は黒く処理されているんですけど、この巻では断ち切りのコマが無いので完全に黒く囲われていて、インクの匂いが鼻に残った。


THE TOWN~復讐者~ 第1巻の感想






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  1. 2016/08/14(日) 17:44:45|
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世界八番目の不思議 第2巻の感想



すべてのものには裏がある。『世界八番目の不思議』第2巻の感想です。カバー下が第14話に登場するアイドルユニットAMD48のグッズ紹介だったり、帯の裏がAMD48と第12話に登場する『狸谷わくわく動物園』のチケットになっていたり、小ネタが効いています。



・第8話 Part A ワラシベロンダリング
『プリカツ』というアイドルのゲームにハマっている みかちゃんだが、いかんせん子供なので注ぎ込める資金には限界があった。そこで『わらしべ長者作戦』を実行するが、なぜか姉・ひみこのパンツを売り一万円を手にすることに。そこから、あこがれのキャラクター・みるきの言葉に従い汚い金には手をつけまいとする、みかちゃんのプライドの高さが良かった。

・第8話 Part B ワンダーオブアンダー
姉・ひみこの彼氏もまた、プリカツ信者だった。しかも、いかなる媒体においても描かれることのない、みるきちゃんのパンツを見たいと願うパンツ求道者だった。ゲーセンでの、みかちゃんに対する不審者行動から再会してのパンツ問答も良かったが、ひみこは全てのことをパンツで解決しようとし過ぎだと思う。あと、この話の勝者は、結局パンツを買ったタケシ君なのではないだろうか?

・第9話 Part A 帆立女房
衝撃作。波打ち際で、ヒトデに襲われているホタテブラの女性を助けたら、本当のホタテで、お礼として貝柱を味わったらお前が生まれた。ということを父親から聞かされる和帆さん。23ページの3つの貝柱を味わうシーンとか、26ページの味噌汁調理シーンとか、それなりのエロ描写があるものの、それほど気にならないのは絵柄のせいか。愛の形は様々だと思うし、マンガはまだまだ奥深いなと思う。

・第9話 Part B 帆立祖母
時が流れ、和帆に娘が生まれる(ホタテの孫)。しかし、その真子ちゃんは、自分の祖母がホタテだということを信じられない。なので、お盆で帰省した真子の枕元にホタテさん(という呼び名でいいのかどうか?)が立つ。その後、和帆 → 旦那 → 父親と連続して、ホタテさんと再会するところのテンポが良い。

・第10話 Part A 棒井春男、職に就く
満月の日に自殺者が増える。といった風評被害を是正することを目的とした『満月地位向上委員会』(略して満向会)のかぐやさんは、金も仕事もない中年男性・棒井春男さんはが自殺しようとするのを言葉巧みに?阻止する。オチの「生きてれば そのうちツキも回ってきますよ」というセリフが、月とかかっているのも、地味に上手い。

・第10話 Part B 棒井春男、月を見る
かぐやさんがお店(バニーガールのバー)を辞めて、地元に戻ることに。連絡先を交換しようとした棒井さんは、そこで再び満向会の実態を垣間見ることに。オチのつけ耳うんぬんの設定、満向会のことをカルト宗教と勘違いしたときの注釈、クリーンを必ず『クリィーン』と言うなど、小ネタが印象に残ったエピソード。

・第11話 Part A ユニットバスの花子さん
ユニットバスのトイレに地縛霊 = 現代版花子さんが出現。部屋の持ち主の女子大生に、世界のトイレ事情などを聞かせる。半径1キロ以内のトイレにワープできるという設定や、次の話で旅行していることから、いろいろと話が広がりそうなので、シリーズ化してほしいところ。

・第11話 Part B 花子放浪記 屋久島編
女子大生が背負うリュックの中の携帯トイレに入った花子さんは、屋久島へ。雄大な自然と縄文杉を堪能する。一回成仏しかかったり、温泉に入って「生き返るっ」と言ったり、幽霊ジョークもキレている。外国のトイレ霊も登場したし、このメンバーで世界各地の遺跡や名所を旅しても面白いかも。

・第12話 Part A 狸谷わくわく動物園
すべての動物を、狸が変身してまかなっている動物園の話。業績回復のために、ゾウ導入を提案するマネージャーの吉津さん(この人だけキツネ)だったが、5.7メートルの体をタヌキ1匹で再現するのには無理があった。営業成績が悪化しているということを「はい右肩下がり」のひと言で済ませるコマが素晴らしい。

・第12話 Part B ニャンダルシア町田店
動物園は園長(人間)がトンズラしたので閉園。そこで働いていた1匹は、ネコカフェのネコに転職する。天職かと思われたその場所に、吉津さんがお客としてやって来る。 Part Aのときのクールなビジネスウーマン姿とは180度ちがう、デレデレ具合が最高だった。でも、ネコのふぐりをイジッでいたら、お店から止められるんじゃないの?

・第13話 Part A うちのかみさん 前編
哲二は、家の神棚に手を合わせてみる。すると、産土神(うぶすながみの すなちゃん)が顕現。縁結びに縁があり惚れっぽいすなちゃんに告白する = 徳を積むことで、哲二は見事宝くじに当選。3億円をゲットする。すなちゃんのおかげで、哲二に小さなラッキーが連続するところが面白い。

・第13話 Part B うちのかみさん 後編
高額当選した哲二は、連日遊びまわってドンチャン騒ぎ。放置状態のすなちゃんは、実家に帰ってしまう。仲直りから即結婚の流れもイイのだが、哲二が第1話の主人公と分かったり、神事部(人事部)や神族(親族)といった神ギャグみたいな細かい部分も良かった。

・第14話 Part A 仏アイドル
あみたそ(阿弥陀如来)、のん(観音菩薩)、せっちゃん(勢至菩薩)の3人による仏アイドルユニット・AMD48のライブの様子が、ほぼ全編に渡って描かれる。第1巻では脱衣婆が音楽シーンでトップに上り詰めたし、阿弥陀如来も第7話に登場している。作者の得意な要素を上手くあわせた感じ。あと、ほとんどすべての作詞・作曲を勢至菩薩が担当しているけど、別に音楽に関係した仏というワケではないんだな。

・第14話 Part B 地獄アイドル
閻魔大王(♀)も、アイドルを夢見ていた(身長が10メートルあるので挫折)。経営するスナックに来た脱衣婆ちゃんが『歌ってみた動画』をあげていることを知ったので、自分も挑戦してみるが思いっきりディスられてしまう。しかし、通常業務中にファンの男性がやって来て……。アイドルは無理があるとしても、それこそデスメタルバンドのボーカルとかやればいいんじゃないだろうか?


『教えて!ハル太郎 ハルタってどんなん?』という、二宮香乃先生が描くハルタ紹介マンガペーパーが、挟み込まれていました。これ、ハルタ系のマンガには全部入っているのかな? そしてvol.2につづくということで、来月以降の単行本にも付いてくるということか。


世界八番目の不思議 第1巻の感想






テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/07/18(月) 07:57:31|
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